「ハクノもようやく歩けるようになってボク嬉しいよ!」
「ちょっ!? 飛びついてこないでよ! まだちょっと不安なんだから!」
松葉杖を手離してようやく歩行が可能になった白野にアストルフォがはしゃぎ、桜が嬉しそうに笑みを深める。
まだぎこちなくはあるが2本の足で歩く白野。
SE.RA.PHを歩いていた時と変わらず動けるようになるのもそう遠い未来ではないだろう。
その日の夜。アストルフォの様子がおかしかった。
どこが、という訳ではなく、なんというか、普段の天真爛漫っぷりが成りを潜めているというか、妙に落ち着いている。
「アストルフォ、今日はどうしたの? もしかして具合悪いの?」
「んー? そんなことないよ、ハクノ。それに、サーヴァントは風邪引かないからね!」
胸を張る姿はいつも通りのアストルフォに見えるが、それなりの時間を一緒に過ごしてきたせいか、その些細な違和感が言葉に出来ずとも気づいてしまう。
その事にアストルフォも気付いたのか、あはは、と頬を掻いた。
「本当に何でもないんだよ? ただ、今日は新月だなぁって」
「あ……」
今日は、アストルフォの理性が戻る日なのだと今更になって気付く。
新月の日は、早々に寝てしまう事が多かった事を思い出す。
「理性が戻るとさ。戦場で当たり前に出来てたことで体が縮こまっちゃうんだよね」
自分の弱い部分を曝すように話を始める。
「理性が無い時は、とにかくやればなんとかなる。やらなきゃどうにもならないって、単純に考えてるから怖がったりしないんだけど、理性が戻ると失敗したらどうしよう、とか。ボクがミスして仲間がやられちゃったらどうしよう、とかさ。余計な事を考えちゃう」
別に理性が戻るのが嫌なのではなく、その結果少しだけ臆病になってしまうのが怖かった。
そんなアストルフォに白野は笑みを浮かべた。
「変わらないよ」
「へ?」
アストルフォの腕を掴んで肩に顎を載せる。
「例え戦うことが怖くなっても、アストルフォは逃げずに勇敢に戦ってくれる。そうでしょう?」
「ハクノ……」
「私は、そう信じてる。だってアストルフォは、私が召還した
アストルフォは少しだけびっくりした表情をした後に、振り向いて笑みを見せる。
「もっちろん! ボクはハクノのサーヴァントだからね! 例えどこだろうと君の騎士として恥じない戦いをするさ!」
うんうん、といつもの調子で頷くアストルフォ。
「ねぇ、アストルフォ。今日は桜が居ないし。久しぶりに2人だけで、ね?」
「あ……う、うん……」
白野の誘いにアストルフォは頬を染めた。
「いつもと反応が違うね。理性が戻ってるせい?」
「そ、そうだよ! 分かってて訊かないで!」
裸になり、珍しく恥ずかしそうな声を出すアストルフォが愛しくて、愛撫に熱が入る。
今もアストルフォの胸板にある乳首を指で弄りながら反対の乳首を舌や歯で刺激している。
既に勃起したぺニスは太腿で挟んでいた。
「い、いつからボクのマスターはこんなにエッチな子になっちゃったかなぁ……」
嘆くように呟くアストルフォに白野は流石にムッとなる。
「誰のせいだと思ってるの?」
基本迫ってくるのはアストルフォの方からだ。白野だってまだ心身共に十代後半。性欲だって強いのだ。
(それに、アストルフォがこんな風になるのって珍しいし)
理性が戻ってる状態だからか、こうして愛撫するといつもより反応が良い。
「あ、んぅ……さっきから、ずっと乳首をばっかりぃ……」
「だってアストルフォの今の反応が楽しいんだもの」
乳首をつねり、反対の方は歯を立てると、ひゃっ、と声が漏れる。
その普段見ることの無い羞恥に染まった表情に興奮してお腹に胸を押し当ててより密着する。
ぺニスを挟んでいる太腿で竿を擦ってあげるともじもじとアストルフォの足が動く。
「ハクノ……も、もぉ……」
弱々しい声で懇願されると脳に蜂蜜でも塗り込まれるような甘い刺激となる。
同時に嗜虐心もむくむくと表面に出てくる。
「射精、したいの?」
「う、うんっ!! もう、すぐにでも
息を荒くして今すぐに精液を撒き散らせたいと言う。その普段見ることの無い姿にもう少しイジメたくなる。
「あ……っ!? なん、で……」
もう少しで射精出来たのに、白野はぺニスを挟んでいた太腿を開く。
「まだダメよ。位置、替わるわね」
アストルフォの後ろに回って脇から足を伸ばすと、足の裏でぺニスを挟んだ。
「えぇ!? ちょ、これ!?」
「ねぇ、どんな気持ち? シャルルマーニュ十二勇士の騎士様が、女の子の足でイかされるってどんな気持ち?」
後ろから腕を回して煽る白野。するとアストルフォの顔が更に赤くなった。
「そ、そんな事言わないでよ! うぁ、ダメ! ボク、もう……」
「いいよ! 射精して。アストルフォの精子で
許可が降りたからか、白野が足の指で亀頭を潰しながら足の裏で擦るとビクンビクンとぺニスが波打ち、勢い良く精液が吐き出される。
「ふふ。アストルフォのドロドロの精子が私の足を汚しちゃった」
わざとらしく芝居がかって言う白野にこちらを向くと涙目で拗ねていた。
「なんでこんなイジワルするんだよぉ……」
たまに戻る理性がより強く羞恥を煽るのか、本当に恥ずかしそうに顔を真っ赤にしている。
白野は苦笑してこっちに体を向かせる。
「きて……まだ、足りないでしょ?」
「う、うん……」
そのまま白野に覆い被さり、既に愛液で濡れている肉壺に襲いかかるようにぺニスを突っ込んできた。
パンパンと、腰を打ち付けて白野の子宮を押してくる。
「なんだろ……いつもより、コーフンしてるかも……!」
ピンク色の髪を振り乱していたアストルフォは上半身を倒して白野とキスをする。
白野も首に腕を回して密着する。
「んぅ!! チュッ、チュッ!」
腰を引いては押し、肉壁を蹂躙して快楽を叩き込む。理性が戻り、羞恥が有っても、体がどうすれば白野が感じるか覚えてるのだ。
「ハクノ! 射精るっ! また、射精るからぁ!」
「うん、射精して! 全部、私の膣内に────っ!?」
ドビュ、ドビュ、と白濁の液体が注入される
「ん────あっ!?」
射精を終えるとアストルフォはぺニスを引き抜いた。
白野が胸で大きく息を吐く。
すると────。
「ア、アストルフォ?」
脱ぎ捨てていた服で白野の手首に手錠をかけた。
「それじゃあ、本番行ってみようか?」
さっきまでとは違う、いつもの調子の相棒に白野が恐る恐る問いかける。
「アストルフォ……理性は?」
「ん―? お月さまが持ってちゃった!」
至極当然のように告げるサーヴァント。
「ボクも燃えてきたから、今日は一晩中付き合ってね、
背中を上にして尻を突き出す体勢の白野に、アストルフォは一気に奥まで突き入れる。
「ま、まって! いま、イッたばかりで敏感に────」
「ちょうどいいね! 何回でもイかせてあげるよ、ハクノ!!」
「ほ、ホントまって! ア……ッ!?」
後背位から突き始めるアストルフォ。体は正直に反応を示してくる。
その晩、アストルフォが満足するまで色んな体位で白野は抱かれる事となった。
一晩中、少女の喘ぎ声が収まらなかったという。