---和泉正宗---
学校の帰り、智恵に声を掛けた。
「なぁ、うちに寄っていかないか?智恵に妹を紹介したいんだけど…」
一瞬驚いた顔を見せた智恵。
「え…ムネ君…どういう風の吹き回し?妹さんを紹介って…」
モジモジしだす智恵。らしくないなぁ。どうした?
「うん♪行く!」
そして智恵を、蝋人形の館ならぬ、紗霧の部屋に連れ込んだ。
「兄さん…おぉ~♪これこれ!」
紗霧の視線は迷う事無く、智恵の巨乳にロックオンされているようだ。そんな紗霧の行動に戸惑う智恵を、四方八方から見る紗霧。
「じゃ、俺は仕事部屋にいるよ」
「兄さん…ありがとう♪」
「ムネ君…」
喜ぶ紗霧、不安いっぱいな智恵を二人にして、俺は階下の自分の部屋で、執筆活動を開始した。
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そして、3時間後…俺の目の前には、瞳を潤ませている全裸の智恵がいる。俺の隣には満面の笑顔でペンタブレットを眺めている紗霧がいた。カメラ機能で映像も残しているようだ。後日チャレンジする分かな?
「どういうこと…ねぇ、ムネ君!」
ワナワナ震えている智恵…服を着ていなくていいのか?俺に全裸を見せてもいいのか?う~ん…そんな彼女の全裸を見ても、悶悶としない自分に不安を抱く俺…
「どういうことって…妹を紹介しただけだ。妹が何をしたのかは知らない。なぁ、智恵…何をされたんだ?」
俺の言葉を受けて、顔と耳を紅潮させて俯き、モジモジしだす智恵。
「そ…そんなこと…言えないよ~」
「言えない?じゃ、わからないじゃん」
「そうだけど…ムネ君の妹さん、おかしいよ!」
紗霧がおかしい?うむ?よくわからない。
「どう、おかしいんだ?なぁ、智恵。根拠もなく、おかしいって言うのは無しだよ」
俺の言葉を受けて、顔と耳を更に紅潮させて俯いて、モジモジしだす智恵。
「そ…それは…」
「兄さん、後ろから抱きついて、胸を下から包んで♪」
紗霧からリクエストが出た。いや、この場合、エロマンガ先生からのリクエストかな。俺は、智恵の後ろに立ち、彼女の胸を手の平に包みこんだ。
「えぇぇぇ…ムネ君…やめてぇぇぇぇ~!」
「兄さん、人差し指で、乳首を押し込んで、口で耳タブをハムハムしてみて」
俺の耳には紗霧の声しか聞こえない。いや、智恵の声も聞こえるが、ここはスルーする。紗霧に言われた通りに行動をする。
「ダメ…ムネ君…ダメ…だよ…」
乳首の力ってこんなに有るのかって思う程、反発力が凄い。耳タブは、想像通りの感触だ。うん?智恵が俺に身体を委ねるように…いや、下半身に力が入らなく成ってきたようだ。手の平に乳房の重みを感じる。
「おぉ、太股を伝う水滴…こういうのって、エロいなぁ♪」
って、エロマンガ先生は、智恵の下腹部から下を、デッサンしている。
「ムネ君…最後までやってよね…身体が熱い…」
智恵の顔はのぼせたような表情だ。目は涙目になっている。これはこれで色っぽいと思うが、悶悶としてこない。俺の性癖って大丈夫か?だいぶ心配になる。
「もう、ダメ…」
もの凄い力で、俺の腕から逃げ出し、俺のズボンとパンツを脱がし…俺の萎えていたアレを口に含み、上目遣いで俺を見ている智恵。その彼女の行動を固まってみている紗霧。予想外のことのようだ。
「おぉ~、メス化した女か~」
唸るような紗霧…いや、エロマンガ先生か?
智恵の巧みな舌遣い、指遣いにより、俺の萎えていたアレは、ムクムクビンビンへと変化していく。こいつ、どこで練習したんだ?エロマンガ先生に完全に変身した紗霧は、一心不乱に写真撮影したり、デッサンをしたりしている。
「もう…我慢できない…ムネ君…」
口から取りだし、両手で自分の股間にあてがい、自分の中に取り込み始めた。これって…おい…
「あぁぁぁぁ…いい…ねぇ、突いて…ムネ君…」
智恵に言われるまま、突いている俺。突く度に智恵の両方の乳房が上下していく。俺の突くリズムに、合わせて智恵の腰も動いているようだ。
「おぉ~」
紗霧の感嘆な声が聞こえる。徐々に俺の下半身にも変化が訪れた。なんと言えば良いのかわからない刺激が、足の裏から攻めてきた。そして…
ドッ~ン!
重みのある砲弾を撃ち込み、萎えていくアレ…
「あっ!いいっ…」
恍惚な表情を浮かべる智恵。息を飲んで見守る紗霧…萎えたアレは、智恵の身体から吐き捨てられた。吐き捨てられたのに、晴れ晴れしい気分であるのは不思議である。俺のアレを見ていると、同時に視野に入っていた、智恵の下腹部からは血液まじりの白いゲル状の物が大量に流れ出してきた。彼女の足元の床に流れ落ちていく…
「いい…気持ち良かったよ…ムネ君…」
俺に倒れ込む智恵。う~ん、取り敢えず、シャワーだな。風呂場に智恵を抱えていく。所謂お姫様抱っこ状態である。
身体を洗い、バスタオルでくるみ、脱衣所に寝かせておく。そして、リビングに戻ると、智恵の体内から出て来たゲル状の物を、ペンタブレットで描いている紗霧がいた。
「参考になったのか、紗霧」
「兄さん…ありがとう…ちょっと、突然な展開で呆然としちゃったけど…」
顔を少し赤らめている紗霧。紗霧が良いならいいか。
「まだ、私の身体は…受け入れ出来無いんだと思う。でも、いつか、兄さんと…」
そこまで言うと顔と耳を真っ赤に染めて俯く紗霧。いつか、なんだろうか?まぁ、いいか。
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意識が戻った智恵が服を着て、俺がおぶって家まで送る。どうやら、腰が抜けたらしい。
「すまない、智恵。妹が何かをしでかしたようで…」
「うん…でも、ムネ君と…初めてがムネ君で嬉しかったよ♪あと、今日は大丈夫な日だから、問題ないよ」
大丈夫な日?なんだ?
「まさか、妹さんがエロマンガ先生だったとは…驚いたけど」
あんな展開になり、理由を話した紗霧。
「言われて見れば、性癖って言うより、真面目にデッサンをしていたし…ちょっと、恥ずかしかったけど…」
「すまん。俺の友人で胸の大きいのって、智恵しかいないから」
「うん?胸の小さな友人って居るの?って、いうか、私以外に友人がいたっけ?」
うっ!痛いところを突く智恵。学校内での友人は智恵だけだ。あと友人は、隣の山田さんと、恵さんだけかな。エリさんと詩羽さんは、紗霧の友人枠だろうし…
「いません…」
山田さんと恵さんの名前は出したく無いので、そう答えた俺。
「うん、ムネ君の役に立てて良かったよ。意識が朦朧としていたけど、全裸でお姫様抱っこをしてもらったし、こうしてオンブまでもしてもらっているし♪問題は…いつかムネ君の作品のイラストに出てしまうことかな…あはっ♪」
気分が高揚しすぎて、何時もとは違う智恵。無事に彼女を家まで送り届けて、紗霧の待つ家に帰還した。
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翌日…学校で智恵は俺を意識しているのか、避けているようだ。まぁ、いいっか。放課後帰ろうとすると…
「ムネ君…嫌いで避けている訳で無いから…う~ん…恥ずかしいというか…」
「避けてもいいよ。構わない。あぁ、後で店に行くからな」
何か言いたげな智恵を残し、帰宅した。
そして、家で紗霧から或る物を受け取り、たかさご書店に向かった。
「よっ!看板娘♪」
智恵に声を掛けた。
「あぁ…ムネ君…あのね…」
モジモジしている智恵。らしくないぞ!
「これ、紗霧から智恵に。昨日のお礼だそうだ」
紗霧から受け取った物を、智恵に手渡した。包みを開けて固まる智恵…赤い筋が入り少し白濁した不透明なスライムを棒で突っつく少女のイラストだった。これって、あのシーンか…アレを紗霧は割り箸でツンツンしていたような…コレを見て思うのは、葛桜が食べたくなってきた。
「これは…あぁ…何て言ったらいいのか…」
顔と耳が真っ赤に染まる智恵。エロマンガ先生の直筆サイン入りだし…値打ち物だな。
「飾って自慢したいけど…あぁ…恥ずかしいなぁ、もぅ~」
「じゃ、帰るよ」
役目を終えて帰ろうとする俺。そんな俺の服の裾を掴む智恵。
「もう少しいて…お願い…」
一緒に店番か?う~ん…奥に引っ込んで、戻って来ると、あのイラストは額に入れられていた。
「ねぇ、肩車して♪」
この為に、俺をキープしたのか。智恵を肩車する。レジの後ろの高い部分に、額を飾り付ける智恵。盗難防止か?
「これで良し♪降ろして。落とさないでね」
言われる通り、ゆっくりと降ろした。
「ねぇ、お金持ちになったら、私をお嫁さんにしなさいよ♪」
「紗霧の許可を取れ。俺は妹が認めた相手としか、一緒にならない」
現状、紗霧と恵さんの2択とは言えないなぁ…
「あの妹さんの許可かぁ…難問だな。うん、徐々に攻略するよ♪」
智恵の笑顔をバックに店を出た。
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ネタの浮かばない土曜の午前中…紗霧は自分の部屋でお絵かきタイムだった。俺はネタを探しに、隣の山田さん宅を訪れた。何故か合い鍵を渡されているので、呼び鈴を押さずに、洋館へと侵入。
古い館ってだけで恐怖を感じる。まぁ、ここは元々幽霊屋敷だしなぁ。取り敢えず、隣の山田さんの仕事部屋に行く。ドアを開けると、上下ジャージ姿で額には熱ピタシートを貼り付けた山田エルフ大先生が、必死な形相で執筆作業中だった。
「ここは、見世物じゃないから、違う部屋で遊んで…」
いつもとは違う口調の隣の山田さん。こっそり、撮影をしておく。貴重なシーンだし。そして、違う部屋を散策する。うん?隣の山田さんの寝室を発見。ベッドの上には、なぜか等身大の俺の抱き枕がある。毎晩俺を抱いて寝ているのか?寝やすいのか?俺は俺の等身大の抱き枕を抱いて寝てみた。
「ねぇ…起きてよ~。それはダメだよ~」
遠くで隣の山田さんの声が聞こえる。泣いているのか、べそをかいているのか、そんなような声だ。なんだ?俺の身体が揺り動かされている。
寝ぼけていた俺は、隣の山田さんを等身大の抱き枕にして、抱き締めて寝てみた。見た目よりも、肉付きが有り抱き心地の良いボディ。寝やすいかは別問題だけど。
「えっ!あ…いや…そういう意味で起こした訳で無いですぅ~。あのねぇ…起きて下さい。え…頬を合わせないで…ダメ…いっちゃう…」
どこに行くんだ?冥界への門が開いて、冥府に連れて行かれるのか。彼女を解放して、等身大の俺の抱き枕を抱き締めて、寝直す。
「もうカンベンしてください。マサムネの臭いを付けないでください。夜中に興奮して、寝られなくなりますから…お願いです…」
俺に泣きすがる隣の山田さん。
「なぁ、この抱き枕はどうしたんだ?」
等身大の俺の抱き枕の出所を訊いた。
「特注で…製作しました…」
「俺に内緒でか?」
「すみません…」
まぁ、自腹なんだろうから、文句は言わないけど。
「肖像権料として、1つ予備をくれ。紗霧にプレゼントしたい」
「あぁ、許して貰えるんですね。では、喜んで♪」
ベッドから抜け出して、隣の山田さんを見ると、先程までの仕事着では無く、いつものロリータゴシック風のドレス姿だった。
「なぁ、これ、どういう事?」
山田エルフ大先生の仕事風景を撮影した物を、隣の山田さんに見せた。
「いつの間に…こんなの公開しないでよ!営業妨害だからね。原稿は魔界から転送されてくるんだから…」
転送?しっかりとPCに打ち込んでいたじゃん。
「公開はしないけど。待ち受け画面にしようかな♪」
泣きそうな顔で固まる隣の山田さん。
「やめてください。虐めないでください。仕事時間以外は、なるべく意に沿うようにしますから…ご主人様…」
主人になった覚えは無い。
「じゃ、帰る」
「では、家まで付いていきます♪」
笑顔で俺の腕に抱きつく、隣の山田さんこと、山田エルフ先生…
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「こんな抱き枕が有ったの…」
エルフに貰った抱き枕を紗霧に渡した。
「兄さんの等身大…兄さんが学校へ行っている時間でも、添い寝が出来るのね♪ありがとう、エルフちゃん♪」
ご満悦な紗霧。
「いえ…喜んで頂いて、私も嬉しいですわ」
まだ数体を隠し持っていると言えないエルフ先生。まぁ言えば、恵さんにもって話になるだろうしな。
「兄さん、何か良いネタは有りました?」
「恐怖の人間椅子ならぬ、恐怖の等身大抱き枕なんかどうかなって。あと、額に冷えピタシートを貼り付けた激務の座敷童とか」
後者のテーマに、身に覚えのあるエルフ先生は、泣きそうな顔で固まっている。