夢見て教える快楽
「……なんか、聖杯戦争が終わっても楽しそうね?」
「そうか?」
ベッドの上に転がりながら古めかしい本の頁、その切れ端を眺めている。そこに書かれている文字は地上に今あるどの文字にも似ているようで違う文字であり、魔術的な記号や法則性によって描かれている魔導書の切れ端である―――即ち、シェムハザの置き土産である万魔教典、その頁の一つになる。というかこれ一枚しか残らなかった。だが業剣を放ってこの頁が残った辺り、シェムハザも狙ってこれを残したのだと思う。確かに、この魔術の記された頁はシェムハザからすれば
それをベッドで俯せになりながら眺めており、その背に愛歌が乗っている。
普段は下着にインナーという姿で室内はグダグダやっているのだが、このインナーも愛歌が謎技術で軽く改造し、対魔力性能を向上させつつ背中を大きく開けて、首下から腰までオープンな状態になっている。そう、まるでお空の某耳長種族の様に。おかげでジャケットなしだとそこそこ横乳案件である。
そしてこうやって背中を見せて寝っ転がっていると、隙間から手を入れて胸を揉んでくる。刺激する様にではなく、感触を楽しむ様に触れてくるから必要以上に発情する事もないが、この色情魔っぷりは果たして俺が抱いているからそうなったのか、それとも元々そういう感じだったのか。いや、大体合わせ技だよな……、と最近は反省する事もなく思っている。
我が家は割と性には奔放である。或いはセックス中毒。それで何かが悪くわけではないので、別にこれでもいいのだが。それはそれとして、
「んー、それ、第三魔法に関連する魔術に関してよね?」
「あ、解るんだ」
「まぁ、昔見て覚えた物が消える訳じゃないですしね。とはいえ、流石シェムハザね……がちがち暗号化してあるわね。読むのに結構苦労しそうだけど……でも見た感じ、結構解読出来てるのね?」
「まあの」
第三魔法、現代での呼び名はヘヴンスフィール、或いは魂の物質化だ。おそらく物語において最も有名であり、英霊召喚が行われている三千世界で最も仕事をしている魔法だろう。まぁ、魔法ではなく魔術だが。英霊も第三魔法の産物の魔術であるし、聖杯戦争そのものがそうだ。聖杯戦争はその魔術を魔法へと完成させるシステムだと言っても良いのだから。
そんな第三魔法に属する魔術だが、やはりそのベースは魂に構築されている。全ての生物に宿る魂。それに干渉する手段が第三の魔術である。魔法の領域にならなければ魂そのものを物質化することはできないが、
例えば不死―――肉体を乗り換えた所で
ちなみに他の魔法でも疑似的な不死は可能である。第二なら可能性でどうとでもなるし、第一はそもそもの劣化を否定すればいいし、第五は適当にぶっ飛ばせば消える。なので魔法使いにとって不死への壁はあってないようなものだ。まぁ、それはともかく、シェムハザの遺した頁はそういう魔術であり、その他にも魂をベースとした魔術の術式が記載されている頁だった。
おそらくは此方がレイシフト適性が0でありこの先の戦い、カルデアで一戦も出来ない事を考慮して置いて行ってくれたのだろう。
本当に困ったものだった。カルデアのマスター適性でまさかの0%が出たのだ。1%あればどうにかできる魔道元帥もこれには大爆笑。なお愛歌はその適性が奇跡の100%であった。ざけんなよお前、人理焼却に介入して助ける計画が全部パァじゃねーか! どうしてくれんだよ!
まぁ、そういう訳でカルデアの
肉を捨て、魔力で肉体を構築するサーヴァントがレイシフト出来るのは魔術的存在であり、ネックとなる肉体の適性を参照されないからだ。だからサーヴァントはあっさりとレイシフトが出来る。だから自分をサーヴァントと同じ方法で魂を保護して加工すれば、サーヴァント級に劣化しつつもレイシフトが出来るのではないか? という事実が今、覚えつつある。
いや、そうする為に頑張って勉強しているのだが。
「それはそれとして、なんかの成果はあったの?」
「あったぞー、見てみるか?」
「あ、見てみたいかも」
「んじゃあ、今から使うな」
頁をカードに戻しつつ、一瞬で魔術は完了する。本来であれば面倒な処理が幾つかある。相手を目視しなきゃならないとか、認識とか、座標とか。だがそこらへんは全て千里眼でスキップして魔術完了である。魔術が完了するのと同時に感触と視界が一瞬で変動する。
髪が減ったのか頭が少し軽く感じられ、また体を包む感触も変わってくる。胸も軽く、そして下半身に軽い熱を感じる。
「あらやだ、すっかり発情しちゃってるわね」
『……あれ? 今かってに口が動いた? というか口が動かないわね、ってこれ、もしかして……』
「えぇ、そうよ。憑依魔術よ。貴女の体に少しお邪魔させて貰うわね」
愛歌の声で、愛歌らしい言葉で言わせて貰おう。
そう、シェムハザの魔術を使って一時的な魂の移動による憑依魔術を行使したのだ。意識ではなく魂の移動なので魔術的レジストではなく、魂の強さと知識、そしてこの魔術に対する理解によって抵抗するという変わり種ではある。無論、魔術に対する知識や回路がゼロであればどれだけ魂が強くても一瞬で体を乗っ取られる。これはそういう憑依魔術だ。ちなみに心臓をぶち抜いても死ぬのは心臓をぶち抜かれた者だけだ。物理的に攻撃して魂に攻撃している訳じゃないのだから当然だ。憑依系統の魔術でも最も悪辣で邪悪で、それでいて問答無用と呼べる魔術だ。流石シェムニキ、恐ろしい魔術を持っているぜ。
「その気になれば魂と同化したり、眠らせたり、記憶を読んでその人物に成り切る事が出来たり結構悪辣な術なのよね。ただこれを使えばレイシフト適性のある人間の体を使って特異点に介入したりも出来る、という部分もあるのよね……まぁ、
とはいえ、それ以外にも使い道がこの魔術にはある。
無言のまま、両手をスカートの端へと持って行き、愛歌のスカートの端を持ち上げる。その下に隠されていた秘部は既に十分に濡れており、同時に下着の類を付けていない事を証明していた。それを前後軽く動かせば抜け殻になっている自分の体の背中に秘部が密着し、ぬちゃぬちゃと音を立てながら下半身に快楽を送り込んでくる。
「んっ……どうかしら? この魔術を使えばこんな風に一方的に好き勝手出来るのよ?」
愛歌へと向かって腰の動きを止めながら反応を求めれば、内側から愛歌の声が返ってきた。
『私達今、本当の意味で一つになっているのね♡』
「……駄目だこりゃ」
内側にいる愛歌がその想像と理解だけで軽く意識的な絶頂に至っている。いったい誰が彼女をこんなにしたのだ―――と思ったけど、元々彼女はマザーハーロットの資格を保有する獣候補の一人だ。エロ方面に覚醒させたらこんなもんになるよなぁ、と改めて理解した。
思いつつボタンの上を脱いで、ドレスを半脱ぎ状態にする。そうやって起伏の無い胸を晒し、それを両手で隠す様に手を動かす。やはり、小さい。だが桜色の突起は既に勃起しており、敏感に快楽を求めている。その周辺をまずは軽く揉んで感度と感触を確かめ、そのまま自分の体の背に倒れる。
そして俯せのまま倒れている自分の体、インナーの横から手を差し込んで、インナーと胸に挟まれる様に自分の体の胸を掴んだ。インナーに圧迫される様に手は胸の中に沈み込み、胸の中に指が沈み込む。愛歌の指が細く、小さいという事もあるが、レティと融合した結果胸がまた一回り大きくなったという事実もある。指が沈み込んで胸に包まれる様な感触は普通は味わえない。自分で自分の胸を揉むのとはまた違う感覚。他人の体、手で自分の胸を揉むのはやはり興奮が違う。
普段は貧乳ロリの相手ばかりをしているのもあって、大きな胸を揉むのはやはり新鮮な感覚だった。内側で肉体の支配権を奪われている愛歌もこれを見ているだけで非常に興奮しているのか、歓喜と興奮の感情をダイレクトに伝えており、それが自分の興奮と合わさって更に体を火照らす。何時の間にか後背位で犯す様に自分の体の背中に腰を擦り付け、そして胸も大きく空いた背中に押し付けていた。
「んっ、あんっ♡ か、感度がまるで違うっ……♡」
完全に勃起して剥き出しになっている淫芽が腰を動かす度にしなやかなキョウの腰や背中に擦り付けられた秘部を愛液で溢れ出させ、同じように動くたびに擦り付けられる乳首からも快感が送り込まれてくる。
犯すのとは違う、じんじんと広がって行く快楽と胸を揉むの気持ちよさに、連続で絶頂を迎えながら腰を濡らす様に潮を吹く。強い絶頂の感触に肌全体が敏感になり、触れているだけで乳首と淫芽が体を快楽で犯してくる。
「はぁ、はぁ♡ やばい、自分の体じゃないのも楽しいわね」
息を荒げながらぐったりとキョウの背中に倒れたまま、動きを止める。軽く脱力しながらも、体に残る快楽の余韻に、さらに快楽を求めそうになる。だがキョウの胸を軽くもみ続けてその感触を確かめながら、体の動きは止める。
「ふふ、そうだ、どうせなら普段は手を出せない子に手を出してみようかしら」
『へぇー……例えば?』
さっきまで絶頂してたのに意識の回復が早いなぁ、と思いつつ笑みを愛歌の体で浮かべる。前々から一回、犯してみたいとは思っていた体なのだ。何せすさまじく整ったプロポーションに、一度は揉んでみたいと思わせるその胸、そして何よりも手折る事を許さないような高貴な雰囲気。ああいうどこまでも気丈で誇り高い女を滅茶苦茶にしてやりたいとは思っていた。
『あら―――ルヴィアを犯すつもりなのね』
「えぇ、そうよ。だってあの澄まし顔を一度はとろとろに溶かしてみたいとは思わないかしら? あの胸もたぶん誰にも触れられたことはないのよ? そんなの勿体ないわ。彼女みたいな女性は徹底的に屈服させたいと思うの」
『友人で恩人に対して本当に酷いわね―――でもいいわ、私も同じことを思うわ』
友人―――それも恩人とも言えるルヴィアを犯したい。その欲望がある。頭がおかしいのでは? と思われたらそれはそれでしょうがない。実際に心の底からそう思っているのだから。あの我儘な体を好き勝手出来ると思えばそれだけで軽く興奮できる。愛歌の体を少し楽しむだけでこれなのだ。
ルヴィアも絶対に期待できる。
自然と、笑みが口元に浮かぶ。自分の体に愛歌がそうするであろうに首筋に軽く口づけを交わし、体に感じる快楽の余韻のままに、
ルヴィアを迎える為の準備を行う事にした。
「んっ―――成功ですわね」
諸々の準備を終わらせて魔術を使用すれば一瞬でルヴィアへの憑依が完了する。口から出てくるルヴィアの声に成功を確信し、同時に乗っ取った事で一時的にルヴィア本人の意識がダウンしている事を確認する。タイミング的にもルヴィアが一人になった時、自室にいる時を狙ったので決定的瞬間を目撃した存在はなく、ルヴィアの体の奪取に完全に成功していた。
「あれほど犯してみたいと思った身体ではありますが、こうやって見ればあっけなく手に入るものですわね」
ルヴィアの口調をトレースしつつ自分の言葉を吐き、シェムニキに感謝する。サンキューシェムニキ、フォーエバーシェムニキ。カルデアで召喚されたら今度は魔法と魔術悪用して遊ぼうぜ、と心の中に言葉を刻みながら周囲へと視線を向ける。
ルヴィアの部屋は女の子らしさは薄いが、それでも人形の類は飾られている。だが求めているのはそれではなく、姿見だ。そして女性である以上、身だしなみに気を遣うのだから当然設置してある。室内にあったそれを覗き込めば、金に青をベースとしたドレスに身を通し、右側に髪をカールさせて纏めるルヴィアの姿が見えた。
「あら、中々珍しい恰好ですわね」
ドレス部分は上乳を出すような恰好になっており、露出するその部分を隠す様に黒いインナーシャツを着ている様な恰好になっている。普段の白と青のドレスとはまた違うタイプの恰好に、やはり身だしなみには気を使っているのだな、とルヴィアの女子力の高さを見た。
「ま、これからそれもぐちゃぐちゃにするのですが」
ルヴィアの声でそう言うと中々興奮してくる。しかしシャツ部分は邪魔だな、と思わなくもない。脱ぐのは簡単そうで、ボタンを外せば後は普通の服の様に脱げるように見える。背中を姿見に映せばそれで背中が大きく晒されるのも見える。まぁ、問題はない。さっくりとインナー部分を脱いでスリットが入ったイブニングドレスの様な恰好となった。
その状態で姿見を眺めながら両手で胸を持ち上げた。
「凄いですわね、このサイズは……」
重い。キョウも中々大きさはあると思ったが、ルヴィアのこれもかなり大きい。自分のそれに匹敵する巨乳だ。手で持ち上げる中に重量感を感じ、持ち上げるだけで少しだけ体が軽くなったように感じる……そしてその感触で、ドレス自体が一つ、ブラジャーの様な役割を果たしているのだという事を理解した。女の服装は中々奥が深いな、と思いながら持ち上げた胸を両手で掴み、そして指を食い込ませる。
「んっ……感度の方も悪くはないですわね。愛歌の方は軽く感じるだけでも絶頂しちゃう程敏感でしたが、こっちの方が長く楽しめそうですわね」
胸に沈み込む指の感触をある程度楽しんでから胸を解放する。流石にエーデルフェルト家の中で好き勝手やるのは拙い。ここには使用人もいるのだから、変な行動を取れば疑われるだろう。なのでまずはルヴィアを好き勝手出来る環境に―――つまりは自分の部屋へと連れ込む必要がある。
が、これはそこまで難しくはない。
部屋を出て、
「キョウに会いに行ってきますわ! 少々立て込む話もありますから、遅れると思いなさい」
「了解しました、お嬢様」
正面から怯える事無く、隠れる事無く堂々と出て行けばよい。そもそもルヴィアの事は良く知っているのだから、彼女の事を演じるのは難しくはないし、そもそも友好関係にあって話し合ったりする仲なのだから話に行くと言えば全く問題ない。
なのでそのまま、疑われる事もなく、屋敷を出てカレッジの寮へと向かう。ルヴィアの体で歩きながらやはり体が違うせいか、やや視線を高く感じるし、体のバランスも違って少しだけ、歩きづらい。とはいえ鍛えられたルヴィアの体は別の意味で動かしやすくも感じる。
ただ、それとは別に―――そろそろ、自分の個人用の家でも購入したいな、と思う事はある。
愛歌が引っ越してきた部屋を更に拡張し、風呂場を広げて風呂も導入したが、それでもそろそろ周りを気にしなくて良い一軒家が欲しいと思える頃だ。時計塔内部ではなく、外の周辺街にあるのが良いだろうと思う。そこに一軒家を今度購入するか、と考える。何、小聖杯はあるのだから、金は何とかなるのだ。
カルデアでバイトすればいいし。
そんな事を考えている間に寮に帰還―――いや、ルヴィアとして考えれば到着する。そのまま部屋の前まで移動したところで、扉をノックする。
「愛歌、私が来ましたわよ」
「はーい、
完全にノリノリな愛歌を見ていると自分がやっている事は実は正義では……? と思いそうになるので、この幼女を基準に出すのは絶対にやめよう、と心の中で硬く誓う。まぁ、それでも大分セックス漬けの生活を過ごしていると思うが。そこらへん、ホットラインで質問してみると割と皆そうらしいが、
良く考えたらお前らの基準古代とか神話ベースじゃねぇか!
まぁ、今さら遅い。
「ではお邪魔しますわね?」
室内に上がり、ハイヒールを脱ぐ。最近の部屋の改装で日本風に段々と近づけているのはやはり、自分と愛歌がそっちのライフスタイルのが馴染みが深いだろうから―――まぁ、ともあれ、これでルヴィアの体を完全に自室へと連れ込んでしまった。
もう後戻りはできない。
最初からするつもりもないが。
「で、結局はどういう趣向なのかしら? 準備しておいて、というからあちらの方は準備を完了させたけど」
彼方、とは勿論キョウの体の方だ。自分の大切な大切なボディでの準備を頼んで愛歌には進めて貰っていた。先に自分の体が待っている寝室へと愛歌が向かいながらそうね、とルヴィアの口で零す。
「そう難しい話ではありませんわ、
「ふーん、成程ね。確かに楽しそうね」
人差し指を口元へと持って行き、蠱惑的に笑う愛歌が一足先に寝室に入った。そしてその先でするり、と衣擦れの音をさせながら愛歌が服を脱ぎ捨て、裸身を晒した。
その先にあるのはベッドの上にある自分の体で、既に十分に発情しているその体は陰部が濡れに塗れて、その秘部には双頭ペニスディルドが既に挿入されている。つまり、準備とは十分に膣を濡らしてディルドを挿入させておく事だ。ぶっちゃけ、魔術的に生やす事は難しくはない。
とはいえ、このディルドは犯されながら犯すという二種の快楽を同時に送ってくれる。これが普通に生やすだけだと犯す悦びだけだ。しかも射精するので体に限界が来る。そう考えると射精せずに男も女も味わえるあのディルドの方が優秀なのだ、
オナホキメラの魔術師は罪深い……。奴は男性からセフレという概念を今、奪おうとしているのだ。男にはオナホキメラを、女には双頭ペニスディルドを。それを売った結果人類の少子化に―――なるわけねぇな、とくだらない考えを頭の外へと放りだして、ベッドの上に準備万端で横たわる我が体を見た。魂が空っぽである為、完全に抜け殻となっている自分の体は動くことはないが、身体機能は生きており、普通に暖かく、生きている。ただ、自発的に動かないだけだ。
そうやってキョウの体を確認したところで、ルヴィアの体の内側へと意識を向け、そこで魔術によって一時的に埋没し、眠っているルヴィアの意識を刺激する。だが完全に起こすわけではない。半分だけ。夢心地の様な気分にさせるのだ。
そう、今のルヴィアはまるで夢を見ているかのような状態になる。
ルヴィアが夢を見ている体でセックスをし、本人が半分だけ意識している状態で体を調教し、此方を意識し、最終的に完全に起きている状態でもセックスを可能とさせるのだ!
作戦名、夢見るルヴィアである。
そういう訳で事前に全ての服装が自分から剥がれており、臨戦態勢で続きを待ち望んでいる。
『ん……? 私は……』
と、指向している間にルヴィアが半分だけだが覚醒した。状況を意識しているのなら動いてもいいだろう。今のルヴィアは半分寝ぼけている様な状態で、自分の目で状況を見ているだけだ。その意思に体の制御は存在しない。そしてその代わりに俺が体を動かす。
「あぁ、待たせましたわねキョウ……今、その体を慰めてあげますわ」
『これ……は……?』
ルヴィアの疑問を気にする事無くベッドの上に乗り、そのまま眠っている自分の下半身の体を寄せた。マジマジと秘部から生えるように伸びる疑似ペニスの姿を見て、内側のルヴィアが驚愕と困惑に飲み込まれるのを感じた。そのまま、ドレスの胸元を指で引っ掛け、擦り下げるように引っ張った。
ぷるん、と軽く弾みながら胸がドレスの拘束から解放された。ドレスによって圧迫されていたのか抑え込まれていたのか、胸が解放されるのと同時にもう少しだけ大きく見えた。
「ふふ……」
『え、いや、私は―――』
その溢れるほどの巨大な胸を持ち上げて、下半身から生えている物を間に挟む様に被せた。そう、パイズリの姿勢だ。ルヴィアのあの巨大な胸で逸物を偽物とはいえ、挟めるのだからやはり凄まじい。そして胸を寄せて挟んでしまえば、逸物の先っぽを残して隠れてしまう。それを舌先で軽く舐めるように刺激してから胸を両側から掴む様に支え、逸物を揉み始める。
『ま、待って、こんなのおかしいですわ!』
重量感のある胸に包まれた逸物がその興奮を示す様に反り返りを見せ、凄まじい硬度を胸の中で見せる。熱いとも表現できるそれから感じる熱に、自然とルヴィアの体そのものが行為と状況に興奮を覚え始める。困惑しているルヴィアとは別に、感覚を支配しているのは此方なのだから当然だ。そして体が感じる興奮がダイレクトにルヴィアへと伝わり、その声に羞恥心が混じる。内側から感じる羞恥と混乱の声が可愛らしい。
「どうですか、キョウ? 私の胸は。こうやって奉仕するのは貴女が初めてですのよ」
ルヴィアの口で、声で言うと更に興奮する。下半身に熱が集まるのを感じながらも、自分からも快楽を感じる為に胸の先端―――既に勃起し始めている乳首の周りを軽く掴む様に抑え、疑似ペニスを擦り上げる動きを変えて行く。最初は上下に動かす運動だったが、今度はグラインドの動きに―――乳首と乳首をこすり合わせる様な動きだ。
「あっ、はっ♡ だめ、私が奉仕しなくてはいけませんのに♡」
『ち、違います、こんなのおかしいですわ』
そうは言うものの、体は素直なもので乳首を通して感じる快楽に胸から体が火照り始める。疑似であって本物ではないから射精せず、行為自体が無意味なのだがそれでも資格の暴力は興奮を生む。舌先で胸の間から出てくる亀頭を舐めながら乳首を擦り合わせて胸を動かす。ルヴィアの姿で強制的に奉仕している、口を使ってまで―――というのは流石に股間に悪い。
さらに興奮し、股が濡れて行くのを感じる。
『こ、こんなの私じゃないですわ……』
明らかに興奮と情欲が僅かににじんだ声だった。だから笑みを浮かべ、絶頂を迎える寸前で動きを止めた。
「そう―――なら別にどう振る舞おうが私の勝手ですわね? 都合の良い事にキョウは眠っているようですし、これなら遠慮なく楽しめそうですわ」
『そ、そんな事は―――』
「大丈夫ですわ、ルヴィア。私は貴女、貴女は私。私はただ私が普段抑圧している気持ちを代弁しているだけに過ぎませんわ……さぁ、気持ちよくなって愉しみましょう?」
下半身から胸を解放しつつ、ベッドの上で膝を折ってスカートの端を掴んでスカートを持ち上げた。そして確認すればその下に隠れている下着がぐっしょりと濡れているのが解る。勃起している淫芽が黒い下着を主張する様に軽く押し上げており、片手を股間に伸ばせば、程よい刺激が体に走るのを感じる。やはり、愛歌の体が敏感すぎるらしい。だがこれなら多少激しくても問題ないだろうと確認し、さっそく下着を脱いだ。
『待ってください、これが夢だとしてもこんなことはあり得ませんわ! 彼女は私の友人です』
「友人だから、と遠慮する必要はないですわ、ルヴィア。えぇ、私の事ですから気持ちは良く解りますわ♡」
無論、口から出まかせである。だがそれを判断することがルヴィアには出来ない。そしてこれからの行動は求められない。なのでそのまま、スカートを持ち上げた状態で秘部を、割れ目をペニスに押し付けるようにし、竿が割れ目に食い込む様に押し付けたまま、それが反り返り腹に付く様に押し倒す。反発する竿が割れ目へと食い込み、それが秘部に入る事はなくも、秘肉を開き、その入り口をじれったく刺激しながら淫芽に触れる。丁度カリ部分が淫芽に引っかかる様な状態で前に倒れ込む。
柔らかい胸と胸が衝突し、大質量の胸がお互いを受け入れて変形する。その際、乳首が乳首と掠れて刺激を胸に走らせる。それで絶頂しそうになるのを堪えながら、キョウの顔へと―――口元へと顔を寄せる。
『だ、だめです、その先はだめですわ!』
腰を動かし始め、淫芽を刺激しつつ体全体を動かして乳首と乳首を動かす。体を動かす度に刺激される下半身と上半身が断続的な快楽を全身に送り込み、一瞬で脳味噌を支配するような刺激を送り込んでくる。まるでマシュマロの様に動かす度に変形する胸の形を自分の感覚として感じながら、体に絶頂の予感が沸き上がってくるのを感じる。体のリズムをそれでも崩す事無く、
「それでは、捧げさせて貰いますわね」
『だ、だめ―――♡♡♡』
口づけを交わし、おそらくはルヴィアのファーストキスを奪いながら胸と淫芽への愛撫で二重に絶頂を感じる。下半身と胸に来る同時絶頂に目を見開きながらも、舌で唇を割って舌を口内に侵入させ、キョウの口を犯す。憑依して奪った体で自分自身を一方的に犯す、通常では味わえない背徳的な禁忌に更に興奮と情欲を感じてしまい、さらに股間が濡れる。それでさらに滑りを得た腰が滑らかに動く様になり、竿に割れ目を擦り付ける行為が更に加速する。
『っ、だめ、あたまが♡』
我慢する事も出来ずに感じる快楽はやはり次元が違う。ルヴィアの意思は抵抗しようとも、操縦権を握る意思と体がそれに抗う事無く貪っているのだ。それをルヴィアの意識はダイレクトに受け取っているに過ぎない。耐えられるはずもなく、
「さ、もっと、もっと求めますわよ……?」
竿と擦り付ける割れ目の腰の動きを更に一回大きくし、ワザとその狙い場所をズラし、そのまま一気に腰を叩きつける。
「あっ、はっ、来た♡」
『わたしのなか、に♡』
既に十分な湿り気を帯びていた秘部を割って、一気に秘肉をかき分けながら膣に疑似ペニスが押し込まれた。一気にそのまま膣奥まで押し込み、息を吐き出しながら両手で体を支え、持ち合上げる。ここまで来ると服も邪魔になってくるだけでしかない。スリット部分を掴んで一気に引き裂き、それを広げながら破り捨てた。
そうやってルヴィアとキョウの接合部へと視線を向けた。愛歌では膣が小さい事もあって一番奥まで入り切らなかったが、膣の最奥まで押し込まれた結果、秘部と秘部がキスするような形にまで深く繋がっていた。ルヴィアの膣からは赤い液体が僅かにだが流れており、彼女が破瓜を迎えたのを知らしめた。
『は、はじめてが♡』
「捧げられて幸せですわよね、だってこんなに気持ちいいのですもの」
腰を完全に接触させるほど密着させてから前に軽く倒れるように手を両脇に付き、腰を持ち上げた。疑似ペニスのカリが膣壁に引っかかりながら引き抜かれて行く感覚に言葉を失い、ペニスと膣と両方から感じる快楽に、脳味噌が一気に白く染まる。
『あ゛―……♡』
ダイレクトに伝わってくる快楽に馬鹿になるルヴィアの声を聴きながら、一気に腰を落とした。動かない体を相手に一方的に体を動かす姿はレイプの様なもので、一方的な支配感と充足感、そして今、完全にルヴィアを支配している感覚に快楽と興奮しか感じられなくなっている。
「あ♡ あ♡ あ♡」
我慢するまでもなく声に出しながら喘ぎ声を漏らす。ペニスが出し入れする度に感じる快楽の総量は完全に人間の許容できる範囲を超過している。それでも、
「あら、そろそろ私も混ぜて貰おうかしら? 見ているだけというのも寂しいしね」
そう言って腰を動かしている此方の姿に裸身の愛歌が迫って来た。体を隠す気配もない彼女の姿をルヴィアは―――疑問に思わない。既に意識は快楽によって馬鹿になっており、それを受け入れるだけの状態になっていた。
『だ、だめ♡ 止まらないですわ♡ 気持ちいい♡』
「でしょう? さ、手伝うわルヴィア」
そう言って愛歌が正面に来ると腰を振る此方の前に膝を曲げて座り込み、騎乗位で限界まで貪る此方の体の胸を掴み、揉み上げながら乳首を吸い上げるように口を寄せて来た。体の内側から来る快楽と、そして胸から来る快楽に完全に脳味噌がパンクし始める。
「あぁ、良いですわ、もっと、もっと」
『もっと欲しいですわ♡』
「ふふ、お望み通りに与えるわね」
さらに淫芽を騎乗位の最中に摘み、性感帯を一気に刺激してくる。全身を駆け抜ける快楽に目の端から涙が流れ始める。口も喘ぎ声を零したまま閉じず、口の端からよだれが軽くだが流れる。だあそんな事を気にしないほどに脳味噌と、体は快楽を求めていた。膣壁を削る感触と削られる感触に淫芽と乳首を弄られ、全身が性感帯になったような快楽に、
あっけなく体が絶頂へと至る。
『あ―――♡ あ―――♡』
最奥へと疑似ペニスが到達するのと同時に、腰の動きが完全に停止し、背中を震わせながら絶頂に至っていた。口をパクパクさせながら酸素を吸い込み、敏感になった肌を収めるように、ゆっくりと腰をグラインドさせるように動く。
「はぁ♡ はぁ♡ ……あぁ、なにもしなくても気絶しちゃったわルヴィア……」
「流石に初回フルコースは重すぎたんじゃないかしら」
そう思う? と呟きながらルヴィアの腰をゆっくりとグラインドセックスするのを止めない。愛歌も全く指や揉む動きを止めていないし、余裕なのは見て取れる事だった。ルヴィアもルヴィアで結構体力があるので、ワンラウンド程度はまだ余裕の範囲だったりする。
「あー、やばい。楽しいわ。ルヴィアが気絶している間にもう数ラウンド回るか」
「飽きないわねー。私もそうだけど」
破界衝動を性欲に変換して発散しているのだからそりゃそうだよ、という話でもある。とはいえ、純粋にセックスが楽しいという事もある。魔法使えば色素沈着とかグロマン化する心配もないし、どれだけセックスしても気持ちが良いだけで一切あと腐れがないのだ。
それはそれとして、同じことを何度も続けるのは飽きるのでこういう風に変化球が欲しいのだが。クズの発想だが―――古来から英雄ってのは大体クズばかりだからしょうがない。
それはそれとして、膣の中がまだまだペニスを求めているのを感じる。快楽を求めるからだはこれぐらいで終わらないらしい。徐々にグラインドさせる動きを強めながら、両手で愛歌を抱き込み、片手を背後から回り込む様に秘部へと差し込む。
「あんっ♡」
酷い事をやっている自覚はあったが―――それでもどうにも、自分を止められそうにはなかった。
憑依、TS、調教、レイプ、ロリ、金髪巨乳、レズ、双頭ディルドと性癖と属性の詰め合わせである。
試験的にハートとpink色を実装。視覚的にももっと淫靡になったかな……? って感じはあるけどやっぱ背景の問題があるな。
運営さん、背景色指定する機能ください