※この作品はR-18です。

東京キングダムでイき抜く魔族さん   作:ヤトラ

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●本日の予定
・クローン兵士実験施設の襲撃
・機密情報の入手
・クローン兵士の鹵獲、施設内の略奪
・ベルグレンド卿との共同作戦

●登場する原作キャラ
・ユメ=フィリナ(米連R)
・???(米連)


襲撃:ユメ=フィリナ

 米連のクローン兵士実験施設の襲撃。ベルグレンド卿の傭兵組織との共同作戦となり、施設の破壊及び特定の機密所法の入手が目的。同じノマド陣営とはいえ一枚岩ではありませんが、朧様が怖いので失態が許されない為、お互いガチで共同戦線で行きます。

 傭兵に私ことイ・グー側がキシリアさん、ベルグレンド卿はミリアムさんを雇いました。2人とも女性ながら(むしろ女性だから?)戦闘力の高い魔族です。2人とも暴れられるならと快く引き受けてくれました。

 今回の作戦のキモは「如何に敵を逃さず、素早く機密情報を得られるか」に掛かってます。相手が美女なら我々の褒美になりますが、偉そうな人ほど機密情報を握ってそうですし、無闇な破壊活動及び殺人は控えませんと。キシリアさんは兎も角ミリアムさんには口が酸っぱくなるほど言いつけましたが、正直不安しかない。

 

 そうして、一見すると変哲の無い、しかし堅強な外壁で固められた工場施設へ突撃を開始したのです。

 

―ガガガガガガガ!

 

『いっだいなぁもうっ!』

 

 貫通力の高い弾丸を容赦なく叩き込まれ肉片が飛び散りますが、私は痛みを込めてガトリング砲を巨大な触手でペシャンコにしちゃいます。火力が足りんよ火力が!

 

「今だボスに続けぇ!」

 

「タワーシールドから出るんじゃねぇぞ、ボスみてぇに蜂の巣にされちまう!」

 

「つくづくボスって肉壁があって良かったと思うっぺ」

 

『オーマガ後で台所ね』

 

「くそ、こいつら調子に乗りやがって!」

 

 ごめんねパワードスーツの兵士さん達。我々(イ・グー)が余裕こいててさ~。私は痛いんだけどね。

 

 以前ベルグレンド卿が捕らえた牝豚3号こと、元トラップマイスターの異名を持つ米連兵士シャルロッテ=ウェンバーのハッキングとトラップ知識のおかげで助かりました。

 巨大ながらも狭く入り組んだ通路を進むことができる私ことオスカーを前衛にイ・グーが地下を、持ち前の組織力と圧倒的資金力による傭兵の率いれで人海戦術を得意とするベルグレンド卿が高層ビルに攻め込んでいます。機密情報がどっちにあるのか解らないのよねこれが。

 

 クローン兵を量産しているだけあって人数が多く、強化スーツを着込んだ者や、中には防護服を着ずに強靭な肉体で暴れまわる者までいるのだから大変。ガトリングやライフルなど武装も豊富。

 そんな彼らの攻撃を、紫の触手で壁のように攻め入る私が全て塞ぐ。巨大な蛸の姿なのでミッチリ通路を塞いでて後方のオーハラ達を守ってます。ふはは痛いけど再生しちゃうからまさに肉壁だよ畜生。

 

「ふははは、食らえ食らえ食らえーっ!」

 

 高らかな叫びと共に後ろから何か飛んできた。ミリアム嬢の使い魔クロ&シロだ。魔力が込められた彼らは敵の特殊部隊兵に突っ込み彼らの身体を拉げながらなぎ倒していく。

 私は肉壁だけど彼らは肉弾で投げ飛ばされる……頑張れよクロとシロ、後で美味しいもの食べさせてやるからね。涙目になって戻っていく彼等を暖かな目で見つつ、ゆっくりと前進。

 

 道中、明らかに魔族みたいな強化人間や重装甲サイボーグなど強敵に当たりましたが進撃は順調。地下へ続く通路は長い割に部屋が少ないですが、くまなく探していると色々な発見があった。

 

『ベルグレンドだ。残るは最上階だが特にこれと言った物は見つかってねぇ。そっちはどうだ』

 

『こちらオスカー。凄いですよ最新の武装がゴチャゴチャ出てきました』

 

 オーマガの握る通信機からベルグレンド卿の「ぐぬぬ」って声が聞こえる。悔しかろう。

 

 どうやらこの施設はクローン兵士を扱うだけでなく武装の開発や貯蔵も進めていたらしく、厳重な扉をへし折ったら真新しい武器がわんさか出てきました。サブマシンガンやハンドガンといった軽量の物だがピッカピカです。

 オーク達はこれ幸いとばかりにロープで束ね、私も触手で根こそぎ持っていきます。邪魔してくる米連兵士はミリアム嬢にぶっ飛ばしてもらってます、彼女武器とか興味ないし。

 

『しかし肝心のクローン製造所は未だ見つかってません。そっちで何か調べられませんか?』

 

『手下共と牝豚3号(シャルロッテ)が施設のCPを弄っている。上層はコンピュータ制御や機密書類が中心だが朧様の欲しがりそうな情報は未だ見つかってねぇ』

 

 牝豚3号(シャルロッテ)のハッキングも完璧には通じなかったらしい。いくつかのダミー部屋(トラップでしたが再生力ゴリ押しで私は平気)に引っ掛かりました。

 とはいえ警備兵の美女や今見つけた新品の武装など、略奪と進撃自体は順調などでドンドン進んじゃいましょう……よしよし奪えるだけ奪えましたね? では私に続け~(マシンガンの弾受けながら)。

 

『ちょっとまて、オスカー前方12m先の通路の右側に隠し通路があるはずだ―――おいキシリアしっかりやれ、こっちに近づけるさせるな!』

 

 おおうナイスですベルグレンド卿。後ろでキンキン音がしているのはキシリア嬢の斬撃かな?

 一見何もなさそうですがオークに壁ドンしながら調べたら空洞音が反響したので、さっき手にしたばかりの爆弾を張り付けて吹き飛ばしましょう。ドーン。

 

 爆破して見つけた隠し部屋の中を触手で見てみると……なるほどねぇ。

 

「はへ、はへぇぇ♡」「お薬、おくすりちょうらぁい♡」「あ゛ーっ、あ゛ー、指マン気持ちいぃぃぃ♡」

 

 全体がピンク色のベッドルーム。散乱している大人の玩具と男物のパンツやスーツ。ベッドの上では裸の女がラリっていて、体は卑猥な落書きと精液だらけ。

 彼女達を狂わせる成分が入っているであろう注射器や錠剤も散らばっており、濃厚な雄と雌の匂いに紛れて甘ったるい香りが漂っている。

 

「ボス、なんか良い匂いがして……うおぉぉぉラブホかよここぁ!?」

 

「うほっ、良い女」

 

「獲れたてピチピチの美女もいいが使い慣れた女ってのもええっぺなぁ、じゅるり」

 

 防塵マスクをしているとはいえ迂闊に入るんじゃありませんオーク達―――おっとラリってる女達が雄の気配を察知して這いずってきた。こりゃ重症ですね。

 確かに交戦した殆どの警備兵は女性でした。そして彼女らは同じ顔が多い事からクローン兵士だと察することができ、極めつけは痴女の巣窟……。

 

『何が実験設備ですか、ただのラブホじゃないですか』

 

 女性のクローンで性的な接待して私腹を肥やしてたんでしょうかね特殊機関ってのは……オーマガ、通信機貸してください。

 

『こちらオスカー。隠し扉をくぐった先にはラブホがありました。どーぞ』

 

『こちらベルグレン……ニミエてめぇの馬鹿力でドアをこじ開けろ!———悪ぃ交戦中だ。そっちは接待ルームを見つけたみてぇだな』

 

『となると此処の意図は……』

 

『察しの通り、この施設は言わば米連と中華連合との懸け橋だな。有名どころの兵士やネームドのクローン体でエロい事させてやるから遺伝子やら資金やら寄越せって場所なんだよ。面白いぐらいに重役や遺伝子情報が獲れたぞ、(カタギ)も混ざってやがる』

 

 ノマド社にとっては脅しの材料にもなるし、ネームドの遺伝子だけでなく情報も握れれば結構な収穫と言えるだろう。ベルグレンド卿も良い収穫じゃないですか。

 

『俺らが今こじ開けようとしている部屋にはもっと重要な情報が眠っているらしいんだが……気ぃつけろ、その部屋とこの部屋をこじ開けようとして、何かが出撃しようとしてやがる』

 

『何かって何ですか?』

 

『知らねぇよ秘密兵器かなんかじゃねぇの。こっちはこっちでやるから、そっちはそっちで対処するんだな……てめぇキシリアドア斬れるんなら最初からやりやがれ!』

 

 なんか私には関係ない所で怒鳴ってるので通信オフ。とりあえず何かが来るらしいから気をつけよーっと。では皆さん次に……。

 

「あっあっあっもっと腰ふって、もっとチンポちょうらぁいっ♡」

 

「んあぁぁぁオジ様チンポよりすっごぉい♡」

 

「げへへ人間のチンポなんか目じゃねぇだろぉ?」

 

「ほれもっと尻を振れぇっ」

 

「きゃははは! ほうらバイブでイき狂ってしまぇぇっ♡」

 

「んぎえぇぇぇイギュぅぅぅひぃぃぃっ♡」

 

「バイブで二穴責めとか鬼畜だっぺなぁミリアムちゃん」

 

 任務中だってのにラリった女を前に遊んでいるとかさぁ……ミリアム嬢まで混ざっているし……。

 

『使い捨てで遊んでるんじゃないよ!』

 

 

 緊張感ないなぁ! 私もだけど……。

 

 

―――

 

 出撃のアラームが響き、赤いランプが部屋を照らし緊急性をアピールする。この演出って意味あんのかねぇ?

 

「さーてと、実験動物(モルモット)は哀れにも任務に勤しみますよっと」

 

 厳重な警備システムに縋って逃走通路が狭いもんだから、お偉いさん達が外へ逃げ出せるように侵入者を排除しとかないと。

 改造手術を施され機械化した手足を整え、背後に控えているサイボーグソルジャーにハンドサインで指示を出す。私は上層担当だ。

 

 じゃあ下層は誰が担当するかってと……この無表情のつまらない女だ。

 

「しっかりやんなよ。地下に居る連中はでっかい奴なんだってさ」

 

 彼女は無言で頷き、私よりも機械じみた……直接腕からサブマシンガンを生やしたような両手両足を慣らしている。足までマシンガン装備してるとか偉い人は馬鹿なんだろうか。

 私がサイボーグソルジャーを従えているのに対し、彼女は単騎で地下の侵入者を排除する役割がある。聞いた話では敵は再生能力がバカみたいに高いらしいけど、大丈夫かねぇ?

 

「まぁ負けそうになったら言いな。ちゃっちゃと終わらせて助けてあげるから」

 

「必要ないわ」

 

 そう言って開いた地下行きのダクトへと飛び込んで行っちゃった。本当につまらない奴。

 

 奴の名称はCA-33b。通称―――「クローンアサギB型」。かの最強の対魔忍アサギの遺伝子を組み込まれたクローンの劣化版。

 クローンとはいえ、その自信に見合った働きを期待してるよ……なーんてね。

 




やはり書いていると、なんか違うなーって思いつつ勢いで書いちゃいます。勢いで書かないと延々ぐだぐだしたり、進まなかったりしますからね;

活動報告でリクエストの多かったクローンアサギ、その劣化版を登場させました。オリキャラ扱いです。
ちゃっちゃと戦闘と任務を終わらせてしまいたいものです(ぉぃ
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