結構前に書いた話(https://novel.syosetu.org/83058/1.html)と同じテーマの、別バージョンと思っていただければと。
理系の学校というのは、とにかく女子が少ない。
中でも専門学校となると……まさに、煮詰めたような男女比率。
だからこそ、試してみたかった。
この――<シンデレラレンタル>を。
何ともきらびやかで夢見がちな名前のシールではあるが、その効果は本物である。
ある意味では、欠陥品と呼ぶべきかもしれないが。
何故ならば、このアイテムで、魔法のように豪華なドレスが手に入るわけではない。肝心の衣装は自力で何とかしろというのだから巫山戯た話だ。
とはいえ――
一度手に入れ、このシール――<シンデレラレンタル>を貼れば、ずっとそれを着ているように見える。
たとえ、脱いで畳んで元の引き出しに戻してしまっても。
借り物のシンデレラ――ゆえに、シンデレラレンタル。
とはいえ、私に舞踏会に出るような必要はない。
そんなことをせずとも、毎日男たちに囲まれているのだから。
「おーっす、光田ー」
「光田さん、おはようー」
この学校――理系ってだけでも男子寄りなのに、コンピュータの専門学校ともなると、いよいよ男ばっかり。これに馴染めない女子は居づらくて次々と辞めてしまう。
なので、同級生はほぼ一〇〇%男子。だけど、彼らは気づいていない。
たった今、教室に入ってきた女子が――素っ裸であることに!
これまで自分なりに色々と実験してみたけれど……おそらくこのアイテム、効果があるのは男の人だけ。同性の目にはしっかりと私の所業が写っていることだろう。
だから、通学中は難しかった。けど、建物に入ってしまえば、そこはもう男の城。誰も私の本当の姿を視認することなどできはしない。
席に着いても、やっぱりみんないつも通り。
いつも通りに吉野君が声をかけてくる。
「光田さん、機嫌良さげだけどいいことあった?」
「ん、ん……そうかなぁ……❤」
本当に見えてない。
見えていれば、機嫌が良くなるのは彼の方なのだから。
すぐ隣で全裸の女のコがオナニーしてるのにね。
みんなには、スカートを穿いているように見えている。
机の下だから、軽く足を開いていることもバレてない。
その間に、ぶっといオモチャが突き
あぁ……胸も触りたいなぁ……。でも、さすがに今は……ね。授業が始まれば、もう少し大胆なこともできそうなんだけど。
さて、シールの魔法は男の人にしか効果がない……とはいえ、もう一つ誤魔化せる相手がある。それは……
「みっちゃんおはようっ!」
「ああ、佐和子ちゃん、おはよう」
本来なら、女子の目には私の裸が見えてしまうはず。でも、佐和子ちゃんに驚く様子はない。
何故なら、彼女はコンタクトをしているから。
肉眼を通したら、私の痴態は一目瞭然。
だけど……
ほら、このアイテム、舞踏会仕様だからね。写真撮影されたらスッポンポン、じゃ話にならない。そのためか、カメラのレンズを通すと、ちゃんと着ているように写してくれる。
これは、ガラスだけに限らず、透明のフィルタなら何でもイケるようなので……彼女が裸眼ではないことを知ってから、ずっと狙ってた。もう一人の女子、野沢ッチが休んでくれるタイミングを……! ……あのコ、バイトで深夜シフトが入った翌日は学校来ないのよねぇ……
大きな教室には長机が何列にも連なっていて、ざっと数えても百人は入ってる。
なのに、女子は私と佐和子ちゃんだけ。
そして、彼女もコンタクト着用。
さらには講師陣も軒並み男。
これはもう……『シンデレラレンタル』のためにあつらえられた舞台とさえ思えてくる。
佐和子ちゃんはいつもどおり、彼氏と一緒に後ろの席。ま、彼女らがイチャイチャしようが乳繰り合おうが、私には関係のないコトね。だって、男子って、付き合い始めると面倒くさいし。こうやって物を言わず……私を取り囲んでくれてくれていれば、それで充分。この雰囲気だけで、私には満足みたい。
講義が始まれば、室内はそれなりに静かになる。だから、バイブは切っておかないとね。でも、こうしてクイクイと押し込めば、いいところに当たってくれる。ただ、クリの方は……うーん、振動がないんじゃ、指の方がいいかも。
「ん……ん……ふぅ……」
あんまり
……って、両手を机の下に仕舞い込んでたら怪しすぎるからね。適宜片手は卓上に戻して……これなら乳首を触ってても気づかれないはず。あんまり露骨にやらない限りは。
でも……うぅ……コレは……!
凄いよね、こんな男だらけの部屋でひとりえっちなんて。
授業に対しては、みんなそこそこにやる気あるから――やる気なくなった人は早々に辞めてるし――内職とかしてる人もあまりいない。熱心に――かどうかはわからないけど、とにかく、授業はつつがなく進行していく。
右に座る吉野君も、
左に座る竹中君も、
私の変調には気づいていない。
普通に、そして、退屈そうに板書代わりのプロジェクタを眺めている。こんな……バイブをアソコにジュポジュポしてるのにも気づかずに!
気づかれてない……ウン、気づかれてない。
だったら……ちょっとだけ……
私、もう我慢できない……!
ムーーーーー……
あ、意外と響かないみたいね。
でも、長々と電源を入れていたらマズい。スマホが鳴ってると思われたら、先生にも注意されてしまう。
だから、ヤるなら一気に……!
少しの間だけと割り切って、私はこれまで以上のガニ股に。
さり気なく装って胸に当てた指も、すべては乳首のために。
しっかりとオモチャの端を掴んだら――
「ん、ん、んっ、ん~~~っ!?」
バ……バイブ音はともかく……喉がヤバイ……!?
声、出ちゃう……抑えなきゃ……でも……っ
教室で、授業中に、アソコの中をこんなに激しく掻き回すなんて……!
びくんっ!!
「……はぁ……あぁ……❤」
と、満足したところでスイッチオフ。
そして、誤魔化すように鞄の中をまさぐって……スマホを確認するフリ。
改めて左右をチラ見してみるも、両サイドの男子はこちらにはまったく無関心。
こんな、手の届きそうなところに座っているのに。
あぁ……これがいいのよねぇ……
これまでも、ノーパンとか、ノーブラとか、
ちょっとエッチな冒険はしてきたけど……
全裸でオナニーまでしちゃうなんて。
こんな、男の人いっぱいの場所で、誰にも気づかれず――
――――っ!!
ふと視線を感じて顔を上げると……目が合った!?
アレは……倉敷君ね。でも、どうして?
振動音も吐息も、それどころか顔色だって見えないくらい離れた席なのに。
わざわざ覗き見するように前の方から後ろの私を。
素っ裸なのはバレてないと思うけど……
ヘンなことしてたのは、勘付かれたのかなぁ。
そういえば、授業が始まる前は、今より派手にヴンヴンしてたしね。
あんまり無茶はできないか。次の休み時間は……控えめにしておこう。
と、思っていたけれど。
余計なことを考えるヒマもなかった。
終了のチャイムと号令、皆々が席を立っていく中で――倉敷君はやって来る。
まっすぐ、私のところへと。
変に近づかれても、セクハラだの何だので突き放してやればいい。
と、ちょっと警戒はしてみたものの、気の張り損。
「光田、次の実習、ちょっと早めに行こうぜ」
彼は同じチームだから、こうして誘いに来ることはたまにある。
でも……男の視線は誤魔化せない。
チラっと胸を窺ったのはすぐに判った。
普段はこんなにゲスいキャラでもなかったと思うけど。
今日は朝からずっと楽しくて仕方なかったから……裸までは見えてないとしても、厭らしい気分が顔に出てたのかもね。
ともかく……断る理由も特にないので、私は荷物を持って一緒に教室を発つことにした。
けれども。
やっぱり倉敷君の様子は色々とおかしい。
絶対、私の身体を気にしてる。
とはいえ、他の男子は無反応だし。
ナンだかおかしいな、と思いながら並んで階段へと向かっていたけど、ここで倉敷君が突然の進路変更。
「ちょっと……寄っていってくれないか? すぐ済むから」
と、指を差すのは大食堂。でも、お昼はまだまだ先なので、調理のオッチャンすら来ていない。
そんなところへ寄れというのだから……要件にはすぐ察しがついた。
……告る気ね。
普段からさほど親しく話していた仲でもなかったから、きっと、『ずっと気になってましたー』とか言うつもりでしょ。
これだから……童貞は距離感が極端で困る。
まあ、私がいつも通りなら放課後一緒に遊びに行っても良かったけれど……タイミングが悪かったわね。妙な期待を持たせてネチっこくまとわりつかれるわけにはいかないのよ、今日だけは。
だから、この場では授業中気不味くならない程度にあしらってやるつもりだったのだけど――
彼からの一言で、私はすべて解ってしまった!
「えーと……その、
と、許可を求めながらも、許可を出す前にすーっと倉敷君の手が近づいてくる。ので、私はさっと飛び退いた。
どうしてそんな意味のわからないことを――とは思わない。
きっと、見えていないのだろう。
で、服のデザインについては……写真でも撮ろうとして、気づいたのでしょ。
私のこの反応で、相手も確信したみたい。
素っ裸で授業を受けていた、ってことを。
それでもまったく騒ぎにならないのが不可解なのだろうけど。
だからこそ――それを確かめようとした。
一方。
私も私で、確信したことがある。
<シンデレラレンタル>が正しく作用しているのなら、という前提で。
それを見定めるため――こちらからも、突拍子もない質問をさせてもらおう。
ちゃんと答えてくれるかは……分が悪そうだけど。
「それより、倉敷君。私がどんなパンツを穿いてるか、当ててみて?」
腿のあたりに手を置けば――見える人には、スカートを押さえているように見えるはず。
だけど……こんなに真っ赤になるなんて。
絶対見えてないわね、スカートの方は。
見えているのは、その中身。
だから、これはただの前フリ。
私が吹っかけたいのは、この次だ。
「正解したら、エッチしてあげるよ……倉敷
「!?」
ふふ、驚いてる……♪
どうして男のコの格好して、男のコのように振る舞っているかは分からないけど……
彼――いえ、
仮初の衣装が通じないのは、裸眼の女子だけなのだから。
こちらも、貴女が女のコだって、知ってる。
その上でエッチしてもいい、と私は伝えた。
今まさに、エッチなことをしようという姿で。
冗談として流せる雰囲気ではない。
彼女に
だけど――
「は、は……穿いてない……?」
こちらからカードを切ったことで、倉敷さんも正直に答えてくれた。
偶然狙えるような正答じゃないわよね、ノーパンなんて。
だから、すべては私の思っていたとおりだった。
倉敷さんは、女の子で、そして、
……私とエッチしたいのね。
ちょうど良かったわ。私も……男には飽き飽きしていたところだし。
新しい世界に挑戦してみよっかな。
「正解♪ それじゃあ……シちゃう?」
私がカバンから取り出したのは……ゴムじゃないよ? 倉敷さんには必要ないし。
彼女に使おうとしているのは、予備のシール。それを、上着と、パンツに貼れば、それだけで準備完了。
これからエッチしよう、って誘った後だから、倉敷さんも抵抗はしない。シャツのボタンを外していくと……ブラというより簀巻ね。これで胸を押さえてたのか。
でも、それをズルリと上にずらすと、中から現れるのは女のコらしい乳首。元々カップはA以下みたいだし、男のコになりすますには丁度いいのかも。
そして、ベルトを外して中から出てくるのは……おおっ、トランクス。下着は男物なのねぇ。
でも、その中には……こんもりした
恥骨に添って生地の上からペタっと手を当ててみると……濡れてひんやりしてる。
女のコのこんなトコに触れても別段平気、ってことは……我ながら思った以上にイケるクチだったみたい。
なら……そのガバガバの裾から……んふ❤
「くぅっ、ん……」
ちょっと指を入れてみただけでこれだもの。
倉敷さんは、もう男のコには見えない。
だから、そんな可愛らしい仕草もよく似合う。
もっと彼女のこと、可愛くしてみたいな。こんなところでグズグズしてるのももったいない。
つま先までトランクスとジーンズを下ろすと、彼女は自ら足を抜いた。
こんな姿を見せられれば、倉敷さんを男のコだと思う人は誰もいない。
控えめながらも膨らんだ乳房に、突き出した乳首。
股の間の控えめな毛の奥には、ちゃんと割れ目が走っているのも見えている。
そして何より、男のコのシンボルが、そこにはない。
垂れ下がっていない。
それでも。
彼女の瞳は期待に満ちている。
お互い、女のコの裸を見せ合っているにも関わらず。
私はともかく――彼女は、女のコが相手だからこそ興奮しているのかもしれないけれど。
でも……
残念だけど、ちょっとお預け。
「あ、そろそろ授業始まっちゃうね。さ、行こっか」
「ひぇっ!?」
裸になったことで、女のコを隠せなくなったのかな。倉敷さんの驚嘆は甲高くて可愛らしい。
だから、ちゃんと教えてあげよう。
私たちの身に、何が起こっているのかを。
スマホを手に取ると、私は彼女に寄り添い……腰を抱く。
ぴったりと触れ合うのは肌と肌。
でも、自撮り画面に映った二人の姿は――
「え? 服……え……っ!?」
驚いて画面と自分の身体を見比べる倉敷さんの反応は……理想通りね。
でも、ここでゆっくり説明している時間はないから……続きは次の実習の合間にしましょ♪
これまで何度も実験を重ねてきた私と違って、倉敷さんはイキナリだからねぇ……。ビクビクキョロキョロと挙動不審。
「倉敷……もしかして、トイレか?」
なんて、同じチームの山園君に心配される始末。
「あっ❤ ……あぁ……うん、気にすんな、そんなんじゃねぇよ」
男の顔を作ろうとしてるのに、時々女の顔になってるのが、傍から見ていて面白い。
股の間が気になるのに……男のコがピッタリと膝を合わせるのは不自然だものね。だから、オズオズと足を開いていく。その仕草は、私に下の毛を見せつけようとしているみたい。
だからこちらも、隙を見計らって……えいっ♪
「っ!」
フサっとしたところの奥がしっとりと熱くなってるものね。
男のコたちには、彼女は男に見えている。
でも、私の前では女のコ。
何を隠すこともできない……女のコ❤
これって、優越感なのかも。自分しか知らない相手の秘密を知ってるっていうのは。
でも、それに限らず――
私たちは、私たちだけの秘密を共有してる。
男子たちの前で、女のコの身体を曝け出してるって知っているのは私たちだけ……❤
さっきのお詫びに、私はそっと胸を差し出す。
服を着ているのなら、別段目に留まるような姿勢でもない。
だけど、乳首の先を向けているのだから――
「……っ❤」
その指突きは、厭らしさというよりも、むしろ確認。
本当に裸で、
だから、
男のコのようにわざとらしく、
女のコのような優しさで、
ピンクの蕾を、くいっと摘んでくれた。
でも、そんなことしてくれたのなら、こっちからもお礼をシなくちゃね。
「あ、倉敷君の画面、どうなってるの? ちょっと見せてー」
と肩を寄せつつ、同じように乳首をキュッ♪
「んんっ❤」
あはっ、また女のコの顔になったね。
こうやって遊んでいるのも面白いけれど……
そろそろ、剥ぎ落としてしまいたいな。
彼女の……男のコの仮面を。
実習は全体のスケジュールを見て、学年末までに提出すればいいことになっている。
だから、今日はちょっと早めに切り上げちゃおうか。
「ねぇ、倉敷君……そろそろ、行く?」
「え、あ、そうだな……」
って男のコの声を出しているけど、その身体は女のコのもの。
だからこそ思う。
身も心も女のコになった倉敷さんは、どんなだろうって。
で、取り残されてしまう山園君は……引き止めるようなことはしない。
「俺はもう少しやってくけど……ハァ、デートなら学校終わってからにしろよなー……」
あ、コレって……
さすがに私も浮かれてたみたい。
こうも何度も乳繰り合ってたら、さすがに変か。
でも、彼の認識では男女の所業。
だから、普通に付き合ってるように見えたのでしょうね。
本当は……女のコ同士なのに!
さすがに終了二〇分前ともなると、出て行く生徒は私たちだけ。
当然、廊下も私たちだけ。
だから――
「ん、ん……んん……❤」
先延ばしにしてしまった約束をすぐさま私は叶えてあげる。
ギュっと抱きしめて、唇と唇を重ね合わせて。
この学校は運動嫌いなもやしっ子が多い印象だったけど、彼女の身体はしっかりしている。それこそ、貧弱な山園君くらいなら、その腕力で圧倒できそうなほどに。
だけど、やっぱり女のコだ。
その節々は滑らかで、男子のような無骨さはない。
代わり触れ合うのは胸と胸の柔らかさ。
私の方が大きいけれど、倉敷さんの厚みもちゃんと感じられる。
何より、アソコとアソコをこすり合わせるのが何とも新鮮。
発情したものが迫ってくることもない。
だからかな……
こっちから迫ってみたくなるのは!
「っ!」
お互い口は塞がっているから、言葉に出すことはできない。
でも、舌の緊張は伝わってくる。
男のコの格好してたのに……全然ネコなんだね。
でも、それがむしろ可愛らしい。
だから、可愛がってあげちゃおう。
もっともっと、可愛いところを見せて欲しいから。
「ん、ん、ん……んふぅ……❤」
乳首だけじゃなくて、もう片方の手で毛を撫でてあげると……自分から足を開いてくる。割れ目の中をこんなにいっぱい滴らせて……ずっと欲しがってたんだね。それじゃ、ココは……どうかな?
「!」
硬くしっかりとした窪みの縁を、私はくるりと指を這わせる。嫌なら足を閉じそうなものだけど……むしろ、私を抱きしめる腕の力が強くなったみたい。
なら、ちょっとだけ。肩を入れて、手の届く範囲で。
「っ、ん、ふぅん……むふぅ……」
身体の方はされるがままだけど、口の中だけ積極的。自分から求めるように……ん、そうそう❤
だったら……私も気持ち良くして欲しいな。
ちょっとだけ唇を離すと、それだけで彼女の口元は物欲しそう。だけど、そこから触れることなく――吐息を交えてちょっと誘惑。
「ね、競争しようか」
「きょう……そう……?」
ぼんやりしている倉敷ちゃんの手を、私は自分の秘所へと導いていく。
「どっちが先に
キスをやめたら、ちょっと姿勢も楽になった。今度はもう少し奥まで
「はぅんっ」
もーぉ、相変わらず自分の性感ばっかりで、やる気ないなぁ。なら、ちょっとは焚き付けてあげよう。
「私に勝てたら……付き合ってあげるよ?」
「え、あ、ま……待って!」
あぁ……なるほどね。こうやって左側に半身をずらした方が、お互いの右手が触りやすくなる、ってことか。彼女も彼女で本気になってくれたみたい。
でも、それで見えてしまった。彼女の肩口から――さすがにあれから時間も経っているし。私たちに続いて退室していく人も少なからずいて……さっき逃げていったの、長戸君……よね? あの様子だと私たちがナニをしているかまで判っちゃったのかも。
でも……一応服は着ているし?
着ているように見えているハズだし?
実際は、こうして裸のまま慰め合っているのだけれど!
「あ、あぁ……光田さん……光田さん……っ」
んっ、そんなトコを指で捏ねられると……腰が折れそうになってしまう。
だけど、それは倉敷さんだって同じはず。負けて……られない……!
「ほら……ここをクリクリすると……
凄いわね。膣ってこんな細いモノまで締め付けちゃうんだ。太いモノしか
男の肉棒と比べれば、女のコは繊細で……二本くらいなら咥えられそう。
でも、今は彼女を
でも、残念。その程度で屈する私じゃない。むしろ、自ら曝け出した弱点をこっちの方から探り当てて……!
「あっ、あふっ、かふっ、ふぁっ……❤」
ほらほら、まだ授業中だからね。あんまり大きな声で喘ぐと響いちゃうよ? そんなうっとりと笑ってたら……女のコだってバレても知らないよ~。
とはいえ、私だってそこまで意地悪でもないしね。本当に授業が終わって、みんながゾロゾロと出てくる前に……決着させちゃおうか!
「ふぁ、ぁ、ぁ、ぁ…………あっ❤」
プツリと糸が切れたように、倉敷さんは廊下へと崩れ落ちる。私って結構ヤるじゃん♪ とか自画自賛していたのだけど……彼女の表情は
こんな場所で
「ま……負けちゃった……」
……あぁ、律儀に勝負のこと覚えてたのね。私と付き合えないのがショックみたい。
もう、そんなこと気にしなくていいのに。
「そうね、今回は、私の勝ち」
腰を抜かしてへたり込んだ倉敷さんの前に、私は跪く。そして……慰めのキス♪
「でも、再戦しない……とは言ってないわよ」
「え、そ、それじゃあ……!」
今度の口づけは激しく重い。私を押し倒す勢いでギューっとしがみついて……二回戦に突入しちゃいそう。さすがに、そろそろ授業が終わっちゃうから、私はポンポンと彼女の背中を叩いて止める。それで、倉敷さんも我に返って顔を離してくれた。
「じゃあ、このまま放課後までね。そしたら、また遊んであげるから」
「う、うん…………頑張るよ!」
……あ、いまの表情はちょっと男のコっぽくてドキっとしたかも。
女のコなのに時々男のコっぽくて、
男のコっぽいのに時々女のコの顔になって……
何だか、面白い王子様に出逢えちゃったな♪