※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.2】僕らのバイブ 君との愛撫   作:スターダイヤモンド

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Can't stop lov'ing you! ~花陽ちゃんへの愛が止まらない~
ともだち(真姫編)第19話~第36話までの『裏ストーリー』です。





真姫と花陽
真姫の妄想 その1


 

…なんで私が隠れなきゃいけないのよ!…

 

 

 

新宿の大型書店で『希』と『花陽』の姿を見かけた『真姫』は、思わず彼女たちの死角へと移動した。

 

 

 

とある土曜日。

午前中の練習を終えた真姫は、一旦帰宅して、昼食を摂り、ひとしきり休憩すると、運転手付きの車に乗って新宿までショッピングに来ていた。

 

そして…

 

デパートでアクセサリーなどを買ったあと『ビルまるごと書店』というこの場所で、医学書を探している時に、彼女たちの姿を目撃したのだった。

 

 

 

…確かに…

 

…ふたりで買い物に行く約束はしてたけど…

 

 

 

…『花陽の胸のサイズが大きくなった』…っていう話題が出た時に、希が「ブラ買いに行くんやったら、ウチが付き合ってあげる」ってなって…

 

…でも、その瞬間、私の中で、すごく嫌な予感がしたの…

 

 

 

…『花陽が汚(けが)される…』…

 

 

 

…そう思ったわ…

 

 

 

…だって相手は、初対面の私の胸を、許可なくいきなり揉むような人なのよ…

 

…心配しない方がおかしいじゃない!…

 

 

 

…希は、そんな私の気持ちを見透かしたかのように「心配なら、真姫ちゃんも一緒に来たらいいやん?」なんて言ったけど…

 

 

 

…冗談じゃない!…

 

 

 

…そんなとこに、のこのこ行ったら、私が惨めになるだけでしょ!…

 

 

 

…えっ?なんで惨めになるか…って?…

 

…察してよ、そんなこと!…

 

…にこちゃんとか凛と行く…っていうなら、別に構わないけど…

 

 

 

…そ、そもそも、ブラなんて人に選んでもらうものじゃないでしょ!…

 

 

 

…花陽も花陽よ!…

 

…目をキラキラさせちゃって「いいの!?」なんて!…

 

…まぁ、あの娘の性格上、そうなるのは仕方ないことなんだけど…

 

…それだけに希と一緒っていうのが、気になっちゃうわ…

 

 

 

…あれは『アンジェリーナ アンジェリーナ』の紙袋?…

 

…そこなら私も知ってる…

 

…行ったことはないけど、そこそこ有名なランジェリーショップよね?…

 

…希くらいのサイズになると、そういった専門店じゃないと、間に合わないのかしら…

 

 

 

…紙袋を持ってる…っていうことは、もう買い物は終わったのね?…

 

…花陽はどんなブラを選んだの?…

 

 

 

…なんて…

 

 

 

…花陽だもの、きっと白のノーマルなモノに決まってるわ…

 

…サイズが合わなくなっただけなんだから…

 

 

 

…でも…

 

 

 

…希のことだから…

 

…「この紫の総レースなんて似合うんちゃう?」…

 

…「にひっ!ウチとお揃いやん!」…

 

…とか言ってそう…

 

 

 

…いや、似合わないから!…

 

…そんなのを着けて許されるのは…希以外なら…私と絵里くらいかしら…

 

 

 

…花陽なら…そうね…

 

…百歩譲って、パステルカラーなら許してあげるわ…

 

…あなたにヴィヴィッドなカラーなんて不釣り合いよ…

 

 

 

…あぁ、本当は私が選んであげたいのに…

 

 

 

…って花陽のことだから、臆面もなく「ねぇねぇ、真姫ちゃん!これね、希ちゃんが選んでくれたブラなんだよ!」なんて、見せつけて来るのかしら…

 

…そんな時、私はどんな顔をして、その『凶悪な武器』を見ればいいのよ…

 

…普段、着替えてる時さえ、目の遣り場に困ってるのに…

 

 

 

…そういえば、どうしてここにいるのかしら…

 

…ふたりで何の本を探しているの?…

 

 

 

…なんか、いい雰囲気ね…

 

 

 

…私にもあんな顔をして、一緒に買い物してくれるのかしら…

 

 

 

 

…このあとはどうするの?…

 

…真っ直ぐ家に帰る?…

 

…食事くらいわするわよね?…

 

…希も食べることに興味がないわけじゃないし…

 

 

 

…そうしたら?…

 

 

 

…「ウチの家に寄ってく?」…

 

…「えっ!?でも…」…

 

…「今日は両親、出掛けていないんよ」…

 

…「はぁ…」…

 

 

 

…みたいな?…

 

 

 

…「花陽ちゃん!」…

 

…「ぴゃあ!」…

 

…「よいではないか!よいではないか!」…

 

…「希さま、ご無体を…」…

 

…「そりゃあ~」…

 

…「あれぇ~…」…

 

 

 

「きゃあ!!」

 

 

 

…ば、ばか!…

 

…大きな声を出しちゃったじゃない!!…

 

…恥ずかしい…

 

…周りの人に変な目で見られちゃったわ!…

 

 

 

…でも…

 

 

 

…あり得ないから!…

 

…花陽に限ってそんなこと…

 

…希にだって絵里がいるんだし…

 

 

 

…って、ふたりはどこに行ったのよ!?…

 

…見失ったわ…

 

…探す?…

 

…この店内を?…

 

 

 

…はぁ…

 

…真姫、あなたなに考えてるのよ…

 

…それじゃあ、まるでストーカーじゃない…

 

…下手に歩き回って『鉢合わせ』なんてことになったら、目も当てられないわ…

 

 

 

…さっさと目的の本を見つけて帰りましょ…

 

 

 

…大丈夫!…

 

…花陽はそういう娘じゃないんだから…

 

 

 

 

 

しかし、その晩…

 

 

 

真姫のイヤな予感は的中する…。

 

希の部屋で、ふたりは熱く、激しい時間を過ごしていた。

 

 

 

もちろん彼女は、その事実を知らないのであるが…。

 

 

 

 

~つづく~

 

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