今回の決戦アリーナイベ「純情妄想ウェディング」ガチャで【忌まわしき記憶】水城不知火が。
それぞれ当たってもーた。何この幸運怖い(滝汗)
とりあえずこの喜びと謎の責任感で更新頑張ってみました。
暴力行為・リョナ・馬姦要素があります。苦手な方はご注意ください。
魔界の生物や生態系は人間界の常識が通用しない。それは魔族を相手にする対魔忍または米連にとって、最も忘れてはならない常識だ。
魑魅魍魎たる魔族の情報は常に最新の物に整え、様々な実験や実戦を繰り返し、それを膨大な知識として保管しておく。
そんな魔族の大半は、人間界の生物からは考えられない程の自然治癒能力を持つ。その中でも抜きん出た物は「再生能力」と言われており、魔族の多くはこの能力を備えている。
魔族といえば炎や怪力など高い攻撃力を持つ怪物を想像できるが、そんな攻撃力を掻い潜って生き延びる為に生命力も必要としているからだ。
対魔忍はその再生能力に対しても対処を怠らない。高い攻撃力で捻じ伏せるのも良いが、オーソドックスなのは絡め手である「毒」だろう。
再生能力持ちには毒への耐性や無効化、中には毒を凌駕する再生や有毒性質備えている事も多い為、対魔忍は特別な毒を調合している。
それは内側から細胞を破壊させるのではなく神経に作用させる―――激痛を与えるだけの毒だ。
『もぎゃああぁぁぁ痒ぅぅぅ!』
蘇我紅羽が突き刺した刀から痛みにも似た痒みがオスカーの体中を蝕んでいく。頭頂部から瞬時にして全身に行きわたり、体が勝手に暴れだす。
くしゃみ・涙・痒みが止まらず全身を全ての触手で搔き乱す……人間で例えるなら重度の花粉症に苛まれるような感覚がオスカーに襲い掛かっているのだ。
大暴れするオスカーから飛び降りた紅羽は、強烈なアレルギー反応を引き起こしたのを見てほくそ笑む。
「毒が効いたわ、次に移る!」
「は、はい!」
彼女の目的は毒殺ではなく毒による混乱。紅羽は敵がアレルギー耐性を生み出す前に事を成すべく三瓶はるかに号令を送り、がむしゃらに襲い掛かるオスカーを翻弄する。
女王ワスプのフェロモンが切れかかっている三瓶はるかは即座に実験室の壁際まで走り、懐からカードキーを取り出す。この施設の職員から強奪したものだ。
カードキーを壁付の機器に読み込み、強奪の際に恐喝して聞いたパスワードを入力。すると緊急用のボタンが現れ、それを躊躇なく押す。
鳴り響く警告音。パトランプで赤く染まる室内。実験動物を閉じ込める檻に防護シャッターが降りる。
ワスプ達も戸惑う中、天井から円形の壁が伸びてきた。三瓶はるかが押したのは緊急用隔壁のボタンだったのだ。
これでオスカーを閉じ込める算段なのだろう。しかし思っていたよりもゆっくりとした速度で降りてくる為、紅羽は迂闊に逃げ出せない。
『この、あだだだ、待て、待てこのっ! どーにかしてぇぇぇ!』
「ああもう、化物のラブコールはお断りだよっ!」
体中の痒みと痛み、ついでに止めどなく零れてくる涙を止めて欲しいと紅羽に狙いを定め続ける。
こんな触手の化物に襲われる側は溜まった物ではないが、警報へ意識を向けない為にも紅羽は俊敏に動き続ける。五感を術によって極めた紅羽にとっては容易い。
(だけどまだだ……まだ……)
触手の網を潜り抜け、隔壁が閉じるギリギリを見極める。はるかが急かすが紅羽は、聴覚と触感でオスカーを、死角と聴覚で隔壁を見張る。
(―――今っ!)
人がギリギリ滑り込んで入れるか解らぬ程の隙間。そこ目掛けて紅羽は滑り込む!
『逃がすかぁぁぁっ!』
オスカーは滑り込む紅羽に向けて触手を伸ばし行き先を塞ぐ。それを阻止すべく三瓶が風手裏剣を放つも、壁のように太い触手には浅い傷しかつけれない。
紅羽は持てる全ての感覚……それこそ第六感ですら総動員させて触手の壁をすり抜ける。背面飛び・スライディング・スピン……触手の僅かな隙間を潜り抜ける!
―――ガコォンッ
「――――セーッフ!!」
紅羽はゴロゴロと転がり、隔壁を抜けたと解った直後に起き上がりガッツポーズ!三瓶はるかも大喜びだ!
分厚い隔壁の奥からオスカーの叫びが僅かに聞こえ、ぶつ切りにされた触手の先端がビチビチと跳ねる。衝突音が響き部屋全体が振動するも隔壁はびくともしない。
「はっは、ざまぁないね蛸坊主!」
殺したわけではないが、それでもしてやったりと言わんばかりに笑みを浮かべ、隔壁の向こう側に居るであろうオスカーに向けて中指を立てる紅羽。
三瓶はるかは最後の仕上げとばかりにパネルに向けて蹴りを放つ。対魔忍の鍛えられた足は機器を簡単に破壊し、バチバチと火花が散る。
「パネルの破壊完了です紅羽先輩!」
「よぉっし! 早くここから脱出よ!」
そういって排気ダクトへ逃げ込もうとする2人だが……。
「突入ー!」
直後に響く破壊音。巨大な金槌を抱えた鬼族2名による正面突破からの、大勢の鬼族達による突入。
(ちっ、
唐突にして想定外の乱入者に、経験の浅い三瓶はるかは驚いてしまい、紅羽は構わないとばかりに先にダクトへ入り込む。
遅れてはるかもダクトに入ろうとするが、彼女の下に鎖が伸び、両手両足に枷が嵌められてしまった。
「な、なにこれっ!?」
二度目の驚愕と疑問、そして焦燥感が彼女を苛む。ダクトに逃げ込もうとするも、四肢を拘束する枷から伸びる鎖がそれを許さない。
ジャラジャラと伸びきった鎖に抗うはるかだが、その抵抗も虚しく引きずり込まれていく。その先に居たのは……。
「申し訳ありませんご主人様……1人取り逃がしてしまいました」
「この鈍間が……まぁいい、1人捕らえたから勘弁してやる」
鬼族の女ニミエと、青黒い外殻を持った速疾鬼であった。
―――
魔界ワスプの駆除が終わり、ノマドの関連者がオスカーの居る実験室に足を運んだ頃。
「……駄目だ、ここまで破壊されては隔壁を操作できん。早急に直すにしても一週間は掛かるな」
「ぎゃははは! ざまぁねぇなオスカー!」
『そんなに笑わないでくださいよベルグレンド卿……』
青黒い速疾鬼ことベルグレンド卿はゲラゲラと笑い、スピーカーからオスカーの苦笑いが響く。
オスカー達イ・グーの競争相手であるベルグレンドがこの場に駆け付けたのは、彼の上司である朧の指示であった。
女王ワスプを逃したのは対魔忍が関連しているとして、その対魔忍の捕獲、ひいてはイ・グーの仕事を横取りするよう命じられて此処にいる。
オスカーが女王ワスプと対魔忍を相手している内にベルグレンドら鬼族が突入、ついでに恩を着せようとオークボ達を援護しつつ、美味しい所を掻っ攫って行ったというわけだ。
『対魔忍が1人でも捕まったのなら良かったですよ。女王ワスプは駆除できましたし、これで一段落ですかね?』
痒みが収まったオスカーの口調はとても穏やかだ。よほど酷い痒みだったのか、解放されてスッキリしたらしい。
因みに彼の背後には女王のワスプの残骸と、無数のワスプの羽根が散らばっている……軽くゲップした様子からして、軽いおやつ感覚で食らったのだろうか。
「……少しは悔しがれよ! なんで納得してやがんだ!」
『私は女王ワスプの駆除、そちらは対魔忍の捕縛。どちらも達成できて一件落着じゃないですか』
「閉じ込められてんじゃねぇか」
『んー、暫くは部下をアネモネ嬢に預ければいいかなーって。痒みも収まったし』
「おめぇ本当になんなんだよ……」
同業者とは違った穏やかな口調に、疑惑を通り越して馬鹿を見るような目でスピーカーを見るベルグレンド。きっとオスカーは間抜けな顔してんだろうなぁと思いながら。
イ・グーを敵視している自分を前に、今後の組織の行動を筒抜けにするとか……ベルグレンドのオスカーへの印象が少し変わった瞬間である。
『……ところで、何やら後ろでは楽しそうなことしているようですね?』
「おお、折角の上玉の女だからな。朧様に捧げる前に遊んどこうと思ってな」
ベルグレンドは小さく笑い声を漏らしながら後ろを振り向く―――そこでは淫らな宴が始まっていた。
「あひ、ひやぁ、ひやぁぁぁっ! もう、もう殺ひてぇぇっ!」
「残念だが主殿の命なのでな」
「ほれ、ほれ! 我らのマラを喰らうが良い!」
スーツをズダボロにされ、暴行を受けたのか痣だらけな裸体を晒している三瓶はるかが泣き叫ぶ。
自身の倍近くある赤鬼と青鬼に抱きかかえられ、血と愛液が滴る膣口とローションで濡れた尻穴を剛直で貫かれているからだ。
巨乳は赤鬼の逞しい胸板に押しつぶされ、二匹の鬼が腰を振る度に持ち上げられた両足と頭がが大きく揺れる。
碌に馴らさず無理やり肉棒を挿入された為、彼女には痛みと屈辱でしかない。プライドの高い彼女が殺害を希望するのも無理はなかった。
「おうおう、羨ましいこって」
「んだなぁ。だけんどマンコとケツマンコを碌に馴らさねぇなんて勿体ないべ」
「うわぁぁ痛そう……」
快楽調教を受けて来たフィルにはショッキングな凌辱場面だったらしく、はるかの泣き顔と悲鳴に思わず内股になってしまう。
そんなフィルを軽く笑いつつ、オークボ達は三瓶はるかの凌辱を鑑賞している。ベルグレンドの圧力もあるが、オークボ達は自ら身を引いたのだ。
「うおぉ、イクぞ……!」
「中に出す……たんと受け取れぇっ!」
「やめへやめてぇぇぇっ! んきゃあぁぁぁっ!」
―ビュクッ! ビュルルッ! ビュククッ!
彼女の体重に任せて下へ落とし鬼2人が腰を突き上げる事で、剛直は最深部で射精を行う。溜まっていたのか精液の量は大きく、ゆっくりとはるかの腹部が膨らんでいく。
処女を奪われた処か中出しまでさせられた事実に彼女は放心状態となり、目からは涙、だらしなく開けた口からは唾液が、肉棒が抜かれた二穴からは赤と白の液体が零れ落ちた。
「ばひひひん……次は俺だな」
鼻息を荒くして現れたのはベルグレンドの手下である馬漢だ。馬頭の魔人は下半身の布地を脱ぎ去っており、馬にも劣らぬ剛直を見せつけている。
「え、うそ……嘘と言ってよ! そんなの入るわけ、いやああぁぁぁぁぁぁ!」
三瓶はるかは嘘だ嘘だと泣き叫ぶが、これからする事を査定するかのように鬼族2人が彼女を押さえつける。赤鬼が彼女の上半身を地面に押し付け、青鬼が血と精液で濡れた股間を持ち上げ固定する。
両手両足に嵌められたニミエの枷と鬼族2人の怪力になすすべなく、しかし無駄な抵抗を見せるはるか。だが馬漢は嘲笑うように鼻息を荒げ、人間相手には向かない馬ペニスを秘裂に押し当て……。
―――
『あ¨あ¨あぁぁぁーーーっ!! ひぎゃああぁぁぁぁーーーっ!!』
うわああ、スピーカー越しに女の子の酷い悲鳴が聞こえてくる。壁の向こう側では馬姦されてんだろうなー、あのポニテの対魔忍。
見たかったなぁ馬姦。オーク姦も好きだけど、実は私は獣姦を眺めるのも好きなんですよ。薬使ってマンコ緩くしているんだろうけど、それでも死にそうな声してますね。
うん、やっぱり作りたいですね人間牧場。今度ベルグレンド卿に金握らせて情報分けてもらおうかな。
それにしても、人間形態になって魔界ワスプを食い終わったとはいえ、ここは狭い。いや広いんですけど、やけに殺風景で私は好きじゃないなぁ。密閉されているし。
こんな所に一週間も閉じ込められるとか……女王ワスプの残骸があるから食料には困らないでしょうけど、それでも憂鬱です。あー、萌花の手料理が食べたい。
これも全てあの対魔忍……蘇我紅羽のせいですよ、全く。
―――蘇我紅羽。この世界に生まれた直後に襲い掛かってきた初めての敵。初めての対魔忍。初めての危機。
まさか彼女が私を閉じ込めるなんて。まさか彼女があんな毒を使うだなんて。まさか……また私を殺しに来るなんて。
再生能力があるからって忘れていた。強くなったからって侮ってた。身体能力が高いだけの対魔忍だと思ってしまった。
「……くふ、くふふふふ」
けど彼女は私に挑んで来てくれた。私を敵と見ていた。私はやっぱり魔族で人外なんだ。
なんだか嬉しい。けどイライラする。絶対に捕まえて自分好みに調教してやる。家畜にしてやる。人間牧場で飼育してやる。
なんで彼女に固執しているのか解らない。初めての敵だから? あんな毒を喰らったから? 勝手にライバル認定しているから?
どうでもいいや。彼女は殺さないって今決めた。私が決めた。私だけの、私だけが狙っていい獲物だ。
「あははははははっ」
ああ、楽しみだ。楽しみだ。見た目子供っぽいのに、中身まで子供に戻った気分だ。
東京キングダムの明確な楽しみが1つ増えた。今日はとても良い日だ。今日は記念すべき日だ。愛すべき敵が見つかったのだから!
「はっぴーばーすでぇぇぇぇ!」
待っていてください、そして生き延びてください蘇我紅羽! 私が、オスカー=ライマキーが、全身全霊全組織力を持って貴女を捕らえます!
『何笑ってんだキショいな』
「キショいは酷いですよベルグレンド卿」
●本日の成果
・依頼達成(女王ワスプ及び巣の駆除)
・三瓶はるか捕獲(ベルグレンドが)
オスカー、倒し甲斐のある敵を見つける(エドウィンがアサギに執着するレベルで)
一週間は隔壁内で過ごしますが、その間はカットし次回には普通に脱出しています。
~オマケ~
ドッゴンッ! バッゴンッ!
「待っていろオスカー! このような壁など、我が拳で叩き壊してやるからな!」
「オスカーなんなんだこの鬼神乙女はぁぁぁ!? どうにか止めてくれ施設が壊れるぅぅぅ!」
『ブリュンヒルドさんステイ! ステイプリーズ!』
次回、人間牧場見学・蘇我紅羽探し・オーク兵募集など、情報収集メインに東京キングダムを練り歩く予定。
後、活動報告にてアンケートを実施してみます。そちらも良ければご覧ください。