Stanはこういう展開書くの好きなんだと、今気付いた。
前にお伝えした通り、文字数怖いので途中ですが、一回投下します。めんどくせえって方いたらすみません。
そういう方は、前話のように、タイトルに終をつけますので、それまでお待ちください。
今は昼飯時、俺は一人で食堂のテーブルにつき、ナポリタンをすすっていた。
すると、そんな俺に一人の女性が近づいてきた。
「…やぁ、弘義…。」
俺と同じくナポリタンを持って、現れたのは、フェイト分隊長だ。
「こんにちは。フェイト隊長。」
「もう…何度も言ってるでしょ?フェイトでいいんだよ?」
「いや…そういうわけには…」
俺が言い淀んでいると、
「もう…」
ほっぺを膨らませてしまった。拗ねてしまったようだ。
「ここいいかな?」
相席を求められてしまった。
見る限り、席は他にも空いているが。
俺の疑問を察したのか、
フェイト隊長はなおも言葉を続ける。
「たまには一緒に食べたいなと、思っただけだよ…ダメ…かな?」
不安気に聞いてくるフェイト隊長、まだほっぺは膨らんだままだ、拗ねフェイトだ。
「もちろんかまいませんよ。美人と囲む食事は美味しいですから。」
「ふ、ふーんそうなんだ‥」
頬が朱に染まりながら膨らみが萎んでいく。
良かった。少し機嫌が治ったようだ。
「ありがと‥」彼女は短く礼を言うと、俺の隣へと、腰を下ろした。
いや、いやいや、近い!近いよフェイトさん。
俺が少し身を離すと、彼女も俺が離した分だけ、体を詰めてきた。
なおも俺が離れようとすると、がっしと、腕を掴まれた。見ると、またほっぺが膨らんでいる。
再び拗ねフェイトさん御光臨だ。
仕方ないのでされるがままになっていると、今度は腕を組まれた。同時に、肘に何か柔らかいものが当たる。
あ‥フカフカしてる。な、ナニコレ?
「弘義はいつも食堂なの?」
唐突に尋ねられる。
「はい、自炊とか出来ないんで、ここの食事美味しいですしね」
「そうだね‥こっちのも美味しいよ?‥食べてみる?‥あーん?」
いきなりフォークに丸めたナポリタンをこちらに差し出してくる。
「いや、同じナポリタンじゃないですか?それ、俺をからかう為にしてるでしょ?」
「えー?」
クスクスと楽しそうに笑っていらっしゃる。
「そ、それよりもですね、フェイト隊長、先程からですね‥当たっていまして‥」
「えー?何が?」
チラチラと、こちらを確認するように流し目を送ってくるフェイト隊長。
「いや‥凄いフカフカで、フカフカが‥!」
「えー?」
わかっているだろうに、更に押し付けられる感触に、視界がぐるぐると回り、何も考えられなくなる。
「楽しそうだね?」
不意に掛けられた声に驚き、平静を取り戻そうとしていると、
「なのは‥」
フェイト隊長が呟いた。
「ごめんね?随分と楽しそうだったからつい声かけちゃった」
そこには、我ら起動六課の誇るエースオブエースがナポリタンを持って、立っていた。
ナポリタン大人気だな。旨いんだけどね。
「高町隊長、こんにちは」
「はい。こんにちは。私も一緒していいかな?」
なぜか、高町隊長からも相席を申し込まれる。
なんだ?ナポリタンを食べるやつは集まる習性でもあるのだろうか?
それより気になるのは、高町隊長が先程から、ずっと不機嫌オーラを出してる事だ。口はずっとヘノ字口で何か、苦虫を噛み締めたような顔をしている。
そう言えば、二人は親友だったっけ?だから、俺とフェイト隊長が仲良くしてるのが嫌なのかもしれない。よくある友達を取られてしまったような気持ちになっているのかも。
「もちろんかまいませんよ。フェイト隊長もよろしいでしょうか?」
「え?もちろん良いよ。なのはも一緒に食べよう?」フェイト隊長がどこか残念そうにしているのは気のせいだろうか?
「やたっ♪」不機嫌オーラはどこへやら、花が咲いたように笑顔を見せる高町隊長。
そしてゆっくりと、俺の隣へと腰を下ろす。
何故か、フェイト隊長とにらみあっているように感じるのは、気のせいだろうか。
「やあ‥奇遇やなぁ‥」
まさか‥
そこにはやてがやはりナポリタンを持って現れた。
「ウチもたまには食堂で食べようおもてなぁ。あ、一緒していい?」
「もちろんかまいませんよ。」
席を立ち、敬礼してはやてを迎え入れる。
向かいの席のイスを引いて、はやてをエスコートする。
「ありがと」
はやてを座らせた所で、自分の席に戻ろうとするが、そこでガシッと腕を掴まれる。
「君はここや」
そういって、はやての隣を指される。
「了解」
何となくはやてが不機嫌ぽいので、すんなりと言う事を聞く。
自分のナポリタンを持って、はやての隣に腰をおろすと、今度は向かい合わせになったフェイトさんがこちらを睨んでいた。うー。と唸り声が今にも聞こえてきそうだ。あ、ほっぺ膨らんだ。三度、拗ねフェイトさん御光臨だ。