・スネークレディの依頼(活動報告リクエスト)
●登場する原作キャラ
・長船鶴子(対魔忍R)
・大和恵梨(対魔忍R)
・佐倉千歳(対魔忍R)
一年ぶりの更新です(ぉぃ
「ん……くぅ……っ♡」
カタカタと軽やかなタップ音をかき消すように、ずぷぷっと肉棒が肉壺へと包み込まれ、幼子の甘い声が響く。
お気に入りの社長椅子に座る私ことオスカーの股間の上では、アネモネ嬢が器用にもエロ蹲踞で肉棒を犯しながら、慣れた手つきでPCのキーボードを操作している。
「前々から思ってましたが……っ、キツくないですか? その姿勢」
「癖になったんじゃ♡ 椅子の上でセックスするのもぉ♡ オスカーを犯すのも……んんんっ♡」
余裕綽綽と言った顔で振り向きますが、その仄かに赤く染まった顔も、流れるような白い髪も、改めて見惚れるほどに綺麗なんです。股間が反応しちゃう。
「より硬くなっておるではないか♬」と言って意地悪をするように腰をグラインドさせながらも、PC画面は資産の管理表やスケジュール表、そして依頼メールの確認など行っている。
「ん……アネモネ嬢、依頼メールがあります。確認を」
「了解じゃ」
ナバラさんと契約する為にも、我々イ・グーとアネモネ陣営はノマド傘下の依頼を着々とこなさなければ。
アネモネ嬢は腰の動きを弱め、キーボードとマウスを操作してメールをチェックする。私も彼女の肩越しに画面を見て……っと。
「ほぉほぉ……これは……」
女が手に入る可能性のある仕事とか、特にありがたいですね。
―――
『最近東京キングダムに秘密裏に建設された元龍門の研究施設で、アサギのクローンの生き残りとブラック様の細胞を培養して作られた魔獣が発見されたらしいのよね』
『依頼内容はシンプル。元龍門の研究施設からカオス・アリーナまでクローンと魔獣を秘密裏に護送する事。ね、簡単でしょ?』
『…というのは表向きの話。本当の狙いはカオス・アリーナの新人闘奴候補の確保』
『つまり、分かりやすい『餌』に引き寄せられた雌豚ちゃんを捕まえて欲しいって訳』
『あぁ…でも、アサギのクローンの護送は本当の話だからソッチの仕事の手を抜いては駄目よ?』
『魔獣の方?…フフッ♪護送される魔獣はアナタの事よ。イ・グーの首・領・く・ん♪』
『真の依頼内容は、クローンアサギと雌豚ちゃんをカオスアリーナに届ける事』
『餌に誰も喰いつかなかった時はクローンだけでいいわ。その代り報酬は最低限の金額になるけどね♪』
『逆に複数人捕えた場合は、クローンアサギと刺客一人送ってくれれば報酬に色を付けるし、それ以外は好きにしていいわ』
『ただし4人以上捕えた場合は半数をこちらに送る事。どう?悪くない取引でしょ?』
『表の依頼を達成すれば報酬金を。裏の依頼を達成すれば更にボーナス、複数人の場合は更に女が付くんだからね♪』
『マダムは下っ端を徹底的に使い潰せばいいと考えてるみたいだけど、偶には「美味しい思い」もしないとやってられないわよねぇ…♪』
『決行予定日は6日後の深夜0時よ。良い返事を期待しているワ♪』
●依頼主:スネークレディ
―――
東京キングダムの夜深く……ネオンライトの光が溢れるこの時間こそが本領を発揮する時間帯。
戦闘を考慮したのか装甲を盛られた輸送トラックが深夜のハイウェイを走っている。荷台にはノマド社の紋章が記されているが、意外にも護衛らしき車両は見当たらない。
「見えます見えます……あのトラックに目的の
そんな装甲車両じみたトラックを「遠くから見ていますよー」と言わんばかりに額に手を当て、高層ビルの屋上から見つめている少女がいた。
対魔忍・長船鶴子。黒と白にライトグリーンをアクセントにした対魔スーツを着こなす、栗色のショートボブと赤色の眼鏡がかわいらしい女の子だ。
彼女の【忍法・隠通眼】はあらゆる障害を無視して目的のものを見つけ出す暗視能力。索敵に秀で、密売や密輸、失せ者探しに適した対魔忍だ。
「情報によれば魔獣も護送されていると聞くが、そちらは?」
そんな彼女に問いかけるのは、彼女の護衛として派遣された対魔忍・大和恵梨。黒のロングヘア―を後ろに纏め、グラマラスな身体に刀をぶら下げている姿は、忍というより剣豪のよう。実際、彼女は一撃必殺の抜刀術【逸刀流】により多くの魔を討ち取った若き猛者だ。
「んー……超大型の魔獣と思わしき影がトラックにギッチリ詰まってます。荷台80%を占める程ですよ? ふざけんじゃないですよ」
恵梨の問いかけに対し目を細め、中身を知った鶴子は面倒くさそうにため息を漏らす。大型トラックの80%を占めるなど、一体何を詰め込んだんだと言わんばかりの巨大さだ。
それでも二人はやらねばならない。狙いは魔獣ではなく……自分ら対魔忍にとって最上の存在・井河アサギがいるかもしれないからだ。
「クローンだという可能性が濃厚とはいえ、上層部ですらやっと掴めたアサギ様関連の情報です。些事であったとしても挑む理由になります」
「無論だ。アサギ様のクローンなど許せぬ所業。斬り捨ててくれる」
「いや本物かもしれないから初手斬り捨ては御免ですよ……」
対魔忍にって井河アサギは最大の切り札。その切り札を例え劣化でも複製させられてはたまったものではないと、対魔忍側は執拗というレベルでアサギ及びその関係者の情報を追い続けている。東京キングダムで行方不明になった不知火の行方も目下捜索中だ。
「千歳ちゃんも並走中です。ポイントに目標が到達次第、お願いします」
「了解」
眼鏡を指で押し上げて気合を入れ、恵梨も身を低くして両脚に力を込め、刀の鞘と柄に手を添え抜刀の構えを取る。
何も知らないかのように護送トラックは速度を変えず走行し―――指定ポイントに到達。
「―――フッ!!」
ビルのコンクリートに罅が入る程の力を解き放ち、恵梨は弾丸の如く跳躍―――続けざまに抜刀。
まるで恵梨そのものが斬撃になったかのようにトラックに襲い掛かり、斜めに4等分されてしまう。護送トラックそのものは二台と切り離されて急加速、残りは紫色の血飛沫を吹き出す不愉快な肉壁が露見し、慣性の法則にしたがったままハイウェイに転がり落ちる。
それを逃さぬと、ハイウェイの下から飛び出る者がいた。白銀の髪を靡かせる少女―――対魔忍・佐倉千歳。
【忍法・速身風体】によって風のように駆け抜ける彼女はトラック程度なら楽々と並走することができ、速度を維持したまま10m以上もある高所へ飛び移ることなど朝飯前、さらに急加速させて擦り抜けざまに目標を捕らえる。
トラック本体は恐れを為したのかそのまま逃走、千歳は自身よりも長身な女性……手枷足枷で拘束された井河アサギを抱きかかえた状態で急ブレーキをかけた。
「よくやった千歳」
腰に添えていた鞘に納め、アサギを降ろす千歳に駆けつける恵梨。背後では夥しい量の血飛沫が飛び交い、荷台の切断面から巨大な肉塊が零れ落ちている。
それを意に介さず、しかし周辺の警戒を怠らず三人の対魔忍が眠っている井河アサギらしき裸体を見下ろす。
「うわぁ改めてみるとグラマラス……お尻のボリュームが増えていますね?」
「それは言ってやるな……しかし本物なのか?」
「……解らない。起こしてみない限り―――っ!?」
ぞるり、と。
機械仕掛けの箱のような形状をした手枷と足枷をした意味があるのか、と言わんばかりに両腕両脚が軟体動物のように抜け出し、まるで蛸のような触手が幾本にも分散されて少女らに襲い掛かる。
即座に対応したのは歴戦の剣豪である恵梨。一撃の威力よりも範囲を優先した素早い袈裟斬りは襲い掛かる触手を瞬時に切り裂き、素っ頓狂な悲鳴を上げて慌てる鶴子を千歳が抱きかかえ瞬時に離れる。恵梨の範囲から遠ざかるためだ。
「くそ、やはり偽物―――っ!?」
ぞりゅる、と。
今度は切断されたはずの肉塊から丸太のように太い蛸のような触手が粘液を滴らせながら何本も生え始め、鶴子を抱きかかえているが故に速度が制限された千歳を取り囲むように襲い掛かってきた。
罠だと予測はされていた。透視・抜刀術・高速移動による『瞬間的な攻撃と撤退』を考案していた。だが物量と手数の多さで攻められては活かしきれない。
恵梨の飛燕の剣技ですら止める重みと、高速機動ですら逃がさない圧倒的な手数―――そして。
「がは……っ!?」
「ごめんなさいね。これも奴隷の定めなのよ」
蛸の目のような不気味な瞳で微笑む、井河アサギの魔改造クローン……井虞アサモは、不意打ちとはいえ恵梨を追い詰める程の実力を持っていた。
腹部を強打された彼女は意識を手放し、アサモの右腕から伸びる数本の触手で簀巻きにされる。鶴子・千歳も肉厚な化け物の触手に巻かれ、圧迫されて苦しんでいる。
『いや早すぎて意識が追いつきませんでしたが、捕まえられてよかったです』
「オークボさん呼んでおかないとね」
三等分された肉塊は道路に血の海を残しながら結合して収縮……紫の巨大蛸が苦しむ鶴子・千歳を掲げて嬉しそうに言った。
『さて、カオス・アリーナで楽しめるといいんですがね……♪』
●本日の成果
・対魔忍3人の捕獲
・カオスアリーナのお楽しみ
年内に勢いでも良いので、カオスアリーナでお楽しみを書きたいですね。