※この作品はR-18です。

東京キングダムでイき抜く魔族さん   作:ヤトラ

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活動報告で沢山の意見が寄せられました、ありがとうございます!
多くの読者様が考えてくれると思うと、嬉しさが込み上げてきます(笑)

ちょこっとだけエロシーンを挟み、今後の組織経営へのフラグを建てる話です。

ふたなり・媚薬責め・淫紋要素があります。苦手な方はご注意ください。


凌辱:レベッカ=シルキー

 対魔忍との包囲戦から数日後。オスカーは魔界騎士イングリッドより呼び出され、ノマド本社へと足を運んでいた。

 現在はスーツ姿のイングリッドとオスカーがテーブルを挟んで対面している。イングリッドは相変わらず威厳のある佇まいだが、彼女に慣れたのかオスカーは普段通りに微笑んでいた。

 

「ご苦労だった。まさかレベッカ=シルキーを討伐するどころか生捕りにするとは」

 

「一時は対魔忍共々逃げられたのでどうなるかと思いましたが、運が良かったです」

 

 レベッカをイ・グーが捕獲したという事実は瞬く間に東京キングダムに知れ渡った。対魔忍にして騎士を名乗るレベッカの知名度はネームドの中でもトップクラスに位置していた為、それが事実と知れば誰もが驚く事になる。

 捕らえたレベッカはイングリッドに献上。幾多もの拘束具に包まれた彼女を引き渡す様はノマド関連者の注目を集め、朧の嫉妬心を大いに刺激した。

 

 これで名実ともにイ・グーという組織はノマドに知れ渡った。下っ端とはいえノマド入りしたとしても問題ないレベルに。

 しかも包囲戦に参加していたイングリッドの配下からの評価も高い。まさか組織のボスが肉壁となって自分らを守るとは思ってもいなかったからだ。

 よって配下からの報告書は丁寧なもので、イングリッドに解り易くイ・グーの評価を伝え、その実用性を理解する事が出来た。総合的に言えば「まぁ役に立つ組織」という程度だが。

 

「では約束通り、今後は私の配下として存分に働いてもらう。働き次第では多少の資金及び人員の援助を約束する」

 

「ありがとうございます、イングリッド様。これからは私達一同、誠心誠意を込めてノマドに尽くします」

 

 ノマドという後ろ盾を得て、高名な魔界騎士の配下となった。個人営業のような弱小組織を営んでいたオスカーは大きな達成感を得る事が出来た。

 内心感激で嬉し涙を零しながら、オスカーは普段通りの笑みを浮かべつつ、深々と頭を下げる。元より魔族贔屓な思考故に、イングリッドやノマドに従う事に抵抗はない。

 

「では早速だが、貴様に依頼したいことがある」

 

「私達に出来る事なら何なりと」

 

 まぁ実績を得たとはいえ、入り立てだから評価が低いのは仕方ないし、元よりイングリッド様は上から目線が通常運転。オスカーは気にしないし。

 

 

 ――しかし、イングリッドより与えられた依頼は意外な物であった。

 

 

―――

 

 オスカー=ライマキーと呼ばれる化物に拉致され、魔族が蔓延るノマドに売り飛ばされたレベッカ=シルキーの末路は、当然ながら悲惨なものだった。

 

 武装は全て没収、魔族の魔術師により刻印を刻まれて言いなりとなり、娼婦として凌辱・調教される。女対魔忍は実力が高い者ほど、魅力的な肉体を持ちながら性経験が乏しい傾向にあるからだ。

 レベッカは胸こそ控えめだが美貌・肉体美ともに優れており、高貴な性格は落とし甲斐があると多くの調教師が我先にと彼女を求める。彼女を上手く調教すればイングリッドへの印象も上がるし。

 

 その白羽の矢が刺さったのは、イングリッドからの信頼も厚い調教師……淫魔の調教師リリーナだ。オスカーの何気ない推薦もあったりする。

 守備範囲の広いリリーナはレベッカの美貌を大層気に入り、自身の高級娼館の新たなスターにしようと張り切っていた。飛びっきりの淫乱に育ててやろうと奮起して。

 

 レベッカは騎士道に重んじて敗北を受け止めるも、心までは淫靡に染まるものかと意気込んでいた―――だがリリーナの切り札は、それを容易く飲み込めるのだ。

 

「ひあっ、あっ、あっ、はあぁぁんっ!」

 

「あひぇあぁぁっ♪ 気持ちいいっ、気持ちいいよぉぉっ! レベッカのキツマンコ、すっごくいいぃぃっ!」

 

 夜……リリーナが営む娼館は普段よりも大勢の来客で賑わっていた。その注目はステージに設置されたガラスケース内で行われている性行為に向けられている。

 

 職人技を思わせる装飾が施されたガラスケースの中では2人の美女が痴態を繰り広げている。1人は先日囚われた事で有名になったレベッカ、もう1人はこの娼館の花形スターであるロージィだった。

 

 ロージィ・ザ・カウスレイブ。亡霊の名を捨て牛奴隷の名を与えられた元怪盗は、今では調教・搾精・搾乳・肉奴隷と様々な役割をこなす稼ぎ頭と化していた。

 彼女は幸せそうな表情を浮かべたまま、首輪のカウベルを鳴らしながらガニ股で激しい腰遣いを披露。己の頭の倍はある超乳の先端には乳を搾るミルカーが装着されており、揺らしながら母乳を搾り取られている。

 このようなガラスケースに閉じ込めているのも、ロージィの異能たる催淫液がお客様に及ばない為である。両腕は背中に回され拘束しているが、これは単なるリリーナの趣味だ。

 

 ロージィのフタナリチンポに犯されているレベッカは、ガラスケースの天井から伸びる鎖で両腕を縛られ、催淫液となるロージィの先走り汁によってかなり興奮していた。先程イマラチオで吐き出された精液の効果も合わさっている。

 今日の舞台の為にリリーナは様々な調教をレベッカに課してきた。処女消失からアナル開発と快楽責めを施され、トドメとして今日のロージィとのセックス。徹底的な快楽責めだった。

 

「ふぁ、あんっ、あっ、見られ、見られて、ますぅ! 大勢の人が、私を……見てぇっ、見て、くださいぃぃっ!」

 

「んぁ、ん、んぉ、おおぉぉんっ♪ 見られて気持ちいいでしょぉ? 僕と一緒に、ド変態奴隷になっちゃいな……よぉぉっ♪」

 

「んきゃぁぁぁっ! 奥、ワギナの奥、ズドンッてぇぇっ」

 

 大きく腰を引いて一気に最深まで突き上げる。レベッカの身体も大きく揺れ、喉の奥から大きな嬌声が上がる。見えづらいが腹部が小さく隆起している。

 2人の嬌声はスピーカー越しに伝わっていく。淫猥極まりない会話と腰を打ち付ける音を直に聞けないのは残念だが、それでも客人の興奮を買っていた。

 何度もステージ上で淫らに演じているロージィはともかく、今回が初のステージ、つまりは初の露出調教でもあるのにレベッカは客の視線で快感を得ていた。

 その快感は膣壁にも影響し、ピストン運動を繰り返しているロージィのフタナリチンポをヒダや膣壁が刺激する。まるで精液を欲しているかのように。

 

「レベッカのマンコ、急にウネウネしだしてっ、またすっごい量のザーメン出そう……っ!」

 

「あ、んぁっ、あっあっあっ、子宮口、コツコツらめ、気持ちいっ」

 

 ただでさえキツいのに膣壁が蠢いてペニスを刺激してくる事で込み上げる射精感。子宮に吐き出そうとロージィは腰と尻肉を密着させ短く速いペースで打ち付ける。

 パンパンと小刻みに打ち付ける音が響き、亀頭が子宮をコツコツと叩く。女性の急所を何度も小突かれてレベッカも気持ちよさそうに体全体を揺らして相手の腰遣いに合わせた。

 

「出すよ? 出すよっ? 嫌がっても出す! レベッカにたぁっぷりザーメン御馳走しちゃうっ」

 

「いひゃぁぁぁ! これ以上エッチになるザーメン注がないでぇっ! 出すなら、出すならせめて外にっ!」

 

「気づくのが遅いよバーカっ!」

 

 セックスに加え周囲の視線にロージィの催淫効果。こんな立て続けに責めてくる快楽に心身ともに浸っていたレベッカの脳内に今更なレッドアラートを鳴らした。

 ロージィの催淫効果は短期間とはいえ散々味わってきた。これ以上味わったら更に変になると危惧して泣いて拒絶するも、ロージィは小馬鹿にして更に腰遣いを早めた。両腕が拘束されてなければ腰を掴む程の勢いだ。

 

 連続でゴツゴツと、亀頭がレベッカの狭い膣壁と小さな子宮口をに叩きつける。それが圧倒的に気持ちいい。

 

「あぎゅっ、んぁ、あ、あああっ! イく、イく、イくぅぅっ! イっちゃいますぅぅっ!」

 

「僕も……出るぅぅっ!」

 

 一頻り声を出した後、2人は声を押し殺すように互いに腰を密着させ……互いに背を反らして甲高い悲鳴とザーメンを吐き出した。

 数秒後には子宮を満たし、密着している腰と尻から精液が溢れ出てくる。その間にも2人は「あーっ、あーっ」とバカのような嬌声を上げ続ける。

 

 やがてレベッカは鎖に繋がれた両腕を残して脱力し、ロージィはガニ股ゆえにフラつきながらも腰を引いてチンポを引き抜く。チュポンっという間抜けな音を上げ、ドロドロと精液が零れていく。

 

 しかし、ロージィは未だ舌を突き出して荒い吐息を吐きながら、よろけつつも再び腰を突き出そうとしていた。

 

「こ、今度はアナル! アナルセックスやらせてぇっ!」

 

 絶頂で脱力しているレベッカを無視するように、ロージィはザーメンまみれのチンポをレベッカの尻に押し付けていた。精神がハイになっているのか、照準が定まらず引き締まった尻肉に擦りつけるだけだが。

 目もハイライトが消えてひたすら腰をヘコヘコするだけの獣に成り下がっている。そう判断したのか、ガラスケースの奥にある自動ドアが開かれ、防護服を着込んだ魔族が入り込む。

 

「どいてよ! もっとレベッカを犯すんだ―――ギャアァァァ!!」

 

 ロージィの痛々しい悲鳴が響く。運ばれていくレベッカを追いかけようとしたロージィが、別の防護服の魔族の電流ロッドでロージィを感電させたのだ。しかもチンポに。

 死ぬレベルではないが死にそうな痛みが男の急所を伝ってロージィに流れ込み、あえなく失神。ジョロジョロと尿を零して倒れ込んだ彼女を防護服の魔族達が運んでいく。

 

 

『これにて騎士奴隷レベッカの公開セックスショーは閉演となります。休憩を挟み、レベッカ輪姦ショーの出演権をセリにて決めさせていただきます』

 

 

―――

 

「いやー、この短期間でよくあそこまで調教できましたねぇリリーナさん」

 

「これでも調教師ですので。しかしレベッカの処女喪失はおいしかったわぁ……♪」

 

「ロージィのような変態奴隷にならなければいいがのぉ」

 

 レベッカの公開セックスショーを眺めていたオスカーとアネモネは、酒がズラリと並んだ席を陣取ってリリーナと挨拶を交わし、そのまま酒の席を満喫していた。

 捕らえたレベッカを引き渡す際、オスカーがイングリッドに何気なくリリーナの娼館を推薦したという恩もある為、アネモネとの会談を耳にしたリリーナは彼を再び娼館に招待したのだ。勿論アネモネとペアで。

 しかし会談よりもレベッカ主催の淫猥なショーに夢中だった。流石リリーナだと2人して頷き、こうしてリリーナの腕前を評価していたというわけだ。

 

「……してオスカーよ、そろそろ話に戻るとするかの」

 

「私も是非お聞きしたいですわね。イングリッド様の配下となった貴方が、今後どのような動きをなさるのか」

 

 アネモネは不敵に微笑み、リリーナは着席してワイングラスにワインを注ぎながら楽しそうに微笑む。2人ともオスカーの話とやらに興味津々だった。

 

「そうですね……まずイングリッド様の初依頼の話をしましょう。精鋭オークを増やせと言われたんです」

 

「「精鋭オークを?」」

 

 イングリッドのイ・グーに対する依頼内容は、イ・グーで働いているオークを増やし、ノマドに派遣させるという物だった。

 イングリッドの精鋭部隊の評価では、イ・グーのオークは通常のオーク兵よりも高い性能を持っているという。

 単純な身体能力は勿論の事、周りと連携する組織力、愚鈍なオークには無い行動力、前に出過ぎず堅実に行く防衛力など様々。知能も悪くなく、協調性も高い。 

 オークといえば使い捨ての駒という印象を覆す性能の高さ、更には訪問の際にオークらしからぬ恭順な姿勢を見た為、この評価を本物と捉えたイングリッドはこう思う。

 

 ―これだけ従順なオークは珍しく、しかし増えれば間違いなく組織力が上がる。

 

 性能が高く増やせる駒。これは使えると思ったイングリッドは、物の試しとしてオスカーに命じたのだ。

 

「なるほどのぉ。確かにお主の処のオークは変わっておるが……どう増やすのじゃ?」

 

「潰れた別の組織のオーク10名と、少ないですが軍資金や人材をウチに寄越すそうです。まずはそれらを精鋭に育て上げてみよ、と仰っていました。育て具合や期間によって報酬、更には今後のイ・グーの評価も変わるとのこと」

 

 ノマドは東京キングダムの彼方此方に広まっているが、当然弱小組織も多い。組織が潰れて弾き者となったオークも多い為、この際だからとイ・グーに押し付けたに過ぎない。

 しかしオークを育て上げる事に定評と遣り甲斐を感じるオスカーはその依頼に承諾、後日オーク10名がイ・グーのアジトに送られる運びとなる。

 

「あー、ですけど孕ませて生ませて増やすのも捨てがたいですねぇ……人間牧場……」

 

「涎を足らしとるところ悪いがな……幾ら繁殖豚のオークとはいえ、成長を促進する技術は物凄い金がかかるのじゃぞ?」

 

「諦めます」

 

 魔族の技術は人間の道徳やら人道やらを簡単に覆すが、魔族から見ても滅茶苦茶金がかかる。そういった魔界技術に手を出せない組織は多いのである(イ・グーは下の中程)。

 

「アジトは広いし資金はあるので10名なら何とか受け入れられますが、武装の調達や性欲処理、育成の手間を入れるとなると忙しくなりそうです。

 リリーナさん、貴女の経済手腕と顔の広さを見込んでお願いしたいのですが、こちら側(・・・・)に寝返った米連にツテはありますか?」

 

「それでしたら私も手を貸せますわ。幾つかツテがございますの」

 

 魔族も米連も対魔忍もそうだが、人間も魔族も集まりすぎればそう易々と一枚岩になれない。組織が大きくなれば敵側に寝返る者だって出てくるのは知恵ある者の特権である。

 中には裏で魔族と繋がっている米連や対魔忍もおり、リリーナもそう言った商人と売買を交わす事もある。彼に紹介できる米連の闇商人も何人か脳内リストに挙げておく。

 

「情報料は勿論ですが、今後捕らえた対魔忍は積極的に貴女に送るということで……」

 

「期待してますわよぉオスカーさん」

 

 そう言って互いに悪い顔で笑い合う魔族2人。相互の利益は勿論の事、ロージィに続いてレベッカと上玉を捕まえて来た実績を持つオスカーは信頼できる……まぁエロ仲間という細やかな友情もあるのだが。

 

「さて、ここからが本番なんですが……」

 

 1人日本酒をのんびり飲んでたアネモネに振り向くオスカーの顔は、真剣ではあるがちょっと緊張気味だ。そんなオスカーの顔を見て首を傾げるアネモネ。

 するとオスカーはアネモネの手を両手で握り出した。唐突の出来事に驚くアネモネは、オスカーの真剣な眼差しに焦りを覚える。

 

「な、なんじゃ?」

 

「アネモネ嬢……どうか私と結―――託しませんかっ!」

 

 傍で「まさかまさかの?」と言わんばかりに両手で紅潮する頬を覆っていたリリーナと、「まさかまさかの?」と顔を真っ赤にしていたアネモネがズッコケた。

 どうしたのだろうと頭に「?」マークを浮かべていたオスカーだが、ようやく自分がしでかした勘違い要素に気づいて顔を真っ赤にして慌てだす。

 

「い、いえ、勿論アネモネ嬢とけっこ、いや結ばれたら幸せ、じゃなくてですね、組織的な結託をお願いしたくて!」

 

「判った判った、続きを言え続きを」

 

 慌てながらもオスカーは必死に弁解し、変な期待を胸に抱いていたアネモネは酔い覚ましにお冷やを飲む。リリーナも飛んだ期待外れだと肩を降ろし、その辺の娼婦を呼び止めて犯す事にした。

 

「これまでは仕事ごとに手を結んでいましたが、これからは組織として協力体制を敷きたいんです」

 

「それは妾にノマドの手先になれ、と言いたいのか?」

 

 アネモネの眼が一気に冷たくなる。エドウィン=ブラックは尊敬できるしオスカーは好ましい相手だ。しかしノマドに入れ、というのなら首をするのが彼女である。

 我儘で女王様気質のアネモネは、誰かに指図される事を嫌う。高名な組織とはいえ傘下に入る事は嫌なのだ。

 

「いえ、ノマド云々は関係ありません。あくまでイ・グーと結託して欲しいんですよ。組織のボスは私だけですから、ノマド入りした今後は裏でフォローしてくれる方が必要なんです。アネモネ嬢は顔も広いですし、人材や資産にも優れておりますから是非お願いしたいんです。イ・グーの影の女王、といった所ですね」

 

 オスカーは変わり者だ。それは自他ともに理解しているが、かといって戦闘を好まなかったり穏やかな魔族は居ないわけでもない……まぁ元人間の転生者、という奇異な存在は滅多に居ないだろうが。

 アネモネが従える蜘蛛魔族や淫魔給仕は高い能力を有しており、外部への派遣で稼いだ財産の額も馬鹿にならない。彼女は意外にも人材教育に秀でているのだ。

 そういう意味でも、友好的な意味でもアネモネへの信頼は高く、オスカーは是非にと勧誘したいのだ。別に同居するわけではないが、繋がりを強めたいという意志があるのは確かだ。

 

「影の女王……」

 

 しかしアネモネの思考は、自身への利益や利害は大して考慮していなかった。

 

 ―彼女の脳内では、献身的に仕えるオスカーを侍らせ、オスカー愛用の社長椅子に座り高笑いする自分の姿が。

 

「……ふ、ふむ。元よりお主との関係は良好だった故、信頼も出来るしな……受けてやるとしようかのぉ」

 

「本当ですか? ありがとうございます、アネモネ嬢!」

 

 再びアネモネの小さな手を、同じく小さな両手でギュッと握り、キラキラした目で見るオスカー。よほど嬉しいのだろうか。

 そんな綺麗な目で見てくるオスカーを前に紅潮して戸惑うアネモネを、ワイングラスを片手に可愛らしい物を見る眼でリリーナが眺めている。レズでも男女の恋愛は酒の肴になるのです。

 

「失礼します、オスカー様」

 

 唐突にかかる凛々しい声。オスカーは後ろを振り向くと、そこにはこの高級娼館で働く淫魔の調教師と、その隣に立つ美少女の姿があった。

 

「あぅ、あうあう……」

 

 その者は先日レベッカと共に捕らえた対魔忍の少女、霜月萌花だった。この娼館で買った青紫のラバースーツを着込み、大きな乳房・左手で隠している腹部・無毛の股間・そして柔らかな尻肉を強調するように晒している。

 彼女は常にオドオドしていたが、オスカーを眼前にしてより恐怖心を刺激し、目尻に涙を浮かべている。先日の襲撃が未だに忘れないのか、首輪が無かったとしても抵抗の素振りを見せなかった。

 

「あ、もしかしてもう施した(・・・)んですか?」

 

「はい。こちらにございます」

 

 感心するオスカーに証明するように、淫魔の男は強引に萌花の両腕を掴み、嫌がる彼女が隠していた乳房と腹部が露わになる。そこには、淫魔が刻む呪術……淫紋が刻まれていた。

 

「……なんで蛸なんです?」

 

「オスカーさんといえば蛸ですもの」

 

 リリーナの進言に「あ、それ解る」とアネモネが同調した。オスカーは解せぬ。

 

 萌花に刻んだ淫紋は蛸をモチーフにしており、子宮に当たる箇所には蛸がハートを掲げており、乳房は脇下から伸びる太い触手の淫紋が鷲掴みするように刻まれていた。

 マジマジと三者からの視線で自分の淫紋を見られて紅潮し、ぎゅっと目を瞑る霜月。プルプルと震える彼女を見ると……。

 

「なんかこぉ……虐めたくなるのぉオスカーの肉奴隷は」

 

「でしょ?」

 

 サディストなオスカーとアネモネが楽しそうに笑い合うのを見て、萌花はビクリと身を震わせ、思わず後退る。

 しかしそれを許さないとばかりにオスカーの腕が触手となり、一気にソファから伸びて萌花を取り囲む。

 

「ひ……っ!」

 

「あはは、逃げたくなるのも解りますが、大人しく苛められなさいな」

 

 オスカーは楽しそうに笑って萌花の剥き出しの尻肉を軽く叩き、そのまま触手が彼女を取り囲んで自分へと引き寄せる。嫌がる素振りを見せる萌花に、オスカーは試しに淫紋に念じてみる。

 

「ひぅ……んっ、んぁぁぁっ!?」

 

 すると淫紋の蛸が淡い紫色に光だし、萌花が内股になって悶え始めた。よく見れば股間はみるみる内に水気を帯び、声色が徐々に艶っぽくなっていく。

 試しにオスカーが触手の先端で尻肉を引っぱたけば悲鳴が嬌声に変わり、擽る様に乳首を擦れば解り易い程に喘ぎ声を漏らしだした。

 

「ほぉー、本当に私の体液を混ぜただけで反応するんですねぇ」

 

「ふふふ、オスカーさんは本当に淫魔の術を知らないのですね。まぁ私の教育の賜物ですわ」

 

 軽く弄るだけで身悶えする萌花を見て、オスカーはリリーナの部下が施した淫紋の効力を思い知った。高い金を払って注文しただけの事はあったものだ。

 淫魔が萌花に施した淫紋はオスカーの体液を使って施されたもので、彼から受ける快楽は何倍にも高められ、首輪以上の拘束力を受けるという優れモノだ。勿論お金がかかる上、お得意様とはいえ安くはならない。

 

「さぁて、折角リリーナさん所にお邪魔したんです、アネモネ嬢と此処で遊んでいっても?」

 

「ええ、このように愛らしい子も私の好みですからね。うちの道具で調教する様を見させてもらいます」

 

「ようやっと出来たオスカーの専用奴隷とやらで遊べるとは、妾も光栄じゃのぉ?」

 

「あ……あぁぁ……」

 

 三人のサディストに囲まれた萌花は、火照った身体を忌々しく思いながら、目の前の恐怖に……淡い期待を抱いてしまった。

 レベッカの凌辱を目の当たりにした事で、自分もあのような目に合うのだろうかと、自身の心の奥に隠れたマゾヒズムを刺激しながら。




●本日の成果
・ノマド入り
・リリーナの娼館に招待
・霜月萌花に淫紋
・米連のツテ入手予定

 ロージィはリリーナの娼館の花形スター。リリーナの奴隷は美しく上品な娼婦が多い中、彼女は牛のように派手で淫らと異色気味。だがそれが良い。
 今後も作品内でリリーナの娼館が登場する予定なので、レベッカはここで飼育することになります。奴隷騎士レベッカの行く末をお楽しみに!(ぇ

 次回「調教:霜月萌花」に続きます。ようやっとオスカーにも専門奴隷だよ(笑


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