※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.2】僕らのバイブ 君との愛撫   作:スターダイヤモンド

4 / 24
希の欲望 その4

 

 

「…花陽ちゃん…大丈夫?…」

 

希が…かろうじて呼吸はしているものの…『あられもない姿』で、横たわったままピクリとも動かない彼女に声を掛けた。

 

しかし、返事はない。

 

変わりに数回、小さく首を横に振った。

 

室内は暗い。

 

それでもカーテンの隙間か漏れる月明かりのお陰で、何となく気配はわかる。

 

「ふふふ…ちょっと刺激、強すぎたんかな?」

 

花陽は無言で頷いた。

 

 

 

「さて…どないしよ?これからが『サビ』なんやけど…終わりにする?」

 

 

 

「…」

 

 

 

「やめる、やめない…どっちかなぁ?」

 

そう言いながら、希の手が先ほどまで花陽を快感へと導いた、敏感なところに触れた。

 

 

 

「うひゃあ!!」

 

弾かれるようにして、希にしがみつく花陽。

 

 

 

「むふっ…まだ、元気やん」

 

「…うぅ…希ちゃん…意地悪です…」

 

「だって、返事がないんやもん!まぁ、ダメって言っても、続けちゃうんやけど…」

 

「…うぅ…」

 

「だって…花陽ちゃんのここ…エッチなおツユ…まだいっぱい出てくるんやない?」

 

希が花陽の秘部に、指の先端を軽く差し込むと「にゅぷ」と液体が染み出る音がした。

 

 

 

「あふっ!!」

 

 

くちゅ…ちゅぷ…にゅちゅ…

 

 

希の指が、溝に沿ってゆっくり上下すると、その動きに合わせ、淫らな音が追いかけてくる。

 

「…あぅぅぅうぅぅぅ…の、希ちゃん…」

 

「ん?」

 

「…す、少し…休憩…したい…です…花陽…変に…なりそう…で…」

 

「ウチは花陽ちゃんを、もっともっと変にさせたいんやけどなぁ…せやけど、夜は長いし…そやね、ちょっと、お休みにしよっか?」

 

「…はい…」

 

「よいしょ…」

 

「えっ?」

 

花陽に右側に添い寝していた希が、彼女に覆い被さり、上から抱き締める。

 

2人の豊かな胸が重なり合い、むぎゅっと押し潰された。

 

「身体が冷えると感度が鈍くなるんよ。エッチに冷えは大敵やからね…」

 

「…希ちゃん…」

 

花陽も両の腕を希の背中に廻し、ギュッと力を込めた。

 

いや、それだけでなく…両の脚も、希の腰のあたりに絡み付いてきた。

 

「花陽ちゃん!?」

 

「…だって、それじゃあ、希ちゃんが冷えちゃうから…」

 

「あ~ん、もう!いちいち可愛いんやから!」

 

希はそう言うと、花陽の唇に何度も何度もキスをした。

 

 

 

 

「…ウチのこと…変態やと思ってるやろ?」

 

「…えっと…その…」

 

「花陽ちゃん、人間の三大欲求って何だか知ってる?」

 

「へっ?いきなり…ですか?…確か…食欲と…睡眠欲と…」

 

「性欲…やろ?」

 

「…はぁ…」

 

「そうやねぇ…μ'sで言ったら…食欲代表が花陽ちゃん、睡眠欲代表が穂乃果ちゃん、最後は…ウチが代表ってとこやろか」

 

「…食欲の代表…なんか恥ずかしいです…」

 

「どれも人が人らしくあるために、とっても大事なことなんよ」

 

「まぁ、そうですが…」

 

「だから、ウチが花陽ちゃんにエッチなことをしたくなるのも、極々、当然のことやと思うんや。そして、花陽ちゃんがウチに負けず劣らずエッチなやってこともね」

 

「うぅ…」

 

幾度もエッチだと言われ、花陽はリアクションに困った。

 

それを悟って

「大丈夫、花陽ちゃんやってお年頃なんやから、極めて健全な証拠やって。それに…女の子同士やったら、子供もでけへんし…スクールアイドルとして『操(みさお)』も守ってるわけやし」

と希。

 

「それはそうだけど…」

 

「もしかしたら凛ちゃんも真姫ちゃんも、花陽ちゃんとエッチなことしたいなぁ…って思ってるかも」

 

「ひゃあ!!そ、そんなこと…」

 

「ないとは言えなやない?」

 

「そ、そうなのかな?」

 

 

 

「でも今は…今だけは…ウチだけの花陽ちゃんでいてほしいんや…」

 

 

 

「希ちゃん…」

 

 

 

ずっと希のことは大人の女性だと見ていた。

 

ちょっぴり悪戯好きだけど…優しくて、面倒見が良くて、心に余裕があって…グラマラスで…エッチで…

 

でも今の彼女は違う。

 

寂しがりやで、わがままで、壊れそうなくらい脆い。

 

ついさっきまでは、とても考えられなかったこと。

 

まさか自分が甘えられる立場になるなんて、想像もしていなかった。

 

だけど、その背景を知ったら、この状況がイケないことだと思えなかった。

 

むしろ、これくらいのことで希の心の闇を救えるのなら…それができるのが自分だというのであれば…希の想いをまっすぐに受け入れようと思った。

 

 

 

だから…

 

 

 

「希ちゃん」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

「いっぱいしていいですよ!希ちゃんのしたいこと、いっぱい、いっぱい!」

 

 

 

「花陽ちゃん…」

 

 

 

「今日の花陽は、希ちゃんの貸切りです」

 

 

 

「花陽ちゃん…」

 

「その替わり、絶対みんなには内緒ですよ!?」

 

「うん、うん」

 

「絶対、絶対ですよ!」

 

 

 

「花陽ちゃん…大好きや!」

 

「はい!花陽も大好きです!」

 

2人はお互い腕に力を込め抱きしめ合い、長い間唇を重ねた。

 

 

 

「…続き…してもいい?」

 

「でも、痛いのはダメですよ…」

 

「うん、そやね…」

 

そう言うと希の唇と舌は…ゆっくり時間を掛けながら花陽の胸へと流れ、その硬くなった頂点を経由して、腹部へ移ってきた。

 

 

 

そして次の瞬間…

 

 

 

「あっ!!そこは…」

 

花陽の両手が思わず希の頭を掴んだ…。

 

 

 

 

 

~つづく~

 

この作品の内容について

  • 楽しい
  • エロい
  • 普通
  • 抜けない
  • つまらない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。