【ラブライブ μ's物語 Vol.2】僕らのバイブ 君との愛撫 作:スターダイヤモンド
にこは目を開けながら
「夢!?」
と、こういう場面では定番のセリフを口にした。
「なんなのよ!?」
海未ではないが、思わず「破廉恥です!」と言いたくなるような内容。
しかも身内が後輩を辱しめていた。
上体を起こして、薄暗がりの中、あたりをゆっくり見渡すが、当然のことながら、そこは浴室でもなければ、裸になった妹弟(きょうだい)もいない。
いつもの『にこの部屋』だった。
違うことと言えば、花陽が隣で寝ていることくらいだ。
…とは言え、もちろん、夢で見たような裸ではない。
にこから借りたトレーナーの上下をちゃんと身に付け、ドギマギとしている彼女を尻目に熟睡している。
「…アンタを妹にするのは、一旦保留にするわ…」
にこは寝ている花陽に一言呟くと、再び、身体を横にして、目を閉じた。
いくら寝起きが良い方だとはいえ、何度も『くだらない夢』で起こされるのは不本意なことである。
特に『寝不足は美容の敵』と考えている彼女なら尚更だ。
「もう、こんなおかしなことで起きないんだからから」
と宣言すると「お休みなさ~い」と目を瞑った。
…と、その刹那…
にこから、大きな呼吸音が聴こえてきた。
即落ち。
のび太くん並みの早業である。
それだけ、強烈な睡魔が彼女を襲ったのだろう。
すると…にこの頭の中で、またも誰がシナリオを書いているのかわからない、先行き不明なドラマの放映が始まったのだった。
…
「はなよねぇたん…」
「どうしたの?」
「はなよねぇたんのぱいぱいみてたら、おちんちんが…」
「ぴゃあ!…破裂しそうなくらいパンパンに膨れてるよぅ…」
「なんか…おしっこでそう…」
「どうしよう、にこちゃん!」
「なんでアタシに振るのよ!」
「だって、にこちゃんの弟だよ!にこちゃんがなんとかしないと…」
「知らないわよ!だいたい、アンタが素っ裸でそんなモノを出してるのが悪いんでしょ?」
「そんなモノと言われても…まぁ、にこちゃんよりは遥かに大きいことは否定しませんが…」
「遥かに…って何よ!」
「こんなに、ちっちゃい子でも、おちんちんって硬くなるんですねぇ」
「そうみたいね。アタシも初めて見たわ」
「にこちゃん見ても、ならないの?」
「当たり前でしょ!姉弟なんだから」
「…へ、へぇ…そうなんだぁ…」
「文句ある?」
「いえ、別に…」
「ねぇたん…おちんちん…」
「おしっこしたら収まるんじゃない?トイレに行ってきなさいよ!」
「いってきたけど…おしっこ、でなかった…」
「…とのことです…」
「尿意と性的な興奮は違うということなのね」
「みたいですね。う~ん…どうしましょう?」
「要は虎太郎(こた)が『無の境地』になればいいのよ。心頭滅却すればなんとか…みたく」
「海未ちゃんみたいなことを言いますね…って虎太郎の年齢にそれを望みますか?」
「いや、そもそもアンタが服を着れば収まるんじゃ…」
「自分の身体に自信がないからって、花陽のせいにするとは…」
「チッ!悔しいけどなぜか反論できない…」
「…だとすると、虎太郎くんの興奮を鎮めるには、アレしかありませんね」
「アレ?」
「射精です!」
「こらぁ!」
「へっ?」
「スクールアイドルにあるまじき言葉!それに、それこそ虎太郎(こた)の年齢でそんなこと出来ないから」
「…でしたっけ?」
「精通するのは、中学生くらいになってからでしょ」
「にこちゃんの口から精通などという単語を聴くとは…スクールアイドルにあるまじき言葉ですね!」
「ぶっとばすわよ!」
「ですが、射精できるかどうか、やってみないとわかりません!ファイトだよ!です」
「はぁ、なに言ってるの?」
「問題は、虎太郎くんをどうやって射精に導くか…ですが…」
「勝手に話を進めないでよ」
「まずは手でシコシコしてあげる…というのが定石かと思いますが」
「そうなの?」
「しかしながら、私たちは経験がないので力加減がわかりません。虎太郎くんが痛いと感じたら、性的興奮は失せてしまいます」
「それでいいんじゃないの?」
「そこで!お口でナメナメしてあげる…とも考えたのですが…」
「聴け!」
「やはり男性のモノをいきなり舐めるというのは抵抗があります」
「素っ裸でいることに抵抗はないのね…」
「ではどうしたらよいか?」
「だ~か~ら~…放っておけば、そのうち収まるんじゃないの!」
「放置プレイとは…いきなりレベルが高過ぎるかと」
「じゃあ、どうするのよ!?」
「パイズリです!」
「ぶっ!」
「虎太郎くんはまだ、子供です。子供にとって女性にもっとも魅力を感じる部位と言えば…おしりやアソコではありません。やっぱり、おっぱいなんです!つまりは、柔らかなおっぱいに挟んであげてこそ、虎太郎くんを快楽に導いてあげることが出来るのです!」
「なんかわからないけど…そう言われれば、そんな気がしてきたわ…」
「さぁ、にこちゃん…やってみましょう!」
「はぁ?アタシが?」
「アイドルはみんなを笑顔にするのが仕事です。弟さんひとり笑顔に出来なくてどうするんですか!」
「花陽…そうね!その通りだわ!さぁ、虎太郎(こた)、お姉ちゃんの胸に、おちんちんをくっつけてみなさい」
「お~…」
「じぁあ…いくわよ!」
「…」
「…」
「…」
「はぁ…子供のちっちゃいおちんちんすら挟めませんでしたか…まぁ、予想通りですが」
「おい!!」
~つづく~
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