レオ城内の廊下を歩く二人。すれ違う兵士達や使用人が二人を食い入る様に見ていた。シーファーの後ろにはレンの姿がある。シーファーは、ガディアに手を引かれ、ちょっと恥ずかしそうにしていた。
「ガディア様、姫様のお部屋ご存じなのですか?」
後ろからついて来ているレンが言う。
「いや、知らないけど、ここの精霊が教えてくれてるから」
歩く足を止めずガディアは言った。その言葉に嘘は見受けられない。長い廊下を歩き、いくつもの曲がり角を迷う様子もなく曲がる。シーファーはガディアの後ろ姿をずっと見つめていた。そして、一つの扉、前で止まる。
「ここだろ?」
自信ありげにガディアは振り向き言う。レンは驚いた。ガディアの言う通り、目の前の扉は、シーファーの部屋だったから。部屋の扉を開けるシーファー。
「ガディア、入って」
そう言って招き入れる。ガディアは頷き、ゆっくりと部屋の中に入った。
「レン」
「分かっていますよ。二人きりになられたいのでしょ?」
「……ええ」
「ご用がありましたら、お呼び下さい。」
レンは恭しく頭を下げ、その場を去った。扉を閉めるシーファー。ガディアの方に向き直り、微笑む。そして、ガディアの手を取り、部屋の隅に置いてある椅子に座らせた。ガディアがシーファーの腰を引き寄せ、自身の膝の上にシーファーを座らせる。
「やっと二人きりになれたわね」
「……ああ、そうだな」
ガディアがアフィユーカスの王族と判明し、十二連合の会議に呼ばれてから、ガディアの周囲は慌ただしくなり、二人きりになれる時間はなくなっていた。シーファーがガディアに抱き付く。互いの温もりを感じ合う二人。シーファーの髪にガディアは顔を埋めて、匂いを嗅ぐ。シーファーも、ガディアの首筋に頬を寄せ、目蓋を閉じた。
「お前の匂い、落ち着くな」
何度も匂いを嗅ぎ、ガディアはうっとりしていた。シーファーも同じなのか、無言でガディアに頬擦りしている。しばらくそのまま時間が過ぎた。
「ねぇ、ガディア」
ガディアから身体を少し離し、シーファーがガディアを見つめる。
「ん?」
「これからもずっと一緒にいてくれる?」
「そうだな、死ぬまで一緒だ。」
ガディアの言葉にシーファーは嬉しそうに微笑んだ。そして、ガディアの腕がシーファーの胸を優しく撫でる。頬を染め、シーファーがガディアに抱き付いた。ドレスの後ろに腕を回し、ガディアは器用に脱がす。シーファーの色白の肌が徐々に露になっていく。胸元まで下ろすと、ガディアは二つの膨らみにキスを落とす。ピクリと反応するシーファーの身体。後ろに回していた腕が、シーファーの胸を触る。ドレスを胸元から少しだけ下げ、二つの乳房がガディアの目の前に現れた。シーファーの息遣いと同じ様に上下する乳房。ガディアを誘い、舌を少しだけ出し、ガディアは目の前の乳房を舐める。
「……あん」
シーファーは反射的にガディアの頭を抱き締める。
「……シーファー、苦しい」
「あ!ごめんなさい」
ガディアの言葉に、シーファーは我に帰る。すぐに手を退かし、ガディアの頬を包み込み、ガディアの唇にキスを落とす。触れ合うキスから舌を絡め合う濃厚なキスになっていく。ガディアがシーファーの身体を抱き上げ、ベッドに向かう。ズボンの中でガディアの分身は大きくなっていた。ベッドにシーファーを優しく下ろし、そのまま覆い被さる。硬くなった分身をシーファーの下肢に擦り付けた。すぐシーファーは気付く。顔を真っ赤に染めて、ガディアを見つめる。ガディアもシーファーをじっと見つめ、ドレスを一気に脱がす。何も身に付けていない裸のシーファー。下着を身に付けていないのには、少しガディアも驚いた。
「何で何も身に付けていないんだ?」
「……だって、早くガディアと一つになりたくて」
言いながら、ガディアの手を取り、乳房に触れさせる。指がイヤらしく動き出す。何度も揉み、尖りを指先で摘まみながら、引っ張ったり、押し潰したり。揺すってみたりして弄る。シーファーの両足がモジモジ動く。ガディアは足を開き、秘所に顔を埋めた。ピチャピチャと卑猥な音を奏でる秘所。
「あぁ……ダメ…」
ガディアの舌の動きにあわせて、シーファーの腰が淫らに揺れる。
「……ああ、イ…ちゃう」
ガクガクと腰が痙攣をおこし、シーファーは絶頂する。どんどん溢れる愛液を、ガディアは音をたてて啜った。荒い息でシーファーはベッドの上に脱力する。ガディアがズボンを性急に脱ぎ捨て、シーファーの身体を起こし、四つん這いにさせた。天井を仰ぐ分身。ガディアがソレをシーファーの秘所に宛がう。グチュッと卑猥な音を立て、シーファー中に入れようと腰を進めたとその時。扉をノックする音がする。ビクリとシーファーは反応した。
「シーファー様、どうかされましたか?」
通り掛かった使用人が、シーファーの掠れた声を心配して訪ねたようだった。慌てるシーファー。ガディアはお構い無しにシーファーの中に分身を突き入れた。
「やぁああ……」
いきなり入れられ、シーファーは必死に口を手で塞ぐ。
「姫様、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ……から!心配し……ないで…ん…」
ドアノブが動き、使用人が中に入りそうになる。シーファーは喘ぎ声を必死に抑え、何とか答えた。その間も、ガディアの動きは止まらず、だんだんと速度が速まり、結合部からはグチュグチュと音が響いてくる。
「……お願…いだか……、あっち……やぁ……行って……んん!」
ガディアの指先が、尖端を摘まむ。仰け反るシーファー。声が掠れ、何度も絶頂しそうになるのを抑える。
「……失礼しました!」
慌ててその場を去る使用人。どうやら気付いたらしい。ガディアの責めが一層激しくなる。
「……やん、……バカァ…んん!……ガディア……何で…動くん……の……ああ……はぁ…………気付かれた……んふ…でしょ…」
腰をガクガクと揺さぶられ、シーファーが抗議の声を上げる。
「俺達の邪魔するからだろ?」
「あん……だからって…ん……あぁ」
「やめた方が良かったか?」
そう言って、分身を引き抜こうとガディアが動く。
「ダメ……、やめないで」
涙目で訴えるシーファー。それを確認して、ガディアは再度、中に突き入れた。その反動でシーファーの中がうねる。シーファーの身体が前のめりになり、お尻を突き出す形になった。ガディアの腕がシーファーの腰をガッチリと掴み、前後に揺さぶる。
「気持ち…いい……んふ……もっと……突いて」
「シーファー、イヤらしいな」
ガディアの動くがどんどん卑猥になっていく。ガディアに与えられる刺激に、シーファーも素直に喘いだ。
「中と外、どっちに出す?」
悪戯っぽく微笑んだままガディアは腰を動かす。
「意地悪……んぅ…中…あぁ……頂だ……あん」
「お望み通り、中に出すぞ」
小刻みに出し入れしていたソレを、一気に突き入れ、子宮に強く打ち付ける。身体を仰け反らせ、喘ぐシーファー。シーファーの中が大きくうねりガディアの分身を締め付ける。
「…早く……」
シーファーの中が何度も蠢く。ガディアは一番奥、子宮に精液を吐き出した。ガディアの精液を飲み干す子宮。シーファーの身体は震えた。
「あぁ」
恍惚とした表情のシーファー。絶頂の余韻に浸る。すぐさまガディアは腰の動きを再開。今度はシーファーの片足を持ち上げ、角度を付けて出し入れしだす。
「ま……待って、あぁ……ダメ…今動…あん……かない……んぅ」
「今日は寝かさないから、覚悟して」
ガディアの宣言通り、明け方までガディアはシーファーを抱いた。その間、何度か二人の情事を知らない使用人から声を掛けられ、狼狽えるシーファー。それを責め立てるガディア。
後日、シーファーの機嫌を懸命に取ろうと、ガディアが奔走する事は、今は伏せておこう。
次回は、ガディアの伯父、ダウが出てきます。