※この作品はR-18です。

十二連合国   作:氷野心雫

26 / 26
 ようやく完結です。かなり時間が掛かりました……


平和な世界を~旅路~

 啄むようなキスを何度も落とすガディア。シーファーはとろ~んとした瞳でキスを受け入れている。優しく啄むようなキスは、やがて情熱的なキスへと変化していき、互いの舌を絡め合う。唇の隙間から淫らな音を奏で、それに合わせてガディアがシーファーのドレスを剥ぎ取った。シーファーの乳房に指が這う。びくりと反応するシーファーの身体。ガディアの唇はゆっくりと下へ向かう。シーファーの首筋を這い、鎖骨へ降りる。そして、乳房に到達するともうすでに主張している尖端を舌で転がした。

「……んぁぁ」

 尖端を摘まみ軽く引っ張ると、シーファーの腰が揺らめき始める。乳房を舌で舐め、尖端を口に含む。

「……んん…ガディ…ア」

 シーファーはガディアの髪を優しく撫でる。尖端から離れると、ガディアはもう一度シーファーの唇を塞いだ。その間、指は下へどんどん下りていき、シーファーの秘所へ到達。長い指で撫で上げれば、グチュグチュと淫らな音を奏でる。シーファーの唇を塞いだまま、ガディアはソレを秘所へ宛がい、一気に貫いた。

「……んん!ガ…ディア、いきなり入れないで……やぁ」

 重ねていた唇を離し、シーファーは言う。しかし、ガディアの瞳は獰猛な眼差し。シーファーは、息を飲んだ。シーファーの中でガディアのソレは大きく、それでいて固くなっていた。いつも以上の質量にシーファーは驚く。少し腰を引き逃げようとすると、ガディアがガッチリと腰を掴み逃がさない。シーファーの中でガディアのソレは熱くなり、ガディアは腰を大きく打ち付けた。

「やあぁぁ!」

 悲鳴に近いシーファーの喘ぎ声。ガディアは腰を何度も打ち付ける。ガディアの動きに合わせて、シーファーの身体はガクガクと揺れ、喘ぎ声も溢れてくる。

「んん…ガディア……あん…はぁ……もっと、優しくぅ」

 シーファーの声はガディアに届いていない。ガディアは腰を強く打ち付けると、シーファーの身体を抱き上げ、四つん這いにする。後ろからシーファーを責め立てるガディア。シーファーはガディアから与えられる快楽に喘ぐ。ガディアのソレがまた一回り大きくなり、シーファーはガディアの射精が近い事に気付いた。

「ガディア、顔を見ながらシたい」

 シーファーの訴えに、ガディアは一度ソレを引き抜くと、シーファーの身体をベッドに仰向けに戻し、再度挿入。

「シーファー、子宮が近い」

 ガディアの言う通り、シーファーの子宮は下に下りてきていた。ガディアが深く入れれば、すぐに触れる距離。ガディアは何度も深く、強く打ち付ける。

「……もっと頂戴、ガディア」

 その言葉にガディアは答える。シーファーの喘ぎ声が掠れ、身体が大きく仰け反った。ガディアも小さく呻くと、シーファーの中で白濁の液を放出する。荒い呼吸で二人は抱き合う。

「……ん…ガディア…」

 舌を絡め合うキスをする。ガディアのソレはすぐに大きくなり、シーファーの中を押し広げた。

「……やぁ、ガディア。また?」

「……だから、最初に言っただろ?壊すかもしれないって」

 そう言って、再び腰を強く打ち付けるガディア。ガディアの動きに合わせて、シーファーの乳房が揺れ踊る。ガディアは乳房の尖端を摘まみ、転がしながら腰を動かし続けた。

「もう……本当…壊れちゃ…う」

 うっすらと目に涙を浮かべてシーファーは喘ぐ。次の日の明け方まで、ガディアはシーファーを愛した。

 

 

 

 

 数ヵ月後

 

 

 

 

 アフューカス国に新たなお世継ぎが誕生した。シーファーが寝ているベッドの横に、小さなベビーベッド。そのベビーベッドにガディアは顔を覗き込む。ガディアと同じ髪の色の赤ん坊がスヤスヤと寝ている。

「ガディアもお父さんになったね」

 シーファーがベッドに横になったまま、ガディアに言った。ガディアは小さく頷く。

「守るものが増えた」

 噛み締めるように呟くガディア。そのガディアの側には、精霊達の姿。ガディアは精霊達を見る。

「この子を護ってくれよ」

 その一言に精霊達は膝をつき、恭しく頭を下げたのだった。

 

 

 

 

 数十年後

 

 

 

 

 アフューカス国の執務室で、一人の青年が書き物をしている。側には精霊達の姿があり、主の様子を黙って見ていた。

「ウェントゥス、これレオ国に」

 そう言って、書面の入った封書を渡す青年。アルバウェントゥスは無言で頷くとフワリと消えた。

「アルバ、ピスケス国に」

 同じ様に、青年がアルバに封書を渡す。

『御意』

 そして、ウェントゥスと同じ様に、今度は地面へ消える。それを見届けると、小さく溜め息をつく青年。そこに、光の粒が集まってきて、人の形を作る。青年は息を飲んだ。光に包まれた人の姿は、やがて金色の髪の女性へと変化していき、女性の目蓋が開く。

「!?」

『……あら?貴方見ない顔ね?ガディアとシーファーは?』

 金色の女性の言葉に無言の青年。しばらく、女性を見つめた後、ゆっくりと口を開いた。

「……俺の曾祖父母に何か?」

『……曾祖父母?あら、貴方。ガディア達の曾孫なの?』

 金色の女性の問いに頷く青年。そこにアルバが戻ってくる。アルバは金色の女性をみて、膝をついた。青年は驚く。

『我らが母、いつお戻りになられたのですか?』

『今よ。それより、ガディアとシーファーに会いたいんだけど』

 その言葉に、青年とアルバが顔を見合わせる。そして。

「曾祖父母達は、数年前に亡くなった」

 青年が言う。同時にウェントゥスも戻ってきた。そして、アルバと同様。金色の女性を見ると膝をつく。

『あら、ウェントゥス。今、ガディアの曾孫から、ガディア達亡くなったって』

『ああ、もう5年位前だな』

 アルバ同様、ウェントゥスからも同じ様に聞いたその女性は。

『あら、やっぱりそうなの?』

『我らが母よ。ガディア達に何かご用が?』

「……もしかして、曾祖父母が言っていた。美姫って」

 青年の問いに、金色の女性は表情を輝かせ、頷く。

「……曾祖父母が言っていました。創造主なのに、らしくないって。それと、死ぬ前に沢山話がしたかったと」

『なぁんだ。ガディア達覚えていたのね。早く会いたかったから来たのに』

『……生きている時間の速度が違うから、仕方がない』

 影から出てきたウィケッドが言う。他の精霊達もいつの間にか現れ、膝をついている。美姫は小さく笑い。

『ラディウス。ガディアとシーファー、呼び起こして』

『何をなさるのですか?』

 美姫は笑いながら、目で『早く』と催促する。ラディウスを小さく溜め息をつくと、指を鳴らした。美姫の目の前に現れる二人。

 

(……っえ?何?どうなっているんだ?)

 

 美姫の目の前にいるのは、若い頃の二人だった。そして、目の前に美姫がいる事に気付く。

 

(……っえ?どうしているんだ?って言うか、俺死んだ筈)

(そうよ、私もガディアの後、死んだわよ。何がどうなっているの?)

 

 混乱している二人。美姫が二人に近付く。

『ラディウスに頼んで、二人の魂を呼び起こしたの。』

 

(……はぁ…)

 

 呆然としている二人。美姫は言葉を続ける。

『肉体は朽ちているから、実際は死んでいるんだけど。魂は死なないから』

 その言葉で何となく理解してきたのか、頷く二人。

『私、一人で宇宙を回るの飽きてきたのよ。二人とは話が合いそうだから、一緒について来て欲しいの』

 

((……っえぇ!?))

 

『二人も暇なんだから良いでしょ?ガディア、言ってたじゃない。他の星の話が聞きたいって。なら、自分の目で見た方が早いでしょ?』

 美姫の言葉に、ガディアは真剣な表情になり、力強く頷く。シーファーは不安な表情でガディアを見つめた。

 

(シーファー、俺と一緒に行こう)

 

 シーファーは嬉しそうに頷き、ガディアの手を取る。

『なら、決まりね。そう言う訳だから、私の可愛い子達。後は宜しくね』

 ガディアとシーファーが振り返る。精霊達の後ろで、不安そうな曾孫の姿を見つめた。

 

(俺達が帰って来るまで、平和な世界のままでいてくれよ。みんな、この世界と俺達の子孫を護ってくれ)

 

 ガディアの言葉に精霊達が頷く。美姫と二人の姿が光に包まれ、小さな粒子になっていく。ガディアとシーファーは手を振りながら微笑み、そして消えていった。しばらく、その場に立ち尽くす青年と精霊達。

『何だか、大変な事を頼まれた気がする』

『これから先、長そうだな』

『我らが母と偉大なる主の名ならば』

 精霊達が思い思いを口にする。

「……ジイちゃんって凄いなぁ。俺、出来るかな?」

『大丈夫だ。俺達がいるんだから』

『そうだ、みんなで力を合わせれば何だって出来る』

「そっか、ならジイちゃんが帰って来るまで、平和な世界を維持しないとね」

 その言葉にみんなで頷き合う。その後、ガディア達が長い旅路から帰って来るまで、平和な世界は数百年以上続いたのだった。

 

 

 

 

    ~終~




 初めてのオリジナルでしたけど、修正したい所が沢山!いずれ、改訂版を書きたいですね(・・;)まだ、力不足ですが……

 いずれ、いずれ、書きたい!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。