「はぁ……はぁ……」
車内の混み具合も最高潮に達した頃、睦も最高潮に達しようとしていた。
スカートの下では、絶頂寸前のペニスからあふれた先走りがとろとろと床へと滴り落ちている。何本もの指先が陰嚢をくすぐり、蟻の門渡りを圧迫され、陰茎をなでまわされ、先走りでぬれた亀頭は握られてこね回されていた。
もちろん、アナル責めも続行されていた。否、もっと苛烈なものになっていた。何本もの指によって広げられ、アナル用ではなく、オマンコ用のディルドーを奥の奥まで挿入されていた。
ここまで責められながら射精に到達しないのは、睦を責め苛んでいる彼女達が、射精しそうになると蟻の門渡りをぐいっと膝で押し上げ、輸精管をつぶして射精を許していなかったからだ。
「お願い……出させて……もう、だめなの……」
睦は、涙をぽろぽろとこぼしてこの責めを強要している自分の恋人に懇願する。この場でできるあらゆる責めが彼の体と心を襲い、ぐちゃぐちゃにしてしまった。
「なにを出したいの? だめってなに?」
「せーえき……せーえき出したいの……もう、意地悪しないで。あたし、もうダメなの……」
涙を流し、潤んだ瞳でみっちーにお願いする。言葉遣いも、すっかり女性のそれになってしまっている。
膝がかくかくとふるえて立っていられない。痴漢たちが体を支えてくれなければ、快楽に抗いきれずに崩れ落ちて、床に倒れながらたっぷりとたまった白濁液を吐き出しているところだった。
「ねぇ、イカせて、助けてよぉ……」
睦は、とうとう目の前で自分を視姦し続けている恋人に抱きついてすすり泣き始めた。
そうしてる間にも、アナルはディルドーで前立腺を押し上げられ、射精を何度もせき止められ欲望にまみれたそこは最高潮に達し、鼓動に震えることもないほど勃起してだらだらとシロップを垂れ流している。
「ほんと、もうだめなの……私、もう、こわれちゃう……助けてよぉ、あたし、もう壊れちゃうよぉ……頭、バカになるから……バカになりたくないの。だからはやくしゃせーさせてよぉ」
そう訴えながらも、痴漢たちに責められ続けて体中がびくびくとケイレンしている。特に、アナルの敏感な部分を責められるたびに、腰がびく、びく、と跳ねてそのたびにシロップが押し出されてぴゅる、と真っ赤になった亀頭から噴き出し、スカートの前の部分を汚し始めていた。
「バカになっちゃおうよ。私、好きだからさぁ。睦が感じすぎて壊れてるところ」
泣きついて懇願する睦の頭をなでながら、優しく言った。
「やだぁ、やだよぉ……こわれるのやだぁ」
「それなら、ずっとこのままだよ? せーえき出せないまま、終点までいじられてそこでさよなら。わかれよ?」
「ええ?」
「だって、壊れた睦が好きで、睦が壊れてるところみたいのに、睦壊れてくれないんだもん」
「そん、な……ぁんっ!」
「睦もやだよね? こんな意地悪な私なんて嫌いだよね?」
「やぁだぁ……別れるのやぁああぁぁ……」
内臓が揺り動かされるような感覚が、腹の底から盛り上がり、体を支配していく。
「いく、いくうんんっ!」
アナルからの刺激が、とうとう睦をドライオーガスムへと導いたらしい。
唇を噛んで、声が漏れそうになるのをこらえながら、がく、がく、と大きく体がはぜる。
「どう? わかれる? わかれない?」
「やぁ……やだよぉ、別れたくないよぉ。だから壊して、あたしを壊してぇ」
理性がトンでしまった睦は、自分が何を言ってるのかよく理解していない。別れたくなくて、イかせてもらえないのは辛すぎるから懇願しただけだった。
「あはっ、嬉しい。壊れてくれるんだ……」
そう言いながら、視線で痴漢たちに合図を送る。
彼女達は、その目配せに頷いて睦を責める手を強める。より巧みに、より的確に。睦の中にある、どろりとし熱いた絶頂の塊をわしづかみにして表に強引に引っ張り出すための作業だった。
耳を舐めしゃぶり、首筋を撫で、乳首を摘み、引っ張って捻り上げ、陰嚢をくすぐるように弄び、亀頭をローションまみれにしてストッキングでなでまわし、アナルに挿入されてるディルドを激しく蠢かせ、前立腺を押し上げる。
一人では絶対にできない、無理やり絶頂させるための作業だった。
一気に睦の頭が白熱へと染まり、全身が苦痛に等しい快感に包まれる。
「ん……っああああぁぁぁっ! ダメダメだめだああぁぁぁいやあああああああああたすけいやあああでるでううううぅぅぅ! いや、いやあああぁぁぁぁでちゃううぅぅぅ!」
睦は、一気に射精させられた。
たまりにたまっていたモノといっしょに、白濁液を吐き出し、同時に潮まで吹かされる。
ここが電車の中だろうと関係ない。声なんて抑えられるはずもない。
「やだやだまたくるいやいやいやいやいやまってえええぇぇいくいくいくあたしいくうぅっ!」
精液が輸精管を伝って吐き出されるたびに、ペニスの中に火箸をつっこまれたような熱さが走る。
「あは……睦、壊れた? よすぎてだめになった? いいよ、睦の顔。凄くいい……見てるだけで私もいっちゃう……凄い、素敵よ、あは、あはははははは……」
笑いながらオーガスムに向かう。
イキながら、獣のように叫ぶ睦に狂ったようなキスをする。
唇をねじ切るかの如き、情熱的なディープキス。
多分、自分達は警察に連行されるだろう。
だが、その程度のことなど、この快楽に比べればどうということはない。
みっちーは、履いていたジーンズを下ろし、激しい手淫におぼれながら、この壊れてしまった恋人と過ごす毎日を夢想していた。
使っていただけたら幸いです。
一応、3話も書こうとしたのですが、キャラの不具合が発生してやむを得ず執筆中止となりました。
要望があれば、そちらを少し手を入れて新作として投稿しようかと考えております。