---江戸川コナン---
灰原がプリントアウトしてくれた、世良の罪状には『不法侵入、駐車違反、器物破損、公衆わいせつ罪など』だそうだ。
最後の1つがわからない。何をしたんだ?アイツ…まさか蘭もか?
「心配みたいね、工藤君」
「あぁ…何かを償う為に、蘭は姿を消したからな」
「償い?高校を中退するほどの何かか…」
「博士、小淵沢に連れて行ってくれ!」
「それはいいが、アテはあるのか、新一」
「現場に行って調べないとな」
そして、博士の車で、小淵沢に向かった。俺、博士、灰原の三人。
「逮捕事由の現場は、『和泉』と言う家だ」
住所表記を頼りに、現場へ向かう。小淵沢の市街地を抜け、林道に入って…そこは、林道の途中にあった。
「う~ん、だいぶ敷地が広いようじゃな」
敷地内に山が有り、沢が有り、川が有るようだ。
「博士は目立つから、離れた位置にいてくれ」
俺と灰原で敷地に潜入した。
---司波深雪---
警報音が鳴り響いた。また不法侵入者だ。正宗君の目付きが怪しくなっていく。エリカ、美和子さんが武装していく。蘭さんが、正宗君が家から出ないように、抱き締めている。どうして、静かな生活を送らしてくれないのか?
朝霧沙樹が誰だっていいだろうに…
私も武装をしていく。
「蘭さん、正宗君をお願いね。家からだしちゃダメですからね」
「わかりました」
私たちは不法侵入者を捕らえる為に、家から出た。
「侵入者は子供が二人だ」
モニタを見ているコウさんから情報が入った。子供が二人?どこの子供だ?一番近い隣家はお兄様の家である。子供って言うのは不自然である。
「深雪、注意しろ。ただの子供では無いかもしれない」
たまたま来ていたお兄様からの指示。そうだと思います。
パシュ!
誰かが見つけて発砲した。悲鳴は聞こえない。外したようだ。
「沢にいるぞ」
うみこさんからの報告。敷地内でのエアガンの発砲。違法では無い。害獣対策であるから。私もエアガンを持っている。ここの住民の殆どが愛用のエアガンを持っていた。正宗君は危険だから、持たせていないけど。
沢を包囲して包囲網を徐々に狭めていく。
「小さいなぁ、小学生くらいだ。不自然だ。親も居るかもしれない。注意しろよ!」
うみこさんから指示が飛んできた。
シュ~!
何かが飛んで来た。エリカが剣で斬った。
プッシュー
うん?サッカーボール?なんで?こんな場所でサッカーの練習?有り得ない。
「一人、捕まえた。うん?女の子だ」
お兄様からの報告。女の子?なんで?
「コウさん、林道に怪しい車が止まっていないか、確認してくれるか?」
「了解!」
お兄様が指示を出すと、寮の方からドローンが離陸していくのが見えた。
私とエリカは、サッカーボールが飛んで来た方向を探っていく。あっ!見つけた。大きな眼鏡を掛けた男の子だ。ハンドサインで、エリカと美和子さんに情報を送った。
「えっ!コナン君…どうして…」
美和子さんが男の子を目視すると、声を上げた。知り合いらしい。
「佐藤刑事…どうしてここに…蘭姉ちゃんもここにいるの?」
蘭さんを探しに来たのか?
「怪しい黄色のビートルを発見した。警察へ通報はしたよ」
って、コウさんからの報告。
美和子さんは動揺している。裏切るのかな?
男の子にエリカが近づいて行く。男の子がそれに気づき、草むらに逃げ込んだ。その瞬間、エリカが地面に倒れた。あの子に何かをされたようだ。
「気をつけろ。エリカは、麻酔針を打ち込まれている。吹き矢でも持っているようだ」
お兄様からの報告が、耳に付けたレシバーから聞こえた。麻酔針を吹き矢で?手練れの子供のようだ。美和子さんはどうしていいのか悩んで居るようだ。
バチバチ
草むらから倒れて来た男の子。背後からうみこさんが、スタンガンで意識を狩ったようだ。
「弱だから、死んではいないよ」
---灰原哀---
うぅ~ん…ここはどこかしら?目隠しをされている。手足は拘束されているみたい。口に何かを入れられているのか、声も出ない。捕まったみたいだ。子供姿の私にこんなことをするなんて、情け容赦が無い奴らなのか。
股間に誰かの息が吹きかけられている。あぁ…悶悶として来ている。身体が子供でも、感じ方とその反応は大人と同じだわ。相手はロリなのか?幼女の股間に何をしているんだ?
えっ!乳首を舐められている。幼女だぞ…少し膨らみかけている乳房を揉まれている。ダメ…感じちゃう…
「仕草が幼女とは思えないな」
ロリ男が独り言を溢している。彼の言葉で気づいた。無意識の内に、股間を固く閉じていたことに。
「お前、何者だ?」
答えたくても声が出ない。
「完黙か…」
そうじゃない。声が出ないんだよ~!
あっ!コイツ、鬼かぁ…蝋燭を垂らしてきた。でも、気持ちいいんだ…
口の拘束具をはずしてくれた。そして、腹這いにされて、お尻にワセリンの様な…違う、タイガーバームを塗り込んできた。
「ダメっ…止めてぇぇぇぇ~!」
叫ぶ私。濡れてきた…この年で、これはマズいだろう。
「見た目と、生理現象と、仕草が遭わないのは何故だ?」
なんていえばいいんだ?年齢詐称薬を飲まされたと言えば、解放してくれるのかな?
「あぁぁぁぁ~」
お尻に内部にも塗り込んできた。腰が動いてしまう。
「ませた子供だな。まるで年齢を詐称した身体のようだ」
身体が熱くなっていく。マズい…熱を帯びると…
「あれあれ?高校生くらいになったな♪」
身体を引き寄せ、私を抱くロリ男。こいつ、受け付ける年齢幅が広いのか。私の身体を弄り舐めていく。感じる…忘れていた感触が…助けて…工藤君…
---江戸川コナン---
「おぉ、大丈夫か?」
博士が近づいてきた。ここはどこだ?牢屋に入っているようだ。
「ここは?」
「留置場じゃよ。警ら中のパトカーに見付かって、職質をされているときに、コナン君が捕まって、儂も…」
「灰原は?俺より先に捕まったんだ」
「哀君か?逃げたのでないのか?」
くそっ!捕まったのか。興味の無い者だけ、警察に突きだしているのか…
「アイツら、エアガンで狩ろうとしていた」
「狩られてもしょうがないだろ?不法侵入した上、麻酔薬を住民に打つ込んだそうだな。あと、サッカーボールを蹴り出したとも、苦情をいわれた。子供のお遊びにしては、度を超しているだろ?」
柵越しに刑事らしき者に言われた。
「それは先にエアガンで撃ったからだろ?」
「麻酔薬を手早く打てるって、計画的だよね?だって、用意していないと打てないんだから」
言いたいことはわかっている。傷害罪若しくは殺人未遂罪だよな。小学生で免責があるとは言え、問題になるレベルだ。
「それに、不法侵入なんかしなければ、エアガンで撃たない。あれはクマや猪から身を守る道具だからな。ソレよりも、なんで他人の土地の、それも沢でなんかサッカーの練習をしていたのかな?理解出来る説明をしてくれないか?」
マズい、形勢が悪すぎる。
「妃弁護士を呼んでくれ!」
妃弁護士とは蘭の母親である。
「小学生のくせに、テレビドラマの見過ぎだぞ。ここは公安調査部だ。弁護士を呼ぶ呼ばないは、こちらで判断する」
なんだって、公安だと…朝霧沙樹って公安関係なのか?じゃ、蘭と灰原は…マズいぞ…
---毛利蘭---
有り得ない物を見てしまった。哀ちゃんの身体が大きくなった。どういうこと?哀ちゃんを見た正宗君が何かに気づいたようだった。哀ちゃんを色々な角度から調べていると、小学生だった哀ちゃんが高校生くらいになった。
「達也さん、どういうことかな?」
「年齢詐称薬でも使ったのかな?って、そんな薬があるとすれば、驚きだけどね」
高校生くらいの哀ちゃんを、達也さんの研究施設に運んだ。更に詳しく調べる為だ。
「う~ん…」
「うまるさんとは違うの?」
うまるさん?彼女も子供姿で大人姿になったのか?コナン君もそうなるのかな…良からぬ妄想が芽生えてきた。
「どうだろうな。今のところ、共通点が見付からない」
「治るなら治してあげたいんだよ、達也さん」
治す?病気なのか?
「わかった。正宗君の意に沿うように、研究をしてみる。当分、彼女を預かるよ」
哀ちゃんは達也さんの研究施設に預けられた。
帰りの車中で、うまるさんのことを正宗君に訊いてみた。
「何かの拍子で幼児姿になっちゃうんだよ。原因がわからないんだよ」
うまるさんって、そうなのか…だから、哀ちゃんの何かに気づいたのかな。コナン君が大きくなると、もしかして新一になるのかな?
「蘭は好きな人が居るのかな?」
えっ?
「いないですよ。いるとすれば、正宗君だけです」
新一は好きってレベルでは無い。結婚をしたい相手である。ロンドンでプロポーズされたし♪
「そう…嘘吐きには躾が必要だよ、蘭♪」
まさか、新一のことを知られたのかな?マズい…正宗君の目付きが妖しくなっていく。
「蘭ちゃん、やらかしたようだね。責任は取ってね」
運転席の京さんに言われた。責任…ですよね…車内で、ブラウスのボタンを外されていく。無抵抗で、彼の行為を受け入れる私。ブラのホックを外され、胸の谷間に顔を埋めながら、指で乳首をこね始めた。
「ダメっ…ごめんなさい…」
パンティが豪快に濡れていく。この程度で許してくれる正宗君では無い。今日は何をされるんだろうか?家の前で私と正宗君だけ降ろされた。濡れたパンティが冷気で冷たくなっていく。
「家に入らないのですか?」
両肩を押されて、雪の上に倒された私。フワフワの雪なので、身体が埋もれていく。冷たいよ~!はだけた胸に雪を被せていく。冷たい…死んじゃうよ~。助けてぇぇぇ~!しんいちぃぃぃぃぃ~!
顔だけ出したまま、雪に埋められた。凍死の刑かな…
「大丈夫?」
深雪さんが助けに来てくれた。
「やらかさないでね。やっと温厚になってきたのに…」
深雪さんの見る目が冷たい。でも、ちゃんと雪から出してくれた。
「そのまま、温泉で暖まりなさいね」
と、お風呂場につれて行ってくれた。
「ありがとうございます。正宗君はどうしていますか?」
「美和子さんと寝ているわ。それは安心していいわよ」
寝ているなら安心だ。って…深雪さんが全裸になった私に抱きついて来た。
「冷たくて気持ちがいいわね。あら?乳首が立っているのね」
こんな状況で…立っていた。
「雪に埋もれて感じるなんて、エムよね♪」
深雪さんに襲われた。いつの間にか、全裸になっていた深雪さんに、全裸にさせられて、身体を合わせてきた。女の子同士…ダメですよ~
唇を重ね、膣口を重ね…抱き合う。お互いの乳房が潰れて密着度を増していく。気持ちいい…男性相手では味わえない感触。貝合わせ…こんなに気持ちが良いのか…二人で湯船に浸かり、愛し合う。耳を舐め合い、耳を甘噛みし合う。知らなかった世界に、沈んでいく私。
「正宗君以外の男は許さないからね」
耳元で囁かれた。その言葉に頷いてしまった私。新一への思いが深雪さんへの思いへと塗り替えられていく。
「もっと愛してください、深雪さん」
「えぇ、夜は長いですからね♪」
---江戸川コナン---
公安調査室に拘束され放しである。博士とは別の取り調べ室にいる。
「君の両親はどこにいるんだ?!」
「ロスにいます」
「職業は?」
「作家ですよ」
「ペンネームは?」
「工藤優作です」
しばらくすると、
『確認が取れました』
と、スピーカーから、声が聞こえた。さすが公安だ。取り調べ内容の裏をすぐに取っているようだ。
「で、そうなると、戸籍上の息子は二人になるのか?」
『難しい問題があるようです』
父さんが黒の組織について話したのかな?
「難しい?」
『えぇ、政治的な…』
冷たい眼で俺を見る取り調べ官。まだまだ、掛かりそうだな。
壊れつつも、うまるを気遣う心が戻って来た正宗君(^^;