※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.2】僕らのバイブ 君との愛撫   作:スターダイヤモンド

20 / 24
にこの葛藤 その4

 

 

 

 

 

にこは目を開けながら

「夢!?」

と、こういう場面では定番のセリフを口にした。

 

「なんなのよ!?」

 

海未ではないが、思わず「破廉恥です!」と言いたくなるような内容。

しかも身内が後輩を辱しめていた。

 

上体を起こして、薄暗がりの中、あたりをゆっくり見渡すが、当然のことながら、そこは浴室でもなければ、裸になった妹弟(きょうだい)もいない。

いつもの『にこの部屋』だった。

 

違うことと言えば、花陽が隣で寝ていることくらいだ。

…とは言え、もちろん、夢で見たような裸ではない。

にこから借りたトレーナーの上下をちゃんと身に付け、ドギマギとしている彼女を尻目に熟睡している。

 

「…アンタを妹にするのは、一旦保留にするわ…」

 

にこは寝ている花陽に一言呟くと、再び、身体を横にして、目を閉じた。

いくら寝起きが良い方だとはいえ、何度も『くだらない夢』で起こされるのは不本意なことである。

特に『寝不足は美容の敵』と考えている彼女なら尚更だ。

 

「もう、こんなおかしなことで起きないんだからから」

と宣言すると「お休みなさ~い」と目を瞑った。

 

 

 

…と、その刹那…

 

 

 

にこから、大きな呼吸音が聴こえてきた。

即落ち。

のび太くん並みの早業である。

それだけ、強烈な睡魔が彼女を襲ったのだろう。

 

 

 

すると…にこの頭の中で、またも誰がシナリオを書いているのかわからない、先行き不明なドラマの放映が始まったのだった。

 

 

 

…

 

 

 

「はなよねぇたん…」

 

「どうしたの?」

 

「はなよねぇたんのぱいぱいみてたら、おちんちんが…」

 

「ぴゃあ!…破裂しそうなくらいパンパンに膨れてるよぅ…」

 

「なんか…おしっこでそう…」

 

「どうしよう、にこちゃん!」

 

「なんでアタシに振るのよ!」

 

「だって、にこちゃんの弟だよ!にこちゃんがなんとかしないと…」

 

「知らないわよ!だいたい、アンタが素っ裸でそんなモノを出してるのが悪いんでしょ?」

 

「そんなモノと言われても…まぁ、にこちゃんよりは遥かに大きいことは否定しませんが…」

 

「遥かに…って何よ!」

 

「こんなに、ちっちゃい子でも、おちんちんって硬くなるんですねぇ」

 

「そうみたいね。アタシも初めて見たわ」

 

「にこちゃん見ても、ならないの?」

 

「当たり前でしょ!姉弟なんだから」

 

「…へ、へぇ…そうなんだぁ…」

 

「文句ある?」

 

「いえ、別に…」

 

「ねぇたん…おちんちん…」

 

「おしっこしたら収まるんじゃない?トイレに行ってきなさいよ!」

 

「いってきたけど…おしっこ、でなかった…」

 

「…とのことです…」

 

「尿意と性的な興奮は違うということなのね」

 

「みたいですね。う~ん…どうしましょう?」

 

「要は虎太郎(こた)が『無の境地』になればいいのよ。心頭滅却すればなんとか…みたく」

 

「海未ちゃんみたいなことを言いますね…って虎太郎の年齢にそれを望みますか?」

 

「いや、そもそもアンタが服を着れば収まるんじゃ…」

 

「自分の身体に自信がないからって、花陽のせいにするとは…」

 

「チッ!悔しいけどなぜか反論できない…」

 

「…だとすると、虎太郎くんの興奮を鎮めるには、アレしかありませんね」

 

「アレ?」

 

 

 

「射精です!」

 

 

 

「こらぁ!」

 

 

 

「へっ?」

 

 

 

「スクールアイドルにあるまじき言葉!それに、それこそ虎太郎(こた)の年齢でそんなこと出来ないから」

 

「…でしたっけ?」

 

「精通するのは、中学生くらいになってからでしょ」

 

「にこちゃんの口から精通などという単語を聴くとは…スクールアイドルにあるまじき言葉ですね!」

 

「ぶっとばすわよ!」

 

「ですが、射精できるかどうか、やってみないとわかりません!ファイトだよ!です」

 

「はぁ、なに言ってるの?」

 

「問題は、虎太郎くんをどうやって射精に導くか…ですが…」

 

「勝手に話を進めないでよ」

 

「まずは手でシコシコしてあげる…というのが定石かと思いますが」

 

「そうなの?」

 

「しかしながら、私たちは経験がないので力加減がわかりません。虎太郎くんが痛いと感じたら、性的興奮は失せてしまいます」

 

「それでいいんじゃないの?」

 

「そこで!お口でナメナメしてあげる…とも考えたのですが…」

 

「聴け!」

 

「やはり男性のモノをいきなり舐めるというのは抵抗があります」

 

「素っ裸でいることに抵抗はないのね…」

 

「ではどうしたらよいか?」

 

「だ~か~ら~…放っておけば、そのうち収まるんじゃないの!」

 

「放置プレイとは…いきなりレベルが高過ぎるかと」

 

「じゃあ、どうするのよ!?」

 

 

 

「パイズリです!」

 

 

 

「ぶっ!」

 

 

 

「虎太郎くんはまだ、子供です。子供にとって女性にもっとも魅力を感じる部位と言えば…おしりやアソコではありません。やっぱり、おっぱいなんです!つまりは、柔らかなおっぱいに挟んであげてこそ、虎太郎くんを快楽に導いてあげることが出来るのです!」

 

「なんかわからないけど…そう言われれば、そんな気がしてきたわ…」

 

 

 

「さぁ、にこちゃん…やってみましょう!」

 

 

 

「はぁ?アタシが?」

 

 

 

「アイドルはみんなを笑顔にするのが仕事です。弟さんひとり笑顔に出来なくてどうするんですか!」

 

 

 

「花陽…そうね!その通りだわ!さぁ、虎太郎(こた)、お姉ちゃんの胸に、おちんちんをくっつけてみなさい」

 

「お~…」

 

「じぁあ…いくわよ!」

 

 

 

「…」

 

「…」

 

「…」

 

 

 

「はぁ…子供のちっちゃいおちんちんすら挟めませんでしたか…まぁ、予想通りですが」

 

 

 

「おい!!」

 

 

 

 

 

~つづく~

 

 

この作品の内容について

  • 楽しい
  • エロい
  • 普通
  • 抜けない
  • つまらない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。