「あの・・・やちよさん?」
僕は今、自分のベッドの上で座っているやちよさんの膝の上に座らされている。僕よりずっと年上で、背も高いし、なにより魔法少女という彼女の腕力は想像以上で、簡単にこの体勢にされてしまった。
というか、この体勢やばい。ただでだえネグリジェで薄着なのに、背中には目に焼き付いて離れなかったあの胸がギュッと押しつけられている。そして、一瞬鼻をかすめただけだった甘いバニラのような香りが僕を包み込んでいるようだ。
・・・もうそれだけど、一度出して収まった僕の竿は力を取り戻した。
この体勢だと当然、やちよさんにもそれがバレてしまう。
「あら、もう元気になったのね」
そう耳元でささやかれる。彼女の吐息が耳に当たる。それだけで体がビクンっと跳ね上がってしまった。だけど、やちよさんはささやくのをやめてくれない。
「ねぇ、さっき私の何を想像してたの?」
僕の下腹部に手を回し、ズボンをはき直して隠した竿をやちよさんの細い指先がなで上げる。
「何を考えて、ここを触ってたのかな?」
「そ・・・それは・・・あぁっ!」
触れられただけで声を上げてしまう。自分でやってるときはそんなことないのに。
「もしかして、今日、勉強してた時のこと?」
「っ・・・!」
「あ、今何でって顔した。女の子は視線に敏感なのよ。もう――」
――えっち。
また耳元でささやかれる。それだけで呼吸が乱れた。興奮してしまっている。だけどそれだけじゃ終わらなかった。
「はむっ・・・」
やちよさんの柔らかい唇が、僕の耳たぶをはさみ始める。
「ぁ・・・やちよさっ・・・んぁっ!」
耳たぶを甘噛みされる。唇で挟まれたり、固い歯で優しくコリコリされる。
「はむっ・・・じゅる・・・ちゅ・・・んん。・・・レロっじゅるるるっ・・・」
ざらついた舌でなめ上げられたり、吸い上げられたり、耳の穴や溝に至るまで。体が反応して、背筋に微弱な電流が流れたような、ゾクゾクというような感覚が流れる。
まるで柔らかいブラシのようだ。
「ぁっ・・・はぁ」
ふと下腹部を見れば、僕の竿ははち切れそうなほど膨れ上がっていた。やちよさんに触られたのが興奮したのか、耳をなめられたのが気持ちよかったのか。
「苦しいそうだから脱いじゃいなさい」
「あ、待って…」
「ダメ」
と言って、僕の腰を浮かせるやちよさん。抵抗するけど無理だ。ただでさえ、魔法少女に腕力で勝てないと言うのに、もう全身から力が抜けて抵抗すらできない。
だからそのまま、ほぼ無抵抗に僕のイチモツは晒されてしまった。
さっきだしたばかりなのに、ここまで大きくなるなんて初めてだ。一人でするときは一度出したらそれでよかったのに。
やちよさんの手が、僕の竿へ伸びていく。やちよさんの細い指先一本一本が、僕のそれを優しく包んだ。
「ぁ……あぁっ」
直接さわられて、また声が漏れる。このまま動かされたらまたすぐにイッてしまいそうだ。
でも、やちよさんはそんなことお構いなしだった。
「はむっ……」
「あ゛っ……あぁぁっ!」
耳をあまがみしながら、僕の竿をしごきはじめた。触られただけでもイきそうだったのに、柔らかい舌や唇が僕の耳を這っていく。
「うぁっ…だ、ダメですやちよさん! こんなのーーぁあ!」
抵抗しても逃げられない。耳をなめられる音と竿をしごく音だけが空間を支配した。
竿の先端も何かが零れているのがわかる。でもやちよさんは手を止めてくれない。
「やちよさんっ……僕、もう…これ以上はーー」
竿からまた、大きな波のようなものが溢れてきそうになる。我慢しようにもその波長はどんどん大きくなっていく。
奥が熱い。もう堪えられない。
それでも押さえ付けようと声を殺したその時、やちよさんのあまがみが止んだ。
そしてーー
「ーーイキなさい」
もう、限界だった。
「あっ……ああああっ!!」
竿から白濁とした精液が飛び出る。それは二回目だと言うのに、勢いも量も、桁違いだった。何より、射精した感覚も一人でするのとは考えられない快感で、脳に焼き付いて気を失いそうになるほど。
「ぁ……あ…、あぁ……」
意識が飛びそうなほどの絶頂。今までこんなの体験したことがない。
僕は完全に力が入らなくなり、背中を彼女に預けてしまう。
「あとで掃除しないとね」
脱力しきった僕は、やちよさんに自分のベッドのうえへと誘われた。僕が昔読んだそういう本では男性が女性をベッドに押し倒すはずなのにここでは立場が逆だ。
僕がやちよさんに押し倒されている。
乱れた呼吸のなか、見下ろしている彼女を見つめることしかできない。
少し興奮しているのか、頬を赤らめながら何かを企んでる様子にも見える。
するとやちよさんは、今度は僕の服をたくしあげると再び僕のイチモツにてを伸ばし始める。
「や、やちよさんっやめ・・・・・・さっきイッたばっかりなのに」
「ダメ。それだとまた一人であぁ言うことするでしょ?」
抵抗をまたも押さえつけられ、僕はまた彼女に手でされることを許してしまう。そして、彼女の顔は僕の胸に近づいた。
何をするつもりなんだろう、と彼女の顔を伺っているとやちよさんは僕の乳首をなめはじめた。
「んんっ!」
僕は男なのに、乳首を一度なめられただけで感じてしまった。でもそれだけじゃ終わらない。
やちよさんは僕の乳首をなめながら、もう一度僕の竿をしごき始める。
一度イッたこともあって、軽くされるだけで悶絶した。
しかも、あいてる手で片方の乳首も撫でてくる。細くて柔らかい、男のものとは違う指の腹でクリクリと転がされて、摘ままれて、爪で軽く引っ掛かれたりもしてくる。
「ん……くぁっ…あぁ……っ!」
当然、口でされてる乳首もしごかれてるイチモツも攻めの手が休まることはない。
たまに上のほうをグリグリされたりと別の攻めかたをしてきて、それが堪らなく気持ちいい。
「っ…んぐっ……ぇ?」
またイかされると、歯を食い縛るけど意味はない。なぜならやちよは乳首の攻めを止めた。
いや、止めたんじゃない。変えたんだ。
やちよさんは、口でしていたほうを指で、指でしていたほうは口で僕の乳首を弄ぶ。
やちよさんの唾液でヌルヌルになった乳首が、指先で敏感になった乳首が、まったく別の刺激を受けた。
「~~~~~~~~~~~っ!!」
もう、声すら出せなかった。
ずっとしごかれていたイチモツからは、三度目とは思えない勢いで射精された。
全身が痙攣する。快感が直接、神経や脳に送られていようだ。気持ちいいという快感で支配されてしまう。
僕は犯されていた。まだ童貞だけど、一方的に快楽に堕とされているこれを、犯されていると言わずに、なんと呼べばいいのだろう。
三度目の射精がようやく収まったけど、一番激しい絶頂を迎えた僕は、腕で顔を隠した。もう何もかもめちゃくちゃにされた気分だ。でも、元はといえば僕が悪いことなんだから仕方がないんだよな。
「ごめん・・・なさい」
だから、この期に及んでようやく謝罪お言葉をこぼした。しばらくするとやちよさんの声が聞こえてきた。
「・・・反省してる?」
「してます・・・だから、もう・・・許してください」
叱られたこどもが泣いて許しをこうような情けないほどに震えた声で、僕はやちよさんに哀願した。
「・・・わかったわ。私もイジワルしてごめんね」
顔は見れなかったけど、いつも心を奪われている優しい声とともに、やちよさんは僕の頭を2~3回ほど撫でてくれた。
ついさっきまで、僕を苛め倒していたその手は今度は優しく僕の心を包み込んでくれた。
「ねぇ、ちょっといいかしら?」
「?」
乱れに乱れた心がようやく落ち着いてきたと思った頃、またやちよさんの声が聞こえて僕は顔を上げる。その時、目の前の光景に目を奪われた
「っ!?」
ベッドの上でネグリジェをたくし上げたやちよさんの姿だった。僕に見えるようにしているむき出しのショーツと、太ももから滴っている愛液が僕の目を釘付けにした。
「分かる? あなたにしている時からこうなってたの。だから、ね」
羞恥に頬を赤らめながらも、やちよさんは僕を誘うように微笑む。僕はただ、彼女から醸し出されるフェロモンのようなモノに当てられて本能的に理性が効かなくなり始めていた。
「・・・・・・今度はあなたからして?」
やちよさんの言葉で最後の枷が外れた僕は、ゆっくりと起き上がって、ベッドに上にいる彼女を押し倒した。
「ぁ・・・もう、そんなに慌てないの」
やちよさんは自分がいた状況と真逆になってもどこか余裕があるように僕の頬に手を触れた。そこで一度、外れた理性が戻ってくる。
正直、ここまで来てどうすればいいかちょっと分からなくなってしまった。前にクラスメイトから借りたそういう本ではどんな感じだったっけ。
突然改まってしまったせいで変に緊張してしまう。もう一般的な男女のそれとは乖離しすぎてるというのに。
すると、やちよさんはたくしあげたままでむき出しになっているショーツを位置をずらした。
当然、彼女の愛液で濡れている恥部が晒されることになる。始めてみる女性のそれ。
本や空想の産物としか考えられなかったことが、今現実で起きている。
当然、三度目の射精を果たした僕の竿は、再び息を吹き替えした。おそらくこれが最後になるだろう。
ただ、一つやちよさんに聞きたいことができた。
「あの…、やちよさん」
「なに?」
「やっぱりやちよさんって、その…経験してるんですよね?」
今まで僕を翻弄し続けたテクニックは、なんとなく素人のものじゃないようにも思えたのだけど、どうしても気になった。
あの時僕を誘惑したのだって、いったい何人の相手を?
「……っ」
すると…やちよさんは予想外にも一番、恥ずかしそうな顔をした。
脳裏に浮かんだ信じられない可能性を僕は口にせずにはいられなかった。
「あの…やちよさんって、もしかして――」
「――大学にモデル、その上魔法少女よ? 彼氏なんて作ってる暇ないわ」
「あ…すみません」
口調が怒っているというか、拗ねたように見えるやちよさん。こんな顔するんだと、ちょっとこの人のことを知れて嬉しくなった。
「だから……」
やちよさんは僕に抱きついて、耳元でささやいた。いつもの優しい声で。
「初めてはあなたが受け取って」
雄を誘うようなみだらなささやき。
それは、僕の理性を吹き飛ばすには充分すぎた。
飛んで火に入る夏の虫。
自分が焼かれることも考えず、焦がれるように腰を近づけ、場所を確かめるために先端を擦りつける。
「んっ・・・もうちょっと、したよ・・・あっ・・・そう、ソコ・・・」
徐々に呼吸が乱れていくやちよさんの声に従いながら、竿を押しつけていく。やがて、先端が軽く埋まりはじめるのがわかった。
その感触だけでも溜まらなくなり、奥へ奥へと、自分の分身を埋めていく。
「ん・・・んんっ・・・・・・あ、あぁっ!?」
何かを突き破る感触とともに、やちよさんから甘い嬌声がこぼれる。それは僕がやちよさんの純潔を奪ったということに酷く興奮した。
僕はそれを根元まで埋めようと、さらに深いところまでかき分けていく。やがて先端がナニカに当たり、それが最深だと知らせてくれる。
「・・・・・・いっ・・・くぅっ、ぁ・・・・・・はっ・・・あぁ・・・・・・」
やちよさんの顔を伺ってみると、苦しそうに息をしながら、痛みに耐えているやちよさんの姿があった。
「やちよさん・・・大丈夫、ですか?」
「・・・平気、よ。心配しないで・・・・・・」
気丈に振る舞うやちよさん。普段から魔法少女として戦っている彼女からすれば、この程度の痛みは慣れているのかもしれないけど、それでも無理をさせてるんじゃないかと心配になる。
だからしばらくやちよさんが落ち着いてくれのを待った。やがて彼女は僕の頬に手を添えてくれる。そうしてくれる間にも、絶え間なく締め付けてくる彼女の壁に我慢できなくなり、動いて良いですか?と訪ねる。
「・・・えぇ・・・・・・きて・・・・・・」
やちよさんの返事を聞いた僕は、添えられた彼女の手を取って優しく握り、ゆっくりと腰を動かし始める。
「あ・・・は、ぅ・・・・・・ふ、んっ・・・・・・」
鼻にかかったやちよさんの声とともに、中の締め付けが強まり、絡みついてくる。先端がしこりに当たる度、周囲のツブツブとした感触がきゅうきゅうと締まる。
まるで解けてしまいそうなほどそこは熱くて。つながっている部分を熱が伝わって、自分のモノにまで染みこんでくる。
あまりの快感で僕はため息がでてしまう。
「は・・・・・・あっ・・・はぅんっ・・・・・・」
その快感は、三回も出していなければ、数回と往復することなく果てていたであろう。それでも僕は馴れてないなりにも賢明に腰を打ち付けていた。
「んんっ・・・・・・はぁっ、そう・・・・・上手よ・・・そのままぁ・・・続けて・・・ぁん」
やちよさんは腰の位置を僕がつきやすいように動かしながら、僕の背中に手を回して抱きついてくる。そうすると腰の動きがよりスムーズになって、感じる快感が強くなった。
「くぅ・・・・・・んん・・・・・・はっ……ゃんっ……あ……」
その快感が堪らなくて、僕はやちよさんに抱きついてしまう。止まらない腰の動きをさらに激しくしながら彼女の胸に顔を埋める。
目に焼き付いて離れなかったあの胸が今僕の眼前として触れている。女性の柔らかい胸の感触と甘く濃厚なバニラの香りが脳に染みこんでいき、また腰のストロークが自然と速くなる
「あんっ……あっ・・・もう、甘えんぼさん・・・・・・んっ」
後頭部に手を回しながら、あやすようにささやく彼女の声に高揚感は増すばかりだった。だけど、永遠にも思われたこの時間は訪れようとしていた。
「やちよ・・・さん。僕・・・・・・もうっ・・・」
打ち付けていた腰にこれ以上とない血液が流れて行っているのがわかる。これが四度目の絶頂になるということが感覚的にわかる。
「あっ、んっ、あぁっ、頑張って、はあっ、私も、もうすぐっ、だからぁっ・・・・・・」
今にも飛び出してしまいそうな熱を、さらに熱くするため、無我夢中になって腰を動かし続ける。
頭が彼女だけでいっぱいになり、声が漏れてしまう。
「やちよさんっ・・・やちよさんっ、やちよさんやちよさんやちよさん・・・・・・っ!」
もう限界だった。
抱きつぶしてしまいそうなほど力を込めて、その体に抱く。
最後の力を振り絞って、最深を突き破るような勢いで、自分の欲望を解き放った。
「あっ!? んっ、んんんんんんんんっ!!」
やちよさんの叫びとともに、千切られそうなほど締め付けが強くなる。僕の分身がすべてを吐き出し、彼女の内側を埋め尽くした。
四度目の絶頂を迎えた僕は奥歯をかみしめる。そうでないと本当に気を失ってしまいそうだった。
それほど気持ちよかった。
「っ、あ、つい・・・・・・まだ、こんなに・・・・・・んぁぁ・・・・・・」
うつろな声が、耳元で聞こえる。
だけどその声は満足げで、その迎えた絶頂の余韻に浸るように僕の体を優しく包んだ。
「・・・・・・はぁ・・・んっ・・・・・・ふぅ」
その声を聞きながら、力をなくした僕の分身を引き抜いて、彼女のとなりへ仰向けに横たわる。
二人分の乱れた呼吸と、脳にまで届いている動悸が響く。
隣に目を向けると、満足げな笑みを浮かべながら僕をぼんやりと眺めている愛しい人の顔があった。
「・・・・・・んっ」
僕は目を閉じてその柔らかい唇にキスをする。
やちよさんはどんな顔をしているのかわからないけど、唇に触れたとき、ちょっとだけ嬉しそうな声が漏れていたのからきっと大丈夫だろう。
唇を離して目を開ける。そこには幸せそうな笑みを浮かべているやちよさんの顔が僕の目には映った。
あ、そいうえば、これがファーストキスになるのか。本当に手順がめちゃくちゃすぎた気がするけど、童貞を卒業してからファーストキスを済ますなんてどういう確率だろう。
でも、ここまでくればもう僕の気持ちを伝えよう。
「あの、やちよさん。お願いがありますけどいいですか?」
「・・・・・・なぁに?」
激しい動きから、息づかいの合間に聞こえる色気を帯びた相づち。
なんかも色々メチャクチャになりすぎてるけど、命の恩人にこんなことを言うのは本当にどうかしていたと思っていたけど、もうここまできたら迷いなんてない。
僕は――
「僕はやちよさんのことが好きです。だから・・・その、これからも一緒にいてくれませんか?」
生まれて初めての愛の告白。
この人と離れなくないという願いを生まれたままの感情で伝えた。
するとやちよさんは、何も言わずに隣で横たわっている僕を抱きしめながら、
「・・・・・・えぇ」
とささやいてくれる。僕の大好きな優しい声で。幸せな気持ちで満たされた僕はゆっくりとまぶたを閉じる。
そのまま、甘いバニラの香りに包まれた僕は、彼女とともに深い眠りに落ちていった。
やちよさん可愛いよやちよさん(ぐるぐる目)