機動戦士ガンダム MSV エリオット・レムの記憶 作:翔田美琴
激しい愛の交換をした後、エリオット・レムは地下室に姿を現す。
そして、儀式の前準備の昼間、レム夫妻に襲い掛かるは狂った性の饗宴だった。
まるで貪り合うように身体を重ねるレム夫妻。
目の前の愛妻はすっかり淫らな女性になり、以前にも増して夫の身体を情熱的に官能的に欲している。
銀色の月は、その美しく妖しく輝く銀髪を乱し、その彼女の希望通りに、自分という”快楽”に夢中にさせていく。
もう、彼女・・アネットには、エリオット・レムしか見えていない。
そして彼も、まるでもう一度、淫魔に取り憑かれたかの如く激しく愛妻を愛していた。
愛妻の聖域に彼の淫らな舌が入りこむ。そして、ねじ込んでその愛の蜜をじっくりと賞味する。
瞳を閉じて、鋭利な刃物みたいな鼻で花の芯を擦り、その独特の愛液の匂いが彼を後押しする。
もっと、もっと自分に、自分無しでいられなくしてあげる為に。
彼の細身の身体はしっとりと汗が滲んでいる。今は両膝を曲げてベッドの上で彼女の聖域に自分を・・自分の舌を絡ませている。
何時間でも愛することが出来る花びらだ。彼もまたそれだけになっていく。それだけに夢中になって・・そして悲鳴のような絶頂の叫びを上げる愛妻を抱きしめ、そして自分の愛を注ぎこんだ。
その激しい愛の交換をした深夜二時。
エリオット・レムはとある地下室に姿を見せた。宵闇の中・・妖しくその銀髪を輝かせて。残酷な微笑を浮かべて・・。
「お待ちしておりました。エリオット様。先程まで奥様と夜の営みをしていらしたのに、すっかり元気になってここまで足を運ぶとは大したお方だ」
「フフ・・。まるで、”呆れた精力”と言いたげだな。アズラエル?」
「そんな滅相もございません」
「・・・で?ここに私を呼んだのには、理由があるのだろう?」
「”儀式”に捧げる生贄の準備を兼ねてちょっとしたデモンストレーションをと思いまして、見世物をご用意しました」
そうやって、地下室の牢屋に閉じ込められていたのは、アリエルとアリシアがボンテージ姿で、鎖で繋がれ拘束されている光景だ。
その瞳は自我がない虚ろな輝きで、ただ茫然とその見事な身体を、胸と下半身を露出させて、手錠で拘束されていた。
エリオット・レムはそこでアズラエルを褒める。
氷の微笑を浮かべて、彼は彼女達を見ている。
「やるじゃないか?アズラエル?」
「まだまだこれからがいいところでございます」
そう言って、とある天井から吊るされた鎖を、上から下へ降ろすと・・奇妙な仮面を被った、上半身裸の屈強な男たちが何十人と現れ、鎖で拘束された彼女達を激しく犯し始めた。
己が欲望が赴くまま男たちが一斉に彼女達をレイプし始める。彼女達が悲痛な喘ぎ声をあげ犯される様子を、エリオット・レムは牢屋の壁に寄りかかり、腕を組み、まるで嘲笑うように見つめた。
男たちの野蛮な愛液が彼女達の綺麗な身体を汚していく。そしてその喘ぎ声は地下室から一晩中響いていた。
アレシアはそんな彼女達の悲痛な喘ぎ声を聴きながら・・庭に落ちる椿を見つめ、その木の下にしゃがみこんでいる。
椿の花が一輪、ぽろりと落ちると、彼女の手からすり抜けていった。
彼女は青味を帯びた紫色の瞳を、銀色に光る満月に近い月を見つめ、艶やかに囁いた。
「これで、もうすぐ・・私は・・生き返ることが出来る・・」
そして、儀式の朝が来た。眩しい太陽の光が彼の部屋に差す。
エリオット・レムが休む寝室に、昨夜までレイプされていたのをまるで覚えていない様子で、アリエルとアリシアが明るい声で彼の部屋に来た。
「旦那様~!起きてください~!朝ですよ~!」
「目を覚ましてください。旦那様」
「もう朝か。う~ん」
彼はベッドから起き上がると軽く背筋を伸ばして朝日を浴びる。よく晴れた日曜日の朝だった。
そこで彼女達はエリオットに大事な”儀式”の前準備を整えるように促す。
「今日は太陽の光と清めの水を浴びていただく予定になっております。こちらにお着替えください」
アリエルが取り出したのは水着だった。彼はそこで素朴な疑問をする。
「まさか、君たち。私が目の前で服を脱いでいる姿が見たいわけではないだろうね?」
「そ、そんな滅相もございません」
「でも、なんとなーく見てみたいかも知れませんけど~」
「そうやって、服を脱いだ所で、抱かれようとしているんじゃないか?」
「旦那様がそれをお望みなら、私はいつでも・・」
「わたしも・・です」
そうして、二人のメイドは、メイド服を脱ぎ下着姿になってしまった。
そんな二人に彼は慌てて弁解する。
「こら、誤解するな!こ、こんな朝からする元気は、私には・・!」
「やめるんだ~!!」
彼のベッドのカーテンがそこで閉まり、珍しくエリオットの嬉しい悲鳴が聴こえた。
レムレースの山にある滝が流れる泉。
ここではいつも巫女になったアネットが禊をしている泉だった。とても澄んでいる泉で、その水は”霊水”と呼ばれている聖なる泉だった。
アネットとエリオットは石造りのベッドみたいな椅子に並んでアリエルとアリシアが水浴びをしている様子を見つめている。
「あれ?まだメガネかけてんの?」
「これがないと何にも見えないんです」
「そんなもの、とっちゃえ~!!」
二人してはしゃぐ。無邪気に笑っている。
その間、エリオットは青空を見上げて、雲が流れているのを静かに見つめている。
今、愛妻は、特殊な布で作られた薄着姿で、水で全身が濡れて並んで横になっている。その薄着が水でぴったりとついて昼間なのに、それが恐ろしく魅惑的に見えてしまう。
はしゃぐ二人にエリオットは少し呆れている。
上半身裸の水着姿のエリオットは、結婚指輪が填められた左手を今、愛妻の右手に包みこむように重ねている。彼女はジェニファーの姿がないのを気にしていた。
「こんなに無邪気にはしゃいで、とても「月待ちの儀」の前準備には見えないな」
「ジェニファーは?」
「昨日、シャトルの空港の近くのビジネスホテルに避難させたよ。何が起こるか判らないからな。なら、あの子だけは危険な目には遭わせられないと思って」
「でも、何だか平和ね。この数日間は」
「しかし、これが儀式とどういう関係があるのだろう?」
そこにアリシアが話に加わってきた。
「この太陽の光を浴びるのは太陽神アポロン様の加護を受けるためです。そして清めの水は、これから降る雨に打たれることで、愛の女神アフロディーテ様の加護を得ることなんですよ」
「へえ・・。そういうことか」
「それにしても、アリエル・・また胸が大きくなったんじゃない?」
「そうなんです。これ去年の水着なんですけど、何だかきつくて・・」
「いいわね~。羨ましいなあ。私もそれくらいあるといいけどね~」
「アネット様も、アリエルさんも何を贅沢なことを言っているのですか!?胸はこれだけあれば十分です!ねえ?エリオット様」
「は・・はい?」
そうやって彼は順番に、アリエル、アネット、アリシアの胸を見て・・どう判断するか困ったような表情を浮かべる。三人とも十分魅力的なふくらみである。何だかドキドキするエリオットにアネットは注意をした。
「そんないやらしい目で見ないで」
「違う。別に見惚れていた訳では・・」
慌てて弁解しようとした時、天候が急変し、突如として豪雨が降り出した。かなりの豪雨だ。そこで二人の女性は説明した。
「お二人にはこの”清めの水”を浴びていただきます」
「静かに、心穏やかに、浴びてください」
二人の女性がそこで神に祈りを捧げるように跪き、そして両手を組んで祈った・・。
彼らレム夫妻は豪雨に打たれる。少し冷たい雨が二人を濡らしていく。
屋敷では、アレシアが窓から外を眺めている。庭に咲く真紅の椿も雨に濡れて艶やかに咲いている。
一時間程続いた雨は二人をびっしょりと濡らしていく。その間、エリオットは傍らの妻の手を優しく包み込んでいた。
やがて、その通り雨が去り、青空がのぞいてきた。
「終わったの?」
「はい。後はこの泉を泳いで向こう岸まで来てください。その衣はここで脱いでください。申し訳ございませんが、ここからお二人は一切、触れ合ってはいけません」
「・・・わかった。仕方ないな」
「先に行っているぞ?アネット」
夫はそのまま泉に飛び込み、向こう岸に泳いでいった。後にアネットが続く。とても澄んだ泉の下を覗き込む彼女に見えたのは誰かの幽霊だろうか?
何故か少女の姿が見えた。
(誰・・?)
「アネット?」
「早い所、岸に上がろう」
「は、はい」
夫のエリオットは水着を脱がされ妙なビニール製の簡易的なシートを下半身に包みこまれている。彼女が岸に上がる。
岸に上がったアネットに二人の女性が特別製のビニールのシートを取り出してこう促した。
「アネット様。両手を挙げてくださいませんか?保護シートを被せます」
「こう?」
そうして、アリエルとアリシアが保護シートを彼女の肢体に巻いていく。ふくらみと下半身を隠すように。最後に水に濡れた頭にピンク色のタオルを被せた。
「屋敷へ戻ろう」
彼もまた水に濡れた銀髪の頭の上に青いタオルが被せられていた。そうして、屋敷へ帰る。
歩いていくうちに何だか彼らは、下半身が熱くなってきているのを感じている。この保護シートには何かを塗られているのだろうか?
だんだんと熱を帯びてきていた。
「何だか下半身が熱くなってきていないか?」
「ええ・・。さっきからあそこが熱いわ」
屋敷に帰った夫婦にアリエルがここで別れるように促した。
「アネット様は先にお部屋でお待ちください。旦那様はまだ”儀式”の準備がありますので」
「ここで一旦お別れか」
「何だか寂しいわね。じゃあ・・儀式の時に会いましょう?」
「ああ」
「私が一緒に行きますね」
「エリオット様は私に着いてきてください」
先に部屋に入ったアネットは、先程から身体が疼いて仕方ない。まるでうずうずするようにせわしなく下半身を動かしている。
「ねえ・・?さっきからあそこが疼いて仕方ないけど・・」
「それは、保護シートに塗ってある薬の影響です。今日の私はお手伝いは出来ません・・。お清めした身体に触れることは禁じられているので。儀式の前に間違いがあったらいけませんし」
「薬・・?!」
「お時間になったら、お迎えに参ります」
アリシアはそうお辞儀してアネットの控え室から去った。
一方、エリオット・レムはそのままの姿で地下室にアリエルに連れられて姿を現す。
「お待ちしておりました」
アズラエルがその地下室で待っていた。彼はここで何をするのか質問する。
「で、儀式の準備とは何だ?」
そこで突如として、アリエルとアリシアが己の纏う水着を脱ぎだし、全裸になってしまった。そして、誘惑するように身体を彼に寄せてくる。やがて、彼女達が妖しく動き出した。
「わ、私の身体には触れてはいけないのではないか?!」
「ええ。そうです。アネット様の肌には一切触れてはなりませんが、あなた様には儀式までずっと女性の身体に触れ続けなければなりません」
「大丈夫です・・。旦那様・・私達にお任せください・・」
「はあっ・・ああっ・・」
「その二人の女性では旦那様の精力に着いてこられないと思い、レムレースのストリートガールも数名用意しておきました」
「じっくりと”快楽”の拷問を味わってください」
「はあっ・・はあっ・・はあっ・・!!」
その間、アネットも保護シートに包まれた蕾を自分の手で慰めている。淫らな愛の蜜が滴るように溢れていく・・。手が加速していく。
(誰か・・誰か・・!!身体が・・疼いて・・・エ・・エリオット・・!こ、こんなに気持ちいいの初めて・・!!はあっ・・はあっ・・イッちゃう!!)
「ああーーーっ!!」
保護シートに包まれた花びらから、白い愛液が滴るように流れる。思わず腰を浮かせる。だが、脱力している間にも、まだ性欲が泉のように湧いてくる・・!!
火照る身体を一人で慰めるしかない愛妻。
一方で、夫は気を失いそうな”快楽”という名の拷問を受けている。アリエルとアリシアが熱心に彼の分身を己の舌で・・口で奉仕している。
もう何度、己の愛を彼女達に搾り取られたのだろうか?だが、まだまだ”快楽”という拷問が彼に襲い掛かる。
徐々に心が蝕まれていくような位、強引に絶頂へ行かされる・・!!
「うっ・・また・・出るぞ・・!!」
「出してください・・!!旦那様・・・一杯出して・・!!はあっ・・はあっ・・」
「くっ・・!!はあっ・・はあっ・・」
その間もアリエルとねっとりとしたキスを交わすエリオット。だんだん・・理性が壊れてきている・・!アリシアの奉仕が熱を帯びてきている・・!
「出る・・!!」
そして、アリシアのあどけない口の中に己の愛を注ぎこむ。随分と量が多い。それを口で受け止めているアリシア。
「こんなに沢山・・ありがとうございます」
「代わって?」
今度がアリエルが己の豊かなふくらみを使って、彼を地獄のような快楽の拷問にかけ始める。舌先で分身を舐め、裏筋を舐め・・口にほおばる。
こんなに自分の愛を搾り取られるのは・・地獄だ。絶頂という余韻に浸る暇もないまま、恐ろしい快楽が彼の頭の中に刻みこまれていく!
「ううっ・・くっ・・!!」
「はあっ・・はあっ・・旦那様・・すごい・・!!」
アリエルが加速した。責めるように彼の分身をいじめていく。このままでは・・自分の正気が消え失せてしまう・・!!だが、それを許さない。
また、絶頂へ行かされる!拷問みたいな”快楽”の宴が熱を帯びていく・・!!
「アリエル・・!!出る・・!また・・出る!」
「大丈夫です。しっかりと受け止めますから・・」
「ううっ!!」
また、無理矢理絶頂へ行かされたエリオット・レムは、今度はアリエルの口の中にたっぷりと注ぎ込む。まただ。量が多い。だが、この余韻に浸る間もなく、地獄のような”快楽”の儀式が続いていく。
外ではアレシアが風に舞い散る真っ赤な椿を見ながら、嵐の前触れのような風を感じて泉の椅子に座って眺めている。
独特の灰色と茶髪の長い髪が優雅に揺れて、美しくなびいた。
そして・・この夜。
200念に一度の儀式・・「月待ちの儀」が始まった・・。
冥界の神への供儀。夜空には・・満月が・・黄金色の満月が満ちている・・。