※この作品はR-18です。

白野(♀)とアストルフォの物語   作:赤いUFO

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久しぶりにPSPを引っ張り出してCCCエンドみたら衝動的に書きたくなりました。

無理矢理桜エンド。


EXTRA CCC編(4)

「あなたがいてくれて、嬉しい。わたし、あなたの全てに恋をしています」

 

 そう言ってくれた命懸けで助けた後輩。その言葉はすごく嬉しい。

 同性だけどこの地上で唯一自分を知っている人の言葉だから。

 でも、それでも自分が1番に想っているのは―――――。

 

「はい。知っています。言ったでしょう?あなたの全てにって。ですからもうひとつワガママを追加しちゃいました」

 

 痛みを堪えて桜が指差し方に視線を動かすと、そこには長いピンク色の髪が風に揺れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 月世界は似ているけどやっぱり地上とは違うのだと実感する。

 怪我や病気がすぐに治るわけじゃないし、コードキャストも使えないし肉を持ったことで電脳では考えられなかった苦労もある。

 

 例えば―――――。

 

「ほら先輩。今日もリハビリ、頑張ってきましょう!」

 

「お~」

 

 上機嫌な桜とぎこちなくこぶしを突き上げて応える白野。これは白野がリハビリを嫌がっているわけではなく、未だに体を動かすのが辛いためだ。

 長い間コールドスリープで眠っていた白野の肉体の硬直がひどく、少し動かすだけでも一苦労だった。

 最近では車椅子を卒業し、ようやく松葉杖で歩行できるようになった。それも短い距離ではあるが。

 

 この地上で目覚めた自分たちは長い間冷凍冬眠で眠っていてつい最近目覚めた難民という扱いで西欧財閥に保護された。

 月の聖杯戦争の勝者はやっぱりというかレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイで。偶然地上の岸波白野の情報を手にした彼が興味本位で保護した。

 その際に自分たちは記憶喪失の一点張りで押し通そうとしたが、もうひとりの同居人や白野と桜。揃いも揃って隠し事が致命的に下手という事実からあっさりと対面したレオに月の記憶が有ることがバレた。

 

 その際月の裏側で起こったことを話すと彼はにっこりと微笑み。

 

「それでは白野さんたちは僕の恩人ということですね」

 

 その後になんだかんだで彼女たちの身分を保証する立場になってもらい。今の生活を支援してもらっている。

 ハーウェイではなくレオ個人の資産で。

 将来何かとんでもない貸しとして返済を迫られるのではないかとビクビクするが、戸籍も金も他に頼れる宛てもない白野たちはその提案を受け入れるしかなかった。

 

 白野たちは今、西欧財閥の管理下にある都市のマンションで生活していた。

 その上、白野は通信制でプログラミングを学び、桜は看護学校に通っている。

 全てレオのお金で。

 地上でハーウェイトイチシステムなんて作動されれば一気に借金苦の生活だ。流石にレオもそこまでイジワルではないと信じたい。いや本当に。

 

 桜に支えられながら歩行の練習をしているとドアが勢いよく開かれる。

 

「たっだいまぁっ!ハクノ、サクラ!頼まれていた物買って来たよ~!」

 

「おかえり、アストルフォ」

 

「おかえりなさい。アストルフォさん」

 

 入って来たのは月の聖杯戦争で岸波白野のサーヴァントとして力を振るったライダー・アストルフォだ。

 

 月の裏側で襲われた初期化の波。それをもうひとりの桜であるBBとアストルフォの宝具であるヒポグリフによって安全圏まで移動出来た。

 その後、桜が聖杯の力でズルをして白野は地上の自分に魂を移し、桜は人間として存在させ、アストルフォはサーヴァントとして不完全な受肉をした。

 つまりマスターである白野が死ねばアストルフォも地上に存在できず、その存在は月へと還されるわけだが。

 アストルフォは今、とある老夫婦が経営している喫茶店のウェイトレスとして働いている。

 理性が蒸発していると言われる彼にウェイトレスなんて出来るのかと最初は不安だったが聞くところによると評判は良いらしい。

 実際白野も車椅子で桜と共に訪れた際はその愛嬌の良さと容姿で一種のアイドル扱いだった。

 そのことに詐欺紛いな気がしないでもない。

 

 なにはともあれ、こうして3人はなんだかんだで地上の生活に慣れ始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大きなベッドで白野を真ん中に3人が川の字で眠っている。

 一応別々の個室があるのだが眠るときは何故か3人一緒になってしまっていた。

 アストルフォは月での生活の慣れで。桜は「自分も一緒じゃダメですか?」と上目遣いで訊かれて。

 

 その日、瞼を閉じていると桜が話しかけてきた。

 

「先輩、もう眠っちゃいました?」

 

 小声で訊かれたが真横で眠っている桜の声が聞こえない筈はなく、白野は起きてるよ、と目を開ける。

 

「どうしたの、桜?」

 

 どこか不安そうに自分を見る桜に白野は出来る限り柔らかい声で話しかけた。

 

「いえ、ただ。私、お2人の邪魔じゃないかなって……」

 

「え?」

 

 思いがけない質問に白野は一瞬思考が白くなる。

 

「その、先輩はアストルフォさんが1番、好きなんですよね?」

 

 それはずっと目を覚ました時から明言していることだ。

 岸波白野はアストルフォを愛している。アストルフォも岸波白野を愛している。

 だから月で何度も身体を重ねたし、こうして地上で一緒に生きられて幸せを感じている。

 なら間桐桜がここに居る意味は?

 

 白野もアストルフォも桜を嫌っていない。だが逆に言えばそれだけなのだ。

 邪魔にならないから置いているだけなのではないか。

 いつか邪魔になれば一緒に居られなくなるのではないか?

 そんな不安が日々桜の中で募っていた。

 だから少しでも役に立とうと尽くした。逆にその必死さが自分を追い込む形になっても。

 

 桜の不安を聞きながら白野はただ驚いていた。

 そんな不安を抱かれているなんて思いもしなかったからだ。

 しかし思い返せばそのような節はあったように思う。

 白野のリハビリや家事を行う時、どこか必死な感じはあった。

 

 これは、ちゃんと口にしなかった自分の責任だと白野は決意する。

 

「桜、ちょっと起き上がって。ついでに目も閉じて」

 

「え?はい……!」

 

 桜が言われた通り起き上がり目を閉じると白野も起き上がる。

 そして桜の頬に触れ、唇を重ねた。

 

「――――――っ!?」

 

 唇を離すと白野は微笑む。不安に圧し潰されそうな後輩を元気づけるように。

 

「私は桜が好きだよ。アストルフォももちろんだけど。3人で一緒に暮らす今が好きなの。桜は、今の生活が嫌い?」

 

「そんなことありませんっ!!」

 

 珍しく大きな声を桜が出す。

 

「先輩のことは勿論好きですけど、アストルフォさんと一緒に暮らすのも楽しいです!ずっとこんな生活が続けばいいなってっ!」

 

「うん。おんなじだ」

 

 桜の言葉が嬉しくて白野は頬を綻ばせる。

 そして自分の小指を桜の小指に絡ませた。

 

「ずっと一緒にいよう。3人で。月であんなに頑張って世界だって救ったんだもの。それくらいの役得があってもいいでしょう?」

 

 それは誰にも知られていない功績だが。それでも好きな人と一緒に居るワガママくらい許されるだろうと白野は笑う。

 それを聞いて桜は口を動かすが言葉が出なかった。

 だがそこで隣で寝ていたアストルフォもが目を覚ます。

 

「ん~。どうしたの2人ともぉ?」

 

 眠そうに起き上がって目を擦る。

 サーヴァントは睡眠を必要としない筈なのに真っ先に眠りにつく彼に苦笑した。

 そこで白野の中である迷案が浮かぶ。

 

「ねぇ。ちょっとお願いがあるんだけど」

 

 提案を聞いた2人は目をパチクリと動かした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「その……恥ずかしいですね……」

 

「アハハ……」

 

 ベッドの上で3人は一糸纏わぬ姿でいた。

 白野の提案から3人はこれから性交することになった。

 もういっそのこと身体から隠し事を無くそうという迷案だ。

 

「でも、白野とするのも久しぶりだよ、ね!」

 

「キャッ!?」

 

 アストルフォが後ろから白野に抱きつき、胸を揉んでくる。

 

「そうだけ、ど……先ずは桜から……」

 

 顔を赤くし視線を逸らしている桜に白野はアストルフォの手を解いてベッドに押し倒す。

 

「できる限り気持ちよくするから」

 

「その、よろしくお願いします……」

 

 肩を震わせる後輩の左手を掴んで再び首筋を舐め、反対の手で乳房を揉む。

 

「桜の、おっきいね……それに手に吸い付くみたいで触ってて気持ちいいよ」

 

「~~~~~っ!?」

 

 恥ずかしさから唇を離し顔を逸らす桜の仕草を見て愛しさと自分も最初はこうだったのかもしれないと懐かしさを覚える。

 

 舌を下へと動かし、乳房から乳首を軽く噛む。

 

「アッ!?」

 

 軽く声を出すもすぐに手で塞いで声を抑えた。

 

「桜、声聞かせて……」

 

「で、でも……」

 

「桜の声、聞きたいの」

 

 手を秘部へと動かして指が軽く膣内へと侵入する。

 

「イタッ!?」

 

「あ、ごめん痛かった?でもほら濡れてる。感じてくれてるのね」

 

 指に付いた自分の愛液を舐める白野に桜は顔を真っ赤にした。

 

「あの~。ボクは?さっきからずっと放置なんだけど」

 

 先程からお預けを喰らっていたアストルフォが後ろから訊いてくる。

 

「あ、うん。ごめん。ちょっと不安だけど桜の方は大丈夫だと思う。お願い」

 

「それだけど、本当に良いのかい、サクラ?」

 

 これからすることの最終確認で訊くと桜は弱弱しく首を縦に振った。

 

「はい……先輩と同じに私の処女を貰ってください……」

 

 桜の言葉に少しだけ迷ったがここで身を引いても余計に桜を傷付ける結果になると直感しアストルフォは白野と重なっている桜の秘部に自分の肉棒を当てる。

 

「わかった。そいれじゃあ、出来るだけ力抜いてね」

 

「は、いっ!?」

 

 膣内に侵入された肉棒に桜の目が大きく開かれる。

 痛みを堪えながら桜は白野を求めた。

 

「や、だ……こわい!センパイ、キスして―――――っ」

 

 求められるままに桜の唇を奪う白野。

 大切な後輩を慰めるように口内に舌を絡ませて。

 その間もアストルフォは桜の奥へと進める。

 

「つあっ……!?」

 

 自分の処女膜が破れる感触と同時に破瓜の血が流れる。

 

「アス、トルフォさん……このまま最後まで、おねがいします……」

 

「うん!桜の膣内、すごく気持ちよくてすぐ射精しちゃいそう!」

 

 ゆっくりと腰を前後させる。

 桜の喘ぎ声が室内を満たす。

 

「アァッ!?」

 

 桜が達する少し後にアストルフォが射精した。

 肉棒を抜くと中から精液が漏れる。

 

 それを見ていた白野がアストルフォに尻を向けたまま振り向く。

 

「アストルフォ……わたしのほうも……」

 

「うん。ボクも2人のエッチな姿見たら1回だけじゃ足りなくって」

 

 そうして今度は白野の秘部に肉棒を押し入れる。

 

「つ!?」

 

「あ、アレ?」

 

 アストルフォは白野が処女であったことに驚いた。

 

「あ、たりまえでしょ?地上でするのは初めてなん、だから……」

 

「あ、そっか。こっちでは初めてだったんだ……」

 

 2回目の処女消失という奇妙な体験。

 それでも構わずアストルフォは白野の膣内へと押し入る。

 

 もういちどは破瓜の血が肉棒を濡らす。

 それから腰を前後させるアストルフォ。

 その光景を見ながら桜は不思議な気持ちになった。

 先程自分をリードしてくれた先輩が目に涙で潤ませ、喘いでいる。

 

 その姿に戸惑いと愛しさ。そして傍観していることへの疎外感。

 

「アストルフォさん。先輩をそのまま持ち上げて支えてくれませんか?」

 

「え?桜?」

 

「お願いします」

 

 言われてアストルフォは挿入したまま膝立ちの姿勢を取る。

 

「こ、こう?」

 

「はい。それで……」

 

 そこから桜は白野とアストルフォが繋がっている部分に舌を這わせ始めた。

 

「さ、さくらっ!?」

 

「こうすれば、先輩の痛みも和らぐかなって……それに先輩の血と愛液が混ざって、変な気分になります」

 

 チロチロと舌を伸ばして白野の秘部とアストルフォの肉棒を舐める桜。

 

「あ、もう!?」

 

 それに白野とアストルフォが同時に達した。

 

 アストルフォが肉棒を抜くと白野は桜へと倒れ込み、それを支える。

 元々1番体力のなかった白野は朦朧とした眼で桜を見る。すると桜は笑みを浮かべて白野に口づけをした。

 

 

 

 

 

 白野が眠った後、アストルフォが桜に質問した。

 

「でもさ。サクラはどうしてボクをこっちに喚んでくれたの?桜は白野と2人っきりのほうがよかったんじゃない?」

 

「どうだったんでしょう。あの時は3人で生き延びたんだから3人で地上に出るのが当然だと思ったんです。でも今は3人揃ってて良かったと思ってます」

 

「どうして?」

 

「きっと2人だけだったらずっと先輩はアストルフォさんのことを気にしてたと思うんです。笑ってくれてもきっと本心から笑ってくれる日は来なかったと思います」

 

 そしてそれは桜が犠牲になってアストルフォと白野だけ地上に出ても同じだっただろうと思う。

 

「それに、わたし、アストルフォさんのことも好きですから」

 

 それは恋愛としてではなく人としてだ。それでもこの関係が悪くないと桜は思う。

 それを聞いてアストルフォは満面の笑みで桜の頭を撫で始めた。

 

「ちょっ!なんですかいきなり!?」

 

「いや~。サクラは良い子だなぁと思って。うん!ボクたち、サクラを助けて良かったって改めて思ったよ!あ、でもそれならさ―――――」

 

 あることを耳打ちされて桜は頬を染めた。

 

 

 

 

 

 

 

 朝、目を覚まし、瞼を上げる。

 

 そこには大切な後輩の姿があった。

 彼女は何故か照れたように。しかし不意にこちらの意表を突いてきた。

 

「おはようございます、白野、さん……」

 

 あぁ、これは困ると白野は思った。

 こんな不意打ちで恥じらいながら自分の名を呼ばれるとこっちもどう反応すればいいのかわからない。

 こそばゆくて。でも名前で呼ばれるのが嬉しくて。

 

「おはよう、桜」

 

 笑みを浮かべて白野は桜に朝の挨拶を返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はくのんが婿と嫁を同時に手に入れたという話。
あくまでも真ん中ははくのん。

ちなみに欠片男さんとセイヴァーさんはレオとガウェインのコンビに倒されました。
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