力を手に入れたのでやりたい主人公のやりたいように過ごしていく話 作:日々の妄想日記
どうも初めまして。
俺はこの物語の主人公である青山鉄二だ。
見た目はごく普通のサラリーマンだが、彼女なしの30歳。
そんな俺の仕事内容は業務用のコピー機の営業と開発だ。
仕事の時間は毎日、朝の8時から夜中近くまで続いているが、ある日の仕事帰り、事件は起きた。駅から降りてマンションにたどり着く途中、酒に寄ってた俺は大型トラックに跳ねられ、重症を負ってしまい即入院となったのだ。
その事故現場にいたのは俺の職場の上司である神山悦子だ。たまたま倒れてる俺を見て、救急通報したらしいが、薄れる意識の中で俺にはこう聞こえた。
「全く...、普段から仕事が出来ないから、バチが当たったのよ!!まぁ、でも治ったらまた、コキ使ってやるから覚悟してればいいわ」
そんな感じの声がしたが、今の俺には何も出来ない。俺は一人、救急車に乗せられ市内の大型病院へと運ばれるのだった。
そして、手術が始まり終わった頃には別人のように生まれ変わっていたから驚いた。
「凄いよキミ!!あんな大ケガをしておきながら、たった数時間で息を吹き返すだなんて、何て凄い精神力と体力の持ち主だ!!」
手術を担当した医師からこう告げられた俺。昨夜運ばれて三時間ほどかけて手術をしたのだが、しばらくは意識が戻らないだろうと診断されていたのだ。しかし、事態は急変し、手術が終わり部屋へ運ばれてから数時間後心臓の鼓動が復活し、目を覚ましたのだ!!
あれは、夢ではなかったのか!?
と言うのも、俺は眠ってる意識の中である人物と会話をしていたのだ。
「お主、このままだと死んでしまうぞよ。死にたくなければワシの力を受けとるがよかろう」
「じ、じいさん!?アンタ誰なんだ!?」
「ワシか!!ワシわな、お前さんのような貧乏で金や女に恵まれないモノに救いを求めるものじゃ!!ワシとの通信が終わった直後から、ワシの力はお前さんのモノとなる!!遠慮せず使うがよい」
「待ってくれ!!その力の内容って!?」
「説明するとすればお前さんはたった今からこの世の全てを支配できるじゃろう。さぁ、あとのことは使ってからのお楽しみじゃ!!ほれ、もう目を覚まさんと心臓の鼓動が止まる寸前じゃぞ」
その言葉に動揺するかのように俺は目を覚ましたのだ。するとそこにいたのが、俺の手術を担当した医師と、助手のナースが立っていたのである。
「日比野君、僕はこれから彼のカルテを作成してくるからしばらくキミはここで彼の様子を見てくれていてたまえ」
「かしこまりました」
手術をしてくれた医師が病室から出ていき、日比野と呼ばれる美人ナースと二人きりにされた俺。
もし、あのじいさんの言ってた事が本当なら、ホントに俺はやりたい放題出来るんだろうな?
「あの、青山さん?どうかされました?」
「いえ、何でもありません。ただ、二人きりになれたことがあまりにも緊張してしまいまして」
「全然緊張することないですよ。私をあなたの思うがままにしてもらって構いませんから」
その一言で俺は吹っ切れた。