・蜘蛛姫アネモネとセックス
・ベルグレンド陣に訪問
・人間牧場見学
・カオスアリーナ観戦
・鬼神乙女組に訪問
●登場する原作キャラ
・蜘蛛姫アネモネ(魔族HR)
・キシリア=オズワルド(魔族HR)
・三瓶はるか(対魔忍R)
・シャルロッテ=ウェンバー(米連R)
・ミリアム(魔族R)
・A-66ルーナ(米連SR)
興が乗ると此処まで短期間にタップリ書けるもなのだなぁと思いました。書ききれなかったのが悔しい。
活動報告のアンケ、短期間に色々頂けました。ありがとうございます(ペコリ)
触手・虐待・暴行・搾乳及び搾精・家畜化要素があります。ご注意ください。
「んふふ……ん……んぅっ♪」
蜘蛛姫アネモネは腰を落とし、その小さくも柔らかな膣口に肉棒を飲み込ませる。愛液で濡れた膣内にズプズプと唾液まみれの肉棒が捩じり込まれ、僅かな苦痛と大きな充実感を得る。
大人顔負けの剛直は凄まじいまでの熱と硬さを帯びており、アネモネが腰を上下する度にカウパー液がとめどなく流れ、ビクビクと気持ち良さげに脈動している。
剛直の主であるオスカーは社長椅子に腰かけたまま動かず、アネモネの好きなようにさせている。安定感のある椅子はアネモネが蹲踞で立っても微動だにしない。
「あんっ、あ、あきゅ……ふふふ……我の足コキでたっぷり出たというに、まだこんなにカチコチとはのぉ……溜まっておったのじゃな♪」
「何せ10日近く閉じ込められて、
オスカーがあの隔壁から出られたのはつい先日の事だ。体を清め腹を満たし、翌日には完全復活を遂げた。
オークを始めとした様々な身内がオスカーの復活に悦んだが、誰よりも先に駆け寄ったのがこのアネモネだったのだ。次点でブリュンヒルド。
溜まりに溜まった
「ほれ、一本だけでは物足りないぞ? 触手ペニスを……そうさな、三本ほど寄越すのじゃ」
「ではお言葉に甘えて……」
お互いに裸なので、オスカーは両肩から肉棒をそのまま伸ばしたかのような触手を伸ばし、アネモネの前に回り込んで三つの亀頭を並ばせる。
「くふふ……まるで輪姦じゃな……はぁむっ。れろっ、れろれろれろぉ♪」
2本の触手を両手それぞれで握り、扱きつつ三本の肉棒触手を一気に頬張り、ベロベロと乱雑に舌を絡める。
腰のピストン運動は徐々に早まり、それに合わせるようにして手コキを早める。だが口に加えている肉棒触手だけは丹念に舐め、ディープスロートもスローペースで行っている。
「ほぶっ、んぼっ……んっ、んっ、んんっ♪」
徐々に早まる腰使いに首使い。先走りでも濃厚な精の気配に敏感になり、何よりも久方ぶりのオスカーの肉棒だからか無意識に貪りたくなっているようだ。
柔らかく肉付きの少ない尻肉と腰が打ち合い、先走り汁で濡れた手で扱く肉棒触手が脈打ち、唾液であふれた口が肉棒触手を喉の奥まで咥えこむ。
「くぁ……で、出るっ! くぅぅっ!」
そんな激しいピストン運動3種類をいっぺんに味わう側はたまらない。股間と触手の計4本のペニスから濃厚な精液がアネモネに注ぎ込まれる。
「んーっ! んぶ……んんん……ごきゅっ……んぐ……♪」
手で扱いていた肉棒触手から放たれるザーメンを白い髪と肌に浴びせられ、狭い膣口と口内に粘度の高いザーメンが雪崩れ込む。
それをアネモネは甘んじて受け止め、腹部と頬を膨らませる。口内に至っては、濃厚過ぎて流し込みづらいはずの精液を躊躇なく喉へ流し込んでいった。
「ん、んー……ぷぁっ♪ はぁぁぁ……こってりザーメン……♪」
惚けた表情を浮かべるアネモネだが、ここで変化が起こる……顔面や髪に降り注いでいたはずの精液が瞬く間に溶け込み、跡形も無く消えたのだ。
オスカーも腰を軽く突き上げ射精感を味わっていたが、少しつらそうな声を上げる。アネモネのエナジードレインが働き、股間の肉棒から精気を吸い取られているからだ。
「オスカーの生命力は本当に底なしじゃのぉ……まだまだ味わいたいが、次があるのじゃったな?」
「ええ……この後はブリュンヒルドさんに会って、そのついでに東京キングダムを回ろうと思いまして」
ずるり、とカウパー液と愛液しか残っていない膣口から堅いままのペニスを引き抜く。お互い名残惜しそうだが、今後の予定を考えての打ち止めだ。
オスカーは閉じ込められた10日間、今後の組織の方針や自分の欲求を整理してきた。その為に回る施設は頭の中に定まっている。
「アネモネ嬢、よければご一緒にデートでもどうです?」
「そうしたいのは山々じゃが、組織のトップが2人とも出かけるのは拙い。ここ10日間で色々な連中から狙われたのじゃぞ?」
アネモネはこの10日間、イ・グーのボスが居ないからと威力偵察にきたチンピラや対魔忍、米連のテロリストなどの対処に忙しかった。
オスカーにもその話はしたはずなのに、相変わらず緩い奴じゃ、と彼の頭にデコピンを喰らわせる。めっさ痛い。
「護衛にキシリアの奴を連れて行くが良い。アヤツも鬼神乙女に用があるらしいしの」
「あい」
さっさと着換えるアネモネを前に社長椅子の上で正座するオスカー。イ・グーはかかあ天下のようです。
「して、最初は何処に行くつもりじゃ?」
「まずはですね……」
―――
「ライバル業者の俺の下に来るとか、馬鹿だろテメェ」
「そうはおっしゃらず」
イ・グーを敵認定しているはずのベルグレンドは、向かい側のソファに腰掛けるオスカーの屈託のない微笑みを見て眉間に手を添える。コイツ馬鹿だと。
ここは東京キングダム内にあるベルグレンドの館、その客間だ。自らの財力を示すように豪華な、それでいて調和や芸術を感じさせる見事な装飾や芸術品が多く飾られている。
至る処に手下の鬼族が配置され、客間のソファやテーブル、照明や絵画など、どれもこれもがベルグレンドの高い財力を示し、それでいて成金趣味と思わせない絶妙なバランスだった。
そんな屋敷内を子供の用に驚いたり感嘆したりしているオスカーに呆れつつ、ベルグレンドはジロリとオスカーの背後を睨む。
「しかもキシリアまで連れてきやがって。俺への当てつけか? えぇ?」
「私は只の護衛だ。気にするなベルグレンド卿」
ベルグレンドとその傍らに立つ鬼族の女ニミエの鋭い眼光にも怯む事無く、平然と言い返すのは褐色肌の女傭兵キシリア=オズワルドだった。
キシリアは金に物を言わせ傭兵を募らせるベルグレンドが最も当てにしていた傭兵だ。今では募集に応じなくなった彼女を連れてきたことに、ベルグレンドは腹を立てる。
「こんな阿呆の雇い主に従うなんざ、【疾風】のキシリアも落ちたもんだな」
「金払いは確かに貴殿の方が良いが、私への配慮や戦闘に関しては彼の方が上なのだ。道中にも悪くない奴らを斬れたしな」
丸腰のショタ魔族と聞けば襲い掛かるゴロツキや賞金稼ぎは多く、キシリアは此処までの道中に何度も斬り伏せて来たものだ。表情もどこか満足気である。
キシリアの気まぐれや戦闘狂に振り回されたベルグレンドは満足げな彼女を見て舌打ちし、どかっとテーブルに足を載せてオスカーを睨みつける。
「で、俺様に何を頼みたいってんだ」
「朧様の管轄では人間牧場やカオスアリーナが盛んだと聞きまして、是非ともベルグレンド卿オススメの場所を教えて頂ければと……」
ふてぶてしいベルグレンドに対してオスカーは頭を下げ、懐から取り出した物をテーブルに置く―――それは掌サイズの金塊だった。
推薦状の手付金にしては結構な額である……ベルグレンドは顎でニミエに指示を送り、ニミエはいそいそとテーブルの金塊を取ってベルグレンドに捧げる。
「……純金製か、悪くねぇな。良いだろう。テメェの馬鹿さ加減と金塊に免じて、人間牧場の紹介状とカオスアリーナのチケットを恵んでやるよ」
「ありがとうございますベルグレンド卿―――今後暫くの仕事の取り分は、貴方に譲れるものは譲りますよ」
「……けっ、余裕ぶりやがって。ちっぽけたぁ言え金塊を差し出しといて軽いはずねぇだろうが」
「私は貴方と仲良くなりたいんですがねぇ」
「言ってろ」
鼻(?)を鳴らすベルグレンド。相変わらず穏やかなオスカー。とりあえずは協定は結ばれたようだ。
要件が済んだならさっさと帰れと手を振ってきたのでオスカーが立ち上がり、一礼してから部屋を出ようとするが……。
―バタンッ
「あぐ、はひ、ひぃ、ひ……ひぃっ!?」
扉を押しのけて現れたのは、後ろ手に枷を嵌められた全裸の対魔忍……三瓶はるかだった。飛び込むように倒れ、起き上がろうとしたところで目の前に居る存在に気づき、顔を蒼褪める。
暴行でも受けたのか鞭や打撲の痕を柔らかな肌全てに刻まれており、疲れているのかズルズルと床を這い蹲りながら部屋の隅に逃げようとしていた。
「失礼いたすベルグレンド卿!」
「牝豚4号を逃がしてしまい申し訳なく!」
ドカドカと上がり込んだのは傭兵の赤鬼と青鬼。ベルグレンドは事情を察したのか、ガタガタと部屋の隅に縮こまる三瓶はるかこと牝豚4号を睨みつける。
「ひいぃぃぃ! 許してください許してください許してください! もう痛めつけないでくださいお願いします助けてくださいぃぃぃ!」
追い詰められたと察したのか、三瓶はるかはその場で土下座。プライドもひったくれもなく鼻水と涙を垂らし、懸命に豪華な絨毯へ額を擦りつける。
オスカーとキシリアが目を点にしている中、ベルグレンド卿は徐にソファから立ち上がって歩き、頭を床に擦りつける彼女の後頭部を踏みつけた。
「牝豚4号……テメェ性懲りもなく逃げやがって、反省も学習もしねぇのなぁ、あぁん!? しかも絨毯汚しやがって!」
「ひぃぃぃごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
何度も足蹴にされ、まるで子供のように泣き叫び、狂ったように「ごめんなさい」を連呼する元対魔忍。
美女と言っても差し支えない彼女の無様な姿を見たキシリアは同情し、オスカーは軽く欲情してしまった。
「おい赤の4番……確か今日の牝豚4号の世話当番はお前だったよな……逃がした罰だ、支度しろ」
「承知」
「支度ってなんのです?」
しょぼくれている赤鬼こと赤の4番を他所に、オスカーは興味深そうにベルグレンドに近寄る。
グリグリと牝豚4号の頭を踏みつけながら、オスカーを見た後、何故かニミエを見る……すると彼女は期待の籠った眼でベルグレンドを見るではないか。
「この牝豚4号を……肉盾の刑に処すのさ。お前も見てけよ」
ベルグレンドの告げる
―――
「どらぁっ!」
―バシィンッ!
「あぎゃああぁーーーー!」
「なんのぉっ!」
―どがっ!
「おご、ごえぇぇっ!」
野郎の怒声が、痛々しい打撃音が、そして女の痛々しい悲鳴が「力と金」と掲げられた道場に木霊する。
鬼族の傭兵数名はじっと観戦し、彼らに見張られている3名の全裸の女達はガタガタと震えあがり身を寄せ合っている。その中には元米連所属の女戦士、シャルロッテ=ウェンバーの姿もあった。
壁に寄りかかったキシリアは嫌な物を見るような目で、オスカーは物珍しい物を見る目で見つめている。
道場の真ん中で対峙しているのは、竹刀を両手で持つ青黒い速疾鬼と、先端に布を巻き付けた長い棒を持った赤鬼だ。片方は刀、片方は長刀を模造して稽古している。
異様なのは彼らを纏う防具……両腕と両足を鬼族の身体に括り付けられ、秘所と口以外は黒いラバーで覆われた女だ。
彼女達は背中を鬼族の体の前に密着させ、肉棒を膣に突き刺している。まさにベルグレンドの言っていた「肉盾」そのもの。
「主殿、お覚悟ぉっ!」
赤鬼の高速の三段突きが炸裂。ベルグレンドは身を捩って避けるも、一発が彼の防具……ニミエの乳房に直撃する。
「んぎゃぁぁーっ! 気持ち、ぎもぢいいでずごじゅじんざばぁぁぁ!」
顔を黒いラバーで覆われたニミエが叫ぶ。ベルグレンドが動く度、窮屈に詰められた乳房が揺れ、股間に突き刺さった剛直が深々と刺さる。
ぐっしょりと濡れた股間から愛液をまき散らしながら、ベルグレンドはニミエを盾に疾走。巨乳が風圧で潰れる中、竹刀を振り回す。
―バシン! バシン!
「ひぎぃぃーっ! 痛いぃー! いやぁぁーっ!」
ラバーとはいえ薄皮一枚。三瓶はるかの体に襲い掛かる竹刀の一撃全ては痛恨の一撃となり、身を捩りながら甲高い叫びを上げ続ける。
もがく度に股間の剛直がグチョグチョと膣内を弄るが、ベルグレンドも赤鬼も気にせず稽古を続ける。躱しきれなかった代償は、全て肉盾の女に受けると解っていながら。
「酷い物もあったものだ」
怯える他の牝豚を一瞥してから、キシリアは侮蔑を込めて一言漏らす。ようは牝豚達への見せしめなのだ。
ふとオスカーを見ると、「なるほどなるほど」と顎に手を添えて頷いていた。このショタ魔族も存外鬼畜なのだな、と眉間に皺を寄せる。
しかしながら両者……肉盾になっているニミエと三瓶はるかの違いが大きい。ニミエは快楽が入り交ざった嬌声で、三瓶はるかは純粋に恐怖と痛みで叫んでいる。
「さてと、ベルグレンド卿も夢中のようですし、私達は帰らせてもらいますね」
堪能しました、と一言添えて部屋を出ようとする。お見送りは馬漢が務めるようだ。キシリアも後に続く。
「ああぁーーっ、あーーっ! だずげで、助けてぇぇーーーっ!!」
―――
先程の肉盾も酷かったが、これもまた酷い光景だった。
「どうです? 中々に良い光景でございましょ?」
如何にも金と権力で肥え太ってそうなオークが揉み手をしながら自慢げに語り掛ける。ベルグレンド卿の紹介状のおかげで会話はスムーズに進んでいる。
オスカーは「ほうほう」と呟きながら目を爛々と光らせ、その傍らを歩くキシリアは体臭から遠ざけるべくオークから距離を取っている。
オスカーとキシリアが訪れたのは、東京キングダムでも有数の人間牧場だった。
地下に造られた施設は意外と明るく、照明に照らされた十数人の
人間魔族関係なく裸にされ、ナンバープレートがぶら下がれた首輪と紐で繋がれた鼻輪、そして自身の頭よりも大きな爆乳には搾乳機が繋がれている。
股間には女には無いはずの男性器が生えており、全てが勃起した状態で搾乳機が嵌められ、乳輪と亀頭から時節ビュッビュッと白い液体が吐き出される。
そして極めつけは女達の表情だ―――全て目が虚ろではあるが、皆気持ちよさそうに射精と噴乳の快感を味わい、淫らな喘ぎ声がコーラスのように響き渡らせている。
中にはオークにバックで犯されている家畜もおり、その家畜からは他とは比べ物にならない勢いで精液と母乳が噴出している。快楽責めによるものだろう。
「いやぁ、これは凄い光景ですねぇ、まさか搾精も行っているとは。ベルグレンド卿も良い牧場を推薦してくれたものです」
「これはこれは、ベルグレンド卿のみならずオスカー様にまでお褒めの言葉を貰えるとは光栄ですな」
「無知を承知でお聞きしますが、母乳と精液にどのような需要が?」
「母乳は幼少オークの餌として、精液は下級淫魔の餌として提供されますな。家畜の数さえ揃えてしまえば安定した収入が得られます。ふたなり改造は少々値が張りますが―――」
オークの自慢話は止まらず、オスカーは興味深いと手帳にメモを記す。オークは勉強熱心で感心のあるオスカーが嬉しくてもっと語る。それの繰り返しだ。
キシリアとしてはイカ臭いこの場所からさっさと帰りたい処だ……そう思って周囲を見渡していると、ふと目に留まる光景があった。
「ほらほらぁ! ふははは、私の鞭でお仕置きしてやるぅ!」
家畜が列を汲んでいる場所から離れた場所では、1人の少女が乗馬鞭を片手に年若い女を虐めている。
他に比べると年が若く小柄だが、乳房と股間の肉棒は乳牛モドキらしく爆乳巨根だ。そんな彼女は四つん這いのまま少女から逃げようとし、逆に傷跡だらけの尻肉に鞭を叩かれ泣き叫ぶ。
泣き叫び逃げまどう爆乳女を、羽の生えた白と黒のゴム毬、そして青の装いを着込む少女。その少女に見覚えがあるキシリアはゆっくりと近づく。
「ミリアムじゃないか」
「む? そういうお前はキシリアではないか」
一見すると魔法少女のような彼女の名はミリアム。れっきとした魔界の魔女で、ゴム毬のような使い魔を従え魔術をもって暴れる傭兵の1人だ。
「お堅いお前さんがこのような場所にいるとは珍しいではないか。人間を虐めにきたか?」
使い魔に追い込まれ震えあがる牛女の尻に足を乗せながらキシリアに問いかけるミリアム。どうやらミリアムは家畜となった人間をレンタルし、虐めて遊んでいるようだ。
「お前と一緒にするな」と一言添えてから顎で指す。ミリアムは顎の先を見て、何故か触手を生やして支配人オークと談笑しているオスカーの姿が。
「ふむふむ、オスカー様の触手は生殖器としても機能するのですな。膂力もありますし、これでしたら……おやミリアム様」
肉厚な触手を物珍しそうに見ていたオークがミリアムの視線に気づき挨拶を交わす。オスカーも遅れてミリアムを見るが、先にミリアムがズンズンとオスカーに近寄ってきたではないか。
言葉を交わそうとするよりも先にミリアムが肉薄し、じーっとオスカーを睨みつけるようにして見つめる。
「あ、あの、私に何か?」
「タコっぽい触手を生やす黒髪の小僧……お前がオスカー=ライマキーとやらか?」
「はい。私がオスカー=ライマキーですが」
「ふむふむ、傭兵の間では有名じゃからなぁ。オークを従え、人間の女を牝奴隷にして売り出す組織の長とな。一度会ってみたいと思っておったのよ。
しかし思っていたよりも若造だし頼りなさそうだなぁ……よし! 傭兵が必要なら、偉大なる魔女であるこのミリアムを頼るがいい! 私のような魔女が居れば貴様も大助かりするだろう」
ふふん、と豊満な胸を張るミリアム。態度がデカいし結構な自信家だが、オスカーは気にしていない。アネモネのような老獪さはないが、偉そうな幼女には慣れっこなのです。
「まぁ……ミリアムさんの噂は私も聞き及んでいます。機会があればお願いしますね」
「ところでお前さんはなんでここに?」
「いずれ人間牧場を作ってみたいなーと思い見学を。ここの人間牧場は参考になりますよ」
「ははは、それは良かったです。設立した私も鼻が高いというもの。次に女を捕らえたら是非とも私の牧場にお送りくださいませ」
「人間牧場を作ろうとしているのか? それなら面白い人間牧場がもう一つあってな、ぽにーがーる?とやらがこれまた――――」
いつの間にか、オスカー・ミリアム・オークの三人の魔族が人間家畜化談義で華を咲かせ始めた。
これは長くなりそうだな、と諦め気味に溜息を零すキシリアは、腹いせに使い魔に弄られている爆乳女を蹴とばすのだった。
こうして、ミリアム・オスカー・牧場主オークは其々の連絡先を交換する程に仲良しになったとさ。
―――
人間家畜化談義が想像以上に弾んだことでほくほく顔だったオスカーの表情は、鬼気迫る物に変貌していた。
気分よくカオス・アリーナに向かおうとして、近道に路地裏を通ったのがいけなかったのだ。
―ギィンッ! ガキッ、キンッ!
狭い路地裏にも関わらず―――いや狭いからこそか、キシリアは壁と壁を飛び移って高速移動を繰り返し、宙に浮かぶ金属物体を刀で打ち払う。
甲高い音を立てて浅い傷を帯びた物体は自意識を持っているかのように浮遊し、時にブレードのようにキシリアに突撃し、時に先端から光線を放つ。
ワスプの食らい過ぎで蜂の羽根が生えて飛べるようになったオスカーは上へ下へと飛び回ってレーザーを回避するも、後方を塞ぐ米連兵士を触手で薙ぎ払う。
「キシリアさん、こちらへ!」
地面に叩き潰され血糊を吹き出す死骸を横切ってオスカーが叫ぶ。キシリアもそれに続くようにして飛び交うが、再び謎の物体が道を塞ぐようにしてレーザーを放つ。
「目標の逃走を防止。A―66・ルーナ、追撃を開始します」
十字架のように両手を広げたまま浮遊している少女……米連の半人造人間であるA-66・ルーナは兵器「アルテミス」を操作してキシリア・オスカーに攻撃を加える。
彼女達の安全地帯に向かうべく路地裏を進んでいた頃で、運悪く鉢合わせした魔族2人。他の魔族にバレないよう、ここで秘密裏に処理する必要があった。
「これ程の兵器、流石に刀では斬り伏せんか……面白い!」
「すみませんキシリアさん今は逃げる事を優先しましょ! ブリュンヒルドさん達が居る山までは、すぐそこですから!」
力強い笑みを浮かべるキシリアに逃亡を促すオスカー。路地裏は広く道が長いのが不運だが、鬼神乙女達が暮らす山に続いているのは幸運だった。
分厚い壁のおかげで斬撃音とレーザーの音は表に聞こえづらく、ルーナは敵が逃亡するより先に始末しようと動き出す。
ルーナが始末するのが先か、オスカーとキシリアが逃げ切るのが先か! 果たして結末や如何に!?
―――
結論:無事に逃げきれました。
「……何をそんなに走ってきたのだ」
「決まっているだろう、我が友ロスヴァイセよ……一刻も早く私に会いたかったからだ!」
「いや、違い、ましゅから、ね」
息を切らしてへたり込むオスカーとキシリアに対し、ロスヴァイセは疑問で首を傾げ、ブリュンヒルドは勘違いで盛大に喜ぶ。
A-66・ルーナはギリギリの所でオスカー達を追い詰めたのだが、大勢の鬼神乙女が駆け付けて状況不利と判断して逃げ出したのだ。ロケットのように高速で空へ。
「くそ……あの浮遊武器が邪魔で一撃も与えられなかった……次は斬り伏せてやる」
「元気ですねぇキシリアさん……」
ベルグレンド陣はかなりの鬼畜です。奴隷どころか物扱いする、まさに鬼のような奴らです。ニミエはそんな環境で育ち立派なドM奴隷となりました。
肉盾の刑は活動報告のアンケを参考にしてみました。模擬戦だけどめっさ興奮してしまった。
今回登場した人間牧場は東京キングダムにある中の1つで、母乳と精液を売り物にする生産型。
繁殖用の人間牧場もあれば見世物用の牧場もあります。リリーナの娼館といい、色々なエロい妄想しとります。
我ながらゲスいな自分(苦笑)
次回「観戦:キシリア=オズワルド」に続きます。