月明かりに照らされ、二つの影が重なり合う。シーファーは自ら、ガディアの唇を塞ぐ。ガディアもシーファーの頬に触れ、深く舌を入れた。淫らな音が二人の唇から溢れて、シーファーは甘い声を出す。ガディアの指が、シーファーの頬から首筋をなぞり、ゆっくりと胸に下りていく。すでに火照っているシーファーの身体は反応し、シーファーの乳房を小刻みに震わせた。ガディアの手が乳房を包み込む。手のひらの中で、自ら主張する尖端。ガディアはそれを摘まんだ。
「……んふ」
唇を塞がれても、シーファーの声は甘く、ガディアの耳に入り、全身を痺れさせた。唇を離すガディア。
「シーファー」
ガディアが初めてシーファーの名を口にする。一瞬、驚きの表情を見せたシーファーだったが、嬉しさで次第に目に涙が滲む。ガディアはその涙を優しく拭い、シーファーを抱き締めた。
「好きだ。初めて逢った時から」
そう言って、シーファーの手の甲にキスを落とす。
「……私も、ガディアの事が好き」
シーファーの手がガディアの身体を這う。鎖骨を撫で、二の腕や引き締まった腰を撫で下ろし、ズボン越しからガディアの分身を撫でた。ぴくりと反応する分身。ガディアは、シーファーが触り易いように下着ごと脱ぐ。シーファーは天を仰ぐ分身に触れた。シーファーの手のひらの中で脈打つ分身。ゆっくりと上から下にその手を滑らせる。ガディアの表情が切なさで歪む。ガディアはシーファーの秘所に指を這わせた。グチュグチュとイヤらしい音がシーファーの秘所から奏でられ、より一層、ガディアの分身が硬さを増す。シーファーの身体の奥が疼く。無意識にシーファーの腰が揺めき、ガディアを淫らに誘う。ガディアの指が、シーファーの秘所の中に徐々に入っていく。切ない溜め息を溢すシーファー。ガディアの目の前にはシーファーの乳房が揺れ、尖りが立っている。荒々しく舐め回すガディア。身体を反らせ、掠れた声を出すシーファー。
「……ひぁ…ん…あん……もっと」
胸を差し出し、懇願するようにシーファーは言う。ガディアはその要望を聞き入れた。乳房を揉み、尖りを摘まんだり、引っ張ったりしてガディアがシーファーを追い立てる。
「やぁ……」
「何だよ。シテ欲しいのか?それともイヤなのか?」
悪戯っぽい笑みでガディアはシーファーの乳房を強く揉む。身体の奥がズクズクと疼き、シーファーの思考はガディアと早く繋がりたいと叫んでいる。
「やぁ、ガディア……お願……もう…」
涙目のシーファー。ガディア本人もすでに限界だった。そそり立つ分身をシーファーの秘所に宛がい、一気に突き入れる。十分過ぎる程濡れたシーファーの中は、ガディアの分身を奥へと誘い。強く甘い刺激がシーファーの全身を駆け巡る。
「ああぁあ!」
入れただけで、シーファーは絶頂してしまった。シーファーの中が、ガディアの分身を何度も締め付ける。腰を動かし、シーファーの中を抉った。
「待って……ひぁ、今………イッ…た……あぁ……」
シーファーはガディアの腰の動きを止めようとする。しかし、ガディアはシーファーの腕を地面に押し付け、腰を動かし続けた。
「……ま…た…イッ……ちゃう」
ガディアの動きに合わせ、シーファーの乳房が揺れる。パンパンと乾いた音が辺りに響き、シーファーの喘ぎ声が段々と上擦った。
「も……う、ああぁあ!」
二度目の絶頂を迎えるシーファー。ガディアも数回強く打ち付け、シーファーのお腹の上に白濁の液をぶちまける。荒い息で二人は抱き合った。
一方、その頃。
フォル王、ギル。リュイと城の者達は、ガディア達の帰りを待っている。
「どうなっているのだ。」
フォル王は腕組しながら、眉間にシワを作り困惑している。そこに、レンを抱えてアルバが戻って来た。ギルとフォル王はアルバに駆け寄る。
「よく無事で。シーファーはどうした?」
『……ぁ…』
返答に困るアルバ。ギルが首を傾げ。
「ガディアと一緒ではなかったのか」
『……ぇぁ』
体格の良いアルバが小さく見える。そこに、ウェントゥスが戻って来た。ギルはウェントゥスに近付く。
「ウェントゥス、ガディアとシーちゃんは?」
『二人なら、レオ国内にいるんだが、ちょっとすぐには帰れねぇ』
その言葉に、その場の全員が首を傾げた。
「どうしてだ」
『まぁ、なんだ。今お取り込み中だ』
ウェントゥスの発言で、その場の空気が一瞬、凍る。ギルは冷や汗を流す。フォル王の身体から負のオーラが見えた。
「精霊使いであろうが、私のシーファーを!許さん!」
今にもガディアを探す勢いのフォル王。そこに、マントを靡かせた旅人が近付く。驚くフォル。ギルも同様に驚いた。
「お前は!」
「リック、今までどこに!」
リックと呼ばれたその者は、悪戯っぽい笑みでギルの肩を叩く。
「よう、親父!元気にしてたか?フォルも久し振り!相変わらず、厳つい顔してんな~」
軽い口調で、リックは二人に言った。そして、すぐに真顔になる。
「親父、ガディアは?」
「……ガディアは、シーちゃんとお取り込み中だそうだ」
苦虫を噛み潰した様な表情でギルが言う。フォル王も再度負のオーラを纏っていた。
「リック、ガディアは精霊使いだそうだが、王族でもない者に」
「フォル、実はガディアはただの精霊使いじゃないんだよ」
「どういうことだ?」
怪訝な表情でフォルは問う。リックは小さく溜め息をつき、天を仰ぐように上を見る。
「大事な事だ。ガディア本人にも話さなくてはならない。お前達も良いな?」
そう言って、精霊達に視線を向けるリック。精霊達は、無言で頷いた。
一方、ガディア達の方は。
シーファーは四つん這いになり、ガディアにお尻を向けている。秘所から、シーファーの愛液が涎の様に垂れて、月明かりで光り、ガディアはそこを舌で舐めた。
「……んん…ガディア……もっと…」
腰を揺らし、背中越しにシーファーは言う。ガディアは分身を宛がい、ゆっくりと挿入する。ぞくぞくとした刺激がシーファーを淫らにしていく。ユルユルとした動きでガディアはシーファーに入れ、後ろから乳房を揉みし抱く。
「ああ……ん……気持ち……んん……良いよ………ガディア…好き」
妖艶な表情でシーファーは喘ぐ。ガディアの分身は硬さを強め、シーファーの中を抉った。ガディアの腰がどんどん速くなっていき、子宮に当たる。奥に刺激を与えられ、シーファーは喘ぐ。
「シーファー……もう、イきそうだ」
「あん……ガディア、はぁ……中………ぁあ…頂戴」
シーファーがガディアの腰にお尻を付ける。
「バカ、妊娠したらどうするんだ」
そう言いながらも、ガディアは腰の動きを止めない。逆に、もっと密着する様に腰を揺らし、シーファーの腰をしっかりと掴んでいる。
「はぁ……んん、妊娠し………良いよ……んふ…」
媚薬の効果はすでに切れている筈なのに、シーファーは止められなかった。ガディアの全てが欲しいと。心が、身体が求めている。
「……ダメだ。もう我慢できない。中に出すぞ」
そうして、ガディアはシーファーの腰を揺すり、ガディアの動きが激しくなる。浅く、小刻みに動かしていた腰は、大きく、強く打ち付け。そして、シーファーの中でそのアツい精液を放った。ドクドクとシーファーの中で脈打つ分身。ガディアは暫く繋がったまま、シーファーの中に精液を出す。シーファーも中にアツい精液が放たれているのを感じ、絶頂した。
「シーファー、好きだ。愛してる」
「私も、愛してるわ。ガディア」
二人は熱い口付けを交わした。
次回は、ガディアの出生の話です。