また別の世界の御話 〜乃木若葉は勇者である〜 作:マンダラック
(おそらく)このサイトで勇者シリーズの初のR-18小説です
最初は個人的に一番報われないと思ったぐんちゃんこと郡千景の章を書いていきます
それではよろしくお願いします
第1話 心の痛みを和らげる人
物心ついたころから私の心はずっと痛みに蝕まれていた。
それも当然だ、父親は性格に問題があり、父の性格のせいで母は他の男と愛し合った。私の生まれた街は小さくて噂が一つ立てばすぐさま広がり、私の両親の事情はあっという間に全体に広がった
「私は…、本当に生まれてよかったの……?」
そんな事を思った時は何度もあった。小学生の時、自分は直接の関わりがないのにいじめを受けた。自分が内気で静かな性格は自分が一番知っている。そのせいで誰にも打ち明けることができなくて、涙が出たことは数えきれない
それに私の両親は離婚しようともしない。何故ならどちらも私を離れてから受け入れることを拒んでいるからだ。そんな事や知っていたり、いじめを受けているのなら自分が誰からも必要とされていないなんて思うのは当然に思えてくる
「誰か…助けて……。お願いだから……」
そんな生活が続いて、中学に入ったその頃からだった。本格的にゲームをやり始めたのは。
元々、自分の殻にこもりがな私はゲームをやっていた。イヤホンを耳につけて外の音を遮断して自分の中に籠る。心の痛みは消えなかったが、嫌な現実を見るよりは目の前にある空想の世界がよかった。
いつかは忘れたが、私が父にゲームを買って欲しいと言うと、父はただ何も口にせず携帯ゲームを買った。それが父が私に送ったただ一つの物だった
ある日、最近やっているRPGゲームをやっていると男子からいきなり声をかけられた
「郡さんもこのゲームやってるの?一緒にやろうよ」
「ごめんなさい、私このゲームあまりやった事ないの。だから他の人とやった方が楽しいわよ」
突然聞かれ、とっさに出たのは拒否の言葉。人に付き合うのは好きでもないし、振り回されたくもない。そう言う私に男子はもう一言
「あ、その装備俺と同じだ。やっぱこの装備にはこの武器だよね」
「そう、それは偶然ね。私はこの武器が気に入ってるの」
その男子と気が合って、5分ほどゲームの事を話していた。すると他の方から男子に声が掛かりそちらの方に向かう前にこういった
「郡さんごめんね。僕友達と遊んでくる。よかったらまた話そうよ。郡さんの笑顔初めて見たことだし」
「あなたとの話、楽しかったわ。よければまた話しましょう」
最後にいって声がする方に走っていった
「そういえば…」
私は心の内にある声を口に出した
「男の子と話をしたのって…、もしかして初めてかしら……」
その言葉を口にするとたちまち顔が赤くなった。名前も知らない男の子と会話をしただけなのに何故こうなったのだろう。
私は私の疑問が解決できずにいたが、ひとまず忘れてゲームをする事にした
はい、前書きが小説ではなかったので運営のアカウントから警告が来たので小説風に書いてみました
ざっくり説明
この世界にバーテックスが攻めてきたのは七夕の次の日というオリジナル設定を元に書いていきます。なので攻めてくるまで日常をかいていき、そこから本格的に話を作ってやっていきます
どうぞご理解のほどよらしくお願いします