---大和・クリスティーナ・和子---
エロマンガ先生の目が輝いていた。私の姿を見て…
「お前の一番美しい姿を描いてやる。だから、言われた通りのポーズを取れ!」
あどけない少女の言葉…あどけない少女の声であったが、脳裏では逆らえない主のような声に変換され、響き渡った。そうしないと、痛い目に遭いそうな…躾をされそうな…そんな気分になっていく。
「和泉先生…コレとコレを装着してやってくれ。逆らうのであれば、逆らえば良い♪」
和泉先生はエロマンガ先生に言われた通り、私に口の拘束具と鼻の拘束具を取り付けた。鼻の拘束具というには語弊があるか…所謂、鼻フックである。
「逆らえば、鼻に激痛が走るよ♪」
子供のやることと侮っていた。マジに痛い…鼻が千切れそうな痛さだ。
「もっと、逆らっていいよ♪」
苦しむ姿が見たいのか?この兄妹はドエスなのか?スラックスとストッキングは脱がされた。ジャケットも脱がされた。膝立ちさせられ、手首を背中側で拘束され、身体を床に対して45度くらいに倒された。足首は何かで拘束されているようだ。
「う~ん…そうか…こうなるのか…」
二人は何かするわけでは無く、私の卑猥な姿をスケッチしている。真剣な表情で…あの画集…コウさん、うみこさん、はじめさん、りんさん…あのポーズにさせられ、あのような表情になるように何かをされたのか?これから何をされるのか…恐怖と期待が入り交じっていく。
徐々に開脚させられていく。
「あれあれ…濡れてきている…」
うっ…股間の目の前にエロマンガ先生が、ペンタブレットを手に…濡れ具合をスケッチしているようだ。
あぅ…ペンで割れ目をなぞられている。口元から唾液が垂れていく。口の拘束具は、唾液を飲み込むことを許さなかった。鼻の拘束具は外されているが、汚らしい顔だろうな。そんな顔を、朝霧先生がスケッチをしている。
そう言えば、パーツごとにスケッチをして組み合わせているようなことを、誰かが言っていたっけ…もはや、記憶を遡る気力は無いけど。ブラウスのボタンが全部外された。
朝霧先生は横からスケッチをしている。エロマンガ先生は…見えない。背中側にいるのかな?
いやっ!ムネの谷間に何かが入れられた。ムネとブラの間にも…感じたことの無い刺激で、意識は遠くへと…
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目覚めるとベッドの上にいた。身体はきれいに洗われていた。全裸でバスローブを着せられている。
ベッドサイドにあるミニテーブルには、羽を広げて飛び立とうとしている妖精の姿のイラストが置かれていた。なんとも言えない表情の妖精。どこか遠くを見つめる視線、羽を広げて、少し逆海老反り気味で、空中に飛びだそうとしているように見える。
「どう?朝霧先生の絵…」
りんさんの声がした。回転しながら下から上がってきた。そうか、あの螺旋階段の先は、ここなのか…
「リアルを追求するあまり、モデルになる方も、リアル感を持たせたいみたいで、ちょっと大変だけどね」
モデル…リアル感…イラストを良く見ると、それは私だった。そうか、あの時、横から描いていたのは、これなのか…
「あの兄妹は基本的に、見た物しか描けないの。まぁ、パーツごとに、描き溜めていて、組み合わせることも最近はしているみたいだけど」
確かに…ムネは私では無い、誰かのムネのようだ。
「巨乳の妖精は有りかどうかを、コウちゃんと議論していたわ。結論は有り得ないってことになったの。巨乳だと飛ぶ時に、邪魔ってことでね♪」
あぁ、なるほど…リアルを追求するあまり…
「で、なんで、私は全裸なんですか?」
「え?あのまま放置は…」
りんさんがスマホで画像を1枚見せてくれた。そこには、私の成れの果てが収められていた。上下の口から大量の…全身自分の体液塗れ…これはひどい…
「で、誰が洗ってくれたのですか?」
「マサムネ君よ」
えっ?ちょっと。待って…男性に裸を…耳が熱くなっていく。
「マサムネ君なら問題無いわよ。女性の裸に興味無いし」
「まさか…男色家?」
「まさか、無い無い。ははは♪ただ、弱っている全裸の女性に、襲い掛かることはしないわ。誰かが紳士だって言っていたけど、草食すぎるだけ…」
言ったのはうみこさんだっけ?
「ここで注意すべき人物はマサムネ君じゃなくて、エロマンガ先生とエルフ大先生のコンビだからね」
ここでの注意事項を、りんさんに伝授してもらった。
「あぁ、そうそう。大学生の女性で、スタイルの良い子っていない?大学生枠がいないのよ」
大学生か…う~ん…
「中学生と高校生と社会人しかいないから、大学生の心理状況を、モニタリングしたいらしいの。」
リアル主義者なのか…想像で良いじゃないか…まさか、間違った想像で没原稿を増産しているのか?和泉先生は…
「マサムネ君はフォロー上手だから、信頼しても良いわよ。ただ、妹が大切なあまり、エロマンガ先生の手下モードの時は、注意してね♪」
結論はエロマンガ先生は危険ってことか…
----涼風青葉----
デッサン現場…え…大和さんが凄いことに…ここのイラストレーター陣は、表情を変えずに、真剣に色々な角度からデッサンをしていた。見る角度が無くなると、次のポーズ…それも惨い方向へ進化していく。
「コウさん…これって…」
「お前、一皮剥けたいんだろ?デッサンに参加しろよ」
コウさんは、彼を暖かい視線で見守っていた。
「なんで、こんな惨いことを…」
「欲しい表情が得られないからだろ?」
欲しい表情…
「エロゲーで無いから、こういうシーンはうちでは要らない。でも、表情は別だ。首から上をデッサンしてみな」
首から上…
「コウちゃん、口で言ってもわからないと思うわ」
りんさんが、コウさんとの会話に割り込んできた。
「青葉さん、ちょっと来て」
りんさんの後に続くと、最初に訪れた大きなテーブルの有る部屋へと、連れて行かれた。りんさんは本棚から、1冊の書籍を取りだし、私に見せた。
「こんな表情…有りだと思わない?」
それは、コウさん、うみこさん、はじめさん、りんさんがモデルのイラストであった。どの表情も、ゾクッとする物がある。
「モデルさんに、こういう表情が欲しいって言っても、作れないでしょ?だから、シチュエーションで追い込んで、表情を得ているの。彼らはイラストレーターとして、プロだから…想像では得られない臨場感のある、なんとも言えない表情、それを得ようとしているのよ。まぁ、たまに、暴走しちゃうのが玉に瑕かな♪」
「でも、こんなのは邪道ですよ。表情が得たいからって…」
「だから、青葉は青葉のままでいいだろ?」
コウさんがやって来て、声を掛けてきた。
「彼らは、リアリティの有る妄想絵を模索しているんだ。それを否定するなら、青葉は一皮剥けずに、青葉のままで良いと思う」
コウさんが1枚のイラストを、テーブルの上に置いた。それは妄想絵で有った。こんなポーズは取っていなかったから…股間に銃口を差し込まれて、助けを請う大和さんのイラスト…その表情は…鬼気迫る物を感じる…一瞬ゾクッとしたし。
「それぞれ、描き方は有るんだ。突き詰めていくと、そこに到達したんだろう」
もう1枚、テーブルの上に置いた。妖精が羽を広げて、空間へ飛び出したイラスト…顔は大和さん…視線はどこを見ているのかわからない…何かから逃げてきたのだろうか…そんなことを想像できてしまう1枚だった。
「青葉…明日までに、ここの本棚にあるマサムネ君の作品をできる限り読め。いいな…」
そう言い残すと、コウさんとりんさんは部屋を出て行かれた。読めって言われても…本棚に目をやると…そんなに冊数は無いみたいだ。まず、朝霧作品から読む…
夕食とバスタイムで中断したが…マズい…続きが読みたいのに、続きが無い…後ろ髪を引かれる思いで、和泉作品に突入…
「どうだった?」
翌朝、コウさんに訊かれた。
「続きが無い…」
「続き?あぁ、『七人の妖精達』か…まだ1巻が出たばかりだからな」
「続きが読みたいです…」
「そうか…朝霧作品に嵌まったかぁ♪それって、あの手法を認めたってことだぞ」
頷く私…文章には書かれていないけど、イラストで、その書かれていない部分が補填さている気がした。そう思い直して、画集に目を通すと、見ていなかったストーリーが脳裏に浮かぶ気がした。
「で、どのイラストが一番、ストーリーが見えたんだ?」
「うみこさんの…『囚われのコマンダー』です」
「だってよ、うみこ」
コウさんに言われて、うみこさんの顔が、赤く染まったような気がした。
「あのコマンダーはきっと、最後の時まで口を割らなかったんでしょね。そして、あの恍惚な表情は死に顔とか…」
「で、青葉は、デッサンするのとモデルのどっちが良いんだ?」
コウさんが、後ろから私を羽交い締めにしてきた。
「一皮剥けたいんだよな?」
え~っっと…何か嫌な予感しかしない…
「コウ…中学生はモデルにしないよ!」
彼がコウさんに…いや、私に対して失礼なことを言った。
「私は中学生でありません!」
「証拠は?」
証拠…えっと~証拠なぁ…何があるんだ?コウさんは、彼の言葉を受けて、私を解放した。
「マサムネ君♪、りんさんみたいなイラストを描いて欲しいんだけど…」
大和さんが、大胆なことを彼に頼んだ。りんさんのイラストって全裸だよ!
「う~ん…大和さんじゃ無理だよ。ムネが少し大きいから。腕の位置がりんさんより前方になるから、股間を手の平で隠すには、ちょっと不自然な気がするんだ」
え?身体のサイズを元に…構図を考えて描いていたの…
「なるほど…確かに不自然だね」
バスローブの上からポージングをした大和さん。
「そうだな…その子との絡みは?」
私を指差す彼…大和さんと絡む?耳が熱くなっていく。
「テーマは?」
「『親子の触れ合い』とか…」
あくまで、私を子供扱いする彼。許せない…彼に気を取られて、気づかなかった。小さな悪魔が私に毒牙を向けていたことに…
股間が急にスゥスゥしだした。
「なんだ、白い下着なんだ…」
残念そうな声が背後からした。声の主の手には、私の足首まで脱がした私のパンティーがぁぁぁぁぁぁ~!
次の瞬間、もう一人の小さな悪魔が、スカートのホックを外し、床に落下するスカート…固まる私…
「大人の女性は凄い♪毛を剃っているんだ…」
「ハイレグ対策かな?」
小さな悪魔達の会話…顔が真っ赤になっていく。彼女達の声で、みんなの視線は、私の股間に集中したから…その場から逃げようとしたが、脱がされたパンティが両足を拘束し、その場で転倒してしまった。転倒した隙に、パンティーは強奪された。
「う~ん…面白味の無い白いパンティーなんだ…」
エロマンガ先生が、私のパンティーを観察している。やめてぇぇぇぇぇ~!恥ずかしいから…
倒れている私を、全裸の大和さんが襲い掛かってきた。上着を脱がされ、ブラをエロマンガ先生に献上している。どうせ、面白味も無い白いブラジャーだよ~!
「で、どうすれば良い?」
大和さんは、彼にポージングの方向性を訊いている。
「子供が親の乳首を吸い…それじゃ、ノーマルすぎるか…大和さんが、彼女の乳首を吸うのは?」
「わかったわ。やってみる♪」
えぇぇぇぇ~!大和さんの舌が私の乳首を舐め回している。気持ちいい…そう思った瞬間、身体の中で熱い物が発生したのを感じた。えっ!女性で感じたってこと…大和さんが、私の異変に気づき、
「青葉さんって、感じ易いんですね」
私の股間に大和さんの股間が…噂で聞いたことがある貝合わせなるプレイを始めた。ダメ…感じている…クセになりそう…止めて…
横目で彼を見ると、鉛筆を走らせていた。こんなプレイを、描き残されるなんて…いつか、日の目に出た時、どう言い訳すれば…
「おぉ~これはこれで有りだな」
コウさんは、彼が描いているイラストの感想を、漏らしている。
「でも、これだと、青葉さんのあそこって、どんだけデカイの?」
って、りんさん…あそこってどこですか?声に出して質問したいが、私の口からは、いやらしい言葉が色々飛び出していた。
「こんなものかな…大和さん、出来ましたよ」
「そう♪」
悶悶としている私から離れて行く大和さん。私のこの悶悶さは誰にぶつければ良いのですか…
「うわぁ~♪なんか私、魔女になった気分」
「魔女?化け物じゃないのか?」
「まぁ、普通はこんな場所から…出たら恐いね」
三人三様の感想が耳に届く。その間も、誰かに膝を立てられて、開脚気味にされている私。抵抗するどころか、次の刺激を愉しみに待っている。こんなに私って…溜まっていたのか…
「よし!出来た♪」
エロマンガ先生の声。股間を描いていたのは彼女か…
「どうです♪」
「う~ん…これはこれで普通に恐いなぁ…」
どんな絵になったのだろうか…うん?誰かが私を抱き上げてくれた。彼が私をお姫様だっっこをして、どこかに連れ去る。二人っきりになって、あんなこと、こんなことを…お嫁に行けないよ~。
って、連れ込まれた先は、お風呂場だった。私をシャワーで軽く洗い流して、服のまま湯船に一緒に入ってきた。
「ごめん…最近、デッサンし始めると、いつもこんな感じなんだよ」
私に謝る彼…謝るなら、するなといいたい。そこに、コウさんがやって来た。濡れないように、イラストをクリアな防水シートで包んできてくれた。
1枚目…私の股間から大和さんが産まれ出て、私の胸を吸っている。私の表情は恍惚さに満ちあふれていた。こんな表情出来るんだ…新発見である。
2枚目は私のあそこから、死相が漂うはじめさんが、這い出てくるところ…確かに、普通に恐い…
「どうだ、青葉♪新発見はあったか?」
コウさんに訊かれた。
「モデルをさせられている時は、すっ~ごくイヤでしたけど、出来上がった作品は、凄い…ゾクゾクします」
「湯冷めか?」
彼に訊かれた。いや、湯船にいるんだ。湯冷めでは無いと思う。