元米連特殊部隊兵、現イ・グー性奴隷のシュレイ・デュアックは焦りを感じていた。
「今の私達って、影が薄いと思わない?」
ズイっと顔を寄せるシュレイの、散々輪姦されたにも関わらずシャワー後のシャンプーの香りにドキっとしつつ、同じ元米連特殊部隊に所属していたフィル・リードは首を傾げる。
「そんなことないんじゃない?」
「オークの赤ちゃん生んで育ててすっかり母親顔になっちゃってこの子はぁ!」
大事そうに抱えているオークの赤子に
オークとはいえ赤子が居る手前大声を出せないものの、それでもすっかりお母さんの顔になった小柄な少女フィルを指さしシュレイが叫んだ。
「私は寧ろ影が薄いままで良いんだけど……」
鉄製の首輪と腕輪、そして足輪を嵌められながらも、メイド服を着てモップ掃除をしていたメガネの金髪女性・長船鶴子が言う。
先日入った二名と大差ないぐらいの新参者だが、徐々にイ・グーの調教及び凌辱、そしてメイドとしての自分に適応しつつあった。
「私はオスカー様に時折
夜食の握り飯と温かいお茶を乗せたお盆を持ってきたのは、長船鶴子と同じ元対魔忍の霜月萌花だ。
片目を髪で隠す彼女は、全体的にふんわりとした愛らしい少女(巨乳)である。中身も戦闘向きではない穏やかな性格で、異能もサポート向きときている。
彼女はとある任務によりオスカーに捕えられ、彼専用の肉奴隷として調教された。胸には蛸を象った淫紋を刻まれ、凌辱と調教、そして花嫁修業の毎日だ。
「カーッ、余裕があって羨ましいわねぇ萌花ちゃんもフィルも!」
「そういう貴女もオークに愛されているじゃない」
ほんわか幸せオーラを放つフィルと萌花に悔しがるシュレイだが、彼女は持ち前の巨乳と健康的なスタイルでオーク達に愛されている。
愛されているといっても輪姦されてばかりだから良いことではないか……と鶴子は肩を竦める。
「たっだいま~。萌花ちゃん私にもお茶ちょうだ~い」
そんな彼女達がいる食堂に現れたのは、対魔忍なら誰もが知る有名人・井河アサギ―――の偽物。
アサギよりも胸とお尻が大きく、全体的にむちむちしている彼女の名は井虞アサモ。
劣化クローンアサギにオスカーの魔の手が入り混じって触手魔族モドキになった謎の存在である。
現在はカオスアリーナの人気選手として金とイ・グーの知名度を稼ぎ、時折スネークレディに肉体的な意味で遊んでもらっているなど、割と充実した日々を送っている。
「そんなオリキャラも同然なアナタも影が薄くなりつつあることをお分かりでしてっ!?」
「いきなりメタ発言してきて草」
ビジっとシュレイに指差されたにも関わらず、ずずずっとお茶を啜るアサモは至って呑気だ。
そうやって集まった決戦アリーナ組(メタ発言)が食堂のテーブルを囲んで茶と茶菓子を置く。
「私が恐れているのはね、いつかアタイ達は捨てられちゃうかもしれないってことだよ」
両肘を柱に両手で顎を支えたシュレイが重々しく言い放つ。
その言葉を察したのは雌奴隷古参のフィル・萌花で、反応だけに留まったのは鶴子とアサモだ。
「捨てられる……というと物理的に?」
想像したのか恐れで震える鶴子。アサモは元々から使い捨てのクローン兵にして娼婦だった為に達観しており「まぁいつか来るわよね」と言い放つ。
それを手で振ってフィルが否定すると、じゃあ何なのかと鶴子は改めて首を傾げる。
「女として飽きられて
シュレイが言うと、この卓を囲む全員……それこそアサモですら重々しいため息を吐く。
何せ魑魅魍魎が集い、違法犯罪なんでもござれが当たり前なのが東京キングダムだ。
特に多いのは性犯罪で、
娼婦や肉奴隷として酷使されるのは当たり前。
娼館の看板を掲げ、派手な化粧と裸当然の衣装で媚びながらの客寄せ。
飼い主の趣味で露出調教され、犬のように四つん這いで歩かされる奴隷。
通り道の片隅で、グロマンを見せつけながら蟹股で立ち続ける紙袋を被った捨て奴隷。
野良オークの為の肉便器、薬漬けにされたオナニーに狂った女、獣姦ショーの犠牲者等々。
この前鹵獲されたレイガとその夫の大鬼に至っては、ナバラ・シャンボーリ管轄の下、農奴として夫婦仲良く畑仕事に駆り出されている。
如何にイ・グーが(
何せ雌奴隷だとしても、衣服の着用は許され、日常生活に支障が出ない程度に犯され、衣食住の保証は確約され、時には遊びに出かける許可ですらくれる。
「加えてここの飲食物はマトモで美味しいのよね……」
悔しそうにお茶を啜る鶴子。
改めて東京キングダムの実情を考えれば、なるほど確かにイ・グーに捨てられたくないと思える。
鶴子自身、環境に適応し凌辱にも慣れてきた事は遺憾ではあるが、快楽が勝ってきているしメイドとしての仕事が充実しつつある。
「そこへウィスプさんやエレさんっていう新入りが来たでしょ? あの二人は色々と高性能なんだよね~」
バリバリと訳あり煎餅をかみ砕きながらシュレイが困ったように言う。
元
彼女の異能は人海戦術を主としているイ・グーの柱となりつつあり、戦力としては最適解と言える存在だ。
何かしらの実験体にされたというエレ・アンスタン。ドラッグパライソを壊滅させた際に「こっちの方が生き残れる」と自らイ・グーの肉奴隷に志願した変わり者だ。
薬物を投入され改造された筋力により高い戦闘能力を持ち、持ち前の生存本能は生存性を重視するイ・グーとの相性もいい。
両者ともに肉奴隷としても活躍中で、輪姦肉奴隷シュレイの出番が徐々に奪われつつあった。
「このままじゃオークの皆さんにエッチしてもらえないよぉ……」
「そっちが本音じゃない?」
スティック羊羹を咀嚼しながらアサモが突っ込み、嘆くシュレイを除いて全員がそう思った。
「そう考えると……私もいつか、オスカー様に飽きられるのかな……」
想像するだけでも怖いらしく、萌花は俯いてポロポロと涙を流した。
オスカー専用の構ってちゃんマゾヒストとして立派に育った萌花にとって、オスカーやイ・グーに役立てる事がささやかな幸せだ。
オーク達の胃袋を掴む料理長としても活躍しており、オスカーが愛する蜘蛛姫アネモネやブリュンヒルドとも仲が良い。ある意味でこの中の誰よりも身分の高い雌奴隷と言えよう。
「となると……うわ~んオークボ様に捨てられたくない~!」
二児の子供が~! と頭を抱えて泣き出すのはフィルだ。
雌犬奴隷として飼われ、オークボの事実上の人妻となって子育てに奮闘中の彼女だ。
これからも前線で戦い稼ぐつもりだったのに、捨てられる可能性が過ぎって嫌になったらしい。
「……私達って魔族……それもオークに飼われている肉奴隷よね?」
「肉奴隷にだって幸せはあるわよ」
それもマトモな、とアサモがお茶を啜っていうと、鶴子は三人の女性たちの嘆きを目の当たりにして深くため息を零すのだった。
そんな時、出稼ぎに出ていたオーク達が帰ってきた。
「おーう帰ったぜ~」
「ただの見回りだってのに緊張したなぁ」
「あのオーガめちゃ怖ぇもん。もうオーガだけでいいんじゃね?」
「依頼主も言ってたろアホだから添え物がいるって」
「あれはアホっていうより考えなし……」
「それ以上は言うなエレ」
「ふわぁぁ……暇でしたわねぇ……さぁさぁオーイゴナ様、今からお茶を用意しますわ」
「おう頼むぜウィスプよぉ。後でたっぷりストレス発散に付き合ってもらうぜ」
「これだから専属持ちはわよ」
「お、アサモじゃん。チーッス」
古参から新参まで揃った精強オーク達がゾロゾロと集まり、その中に交じってウィスプとエレの姿もある。
先に反応したのは萌花だ。席を立ち、オーク達にお辞儀してから笑顔で出迎える。
「あ、お帰りなさいませ皆様。今からお茶を淹れましょうか?」
「いや先に性欲発散だなぁ……てなわけでよ」
古参のオークはニヤリと笑い、シュレイの肩を掴んで抱き寄せた。
「うわっ」
「げへへ、俺たちの相手をしてくれやシュレイさんよぉ」
「フィルは後でオークボの旦那と散歩だ、準備しとけや」
下劣な笑い声をあげならシュレイの尻肉をズボンの上から鷲掴みにする。
フィルはフィルでオークボからの使命と聞いてパッと表情を明るくさせる。
「えっと……アタイでいいの?」
「あぁん? どういうこった?」
「いや、エレさんやウィスプさんで遊ぶのかなーって……」
体力ならエレが上だし乳房の大きさならウィスプが上だ。
それに散々犯されてきた自分はお古みたいなものだとシュレイは自虐している。
だが彼女を抱き寄せたオークはハンっと笑い飛ばして肩を竦める。
「ばーか、お前だからこそ良いんだよ。なぁオメーら?」
「んだんだ、輪姦ゆーたらシュレイだべ」
「マンコもケツマンコも、長く使ってんのに具合いいしな!」
「オレに至っては、実はお前のファンになっちまってよぉ。仕事終わりはシュレイで抜くって決めてんだ」
「マジか新入り。気持ちはわかるけどよ」
「良いからハメらせろよ、馬乗りパイズリしてやる」
オーク達はシュレイを囲み、胸を鷲掴みにしたり太ももを撫でまわしたりと卑猥な手つきで触りまくり、下賤な笑みを浮かべて見下している。
その中心にいるシュレイはと言えば、まだ相手してもらえるんだと感動しつつ、オーク達の欲情した視線に快感を得て震えていた。
「ま、まっかせてよ! 肉奴隷シュレイが精一杯肉穴奉仕いたしますっ!」
「なんでぇ、いつも以上に乗り気だな?」
「まぁヤる気があることは良いことだ!」
がははは、と笑うオーク達と、それに釣られて軽快に笑うシュレイ。
他にも、オークボとの散歩にワクワクするフィル、オーク達と駄弁るアサモ、お茶を欲するオーク達に茶を振舞う萌花と賑やかになりつつある。
さっきまでのはとんだ茶番ね……と呟きながら、食堂の隅で眺めていた鶴子は肩を落とした。まぁ悪い気はしないのか、どことなく笑みを浮かべている。
「皆さんちゅもくで~す!」
「ナバラから餅米を貰ったぞ!」
賑やかになりつつある食堂に、遂にラスボスことオスカー&蜘蛛姫アネモネが登場。
オスカーの足から伸びる触手で抱きかかえているのは、餅米10kg(規格外)の袋だった。
「というわけで、来年の年明けに餅つき大会をします!」
「貴様らにもつきたての餅を食わせてやる! 我も今から楽しみにしておくぞ!」
テンションの高いオスカーとアネモネに合わせ、美味い物が食えるとオーク達も「いえーい!」と大喜び。
フィルとシュレイ及びエレとウィスプに餅とはなんぞやかを教えつつ、萌花と鶴子も元旦に食う餅を楽しみにしつつあった。
「この組織の糧は性欲と食欲ね……」
出世欲も合わせたら相当育っていただろうなぁ、と井虞アサモは茶を啜りながら思うのだった。
来年もイ・グーをよろしくお願いします!
今の時代は対魔忍RPGXなので、アネモネを除くアリーナ組をどうにかしたい。
いずれ組織の拡張や提携も視野に入れているで押し込むかも(ぉぃ
今年もたまにしか更新していませんが、東イき魔族さんを読んでくれてありがとうございました。
来年もどうかよろしくお願いします。良いお年を!
(11/26実施)レイガの行く末は?(12/3締切)
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旦那の目の前で寝取り調教!
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ノマドに忠誠を!洗脳調教!
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強制労働に殉じろ!農奴調教!
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夫婦仲良く農業に従事するんだよオルァン!