※この作品はR-18です。

【ラブライブ μ's物語 Vol.2】僕らのバイブ 君との愛撫   作:スターダイヤモンド

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真姫の妄想 その2

 

 

 

…はぁ…

 

…眠れない…

 

 

 

希と花陽が濃密な時を重ねているその頃…そんなこととは露知らず…しかし真姫はベッドの中で何度も寝返りを打っていた。

 

 

 

…今、何時なの?…

 

…もう!…

 

…日付変わってるじゃない!…

 

…今日も朝から練習があるのに…

 

 

 

真姫は、必死に気を落ち着かせ目を瞑るが、その度に浮かんでくるのは…希と花陽…の胸元。

 

 

 

いや、実を言えば、帰宅途中…つまり車の中にいるときから『ふたりの凶器』は、真姫の意思とは無関係に、チラチラと脳裏に映り込んでいた。

それは『コマ数の粗いサブリミナル広告』と言ってもよかった。

数秒間に一度は、画像として差し込まれてくるのだ。

 

 

 

悶々としながら摂った夕食は、味などまったくわからずに…気が付いたら食べ終えていた…そんな感じだった。

 

少しでも雑念を振り払おうと、いつもよりも熱めのお湯でシャワーを浴びたが…逆に自分の胸元に目がいってしまい…なんとも言えない虚無感に襲われてしまう。

 

 

 

…なによ!…

 

…私だって、決してスタイルが悪いワケじゃなんだから!…

 

 

 

そう思えば思うほど『だからこそ』もう少しだけ胸があれば…と思ってしまう。

 

 

 

…そうすれば…

 

…真姫ちゃん、カンペキ、かきくけこ!…

 

 

 

…なのに…

 

 

 

…って、真姫、あなた、なに考えてるのよ…

 

 

 

…バカみたい…

 

 

 

しばし鏡に自分の姿態を映し眺めていたが…少し思考回路が狂ってることに気付き、自嘲した…。

 

 

 

そして、そんな想いを引き摺りながら、ベッドに入ったものの…もう2時間近く『うだうだ』していたのだ。

 

 

 

もちろん、真姫の家業を考えれば、睡眠薬を服用することなど容易(たやす)いことである。

 

だが、依存症になるのは怖い。

下手に知識があるだけに、そういったものは安易に使用したくなかった。

 

 

 

…そうよ、こういう時は無理に寝ようとするから、ダメなのよ…

 

…眠くなるまで待てばいいんだわ…

 

 

 

…次の曲のイメージでもしてれば、そのうち…

 

 

 

そうして真姫は上半身を起こすと、枕を抱きかかえ、そのまま顔を押し付けた。

 

 

 

…なるべくリラックスできる体勢で…

 

…これって…胎児のポーズだったかしら?…

 

 

 

真姫はそのまま、ごろりと横になった。

 

 

 

…あら、わりと気持ちいいじゃない…

 

 

 

…!!…

 

 

 

…このまま、枕を抱きしめて寝るのも悪くないかも…

 

 

 

真姫はそんなことを思い付き、なんの気なしに、その腕に力を込めた。

 

 

 

…抱き枕?…

 

…花陽も抱き締めたら、こんな、感じなの?…

 

 

 

…あなたの胸に顔を埋(うず)めたら…

 

…気持ち良く眠れるのかしら…

 

 

 

…なに、言ってるのよ!…

 

…真姫、あなたは『甘えさせてあげる側の人間』で『甘える側』じゃないじゃない!…

 

…ましてや、それが花陽だなんて…

 

 

 

…でも…

 

 

 

…あの娘と一緒にいると、気が休まるのも事実…

 

 

 

…そう…

 

…私はこんな性格だから、いつも肩肘張って生きてきた…

 

…誰かに守ってもらおうなんて、これっぽっちも思わなかったわ…

 

 

 

…私は弱き者を守る人間…

 

 

 

…それは昔も今も変わらない…

 

 

 

…だけど、あなたほど強くそう思った娘はいなかった…

 

 

 

…俗な言い方をすれば…

 

 

 

…一目惚れ…なのかしら…

 

 

 

…音ノ木坂に来て…私はこれを運命の出逢いだと感じたわ…

 

 

 

…そして、あなたは私の思った通り…

 

…気弱で…

 

…繊細で…

 

…優しくて…

 

…やわらかくて…

 

 

 

…凛がいなかったら、私はあなたをずっと抱き締めていたかも知れない…

 

 

 

…大丈夫…

 

…なにがあっても、私がいるから怖がらなくていいのよ…って…

 

 

 

…でも、誤算があったの…

 

 

 

…今はあの娘に抱き締めて欲しい…と思ってる自分がいる…

 

…ううん…

 

…そんなことをしてくれなくてもいいの…

 

…ただ、黙ってそばにいてくれるだけで…

 

…それだけでいい…

 

 

 

…あなたの「真姫ちゃん」と呼んでくれる、その笑顔が、トゲトゲとした私の心を癒してくれるの…

 

 

 

…それで満足…

 

 

 

 

 

…嘘つき…

 

 

 

 

 

…抱き締めたい…

 

…抱き締めてほしい…

 

 

 

…凛がいるから、叶わないことだ…って知ってるから…

 

…そんなこと、考えちゃいけないのに…

 

 

 

…ふたりの仲を裂くなんて嫌だもの…

 

 

 

…だけど…

 

 

 

…今日、希とふたりでいるところを見て、私の中の奥深いところに隠しておいた気持ちが呼び覚まされてしまったわ…

 

 

 

 

 

…あなたを…

 

…私のものにしたい…

 

 

 

 

 

…希とのデートが問題ないなら、私としても構わないのよね?…

 

…凛に気を遣わなくてもいいのよね?…

 

 

 

…それなら…

 

 

 

…いっぱい、美味しいものを食べてもらって…

 

…あなたの幸せそうな顔を、たっぶりと眺めたあと…

 

…私の部屋に誘って…

 

 

 

…そうしたら「ぴゃあ!…いいの?…」なんて戸惑いながら、泣きそうな顔で私を見るわ…

 

…「いいに決まってるじゃない!」…

 

…たぶん、私は照れながら…そう答えると思う…

 

 

 

…純真なあの娘の目をまっすぐ見られないし…

 

 

 

…部屋に連れてきたら…

 

…アイドルの話でも聴こうかしら…

 

…もちろん努力はするけど…9割方、理解できないかも知れない…

 

 

 

…それでも、いいの…

 

…あなたが愉しそうに語る表情を見るのが好きだから…

 

 

 

…だけど、あなたは途中で気付く…

 

…「あっ!ごめん!私ばかっり話しちゃって…」なんて、謝るの…

 

…そういうとこが、ダメなところ…

 

…優しすぎる、あなたの悪い癖…

 

 

 

…「そうね…じゃあ…罰として、そのお喋りな口を塞いじゃおうかしら」…

 

…花陽が「ぴゃあ!」と驚より早く、私は唇を重ねるの…

 

…だって、躊躇ってたら…

 

…一生出来ないもの…

 

…こういうのって、やっぱり、勢いが大切だと思うのよね…

 

 

 

…花陽は…

 

…泣くかしら…

 

 

 

…泣くわね…

 

 

 

…「…真姫ちゃん…どうして…」…

 

…そう言って、ぽろぽろと涙を流すわ…

 

…きっと…

 

 

 

…その顔を見たら…

 

…私は、もっと苛めたい衝動に駆られるかも知れない…

 

 

 

…ぷにぷにで…

 

…すべすべで…

 

…ふわふわした…

 

…食べ物が口に入ると、リスのように頬が膨らむ、この可愛い生き物を…

 

 

 

…私だけのものにするために…

 

 

 

…キスをしたら、どうするの?…

 

…「私のこと、好き?」って訊いてみる?…

 

…それとも…

 

…乱暴に押し倒してみる?…

 

 

 

…そうね…

 

 

 

…「好き?」って訊けば「好き」って答えるに決まってるに決まってるわ…

 

…それが『like』だとか『love』だとかはどうでもいいの…

 

…「好き」…

 

…私のことを好きでいてくれることが大事…

 

 

 

…そんなことはわかってるから…

 

 

 

…押し倒す…

 

…押し倒して…

 

…ブラウスのボタンを外すわ…

 

…一応、制服を着てる…っていう設定ね…

 

 

 

…現れたのは…

 

 

 

…その愛らしい小リスには、似つかわしくないほどの大きな膨らみ…

 

 

 

…その丘と丘には深い谷間があって…

 

…それを形作るのが…

 

 

 

…希がチョイスしたブラ…

 

…花陽には、およそ不釣り合いな…大人びた総レースの…紫色をしたブラ…

 

 

 

…私はそれを…

 

…捲りあげるの…

 

 

 

…だって耐えられないもの…

 

…希が選んだものを付けてるなんて…

 

 

 

…ぷるん…って…

 

…まるで滑らかなプリンのように…

 

…あの娘の胸が露出する…

 

 

 

…最初の合宿の時に、みんなでお風呂に入った時しか直(じか)には、見てないけど…

 

…私の目には今でも焼き付いてるわ…

 

 

 

…眩しいくらい真っ白で、驚くほど豊かな双丘…

 

…その先端には、小さくて薄いピンク色の突起物…

 

 

 

…「イヤだよ!真姫ちゃん!」…

 

…誰か助けてぇ…って、叫ぶかも…

 

…でも、誰も来ないわ…

 

…だって、ここは私の部屋なんだから…

 

 

 

…そう、凛でさえも、ここには立ち入れない…

 

 

 

 

 

…それから…

 

…それから…

 

 

 

…私は花陽をどうするつもり?…

 

 

 

…穴が開くほど見つめたあと…

 

…顔を埋(うず)めるのかしら…

 

 

 

…そして、希がいつもそうするように、それ鷲掴みにして…

 

 

 

「んあっ♡…」

 

 

 

…思わず自分のを触っちゃったわ…

 

 

 

…やっぱり、感触が全然違うのかしら?…

 

…大きい人は感度が鈍いっていうけど、貴方はどうなの?…

 

 

 

…こんな風に触られたら…

 

…気持ちよくなるの?…

 

 

 

「あっ♡…」

 

 

 

…なに、この感じ…

 

 

 

…疼(うず)く…

 

…身体が…

 

…っていうか…股間が…

 

 

 

…ヤダ!…

 

…真姫…あなた変態なの?…

 

…なんで…花陽で…

 

 

 

…ちょっと濡れてきちゃったかも…

 

 

 

…ごめん、花陽…

 

 

 

…そんなつもりじゃ…

 

…そんなつもりじゃないのに…

 

 

 

…うん、触って…

 

…そう…そこ…

 

 

 

「あっ♡…気持ちいい♡…」

 

 

 

…うん、指も…

 

…入っちゃった…

 

 

くちゅ

くちゅ

 

 

…違うの!…

 

…私が花陽にするのに…

 

 

くちゅ

くちゅ

くちゅ

 

ぐちゅ

ぐちゅ…

 

 

「…花陽♡…花陽♡…花陽♡♡♡…」

 

 

 

…「真姫ちゃ~ん♡!」…

 

 

 

「あぁ♡…好き♡好き♡好き♡…」

 

「んっ♡」

 

「…うぁっ♡…!!…イっ…く…」

 

 

 

…♡♡♡…

 

 

 

 

 

…気が付くと、スマホのアラームが鳴っていた…

 

 

 

「…朝?…」

 

 

…なんだかんだでグッスリ眠れたみたい…

 

 

 

…だけど…

 

 

 

…しばらく練習は集中できそうにないわね…

 

 

 

 

 

~つづく~

 

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