【ラブライブ μ's物語 Vol.2】僕らのバイブ 君との愛撫 作:スターダイヤモンド
「…花陽ちゃん…大丈夫?…」
希が…かろうじて呼吸はしているものの…『あられもない姿』で、横たわったままピクリとも動かない彼女に声を掛けた。
しかし、返事はない。
変わりに数回、小さく首を横に振った。
室内は暗い。
それでもカーテンの隙間か漏れる月明かりのお陰で、何となく気配はわかる。
「ふふふ…ちょっと刺激、強すぎたんかな?」
花陽は無言で頷いた。
「さて…どないしよ?これからが『サビ』なんやけど…終わりにする?」
「…」
「やめる、やめない…どっちかなぁ?」
そう言いながら、希の手が先ほどまで花陽を快感へと導いた、敏感なところに触れた。
「うひゃあ!!」
弾かれるようにして、希にしがみつく花陽。
「むふっ…まだ、元気やん」
「…うぅ…希ちゃん…意地悪です…」
「だって、返事がないんやもん!まぁ、ダメって言っても、続けちゃうんやけど…」
「…うぅ…」
「だって…花陽ちゃんのここ…エッチなおツユ…まだいっぱい出てくるんやない?」
希が花陽の秘部に、指の先端を軽く差し込むと「にゅぷ」と液体が染み出る音がした。
「あふっ!!」
くちゅ…ちゅぷ…にゅちゅ…
希の指が、溝に沿ってゆっくり上下すると、その動きに合わせ、淫らな音が追いかけてくる。
「…あぅぅぅうぅぅぅ…の、希ちゃん…」
「ん?」
「…す、少し…休憩…したい…です…花陽…変に…なりそう…で…」
「ウチは花陽ちゃんを、もっともっと変にさせたいんやけどなぁ…せやけど、夜は長いし…そやね、ちょっと、お休みにしよっか?」
「…はい…」
「よいしょ…」
「えっ?」
花陽に右側に添い寝していた希が、彼女に覆い被さり、上から抱き締める。
2人の豊かな胸が重なり合い、むぎゅっと押し潰された。
「身体が冷えると感度が鈍くなるんよ。エッチに冷えは大敵やからね…」
「…希ちゃん…」
花陽も両の腕を希の背中に廻し、ギュッと力を込めた。
いや、それだけでなく…両の脚も、希の腰のあたりに絡み付いてきた。
「花陽ちゃん!?」
「…だって、それじゃあ、希ちゃんが冷えちゃうから…」
「あ~ん、もう!いちいち可愛いんやから!」
希はそう言うと、花陽の唇に何度も何度もキスをした。
「…ウチのこと…変態やと思ってるやろ?」
「…えっと…その…」
「花陽ちゃん、人間の三大欲求って何だか知ってる?」
「へっ?いきなり…ですか?…確か…食欲と…睡眠欲と…」
「性欲…やろ?」
「…はぁ…」
「そうやねぇ…μ'sで言ったら…食欲代表が花陽ちゃん、睡眠欲代表が穂乃果ちゃん、最後は…ウチが代表ってとこやろか」
「…食欲の代表…なんか恥ずかしいです…」
「どれも人が人らしくあるために、とっても大事なことなんよ」
「まぁ、そうですが…」
「だから、ウチが花陽ちゃんにエッチなことをしたくなるのも、極々、当然のことやと思うんや。そして、花陽ちゃんがウチに負けず劣らずエッチなやってこともね」
「うぅ…」
幾度もエッチだと言われ、花陽はリアクションに困った。
それを悟って
「大丈夫、花陽ちゃんやってお年頃なんやから、極めて健全な証拠やって。それに…女の子同士やったら、子供もでけへんし…スクールアイドルとして『操(みさお)』も守ってるわけやし」
と希。
「それはそうだけど…」
「もしかしたら凛ちゃんも真姫ちゃんも、花陽ちゃんとエッチなことしたいなぁ…って思ってるかも」
「ひゃあ!!そ、そんなこと…」
「ないとは言えなやない?」
「そ、そうなのかな?」
「でも今は…今だけは…ウチだけの花陽ちゃんでいてほしいんや…」
「希ちゃん…」
ずっと希のことは大人の女性だと見ていた。
ちょっぴり悪戯好きだけど…優しくて、面倒見が良くて、心に余裕があって…グラマラスで…エッチで…
でも今の彼女は違う。
寂しがりやで、わがままで、壊れそうなくらい脆い。
ついさっきまでは、とても考えられなかったこと。
まさか自分が甘えられる立場になるなんて、想像もしていなかった。
だけど、その背景を知ったら、この状況がイケないことだと思えなかった。
むしろ、これくらいのことで希の心の闇を救えるのなら…それができるのが自分だというのであれば…希の想いをまっすぐに受け入れようと思った。
だから…
「希ちゃん」
「ん?」
「いっぱいしていいですよ!希ちゃんのしたいこと、いっぱい、いっぱい!」
「花陽ちゃん…」
「今日の花陽は、希ちゃんの貸切りです」
「花陽ちゃん…」
「その替わり、絶対みんなには内緒ですよ!?」
「うん、うん」
「絶対、絶対ですよ!」
「花陽ちゃん…大好きや!」
「はい!花陽も大好きです!」
2人はお互い腕に力を込め抱きしめ合い、長い間唇を重ねた。
「…続き…してもいい?」
「でも、痛いのはダメですよ…」
「うん、そやね…」
そう言うと希の唇と舌は…ゆっくり時間を掛けながら花陽の胸へと流れ、その硬くなった頂点を経由して、腹部へ移ってきた。
そして次の瞬間…
「あっ!!そこは…」
花陽の両手が思わず希の頭を掴んだ…。
~つづく~
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