楽しんで頂ければ幸いです。
天井に仄かな灯りしか無い薄暗い部屋に、一人の美しい少女が簡素なベッドに寝かされていた。
名前を司波深雪。
とある世界においては類いまれなる才能と美貌を併せ持つ少女である。
そのベッドの目の前にパイプ椅子があり、そこには短く切り揃えられた白い髪と深い碧色の目をした一人の青年が、とても嬉しそうな微笑みを浮かべながら深雪を見ていた。
「初めてだったけど予想以上に上手くいったな」
呟いた後に立ち上がると、深雪の頬を優しく撫で、宝石の様な美しく長い髪に指を通した。
「君には悪いけど、僕の抑えられない衝動と欲望を叶える為に協力して貰うよ」
視点【深雪】
「んっ・・・・」
ゆっくりと目を開けると、そこは全く知らない天井だった。
「えっ!」
ガバッ、と跳ね起きると周囲を見渡す。
そこは薄暗く出入口らしきドアが1つあるだけの四角い灰色の部屋だった。
壁はコンクリートの様で、触るとひんやりとした冷たさが指を介して伝わってきた。
「私・・いったい・・・」
目を瞑り昨日の記憶を呼び起こすが、混乱しているせいか上手く思い出す事が出来ない。
特に異常無く自宅で眠りについた事はなんとなく覚えている。
しかし自分の今の状況が説明出来ない。
「おはよう司波深雪さん」
はっ、として目を開けると目の前に白髪の青年が立っていた。
「誰ですか貴方は?」
「そんなに警戒しないで・・・と言っても無理か、こんな状況じゃ」
微笑みを浮かべながらそんな事を言う青年は、目の前に置いてあったパイプ椅子に座るとこちらを見詰めてきた。
一見するとおかしな所が見当たらない人物であるが、この異常な状況を抜きにしてもあの碧色の目に見詰められた瞬間、何故か物凄い悪寒を身体が走り抜けた。
まるで身体の内側をくまなく覗き見されている様な気分になったのだ。
「あんまり焦らすのは僕の本意じゃ無いから単刀直入に言うね」
青年は一呼吸置くと、名前とその『目的』をなんの躊躇も無く口にした。
「僕の名前は『タトナ』、君に僕の子供を孕んで貰うためにここに連れてきたんだ。君が今日排卵日二日前なのも全て把握してるよ」
「・・・・・え?」
一瞬言われた事が理解出来ずに固まる。
少しづつ理解が全身に広がり、反射的にベッドを飛び出しドアに駆け寄り躊躇無く開け放った。
瞬間、何が起こったか理解出来なかった。
「お帰り深雪さん」
先程の青年、タトナが目の前に存在した。
自分は先程と同じ様にベッドの上に座っている形だ。
目の前のタトナに本能的な怖さを感じた私は、今度はドアには行かず、なるべく距離を取る為に部屋の隅に身を寄せた。
「あんまり長引かせるのは僕もつまらないから手短にここのルールを説明したら早速始めるね」
こちらの事はお構い無しに彼はルールとやらを説明を始めた。
1、作られたこれ等の空間からは孕む迄出る事は出来ない。
2、過度な暴力行為は行えない(自傷行為に関しては例外として全面的に行えない)
3、この空間の中では特別な力を使う事は出来ない。これは僕(タトナ)も例外では無い。
4、精神に異常をきたさない。病気にならない。但し身体に元々ある機能での体調不良は起こり得る。
5、孕んだ子供に関して、この空間を出た後であっても危害を加える事は出来ず、母体も維持しなければならない。また、流産等も起こらない。
6、欲しい物は空間の外から取り寄せる事が可能。
7、食事や排泄はする事は可能だが、必要が無くなる。(排泄は更に生理現象が希薄になり、食事は空腹を感じなくなる。但し食欲は存在する)
「基本的にはこの位かな?まだ細かいルールはあるけどね。それじゃ始めようか」
私の理解等は期待していないかの様に一方的な説明を終えると、ゆっくりと彼がこちらに近付いて来る。
「いやっ!」
「いたっ!」
思いきり平手打ちを見舞う。
だが思いきりやった筈の平手打ちは、彼に当たる直前に急にブレーキをかけた様に遅くなり大した威力は発揮されなかった。
「んっっっ!!」
彼に両手を壁に押さえ付けられ、いきなりキスをされた。
『いや!?初めては・・・・お兄様と・・・』
心の中で密かに夢見ていた光景は最早叶うものでは無くなってしまった。
私の初めてのキスは・・『彼』になってしまった。
私は気付かぬうちに涙を流していた。
「んむっ!?」
更に彼は容赦なく舌を入れて私の口内を蹂躙してきた。
「ん!、ちゅっ・・いやっ!、んっ・・・ちゅっ」
ねっとりと舌を絡ませてくる彼はどんどん此方に身を寄せてきていて、殆ど抱きすくめられる様な体勢になっていた。
彼の舌を噛もうとしてみるも何故か力が入らず、甘噛みしている様にしかならなかった。
『いやぁ!いやぁ!!もうやめて下さい!!』
心の中で何度も叫ぶが、彼がやめる気配はいっこうに無かった。
それから延々30分近くも続いたキスに私は完全に抵抗力を奪われていた。
反撃が抵抗にならず、舌を噛んだり、殴ろうとしても蚊の鳴く様な効果しか無く、さっき言っていた暴力を行えないというのがとても真実味を帯びていた。
彼は漸く満足したのか、口と舌を離し、彼の顔が遠ざかる。
その時私の唇と彼の唇に唾液の橋が掛かり、私は羞恥と嫌悪で眉を潜めながら私の顔は真っ赤になった。
「可愛いね深雪さんは」
「無理矢理唇を奪っておいて何を言っているのですかっ・・・」
私は涙を止める事もせずに睨みながら口調を強めた。
「可愛かったから可愛かったって言っただけなんだけどな。でも本番はここからだから気をしっかり持ってね。嫌がってくれて構わないよ。正直に言うと僕そっちの方が興奮するからさ」
本番・・・その意味を正しく理解した私は足先から全身に震えが走った。
そして彼は先程と変わらぬ笑顔でこちらに近付いて来る。
「きゃっ!?」
今度は壁では無くベッドに押し倒される。
彼は私に覆い被さると両手を頭上で押さえ付け、首筋に顔を埋めた。
「ひっ!、・・・あ、やめて・・んっ!・・・」
首筋を舐められながら胸にも手を添えられ、彼は愛撫を深めていく。
「んっ・・あっん!・・はぁぁ・・・んっやぁっ!!」
ゆっくりゆっくりと全身を愛撫されながら少しづつ着ていた高校の制服を脱がされていく。
「い・・や・・・んっ!」
とうとうブラジャーも外され胸が直にあらわになった。
反射的に腕で隠そうとするが最早全身に力は入らず、上からのしかかられている状態で抵抗等出来る筈は無かった。
「綺麗な胸だね。僕は無駄に大きすぎる胸はあまり好みじゃ無いから、深雪さんの胸は好きだな」
首から顔を上げてそんな事を言うタトナに私は精一杯の敵意を込めて睨み付ける。
その私の表情を見て彼は再度私を辱しめる様に、全身をくまなく愛撫していった。
「はぁ・・はぁ・・・はっぁ・・・」
どれくらい愛撫が続いただろうか、私は息も絶え絶えになりながら決して彼に屈しない様に、彼と目が合う度、身体を触られる度、睨み、弱くても抵抗を続けた。
だからといって事態が好転する訳でも無く。
遂にその瞬間は訪れたのです。
「深雪さんの身体も堪能したし、深雪さんも準備万端になったみたいだね」
今まで頑なに触れなかった『そこ』に、とうとう彼の手が触れる。
ぴちゃっ・・。
「ひぅっ!」
イヤらしくとても恥ずかしい音と共に下腹部から快感が走りました。
今までのゆっくりと全身を巡る様な快感ではなく、よく聞く電気が走った様な快感が頭まで一気に駆け巡ります。
「はっ!・・やめ!・・んぁっ!・・・わたっ!・し、・・・壊れちゃ!」
彼は私の反応が面白いのか、満面の笑みを浮かべながら私の秘所を蹂躙し続けました。
あ、と思う間も無くショーツは脱がされてしまい、私の意思とは無関係に濡れ細った秘唇が姿を見ました。
いつの間に脱いだのでしょう、彼は私が快感に息を整えるうちに全裸になっていました。
「あっ・・・・」
彼の下半身に目を向ければ、長く太く、凶悪な凶器にも見間違う男性器が高々とそそり立っていました。
私は自分でも気付かぬうちに、ごくりっ、と喉を鳴らしました。
『今から、あれが・・・私の中に・・』
私が呆然としている間に彼は私に再度近付くと、私を抱き起こし前から抱き締めます。
「始めるよ。そんなに長くする気は無いから安心してね」
そんななんの安心も出来ない言葉と共に、向かい合う様な体勢で彼は私の身体をゆっくりと自分の『モノ』に降ろしていきます。
くちゅっ
「や、やっぱり嫌です!お願い止めて下さい!!」
震えながらも心を殺して耐えていた私は、私の秘唇に男性器が触れた瞬間、全身に嫌悪感が伝播していき、とうとう感情の堤防が決壊した。
「もう遅いよ」
ずっ・・ずっ・・、と少しづつ少しづつ膣に埋まっていく男性器に私は長い髪を振り乱して首を左右に振る。
「いや・・・いや・・・お願い・・・これ以上されたら・・私はお兄様には・・・・」
私は必死に離れようとするが、自分の体重で沈んでいってしまう上に抱き締められている為逃れられずに彼の身体にしがみつき耐えるしかなかった。
そして・・・。
「深雪さん」
呼ばれて顔を上げた一瞬に唇を奪われ、彼は下から突き上げると同時に私を更に強く抱き締めた。
「はぁっ――――あ!」
痛みは一瞬だった。
その瞬間、私は『処女』を失った。
『お兄様・・・深雪は・・・取り返しがつかないものを失いました』
もし自分が家に帰れれば、肉体の損傷や汚れは治す事が出来るだろう。
しかしそれとは別の決定的な『なにか』が1つ、自分から失われたのを私は感じた。
「暫くこのままでいるからね」
「うっ・・・うぅっ」
終始優しい彼の態度が私の惨めさを助長させ、声を殺して泣いた。
ほんの数分経つと自分の状況を見れる様になってきた。
私と彼は完全に繋がっていて、私のお腹の辺りに自分以外の脈動を感じた。
私の子宮の入口に触れている感触が、彼の先端だと嫌でも意識されられる。
今私は彼の蔭嚢から子宮迄を、全くの守りなく道を繋げられているのだ。
その事に心は恐怖し、身体の体温は上がった。
「落ち着いたみたいだから動くよ」
私が涙を流しながらも呼吸が落ち着いてきたことに気が付いたのか、彼は静かに律動を開始した。
それは決して激しいものではなく、お互いを意識させ、汗を、肌を、息を、その1つ1つをとても感じさせるセックスだった。
『どうして、彼は陵辱しているのにこんなに静かなの・・・?』
否、本当は気が付いているのだ。
彼の目的。
最初に言っていた言葉。
それを実行するのに激しくする必要は無いのだ。
相手の性感を高め、自分を迎え入れる様に肉体を誘導しているのだ。
事実私の心は恐怖に支配され、身体は強張っているにも関わらず、高い快感を感じていた。
子宮をほぐし、何度も先端を擦り付け、これが『そう』だと子宮全体に訴えかける。
つまり・・・全ては私を『孕ませる』為に。
「はんっあ!・・はぁ・・・んぅっ・・・ふっ!・・・・あんっ!」
丁寧な愛撫をされ、ゆっくりと馴染まされた身体はしかし、段々と高められ、私の絶頂は近かった。
子宮はすっかりほぐされ従順になり、既に亀頭をくわえこみ、『その瞬間』を今か今かと待ちわびているようで、私は快感とは別に、背筋に氷柱を差し込まれたような寒気に襲われていた。
「そろそろ、中に出しますよ。ちょっとこれだけは特別だから覚悟して下さい」
「お願い・・許して下さい・・・」
私は最後の、叶わないと分かっていても口にせずにいられなかった言葉を口にした。
もう抵抗出来る体力も精神力も残ってはいなかったが、それだけは許す訳にはいかなかった。
「ダーメ。最初に言ったでしょ?君を孕ませるよ。今回実を結ばなくても、孕むまで何度もね」
ニッコリと、私に止めをさした。
壊れるかと思うほど強く抱き締め、そして子宮に入り込んでしまうかと思うほど深く突き入れ、彼は精液を子宮に送り込み始めた。
「嫌!嫌ァァァ!」
私は子宮壁を叩く温かな感触を感じながら、やはり分かっていても受け入れられなかったそれから逃げるべく暴れた。
どくんどくん、と放出される精液は子宮を満たしていき、あっという間に私の容量をいっぱいにした。
きっちり嵌まっているのか、結合部から精液が漏れて来ず、奥までしったり吸収しているのが伺えた。
「妊娠・・・してしまいます・・・」
取り乱す体力も使い果たし、彼にしがみつきながら涙を流す。
彼の射精はあきらかに異常な量と長さで、未だ勢いが衰える素振りが窺えない。
流石に入りきらなかった精液が流れ出してきていて、肌に触れる感触からとても濃厚な蜂蜜の様な精液だった。
これでは洗ったとしても子宮内から出てくる事は望み薄だった。
この量では卵管迄いっぱいになってしまった可能性すらあった。
『今日は・・・危ない日なのに・・・こんなに出されてしまったら・・・・』
そう、彼が最初に宣言した時に言った事は正確で、深雪は今日間違いなく危険日だった。
「これ以上は負担だね。抜いたら寝かせるからね」
中断したのか、漸く終わったのか分からないが彼が私の膣から男性器を抜くと、私をベッドに横たえた。
彼の男性器が抜けたせいもあって、布団には収まりきらなかった精液が広がっていた。
下腹部を触ってみると、子宮の位置と思われる辺りが若干膨らんでいるのがわかる。
『子宮が膨らんでしまうほど出されてしまったのですね・・・』
まだ確実に孕んだと決まった訳では無いのに、そこに生命の元が詰まっていると思うと、絶望的な気分になり、再び涙が頬を伝った。
「深雪さん。これから4日間の間、取り敢えず様子を見るね。あの扉はシャワールーム、寝室、食事部屋を用意しておいたから、行きたい場所を思い浮かべれば行けるからね。空腹や排泄は必要の無い空間だけど、なにか食べたかったら食事部屋に行ってね。服はシャワールームに寝間着とワンピースが置いてあるから好きに着てね」
彼は一方的にそう言うと、この無機質な部屋を出ていった。
【1日目〜4日目】
あれからシャワールームに行ける事を確認するとシャワーを浴び、なるべく精液を膣内から洗い流した後、定まらない頭のまま寝間着を着るとベッドに入り、体力が無くなり寝てしまう迄泣いた。
食事をする気が起きず、不健康なのは自覚していたが、二日間は寝室で泣きながら過ごした。
しかし再びお兄様に会うためにも、絶望したからと言って死ぬわけにはいかない。
この命はお兄様のものなのだから。
特別な力を使えないというルール通り、サイオンを知覚出来ず制約も感じる事が出来なかった。
今の私は只の少女に過ぎなかった。
彼が訪れると言った日までは人間らしい生活をする事を心がける事にした。
【5日目】
5日目の朝、目を覚ますとベッドの脇には彼が座っていた。
来ると分かっていても、いる事を意識して身を固くする。
「おはよう深雪さん」
「・・・・・」
「無反応か。まあしょうがないかな。取り敢えず生活に問題が無さそうだからまだ暫くはここで生活をしてもらうね。最低でも2ヶ月は生活して貰うことになるから覚悟だけはしておいて。不健康な生活をしても病気になったりはしないから安心して自堕落にしてて良いからね」
そう言って終始私が無反応だと分かると立ち上がった。
そして必要な要件を告げたとばかりに、彼は部屋から姿を消した。
【24日目】
慣れと言うのは恐いもので、あれからもう4週間もの日数が経過していた。
その間彼は現れる事は無く一人で生活を送っていた。
普通なら精神に異常をきたしてもおかしくない筈であるが、ルールで精神はおかしくならず、病気にもならない様だった。
だが今日は朝起きると枕元にある『モノ』が置いてあった事で、考えないようにしていた事が表面化した。
「・・・・恐くて出来ない」
手に握られているのは白色で簡素な造りの棒状の物体。
所謂『妊娠検査薬』である。
「駄目・・・出来ないです」
震える肩を抱きながら座り込み、妊娠検査薬を握り締める。
私は現実を先伸ばしにする事を選んだ。
【31日目】
先送りにした現実は、私に追い付きはじめていた。
「げほっ・・・げほっ」
朝から妙に熱っぽく、食事を口に入れた瞬間吐き気が止まらなくなった。
『違うそんなわけない、ちょっと体調が悪いだけ・・』
ルールである病気や等にならないという事を忘れて、私はまた現実逃避していた。
しかし精神に異常をきたさないせいか、私は心の奥の奥ではその理由を理解していた。
【42日目】
体調は悪化はしないものの食べ物は受け付けなくなってしまった。
更に熱っぽい状態が続いていて、布団から起き上がる気力もなくなっていた。
「やっぱり検査薬使って無いんだね?」
ぼうっと、意識がふわふわした状態のまま横を向くと、タトナが立っていた。
「悪いけど寝てる間に調べさせて貰ったよ」
どくん!
心臓が大きく跳ねる。
「妊娠おめでとう。まだ胎児に移行して間もない段階だと思うけど、概ね順調に成長してるよ」
決定的な言葉が告げられてしまった。
自分の下腹部に手を当て、撫でさする。
まだ感じられる筈も無いのに、そこからトクン、と命の鼓動を感じた気がした。
『私・・・・・妊娠してしまったのですね』
もう感付いていた事ではあるが、言葉にされてそれが完全に確定してしまった時に、何故か私は片方の目だけが涙よ一筋流した。
「後はもうルールで胎児をどうこう出来なくなったから、悪阻が終わった位に帰してあげるね」
妊娠した状態で帰されて私にどうしろというのだろうか?
「産んでくれたらその子は、君が育てるんだよ。酷い事をしてるけど、僕の衝動を許してね」
【90日目】
その日目を覚ますと、自分家の自分部屋のベッドだった。
彼は、私がいなくなった日と同じ日に帰したと言っていた。
カレンダーに目を向けると、確かに私があの不思議な空間で目を覚ました日だった。
全て夢だったら、と思った。
自分のお腹に手をあてる。
トクン・・・。
まだ膨らみ初めで目立ってはいないが、確かにタトナの子供を妊娠した証が息づいていた。
深雪は、これからの事を想像し、枯れるほど流した筈の涙を再び流したのだった。
視点【タトナ】
「暫くは深雪さんは観察だね」
深雪の姿を映したモニターの様な物をみつつ、彼は呟く。
「さて、次は誰にしようかな?」
彼の衝動と欲求はまだまだ満たされてはいないようだった。