※この作品はR-18です。

姦淫に萌ぐまれたセイレン島   作:ぱんだやま

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番外編 アリスンの章―1―

 

 波の音に揺れる静かな夜、私は海岸に一人佇んでいた。

 漂流村。

 夫と共に乗っていたロンバルディア号が沈没し、私は気がついたら見知らぬ海岸に流されていた。

 それから漂流者を捜索していたアドルさんたちに出会い、現在は漂流村に参加し、裁縫のお手伝いをしている。

 夫は無事なんだろうか。

 私達はここから無事に脱出できるのだろうか。

 漂流村に参加して数日、今も所在の分からぬ夫の身を案じ祈りを捧げる。

 一目でいいから夫に会いたい。そんな願いを胸に抱え、今日も眠れぬ夜を過ごす。

 実際に眠れないということはない。バルバロス船長やドギさん、それにアドルさんたちのおかげで簡素ではあるがベッドが作られた。

 自分一人ではこうは行かなかっただろう。食料にも寝床にも困らずにこの無人島で生活できているのはすべてみなさんのおかげだ。その人たちの役に立ちたくて、仕立てを手伝うことにしたが、ちゃんとこなせているだろうか。

 それにしても……

 私みたいに思わない人もいるらしい。

 カーラン卿。

 本日、ドギさんが連れてきた新たな漂流者は随分と傲慢な貴族であった。

「誰か、果物とワインを持ってまいれ」

 ここでの生活がどんだけ大変かも知らずに、船長に対しても横柄な態度を繰り返す。今までどのような暮らしをしていたか想像もつかないが、随分と不満を漏らしていた。

 私にとっては食料があるだけでも贅沢だと思うのに、あの貴族の考えはどうしてもわからなかった。

 一緒に来たお医者さんは人の良さそうな感じだったのに。

 今もバルバロス船長とドギが交互に見回りをする中、誰より早く就寝したのがカーラン卿だった。

 本日もアドルさんたちは探索に出ている。

 どうか早く夫が見つかりますように。

 そう願いアリスンは寝室となっている洞窟へと戻ると、新たな漂流者のことで疲れていたのだろうかすぐに深い眠りの中へ落ちていった。

 

 

 夢を見ていた。

 夫であるエドと初めて結ばれた夜。

 繰り返し愛を確かめ合った永遠とも思える時間。

「ふぁ……んっ……ああっ」

 エドと指を絡ませあう。

 大切な夫のペニスが私のアソコに入っている。

 ああ……気持ちいい……あなた……

 夫のものが私のいい場所を擦り、私の性感が刺激される。

 ああ……あなた……

 気持ちいい……

 夢の中とはいえ夫に会えてよかった。

 夫とのセックスはこんなに気持ちよかっただろうか。

 初めてした時よりも、いい感じがする。

 それだけ私の身体が寂しい思いをしているということなのだろうか。

 ああ……イクっ……

 私は夢の中で果てていた。

 夫に会えず人恋しい思いをしているから、こんな夢を見てしまうのか。

 こんな夢ならずっと見ていたい。

 ああっ……

 夫の顔が遠くなる。

 覚めないで私の夢。

 ああ……あなた……あなたっ……

 もっと見ていたいのに。

 そんな私の願いは聞き届けられず、私の意識は覚醒へと向かっていった。

「はぁ……はぁ……んっ……ふぁ……」

 ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ

 ここは、どこだろう。

 微かに水音がする。

「はぁ……あっ……ん……んん?」

 アソコの違和感を感じる。

 身体の内側からこすられるような。

 目を覚ました私の目の前にあったのは、愛しい夫の顔ではなく、カーラン卿の顔であった。

「カーラン卿? どうしてここに……んっ……ふぁあっ……」

 下半身から痺れるような感覚が昇ってくる。

 私はカーラン卿の横で足を開いていた。

 そしてカーラン卿の指は私のいちばん大切な場所を、ショーツの中へと手をいれている。

「えっ? んんっ……はぁ……ふえ……」

 膣壁をこすられる。

 私の膣内をカーラン卿の指が出たり入ったり。

 そこへきてようやく自分が何をされているのか理解した。

「カ、カーラン卿!? いったい何を……んんっ……ああっ」

 私はカーラン卿に犯されようとしている。

「なに、伽をしてもらおうと思ってな」

「なっ、む、無理ですっ!」

 カーラン卿の手を払いのけようとする。

 しかしその手は簡単に抑え込まれ、アソコへの愛撫を続けられる。

「ほほ、美味しそうに余の指をくわえ込みよって。こういう状況とは言え余の相手を務められることを光栄に思うがよい」

「そ、そんな、ダメですっ。くっ、ああっ」

「ダメなものか。お主のここは今にも物欲しそうにヒクヒクと蠢いておるぞ」

「いや……いやぁ……」

 既に私のアソコは濡れていた。

 カーラン卿に指を挿れられていると自覚してからも、自分の意思とは関係なくとめどなく愛液が溢れてくる。

「わ、私には夫もいるのです。ど、どうか考えを改めてください」

「なに、今はそのような些細なこと気にせぬわ」

 カーラン卿が気にしなくても私が気にするのだ。

 初めて会った時から思っていたが、本当に話が通じない。

「すぐにその気にさせてやるわ」

「そんな……の……んんっ、ふぁっ……」

 カーラン卿の指の動きが変わる。

 何が起こっているのかと思うほどに、巧みに指が動いていく。

「ああっ……くぅ……はぁ……あっ……ダメっ……」

 それは私を追い詰めていく指の動きだった。

 クリトリスをなぞったと思ったら、膣壁を引っかかれる。

「ふぁ、ぁあっ、んんっ、あああああっ」

 私は徐々に快感を引き出され、カーラン卿の指が膣壁のある部分を強く押した瞬間盛大に気をやっていた。

「はぁ……はぁ……は……はぁ……」

「むふふ、派手にイキよって、見よ。ワシの手がびっしょりではないか」

 カーラン卿が私の愛液で濡れた手を私に見せつける。

 私はその手から目を逸らす。

 夫でもない、会ったばかりの男性にイカされたことが恥ずかしくてたまらなかった。

「か、カーラン卿、今夜のことは忘れますから、これでもう……」

「さて、そろそろワシのモノを挿れてやるとするか」

 一瞬、カーラン卿の言葉の意味がわからなかった。

 挿れる? 何を?

 もちろんその言葉が意味するところはちゃんとわかっている。

 しかし、それはどうしても非現実的なことに思えてきて、カーラン卿が何を言っているのかわからなかった。

 私が混乱しているうちにもカーラン卿は粛々と準備をしている。

 そしてそのでかい逸物を取り出した。

 大きい……

 夫の倍はあるのではないかと思うその大きなペニスに私は目を奪われていた。 

 そのペニスはゆっくりと移動し、私の下半身へと移動していく。

 そこでようやく私は我に返った。

「カ、カーラン卿っ。ダメですっ。これ以上はっ……」

 カーラン卿のペニスが私のアソコに狙いを定めている。

 どうにかしなければ……

 夫以外に身体を許す。そんなことがあってはならない。

 この状況をなんとかしなければ……

 必死で打開策を考える。

 恥ずかしいけれども助けを呼ぶか。

 漂流村には頼りになる人達がいる。

 助けを呼べば来てくれるだろう。しかし、さっき大きな喘ぎ声を出したのに様子を見に来る気配はない。

 ならば近くには誰もいないのだろう。もしくは眠っているのか。

 どちらにせよ助けは期待できない。

 それならば……

 頭にエドの笑顔が浮かぶ。

 ごめんなさい……あなた……

 私の不貞をどうかお許し下さい……

 私は苦渋の決断でカーラン卿に訴える。

「カ、カーラン卿。く、口でしますから……どうかそれでお許し下さい……」

 私は今にも私の膣へと入らんとするペニスに怯えながらカーラン卿に訴える。

「しかし、お主のここもバッチリ準備できてることだし……」

「ど、どうか私の口でカーラン卿のペニスを慰めさせてください」

 私は必死にカーラン卿に懇願する。

「ふんっ。ならば仕方ない」

 カーラン卿のペニスが離れていく。

 ようやく人心地ついた。

 カーラン卿にも言葉は通じるらしい。

「ありがとうございます」

「では、しっかり奉仕してもらおうか」

「……はい」

 カーラン卿がベッドへ横になる。

 改めてカーラン卿のペニスを見る。

 暴力的にそそり立ったペニス。

 なんて大きく凶暴な形をしているのだろうか。

 夫のしか見たことないが、夫のは愛おしく感じるのにカーラン卿のそれはなんだか恐ろしかった。

「……では、はじめます」

 目をつむり、なるべく見ないようにしながらカーラン卿のペニスに舌を伸ばす。

「れろ……れろろ……」

 恐れはあったが、それ以上にこれを挿れられてしまった時のことを考え、無心でカーラン卿のペニスを頬張る。

「んぐっ……じゅぷっ……あむっ」

 こんなものを……夫以外のものを挿れられてはたまらない。

 なんとかこれで満足して貰わなければ。

「……ずぶっ……んぐっ……んふ」

 夫に申し訳ないと思う。

 口での奉仕はあまり経験はないが、夫のだと思い真剣に奉仕する。

 どれだけ、そうしていただろうか。

 不意にカーラン卿が話しかけてきた。

「おい……」

「ずぶっ……ずずっ……んむ……んぐっ……んっ」

 ようやく終わりだろうか。

 私はカーラン卿の顔に目をやる。

 カーラン卿のその顔は怒っているように見えた。

「いつまでふざけているつもりだ」

 私はカーラン卿の言葉にドキリとする。

 どういう意味だろうか。心当たりがない。

 心を殺して、こんなに真面目に奉仕しているのに。

「口での奉仕に自信があるような言い方だったから、任せたものを……こんなのでは誰も満足できんわっ」

 カーラン卿が激を飛ばす。

 そんなはずはない。

 夫は気持ちいいと言ってくれた。

 それほど経験はないけれども、ちゃんとやれてるはずだ。

「ほれ、こうやるのだ」

 そう言ってカーラン卿が私の頭を掴む。そのまま自身の腰へと押し付けた。

「んぐっ……じゅぷっ……ぐがっ」

 喉にカーラン卿の大きなペニスが刺さる。

 喉の奥をえずくような感覚。

 苦しさが私を襲う。

「んが……ぶぶ……えぐっ……」

 そのままカーラン卿が自身の腰を前後させる。

 カーラン卿がペニスを私の口のあちこちに当ててくる。

 私は喉の奥を犯されていた。

「がぁ……ぐふっ……ぐっ」

 口の中をカーラン卿に好きなように使われる。

「ふん、わしのが萎えてしまうところだったわ」

「がはっ……ぐはっ……はぁ……げほっ、げほっ」

 ようやく口を開放された私は思わず咳き込んでいた。

「もう口はよい。やはりお主のここでやらせてもらおう」

 カーラン卿が私をベッドへ押し倒す。

「けほっ……まっ……てっ」

 酸欠で身体が自由に動かせない私をよそにカーラン卿が挿入の体勢を整える。

 凶暴に反り返ったペニスが私のアソコに狙いを定めている。

「では、いくぞ」

「だっ、ダメっ、あっ……あああっ」

 次の瞬間、カーラン卿のペニスが私を貫いていた。

 信じられないほどの強い衝撃。

 熱く太いカーラン卿のペニスが膣壁全体を擦りながら奥へ奥へと侵入してくる。

「あっ……ああ……んんっ!」

 やがてそれは最奥へとたどり着いた。

 カーラン卿の凶暴なそれは夫の知らない場所までも入り込んでいた。

「ああ……ダメっ……そんな……かはっ……」

「おおう。口とは違いこちらはいい具合にワシのを締め付ける。いいモノを持っているではないか」

 カーラン卿がストロークを開始する。

「ああっ、ぁあっ、ああぁ、あっ、んんっ!」

 カーラン卿のペニスが子宮の入り口をノックする。

 夫のモノでは届かなかった場所まで責められ、私は未知の快感に襲われる。

「こんなことなら最初からココでするんだったな」

「あっ、ああっ」

 カーラン卿の指がクリトリスを弾く。

 膣がキュッと蠢き、カーラン卿のペニスの感覚が強くなる。

「ふんっ。本当はあのロズウェル家の娘に相手をしてもらおうと思っていたのだがな。今晩はお主で我慢するわ」

「あっ、んんっ、う、うぅぁ、あっ」

 ぶちゅ、ぐちゅ、じゅぼ、ぐちゅ

 カーラン卿が身勝手なことを言っている。

 腹立たしいその発言にも私は喘ぎ声をあげることしかできない。

 そう、私は喘ぎ声をあげていた。

 大きくて私の奥まで責めるペニスの存在感。

 たしかに苦しいのだが、私の身体は快感を感じ始めていた。

「どうじゃ、ワシのは夫のと比べて気持ちいいか?」

 知らないっ……

 こんな行為知らなかった……

 夫との優しいセックスとはまるで違う……

 それでも……

 気持ちいい……

 快感を引きずり出されてしまう自分の身体が憎らしい。

 私は両手で顔を覆うようにして涙を流していた。

 夫に申し訳ない……

 けれども、湧き上がる快感を止められない。

「あ、ああっ、あああっ」

 ダメっ

 そう思った次の瞬間、私は夫以外のペニスで初めて絶頂させられた。

「あっ、くぁ、ああああああああああぁっ」

 

 

「あ、あ、あ、あ、ああああああああっ」

 もう何度イカされただろうか。

 まだカーラン卿とのセックスは続いていた。

 カーラン卿はまだ一度も射精していない。その間にも私は何度もイカされていた。

 夫とのセックスでは私がイケないこともあるのに。

「あ、あっ、あっ」

 また快感の波が迫ってくる。

「そろそろ一発目を出そうかの。中に出してやるぞ」

「ああっ、そ、そんな、外に……お願いします、ああっ」

 私の懇願を無視するかのようにカーラン卿のストロークが激しくなっていく。

 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ

「ああっ、ふぁっ、なっ、かはダメっ、ですっ、ああっ」

「いくぞ」

「あああっ、あっ、くぅんんんんんんんっ」

 びゅる、びゅる、どくどくどく

 私の中へと熱いものが放たれる。

 そんな……中に……

 もう乾いて涙もでてこない。

 夫の顔が遠ざかっていく。

 あなた、ごめんなさい……

 その日、私はカーラン卿に何度も犯され、その度に精液を膣内に出された。

 

 

 それから、私は毎日のようにカーラン卿に犯された。

 昼には胸を触るなどのセクハラをされ、夜には寝室で犯された。

 時には、本当の口での奉仕を教えてやると言われて、再び口での奉仕を強要された。

 ある日、私にセクハラしてきたカーラン卿がカトリーンさんに引っ叩かれたことがあった。

 その時は飛ばされたカーラン卿を見て清々した気持ちだったのだが、夜に後悔することになった。

「まったく、たかが平民風情が調子に乗りおって」

「あっ、がっ、くぁ、くぅぁ」

 私はカトリーンさんへの怒りをぶつけられるように激しく犯された。

「女はみな、お主のように可愛らしい声をあげてればよいものを」

「ああっ、いぐっ、ああっ、あっ」

 私の身体はカーラン卿の責めをなんなく受け止められるようになっていた。

 感じてはいけないと思いつつも自分では止められない。

 夫には早く会いたい。

 だけど、今の自分は夫に顔を合わせる資格があるのだろうか。

 会いたいという思いと合わせる顔がないという思いの二つの相反する願い。

 私はどうすればいいのか。

 こんなこと、他の人に相談するわけにもいかない。

 私はカーラン卿に言われて仕方なく身体を許しているだけ。

 そう、仕方のないこと……

 私は悩みながらも、退廃的な思いでカーラン卿の肉欲を受け止める日々を過ごしていた。

 

 

 そんなある日、カーラン卿との行為をラクシャさんに見つかってしまった。

「ラクシャさん……その……出ていってもらえますか? もういいんです」

 もういい……

 夫が見つかろうと、私の不貞の事実は消えない。

 今更、言い訳などできない。

 いつまでも見つからない夫。

 もう狂ってしまいそうだ。

 それならば、カーラン卿とのセックスで狂ったように快楽を貪りあうことが楽だった。

 カーラン卿とのセックスとの間は夫のことを忘れられる。

 それにカーラン卿とのセックスは気持ちよかった。

 私はカーラン卿から与えられる快楽に酔いしれていた。

 その日の夜もカーラン卿の部屋でクタクタになるまで犯された。

 

 

 その二日後。

 アドルさんたちが夫のエドを連れてきた。

「アリスンっ」

 夫が私に駆け寄ってくる。

 私は笑えているだろうか。

 顔がひきつっていないだろうか。

「あなた」

 私は久しぶりに夫の身体に抱きつく。

 私の愛した優しい身体。

 ああ、やはり良いものだ。

 私の身体は汚れてしまったのに、こうして目の前にすると夫の愛を求めてしまう。

 ふと見ると、ラクシャさんがどこかへ行っていた。

 夫に私の不貞を話したりしてないだろうか。

 そのことが不安だった。

 それに、カーラン卿……

 夫の前で私の身体を求めたりしてこないだろうか。

 夫に私の不貞をバラしたりしないだろうか。

 夫にはバレるわけにはいかない。これからは夫に守って貰えばよいのだ。

 私は片時も夫の側を離れないと誓うのだった。

 

 

 エドが漂流村に合流したその日から、カーラン卿は私に手を出すどころか、話しかける機会すらなかった。

 さすがに夫を前にして私に手を出すようなことはするつもりがないらしい。

 人の妻に手を出したとバレればカーラン卿も危ういのだ。

 私は安心してエドとの日々を過ごしていた。

 そしてある日の夜。

 私は海辺にエドを誘った。

 夫とセックスをするために。

 理由は色々ある。

 やっと夫に会えた安心感からつながりたかったのと、カーラン卿に汚された身体をきれいに染め直して欲しいと思ったこと。

 カーラン卿に中出しされたことから、子供ができても不信感を抱かせないようにとの打算もあったかもしれない。

 寝室はカーラン卿に犯された思い出が蘇ってしまいそうで避けたかった。

 そうして、夜、みんなが寝静まったころ夫を外へセックスに誘ったのである。

「いくぞ……アリスン……出すぞ……くぅぅ」

 びゅるるるるるる!

「ああああああ」

 愛しい夫の子種を迎えいれる。

 愛しい夫の精液が私の中を満たしていく。

 それなのに、私の身体は満たされていなかった。

 久しぶりに夫と愛し合ったのに、私の前にあっという間に夫が果ててしまっていた。

 満たされない私の身体。

 思い起こされるカーラン卿とのセックス。

 エドとのセックスはこんなものだっただろうか。

 カーラン卿のモノと違い、あんなに愛おしく感じるのに望んだ快感が得られない。

 今もエドのことは愛しいと感じる。

 しかし……

 正直に言ってしまえばカーラン卿の方がセックスは上手かった。

 いや、カーラン卿とのセックスの方が好きだった。

 私はもう一度と思うものの、夫のそれは徐々にしぼんでいく……

 夫とのセックスはだいたい一回で終わるのだ。

 エドが悪いわけではない。

 例えセックスで満たされなくても私はエドを愛している。

 私は煮え切らない思いを抱えながら夫とキスをする。

 私を抱きながら夢を語るエド。

「この島を脱出したらすぐに子供を作って家族三人で楽しく暮らすんだ」

 私はそのセリフに頷いた。

 本当は今は子供が欲しくない。

 誰の子供かわからないから。

 どうかできていないでほしいと心の中で思う。

「だから、絶対無事にこの島を脱出しような!」

「はい、あなた……」

 やはり私はエドのことが好きだ。

 それは変わるはずがない。

 私はアソコの奥の熱が消えていないを無視して再びエドと口づけを交わした。

 

 

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