※この作品はR-18です。

女子高生准査ヌルデバと萌える寄生虫の共生捜査本部   作:ぬるでば

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第12話 乳首ピアス

「茨城県土浦市でメイド喫茶を装って女子高校生に援助交際をさせていた店の経営者が警察に逮捕されました。この店では、メイド喫茶のメイドとして働いて いる女子高生を客が指名して『お散歩』と称する店外デートに連れ出すことが でき、その後『オプション』と言われる追加料金を払うと、女子高生といかが わしい行為をすることができるシステムになっていました。東京都でいわゆるJKビジネス規制条例が施行されましたが、この条例ではメイド喫茶が規制の対象から除外されていることから、今後は、今回の事件のようにメイド喫茶を仮装したJKビジネスが出てくるものと見て、茨城県警では取締りを強化するとしています」

「お、この前の店じゃん」 茶々が部屋でテレビを見ていると、茶々が潜入した店の摘発をニュースが報じていた。

「あれ、ちょっと待てよ。おっさん、メイド喫茶をJ Kビジネスって言ってたけど、いまのニュースだとメイド喫茶はJ Kビジネスに入らないってことじゃねえか。どうなってんだよ」

 

/dev/null: おい、おっさん

 

 茶々は、県警のエージェントを呼び出 した。

 

POLICE: どうした

/dev/null: お前、またあたしのこと騙してないか?

POLICE: 私がヌルデブのことを騙したことがあるか?

/dev/null: ほとんど毎度騙されてるよ! それと、デブって言うなし

POLICE: すまん。手が滑った

/dev/null: ずいぶんよく滑る手だな、おい

POLICE: そういう日もある

/dev/null: いっつもじやねえか

POLICE: ところで何か用か?

/dev/null: あ、そうだった。おっさん、この前JKビジネスの規制を考えるからメイド喫茶に潜入しろって言ったな

POLICE: 言った

/dev/null: メイド喫茶はJ Kビジネスに入ってねえじゃねえか

POLICE: お、少しは勉強したか

/dev/null: いまニュースでやってたんだよ。あの任務、完全におっさんの趣味だろ

POLICE: 人聞きの悪いことを言うな。お前のメイド服姿を見たかっただけだ

/dev/null:それを趣味だっていうんだよ。バカかお前

POLICE: バカって言ったら自分がバカだ

 

「まったく、とんでもねえポリ公だな、あの野郎」

 茶々はぷりぷり怒りながら煙草に火を着けた。

 エージェントのせいで自分はシャブを射たれるところだった。

 顔にケガまでした。

 幸い外傷はなかったので痕には残らなかった。

 もし、痕に残るようなケガをしたら訴えてやるところだ。

 とは思わなかった。

 自傷癖はないが、身体に傷をつけるのは割りと好きだ。

 だから乳首のピアスも自分で開けた。

 今回の事件で顔に傷跡が残っても、それは気にならない。

 むしろ傷痕を触って楽しむに違いない。

「ついでだ、もう片方も開けるかな」

 右の乳首にもピアスを開けようと決めた。

 これで左右同じになる。

 ただ、乳首にニードルを刺すのは滅茶苦茶痛い。

 できればあの痛みは避けたい。

 個人輸入でキシロカインゼリーを買うという手はある。

 でも、強力な麻酔薬を素人が使うのは危ない。

 氷で冷やして感覚をなくして針を刺すという方法もあるらしい。

 しかし、この方法は、かえって痛みが強くなるという話も聞く。

「ねえ萌」

〝なーに?〟

「萌の麻酔って、表皮の近くで出したら表にまで効くの?」

〝え、どういうこと?〟

「たとえばね、萌に乳首のすぐ裏側に麻酔してもらったら、外側で針を刺したりしても痛くないのかなって」

〝ピアス開けるのね〟

「うん」

〝麻酔の効果が外側にまで効くかどうかは分からないわよ。試してみる?〟

「あ、そうよね。やってみればいいのよね」

〝どっちの乳首がいい?〟

 萌が試す乳首を訊いてきた。

「そうねえ、今右にピアスが着いてるから、左かな」

〝分かったわ。左のおっぱいに移動するから、ちょっと待ってて〟

 いま、萌は茶々のロの中で唾液を食べている。

 萌が舌の裏側から下あごに潜り込んで行くのが分かった。

 最近は、完全に感覚を麻痺させず、わざと自分の位置を茶々に分からせるようになっている。

 茶々が望んだことだった。

「身体の中を這いずり回られる気持ち悪さが病みつきなのよ」

 茶々が倒錯した快感を求めたのだ。

 萌がゆっくりと下あごから喉を通り、左の鎖骨をかすめる。

 鎖骨の裏側を通って乳房の中に入ってきた。

 茶々は、鳥肌が立つような気持ち悪さに酔いしれた。

 この気持ち悪さには慣れない。

 生理的に感じるものだからだ。

 慣れないのがありがたかった。

 慣れてしまったらこの快感を得られなくなってしまう。

 茶々の乳首は、すっかり硬く尖っていた。

 右の乳首が痛い。

 この状態になると痛みを我慢することが快感になる。

 茶々は、ピアスが着いている右の乳首を指で摘んでひねった。

「んあっ」

 激しい痛みに声が漏れた。

〝お楽しみのところ悪いんだけど〟

 萌が遠慮がちに声をかけてきた。

「ごめんなさい」

 茶々が我に返った。

 最近は、萌に痴態を晒すのが恥ずかしくなくなった。

 日常になってしまったからだ。

〝乳首のすぐ裏に来たわよ。強めに麻酔していいのね?〟

「うん、あ、ちょっと待って。今の状態を確かめないと」

 茶々は、左の乳首をひねり上げた。

「痛った!」

「普通に痛いよ」

 茶々が涙目で萌に報告した。

〝そう。じゃあ麻酔するわね〟

「はい、お願いします」

 左の乳首から感覚が消えた。

 感覚が消えると、意識の中でその部位の存在も消える。

 左の乳首がなくなったような気がした。

 茶々は、右手の親指と人差し指で右乳首をつねった。

「つっ」

 感覚が消えたような気がしていたが、つねると軽く痛んだ。

 裏側からの麻酔では、体表まで完全に麻痺させることはできないようだ。

 だが、かなり痛覚は鈍っている。

 これならピアスのニードルを刺しても平気かもしれない。

 茶々は、海外からニードルを個人輸入で手に入れていた。

 新しく着けるサーキュラーバーベルのピアスと化膿防止のための薬、テラマイシンは、すでに手元にある。

「龍生に開けてもらいたいな。あいつ、やってくれるかな」

 龍生には、学校の屋上で首の穴に指を入れられて絶頂に達する姿を見せた。

 そこまで見せてしまった今では、乳房を見せることに抵抗はない。

「なあ龍生、お前、あたしの乳首に穴開けたくねえか」

 学校で龍生に会った茶々は、単刀直入に切り込んだ。

「えっと、唐突過ぎて、おっしゃっていることの意味がわかりません」

 龍生が苦笑した。

「いや、だからさ。私の乳首に針を刺してみない?」

 平気だと思っていたが、徐々に恥ずかしさが込み上げてきた。

「ちゃーちゃん、そういう趣味あったの?」

「う、うん」

 茶々が頷いた。

「ちゃーちゃんがいいって言うなら刺すよ」

 龍生が顔を紅潮させながら答えた。

「あ、お前、興奮してんの? もしかしてお前、変態?」

 茶々は、龍生が変態だったら嬉しいと思った。

 趣味が合う。

「いや、俺は変態じゃないけど、ちゃーちゃんが希望するなら、それに応えてあげたいと思うよ」

 龍生がそわそわしながら言った。

「嘘つけ。あたしをダシに使うんじゃねえよ。このドSめ」

 茶々が乳房を押し付けた。

「だからね、ちゃーちゃん、学校でそれはダメだよ」

 龍生が苦笑した。

「じゃあ、やってくれんだな。ただ針を刺すんじゃなくてピアスを着けて欲しいんだ」

「ピアス? 俺、やったことないよ」

「あったらびっくりだよ。心配すんな、あたしが教えてやるから」

「ちゃーちゃん知ってるの?」

「ここに着いてんだよ」

 茶々は、龍生の左手を取って自分の右胸に当てた。

 龍生の人差し指を握り、乳首に着いているピアスの形が分かるように強く押し当てた。

「な、硬いものが着いてるだろ」

「ほんとだ」

 龍生は鼻息が荒くなっている。

「自分で開けたんだ」

「すごいね」

「乳首のピアスって、針を刺すときすっげー痛いんだぜ。お前にも開けてやろうか?」

 茶々が不敵な目つきで龍生を睨んだ。

「いや、俺は、遠慮しとくよ。乳首ってそんなに痛いんだ。ちゃーちゃん、平気なの?」

 龍生が恐れをなした。

「平気じゃない。でも、今回は萌が麻酔してくれるから痛くないようにできる。ていうか、お前いつまでおっぱい触ってんだよ」

「あ、あはは。ごめん」

 龍生が慌てて手を引っ込めた。

「次の土曜日、うちに来てくれっけ?」

「分かった」

 その週の土曜日。

 龍生がバイクに乗って茶々の家に来た。

 ガレージでは、茶々のおじいさんが事故で廃車になったひろちゃん号の後継である「ひろちゃん号Ⅱ」の手入れをしていた。

「おじいさん、こんにちは」

 龍生は、ひろちゃんに頭を下げた。

「お、龍生君。茶々は、部屋にいっから。勝手に上がってけ」

 ひろちゃんは新車を磨きながら龍生を玄関に手で誘導した。

「ありがとうございます」

 龍生は、ひろちゃんに一礼して玄関を入った。

「ちゃーちゃん」

 幼稚園の頃から行き来している、勝手知ったる茶々の家だ。

 龍生は、迷わず茶々の部屋の前に立ち、ドアをノックして声をかけた。

 ドアが開いて茶々が顔を出した。

「お、来たか。入れ」

 茶々は、いつものようにボサボサの髪に牛乳瓶の底のようなメガネをかけ、伸びきったロングTシャツを着た薄汚い女だった。

「相変わらずきったないね」

 龍生は、茶々のこの姿を見慣れているので、驚きもしない。

「あーあ、また拳銃を出しっばなしにして。ちゃんと県警が付けてくれた金庫があるでしょ。そっちにしまいなよ」

 龍生がベッドの上に投げ捨てられているワルサーPPKを拾い上げた。

「うっせーな、面倒なんだよ」

 茶々がくわえ煙草のまま開き直った。

「はいはい、物騒だからしまいましょうね」

 龍生がクローゼットの中の隠し金庫に拳銃を収納した。

「さて、やるか」

 煙草の火を消して茶々が椅子から立ち上がった。

「これと、これと、これ……と」

 引き出しの中から必要な器材を取り出した。

 今日、使うものは「ニードル」「ピアス」「コルク」「テラマイシン」「サージカルマーカー」だ。

 それと、萌に重要な役割を頼んでいる。

「本当は、オートクレーブで滅菌したいとこなんだけど、そんなものうちにねえから煮沸しといた」

 茶々がニードルとピアスを煮沸消毒したことを説明した。

「よっと」

 茶々がTシャツを脱ぎ捨てて上半身裸になった。

「見ていいよ」

 龍生が見ないようにしていたので、茶々が声をかけた。

 茶々は、サージカルマーカーで左の乳首の付け根を挟むような位置に小さく丸い印を付けた。

 乳首の左右に紫の丸が付いた。

「ここから針を刺して、こっちの印に貫通させて」

 龍生に乳首を見せて針の入りと抜けの場所を教えた。

「で、乳首ってぐにゃぐにゃしてるでしょ。ただ刺そうとしてもぐにゃって乳首が逃げちゃうのよ。だから、このコルクで抜ける方を押さえて、それから針を刺してね」

「うん、分かった」

 龍生が真剣な表情で説明を聞いている。

 茶々の身体に傷をつけるのだ。

 間違えてはいけない。

 真剣にもなろうというものだ。

「これがニードルね。そこにテラマイシンていう薬があるから、テラマイシンをニードルの先の穴を埋めるようにたっぷり塗って」

 龍生がニードルを手に取った。

 ニードルは普通の注射針とは太さが桁違いだった。

 鉛筆の芯くらいはある。

 ニードルの先は、斜めにカットされ中が空洞になっている。

「ニードルの先は、刃物だから指を切らないようにね」

 茶々が注意を与えた。

「了解」

 龍生は、テラマイシンのキャップを開けて、中身を絞り出すとニードルの先端にたっぷりと乗せた。

「ニードルを刺すときは、びびってるとうまくいかないし私が痛いから、ひと思いに貫通させて」

「うんうん」

 龍生が真剣に頷く。

「ニードルが貫通したら、ニードルのお尻にピアスのボールが付いてない方をびったりくっつけて、離れないように気をつけながら反対側に抜くの。ここが結構難しいから頑張ってね」

「分かった」

「説明はこれで終わり。萌、麻酔お願い」

〝承うけたまわったわ〟

 すでに左の乳房の中で待機 していた萌が乳首のすぐ裏側に移動した。

 徐々に乳首の感覚がなくなっていく。

 萌が麻酔を開始したようだ。

 茶々は緊張してきた。

 龍生は、茶々以上に緊張して、額に汗を浮かべている。

「龍生、ちょっと乳首つねってくれる?」

 茶々が左の乳房を前に出した。

「いいの?」

 龍生がためらった。

「麻酔が効いてるかどうか確かめないとね」

「そっか」

 龍生が恐る恐る乳首に手を伸ばして指で摘んだ。

 ぐっと指に力を入れて乳首をつねった。

「くっ」

 茶々が顔をしかめた。

「ごめん! 痛かった?」

 龍生が手を引っ込めた。

「あ、大丈夫よ。ちょっとだけ痛いけど、これくらいなら平気」

 茶々が笑顔で答えた。

「じゃあ刺して」

 茶々が目を閉じて身体を龍生に託した。

 龍生は、左手にコルクを、右手にニードルを持った。

 コルクをマーカーで印が付いたところに添える。

 反対側のマークにニードルの先を当てて、親指と中指で保持してニードルの尻に人差し指を当てる。

 この人差し指でニードルを進めるための力を加える。

 コルクとニードルで乳首を挟む形になった。

 龍生が大きく深呼吸をした。

「刺すよ」

「……」

 茶々が無言で韻いた。

 コルクが動かないように左手でしっかりと固定させる。

 右手の人差し指に力を込めて反対側のマークを狙ってニードルを押し込んだ。

「ぐにゅん」

 ニードルが肉に刺さる感触が右手に伝わった。

「んー!」

 茶々が頭をのけ反らせ苦悶の表情を浮かべた。

 両手を強く握り締めている。

 萌が麻酔をかけてくれたが、やはり痛いようだ。

 龍生は、ニードルを進めようとするが、コルクの壁に当たっているような感触があるものの、なかなか貫通しなかった。

 このままでは茶々の苦痛を長引かせてしまう。

 龍生は、ニードルに思い切り力を加えた。

「ぶちっ」

 ニードルが乳首の反対側の粘膜を破る音と感触がした。

 乳首を貫通したニードルがコルクに突き刺さった。

 龍生は、ニードルが貫通したことに安塔したが、それで終わりではない。

 ニードルを更に進めて、そのお尻にピアスを当てて、ぐるっと回すように乳首の中を通す。

 このとき、ニードルとピアスが離れてしまうと、穴が縮んでしまいピアスが通りにくくなる。

 そして、龍生は、それをやってしまった。

 慣れない龍生は、ニードルからピアスが離れてしまい、ピアスが穴を通らなくなった。

 龍生は、焦りながら乳首の中で穴を探した。

 しかし、なかなか穴は見つからない。

 ピアスで乳首の中をかき回すことになってしまう。

「痛っ、龍生、痛いよ」

 茶々が歯を食いしばって耐えている。

「ごめん、ピアスがニードルから外れちゃって」

「よくあることだから気にしないで。そうなると最後に貫通させる側の皮を通すのがすごく難しいから。ニードルが抜けると皮が縮んで穴が塞がっちゃうの。そうなったら、もう無理矢理ピアスで皮に穴開けて」

 茶々の乳首からは血がだらだらと流れ落ちている。

 龍生は真剣な表情で乳首の中の穴を探す。

「出た!」

 ようやくピアスが反対側の穴に貫通した。

「やったー」

 茶々も喜んだ。

「ちゃーちゃんごめんね。俺が失敗したから余計に痛くしちゃって」

「ううん、いいのよ。龍生に痛くされるなら嬉しいから。それに、初めてにしちゃ上手よ。どっかでやってんじゃないの?」

「ちゃーちゃん、ドM?」

「相手によるよ。誰に対してもドMなわけじゃないんだから」

 茶々は、血をふき取り、乳首にテラマイシンを塗った。

「どう? 私のおっぱい、かわいい?」

 茶々が龍生に乳房を見せつけた。

「うん。ピアスがかわいいね」

「んふっ、ありがとう」

 茶々が裸のまま龍生に抱きついた。

「痛っ!」

 開けたばかりのピアスが二人の間に挟まり、赤く腫れた乳首に痛みが走った。

「龍生に着けてもらっちゃった。なんか龍生の所有物になったみたい」

 乳首に鈍い痛みを感じながら、茶々はピアスを見てうっとりした。

「俺はちゃーちゃんを所有しないよ。ちゃーちゃんには今までどおり性格の悪い女でいて欲しいから」

 龍生は、ニコニコしている。

「ふふ、なんか嬉しいな。でも、お前、さりげなく失礼なこと言ったろ」

 Tシャツを着ながら茶々が龍生の足を軽く蹴った。

「あれっ、俺、なんか失礼なこと言った?」

 龍生がとぼけた。

「とぼけないでよ。そういうとこ県警のおっさんにそっくりよ」

「ははは、ごめん」

「ところで、ちゃーちゃん」

「なーに?」

「ニードルを乳首に刺したときの感触が、まだ指に残ってるよ」

 龍生が右手の人差し指を見ながら言った。

「なんとも言えない感じよね」

「うん」

「またやりたい?」

「やりたい」

「じゃあ、好きなとこ開けていいよ」

「どこでも?」

「うん、龍生が開けたいとこならどこでも何個でも」

「どうしよう、俺もちゃーちゃんに感化されて変態になっちゃう」

 龍生がオロオロした。

「寄生虫口に入れたり、乳首ピアス開けてる時点で十分変態よ。心配しないで」

「そっか」

 茶々と龍生は、二人で爆笑した。

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