※この作品はR-18です。

艦隊これくしょん・絆の旋律   作:京勇樹

135 / 178
すいません、今話は非常に短いです


幕間 入学

三月中旬

初音島は一年中咲いてるから気付きにくいが、出会いと別れの季節であり、それは初音島の学校でも同じである。その日、優依は初音島の小学校。桜風(さくらかぜ)小学校に入学することになった。

その新年の挨拶の一人に、祐輔は初音島鎮守府の代表として壇上に立っていた。

 

『新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。在学生の皆さん、新学期を迎えられておめでとうございます。既にご存知の方々は多いと思いますが、僕は第一初音島鎮守府提督の榊原祐輔と申します。新入生の皆さんは新しい生活に胸を踊らせ、在学生の皆さんは新学期を迎え、もしかしたら、新しい出会いもあったでしょうか。これからの新学期を楽しく迎えられるように、全力で楽しんでください。学生の内は、勉強も遊ぶことも全力で楽しんでください。僕達軍人は、そんな皆さんが平和に過ごせるようにするのが務めです。まあ、長い話は皆さんを退屈にさせてしまうでしょうから、ここまでにします。榊原祐輔でした』

 

挨拶を短めに切り上げた祐輔は、壇上から降りた。そして暫くの間は関係者席に座っていたが、開会式が終わったらそこから離れて、軍服を脱いだ。

そして、優依のクラスに向かい

 

「すいません、失礼します。前通りますね」

 

他の生徒達の保護者達の間を通り、教室に入った。教師は優しそうな女性だった。何人かの親達は、祐輔に気付いて少々驚いている。だが、祐輔は口元に人差し指を立てているだけだ。

そして、新学期初日はクラスメイト達の自己紹介と先生の自己紹介。教科書渡しと時間割表の配布等で終わった。

そうして祐輔は、優依と一緒に帰宅していたのだが

 

「優依、学校は大丈夫そう?」

 

「まだよく分からないけど、楽しそう」

 

祐輔からの問い掛けに、優依は笑みを浮かべながら答えた。そんな優依の頭を優しく撫でながら

 

「何か嫌な事があったら、僕達や先生に相談するんだよ?」

 

「はい!」

 

祐輔のアドバイスに、優依は満面の笑みを浮かべながら頷いた。そんな優依に、祐輔は

 

(保護した時から、変わったな)

 

と思った。

保護した当初は、言動に幼さが感じられた。しかし、今となっては多少の幼さは残しつつも、明日奈に近い言動になっている。そこは、明日奈の教育の賜物だろう。

母親(明日奈)に似て、優秀な子なのだろう。

そして祐輔は、そんな優依の手を握って

 

「それじゃあ、帰ろうか。一緒にお母さんの居る鎮守府に」

 

「はい!」

 

二人は仲良く、鎮守府の家に向かって歩いた。

一時かもしれないが、こんな日常の平和が続いてほしいと祐輔は願った。

どういう話を書いてほしいですか

  • 戦闘多め
  • 日常多め
  • エロ多め
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。