あらすじ
キルアはアニキとめくるめく一時を過ごした。
そして、なんだかんだでウイングと出会い、念を教えてもらえることになった。
~ ウイングの部屋 ~
キルアとゴンに、ウイングは念の説明をする。
「眠れるこの力を目覚めさせる方法は…………2つ。ゆっくり起こすか、ムリヤリ起こすか」
(オレはムリヤリだな…………)
アニキを受け入れた時のことを思い出す。
「もちろん、君達の体を壊すのが目的ではないから手加減はするが…………」
確かに、アニキの手は優しかった。
肌を撫でられる度に、感じたことのない快感が走り抜けた。
自然と甘い声を上げてしまった。
自分でも気づかない点を褒められたのが嬉しかった。
力を抜いて抱きしめられる、温かさが心地よかった。
初めてのキス。
口の中に入ってきたアニキの舌に、頭がぼうっとした。
「眠っている体に渇を入れて、纏をおこしやすい状態にする」
(痛かったけど、アレはそういう意味だったのか)
キルアの誤解は止まらない。
「”眠っている”とは、穴が閉じきっていて、オーラがうまくめぐっていない状態のこと」
入れるまでは大変だったなー、とキルアは遠い目をする。
「私のオーラを君達の体内に一気に送ることによって精孔をこじあけます」
(あー、アレってオーラだったのか。つーか、ウイングともやらないといけないのかよ…………)
キルアはげんなりした。
数時間だけだったが、腰が抜けるかと思った。
「本来なら少しずつ開くもの。だから時間がかかります。天性の才能を持つズシでさえ、3か月必要としました」
(…………? キルアさんから、哀れみの視線を感じるっす)
「しかし、君達なら1週間! あるいはもっと早く目覚めるかもしれない」
ウイングはメガネをくいっと上げる。
「これは外法とよばれる裏ワザですよ。未熟な者、悪意のある者が行えば、死ぬことだってある!」
さすがにそれは言いすぎだろ、とキルアは思った。
尻は痛くなったが、せいぜいその程度だろう。
ウイングはゴン達に手を伸ばす。
キルアは尻が引き締まるのを感じた。
「色々ともったいつけて脅かしもしましたが、君達ならこの方法で、確実に目覚めるでしょう。それだけの素質がある!」
――――キルアは素質あるよ。
アニキの声が聞こえた気がした。
「上着を脱いで、こちらへどうぞ」
キルアは上半身裸になった。
ゴンは上着だけ脱いで、シャツは着たままだ。
「ゴン、それも抜いたほうがいいぞ」
「え? そうなんだ」
シャツを脱いで、ゴンも上半身裸になる。
キルアはウイングの股間に目を向けるが、まだ大きくなっていなかった。
「それでは背を向けて下さい」
(えっ、いきなりするのかよ。オレはたぶん大丈夫だけど、さすがにゴンは無理だろ)
キルアはズボンと下着を一気に脱いで、ウイングに尻を突き出した。
「キルア、なんで脱いでるの?」
「いえ、ゴン君も脱いで下さい」
「え?」
ゴンは頭に「?」を浮かべながらも、素直に裸になった。
キルアのマネをしてウイングに尻を向ける。
キルアはウイングが自分の後ろに立つのを、気配で感じ取った。
ジィィィと、ファスナーを下ろす音がする。
「行きますよ」
ウイングのファンの方、すみません。
あ、キルアは受けです。