※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.2】僕らのバイブ 君との愛撫   作:スターダイヤモンド

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真姫の妄想 その3

 

 

 

 

…ふう…

 

…なんとか一日乗り切ったわ…

 

 

 

…正直…朝から花陽の顔を見るのが恥ずかしくて…

 

…だって…

 

…あの娘を想いながらシちゃったんだもの…

 

…バレないように…バレないように…って振舞ったつもりでいたけど…

 

 

 

…花陽を意識しないように…ってすればするほど、こっそりその姿を見てしまう…

 

…授業中も斜め後ろから、ずっと見続けていたわ…

 

…少しだけ眠たそうにしてたのは、気のせいかしら…

 

 

 

…凛は集中力がなくて…授業中でもキョロキョロするから…

 

…その度に視線を逸らすのが面倒だったわ…

 

…ちゃんと勉強しなさい!…っていうの…

 

 

 

 

 

…授業が終わって、日課のピアノを弾きにいったけど…

 

…やっぱり気が紛れることはなくて…

 

…海未に声を掛けられたときには、本当に焦ったわ…

 

 

 

…さすがに彼女は鋭い…

 

…まさか、鍵盤のタッチから、私の精神状態を見抜くなんて…

 

…侮れない…

 

…とにかく、海未の前ではボロを出さないようにしないと…

 

 

 

 

 

…そのあと、二人で打合せして…

 

…海未に…穂乃果とことりの関係を訊いてみたけど…

 

 

 

…残念ながら、まったく参考にならなかった…

 

…なんであんなに純なのかしら…

 

…幼馴染ってそういうものなの?…

 

…だとしたら…

 

…一生私には理解できない感覚ね…

 

 

 

…まぁ、そんなもの…とっくに諦めてるけど…

 

 

 

…ねぇ…真姫…

 

…あなた…それ…本気で言ってる?…

 

 

 

…わからない…

 

…わからないけど…

 

 

 

…だからこそ、あなたが欲しいのよ…

 

…花陽…

 

 

 

 

 

…今日のストレッチの相手が海未で、本当によかったわ…

 

…まかり間違って花陽と組んでいたら…

 

…そのまま、抱きついちゃったかも知れないもの…

 

 

 

 

 

…練習に遅れてきた花陽は…

 

…躓いて転がりながら屋上にやってきた…

 

…なんてドジなんだろう…って思ったけど…

 

…それでも愛らしく感じるのは何故なの?…

 

…私の前まで転がってきたら、優しく抱き止めてあげたのに…

 

 

 

…同じドジを穂乃果がしても、こんな気持ちにはならないのよね……

 

…本当に不思議だわ…

 

 

 

 

 

…花陽が練習に遅れてきた理由が、アルパカの世話だと聴いて…

 

…すごく安心した自分がいた…

 

 

 

…それ自体はいつものこと…

 

…いつものことなのに…

 

 

 

…あ~あ…

 

…今日は練習に集中できなかったな…

 

…海未が変に気遣うし…

 

…やっぱり彼女に気付かれたのは誤算だったわね…

 

…お陰で、みんなが私のことを心配するし…

 

 

 

…いいから、放っておいて!大丈夫だから!って言って誤魔化したけど…

 

…誤魔化しきれたのかしら…

 

 

 

…まぁ…

 

…私が無愛想なのは今に始まったことじゃないし…

 

…きっと真姫はそんな性格だから仕方ない…って思ってるわよね…

 

 

 

…でも花陽は…

 

 

 

…凄く切なそうな顔をしてたわ…

 

 

 

…ごめん…

 

…あなたのそんな表情は見たくないのにね…

 

…でも心配してるのは、私の方なのよ…

 

 

 

…結局、あの娘とは一日、目は合わせられないまま…

 

…練習が終わるまでそんな感じになっちゃって…

 

 

 

…希は…

 

…普段通りだったわ…

 

…そう…普段通りに…

 

…掴めない人…

 

 

 

…だから、どうしても昨日のことが気になって…

 

…花陽を呼び止めてみたけど…

 

…気付いてもらえなかった…

 

 

 

…当たり前よね…

 

…気付かれないように、わざと小さな声で呼んでみたんだから…

 

 

 

…知りたいような…

 

…知りたくないような…

 

 

 

…もし、花陽が呼び掛けに気が付いてくれたとして…

 

…真姫、あなたはちゃんと訊けたのかしら…

 

 

 

…希にどんなブラを選んでもらったのか…

 

…本屋で何を探していたのか…

 

…一緒に何を食べたのか…

 

…あのあと真っ直ぐ帰ったのか…

 

 

 

…希に汚(けが)されなかったのかどうか…

 

 

 

…仮に何かされたとしても「イエス」なんて答えるハズがない…

 

…花陽はそういう娘…

 

 

 

…自分が傷付いても、人を傷付けることは絶対にしない…

 

 

 

…だったら…

 

 

 

…私がそれを守ってあげなきゃいけない…

 

…私が守ってあげなきゃいけないの!…

 

 

 

 

 

…凛とにこちゃんと…ご飯食べて家に帰ったら…

 

…花陽とことりが門の前に立ってたのには驚いたわ…

 

 

 

…やっぱり気付いてたのね…

 

 

 

…ばか…

 

…せっかく、こっちが逃げたのに…

 

…なんでそっちから来るのよ…

 

 

 

…嬉しかったけど…

 

…ことりと一緒っていうのが…

 

 

 

…ことり…か…

 

 

 

…そういえば、あのふたり…

 

…最近、すごく仲がいいのよね…

 

 

 

…まさか…

 

 

 

…はぁ、もう疑心暗鬼…

 

…違うわ…あのふたりは衣装を作ってるから…

 

…たまたまよ…

 

 

 

…花陽がひとりで来るのが恐かったから…ね?…

 

 

 

…でも、うまい具合にママが帰ってきてくれて…

 

…ケーキ食べてもらって…なんとか追い返すことができたけど…

 

…それがなかったらと思ったら…ちょっとした修羅場になってたかも…

 

 

 

…一生、取り返しのつかないくらい…

 

 

 

…花陽を困らせるつもりも、泣かせるつもりもないのに…

 

 

 

…そういう意味じゃ、空気の読めないママに感謝しないとね…

 

 

 

…それから…

 

…ことりにも…

 

 

 

…もし、花陽がひとりで来てたら…

 

 

 

 

 

…「花陽…昨日、希に変な事されなかった?」…

 

…「へ、変な事?…」…

 

…「そ、その…胸を揉まれたり…とか…」…

 

…「う、うん…ワシワシされるのはいつものことだから…」…

 

…「そうじゃなくて…もっと…こう…い、いやらしいこととか…」…

 

…「いやらしいこと?」…

 

…「例えば、服の上からじゃなくて、直接触られるとか…」…

 

…「ぴゃあ!」…

 

…「た、例えばよ…」…

 

…「な、な、ないよ…そ、そんなこと…」…

 

…「裸にされて…」…

 

…「ま、真姫ちゃん…らしくないよ?…どうしたの…急に…」

 

…「あったのね?」…

 

…「な、ないから…」…

 

…「あった!」…

 

…「ないよ…」…

 

 

 

…「花陽…私の目を見なさい…」…

 

 

 

…「えっ…」…

 

 

 

…「…」…

 

…「…」…

 

 

 

…「希のヤツ…許せないわ!」…

 

 

 

…「ち、違うよ、真姫ちゃん!希ちゃんは悪くないから…」

 

 

 

…「えっ!?」…

 

 

 

…「あ、いや…」…

 

 

 

…「やっぱり…あったのね?」…

 

 

 

…「ずるいなぁ…そんな誘導の仕方…」…

 

 

 

…「希に…犯されたのね…」…

 

…「そ、そんな言い方…違うよ、流れに身を任せたのは花陽なの。花陽が悪いんだから!」…

 

…「なに言ってるのよ!そんなバカな話ないでしょ!」…

 

…「真姫ちゃんには関係ないよ!これは花陽の問題なんだから…」…

 

…「あるわよ!」…

 

…「ないよ!」…

 

…「あるわよ!」…

 

…「な…」…

 

 

 

…「ある!あるって言ったらあるの!!」…

 

 

 

…「真姫ちゃん…どうして…」…

 

 

 

…「どうして?それは…私にとって花陽は特別な存在だからに決まってるじゃない!」…

 

 

 

…「真姫ちゃん…」…

 

 

 

…「凛もにこちゃんも…μ'sのメンバーはみんな大切な友達だと思ってる!でも、あなたは違うの!私にとってあなたは…特別な存在なの!!」…

 

 

 

…「!!」…

 

 

 

…「あなたが私のことをどう思っていてもかまわない。でも私はあなたが大好きなの」…

 

 

 

…「真姫…ちゃん…」…

 

…「気が付かなかった?」…

 

…「ご、ごめんなさい…」…

 

…「謝らないで。そんなこと言われると…私が惨めになるだけだから…」…

 

…「いつから…」…

 

…「初めて教室で見かけた時からよ」…

 

…「えっ…」…

 

…「一目惚れってヤツ?運命の人に出逢った…って思ったわ。理由はよくわからないけど…女の勘ね…」…

 

…「信じられないよ…」…

 

…「私が嘘付くように見える?」…

 

…「う、ううん…そうじゃないけど…」…

 

…「じゃあ、そういうこと」…

 

…「でも花陽なんて…」…

 

…「『背も小さくて、声も小さくて、人見知りで…』とか言うつもり?そんなの関係ないわよ。そんなあなたを私が好きになったんだから、別にどうだっていいじゃない…」…

 

…「どうして…」…

 

…「人を好きになるのに、理由なんていらないでしょ!」…

 

…「でも、わたしは真姫ちゃんに、そんなことを言ってもらえるような人じゃないよ」…

 

…「あなたは自分の魅力に気付いてないの」…

 

…「自分の…魅力…」…

 

…「そう。私にないものを全部持ってるわ…」…

 

…「真姫ちゃんに…ないもの?…」…

 

 

 

…「ざっくり言えば…『やわらかさ』よ…」…

 

 

 

…「花陽は太ってるから…」…

 

 

 

…「違うわよ!そういう意味じゃないの!!」…

 

 

 

…「ぴゃあ!!」…

 

 

 

…「あ、ごめん…怒ってるわけじゃないから…」…

 

…「あ、ううん…私こそ…」…

 

…「えっと…なんて言うのかしら…その適度にふくよかな体型と…何でもおいしそうに食べる笑顔と…誰のことも受け入れる優しさと…そんなもの私は持ち合わせてないもの」…

 

 

 

…「つまりそれって、デブで大食いでトロいってことでしょ?」…

 

 

 

…「どうしてそうなるのよ!」…

 

 

 

…「うぅ…」…

 

 

 

…「いいわ!私がどれだけあなたのことが好きか、教えてあげる」…

 

 

 

…「ふぇ?」…

 

 

 

…「希が汚(けが)したその身体…私がきれいにしてあ・げ・る」…

 

 

 

…「へっ?へっ?ま、真姫ちゃん…ダメだよ、そんなこと!そんなことしたら真姫ちゃんが汚れちゃうよ!」…

 

…「あら?希には身体を許せて、私にはダメだと言うの?」…

 

…「そういうことじゃなくて…」…

 

…「いいじゃない…お互いに気持ちよくなりましょ?」…

 

…「真姫ちゃん…」…

 

…「花陽…」…

 

…「本当に…本当に…するの?…」…

 

…「何度も言わせないでよ…こんなこと…私だって…恥ずかしいんだから…」…

 

…「真姫ちゃん」… 

 

…「花陽…」…

 

…「あっ♡」…

 

 

 

 

 

…♡♡♡…

 

…♡♡♡…

 

 

 

 

 

…「花陽…」…

 

…「なぁに、真姫ちゃん」…

 

…「あなたの胸のやわらかさ…想像以上だったわ…」…

 

…「えへへ…お粗末さまです…」…

 

…「希が…そうしたくなるのも頷けるわね」…

 

…「そうなのかな…」…

 

…「できれば…その…ずっと触っていたい…んだけど…」…

 

…「へっ?」…

 

…「…なんて…」…

 

…「いいよ!」…

 

…「へっ?」…

 

…「真姫ちゃんなら…」

 

…「花陽…」…

 

…「その代わり…ふたりきりの時だけね♡…」…

 

…「あ、当たり前じゃない…」…

 

…「凛ちゃんには内緒だよ」…

 

…「口が裂けても言わないわよ!」…

 

…「えへへへ…」…

 

…「ふふっ…」…

 

 

 

…「じゃあ、今度は花陽が真姫ちゃんを気持ちよくする番だね?」…

 

 

 

…「な、なに言ってるの?…」…

 

…「だってさっき真姫ちゃん『一緒に』気持ちよくなろう…って」…

 

…「言ったかしら?」…

 

…「言ったよ」…

 

…「知らない」…

 

…「え~…それは許さないよ」…

 

…「花…陽?…」…

 

…「それとも、花陽にされるのは…いや?」…

 

 

 

…な、なにこれ…

 

…立場が逆転して…

 

 

 

…「あっ♡」…

 

…「真姫ちゃんの…ここ…準備万端だね…」

 

 

ちゅっ♡

 

 

…「あ…あなた…どこでそんな…」…

 

…「…秘密だよ…」…

 

…「希…希なの?」…

 

…「さぁ…」…

 

…「えっ…じゃあ…凛と…」…

 

…「…どうかな…」…

 

…「うそでしょ?にこちゃんと…」…

 

…「誰だっていいじゃん…」…

 

 

 

「あっ♡…ん…ん…んふ…あぁ♡…」

 

 

 

 

…♡♡♡…

 

 

 

 

 

…気が付くと、スマホのアラームが鳴っていた…

 

 

 

「…朝?…」

 

 

 

…また花陽にイかされてしまった…

 

…今日も一日、集中できそうもないわね…

 

 

 

 

~つづく~

 

この作品の内容について

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