気を失い倒れた幽々子は、触手によって作り変えられた蔵の一室で眠っていた。触手にとって大事な餌にして苗床である彼女はきわめて丁重に扱われ、触手の山によって形作られた肉のベッドの上に横たわり安らいでいた。
長い陵辱も終わり夢の中にいる彼女の寝顔はとても安らかなもので、辺りをおぞましい肉壁に覆われているこの状況にはおよそ似つかわしくないものだった。しかし、安らかに眠る彼女の胎内では触手によって植え付けられた子種が着実に育っていた。
それは触手の持つ特性ゆえか幽々子の霊力を胎内で吸収し、尋常でない勢いで成長していた。幽々子が気絶してからここに運ばれてくるまでの僅かな期間に、人間でいえば妊娠二ヶ月相当の大きさにまで成長していた。
自分の体内で起きていることに気づきもせず眠る幽々子をよそに、触手によって植えつけられた幽々子の子はその霊力を食い続けていた。成長につれて効率的に霊力を吸える様になっているのか、成長の速度は爆発的に増していた。そしてそれからいくらも経たないうちに、幽々子の身体に異変が起きた。
幽「う・・・・・うう・・・・ん・・・・・・」
触手のベッドの上で、幽々子がうめき声をあげ始めた。額には汗が浮かび、顔には先ほどまでの安らかな表情とは打って変わって苦悶の表情が浮かんでいた。
それは彼女の身体に襲い来る、慣れない痛みによるものだった。陣痛が始まったのだ。
もうすでに出産直前にまで成長した子どもを収める幽々子の子宮は出産を促すために収縮を繰り返し、その圧迫感が痛みとなって幽々子に伝わっているのである。
幽「うん・・・・?ここは・・・・・・?・・・・・・え?えっ!?な、なんなのこれ!?いったいなにが・・・・!?」
痛みに耐えかねて幽々子が目を覚まし、自身の身体に起こった異変を目にして驚きを隠せずにいた。大きく膨れ上がった腹、腹部に襲い来る締め付けられるような痛み、どれも幽々子には未知のものだった。
しかし幽々子に変わり果ててしまった自身の身体を嘆く余裕はなかった。幽々子が目を覚ましてからまもなく、彼女の身体に激痛が走った。
幽「うああっ・・・・!!?なに・・・・?なんでこんな・・・・・うぐぅぅ・・・・!?いったい、なにがどうなって・・・・・・!」
成長しきった子どもを抱えた幽々子の身体は、ついにその子を外の世界に出そうとしているのである。しかし出産の経験などあるはずもなく、本来なら出産をサポートするべき産婆もここにはいない。一切の知識を持たない幽々子が、独力で出産に臨まなければならなかった。
唯一彼女の事を見ている触手も人間の出産についてはさほど詳しいわけではなく、ただ種を植え付ける程度のことしかできない。幽々子は今、完全に独りだった。
幽「はあっ、ふうぅ・・・・!!もう、どうなってるの・・・・!?おなか、くるし・・・・・!!うぐぅぅっ・・・!!」
腹を締め上げられるような痛みを受けて、幽々子は無意識に腹部に力を込めていた。それは彼女の女性としての本能によるものか、無自覚に出産の為の行動を執っていたのだ。
お腹の断続的な痛みにあわせていきみ、腹の中にいる自身の子どもを体外に排出しようとする。体内の子どももまた何もしないわけではなく、触手との子らしく小さな触手を繰り出して幽々子の子宮口をこじ開け出産をスムーズに進めようと試みていた。
それらの行動が実を結んだのか、初の出産にしては実に速やかに出産は終えられ、幽々子とお腹にいた子どもが対面する。それは体色が濃い肉色をしていることを除けば、少なくとも外見上は人間の子と同じように見えた。
幽「はあっ・・・・・はあ・・・・・・!!これは・・・・・いったい・・・・・?」
性交および出産の経験のない幽々子にとって子どもというのは未知の存在であった。紫および先代従者である魂魄妖忌による教育の賜物か、幽々子は子どもが人の身体から生まれ出でてくるものだということを知らなかったのである。
よく親が子どもに語って聞かせる「コウノトリが運んでくる」という話を千年にわたって信じてきた幽々子にはその存在はとても不思議なものだったのだ。
好奇心に駆られてまじまじと子どもを見つめる幽々子であったが、彼女は重大なことを失念していた。この子は一見大人しそうな姿をしているが、紛れもなくあの異形との間に生まれた子であることを。
幽「えっ・・・・・!きゃっ!!?」
突然子どもの身体から細く小さな触手が無数に生え、幽々子の乳首と膣に吸い付いたのである。
あまりに突然の襲撃だったためか抵抗するまもなく、幽々子は大事な部分を触手に食いつかれてしまう。
そして、触手は幽々子の敏感な突起を吸い上げ始めた。
幽「ひああああああああっ!!?」
触手に長時間嬲られ敏感になり果てた幽々子の身体はただ乳首を吸われただけで猛烈な快感を感じてしまっていた。触手によって作り変えられた身体からは母乳が噴き出し、触手を通して子どもに吸い上げられていく。
それに伴って生まれてきた子どもの身体は徐々に大きく成長していっていた。親である触手の性質によるものか生まれてきた子どもの成長速度は明らかに異常であり、幽々子から吸い上げた霊力でもってさらに大きく成長しようとしていた。いくらか普通とは違うものの、現在行われている行為はこの子にとっての授乳だった。
また、この子が吸い上げているのは母乳だけではない。搾乳によって快楽を感じている幽々子の秘所からにじみ出る恥蜜をも触手で吸収し、さらなる効率的な成長を目指していた。
幽「はあ・・・・!やっ・・・・ら・・・・めえ・・・・!!」
今更になって幽々子が抵抗をするが、触手を引っ張るとその分敏感なところに刺激が伝わってしまう。そのせいで幽々子の快感はさらに高まり、子どもにとって逆に望ましい状況になってしまっていた。
意図していないとはいえ幽々子は子どもの授乳を手伝う、子どもにとっては理想的な母親となっていた。
幽「やっ・・・!!らめ、らえぇ・・・・!!はうっ、はぅぅぅぅぅぅ・・・・っ!!!」
そして授乳が始まっていくらも経たないうちに幽々子の快感は最高潮にまで高まり、身体を大きく揺さぶらせて絶頂した。その絶頂に伴って溢れ出た濃密な体液を啜り、子どもは爆発的な成長を遂げた。
人間で言うところの5~6歳児相当にまで瞬く間に成長すると、子どもは幽々子の身体に取り付かせた触手を引っ込めた。幽々子から霊力の満ちた体液を搾り取り、満腹になったのだ。
幽「はあ・・・・はあっ・・・・・お、終わった・・・・・の・・・・?」
突然の淫ら責めと、これまた突然に迎えたその終わりに困惑する幽々子をよそに、胃袋を満たした子どもは安らかな眠りについていた。こうして幽々子の初めての出産と授乳は終わりを迎えるのだった。