幽「ふあ・・・・・んん~・・・・!」
爽やかな日の光が射し込む白玉楼の朝。うららかな日差しを浴びて、幽々子は小さくあくびをしながら目を覚ます。いつも通りの、幽々子の一日の始まりである。
まだ重い身体を引きずるようにして、寝巻きのまま幽々子は朝の用足しに向かう。寝ている間に溜まった尿意を、すべて吐き出すために。
しかしそこで、幽々子は過去数百年間一度も遭遇したことのない異常事態に遭遇するのであった。
幽「あら?なにかしら、これ・・・・・」
幽々子の向かった手洗いの扉には得体のしれない張り紙が貼られていたのだ。そこには大きく筆で「御手洗使用不可」と書かれていた。
幽「あら・・・・じゃあ、別のところに行くしかないわね・・・・」
広大な白玉楼に手洗いはいくつもあり、そのうちのひとつが使用できなくなったとしてもさしたる問題ではないと、幽々子は思っていた。
しかし、事態は幽々子の思っているよりはるかに深刻だった。
幽々子のいた手洗いから一番近い別の手洗いに向かったものの、そこにも例の張り紙がしてあったのだ。
幽「あ、あら・・・・ここもなの・・・・?」
ここに来て幽々子の脳裏に嫌な予感がよぎる。もしかしたら・・・と。
そんなことはないと自分に言い聞かせながら次の場所へと向かうが、結果はやはり残酷なものだった。
幽「こ、ここも・・・だめなの・・・!?ま、まさか、ぜんぶ・・・・こうなの・・・・?」
ここに至って幽々子は事態の深刻さを認識した。そして幽々子の予想通り、すべての手洗いにあの張り紙がされていたのだ。
高まる尿意に耐えられなくなった幽々子は、この事態の責任者と思われる人物を呼びつける。
幽「よ、妖夢!!ようむーーーーーー!!!」
大きな声でその名を呼ぶと、妖夢はすぐに幽々子のもとへやってきた。
そして幽々子は今白玉楼の手洗いすべてが使えなくなっていることの説明を求めた。
幽「ね、ねえ妖夢・・・・?お手洗いがぜんぶ使えなくなっているのだけど、どういうことかしら・・・・?」
妖「ああ、これはお手洗いの改装工事のためです。白玉楼のお手洗いもずいぶん老朽化してきましたから、河童の技術提供を受けて改築することにしたのです。」
幽「か、改築って・・・・!そんなの聞いてないわよ・・・?」
妖「お伝えしようとは思ったのですが、幽々子さまも近頃お忙しいのか館を空けることが増えていましたし・・・・なかなかお伝えする機会がなかったので、仕方なく工事を決行することにしたのです。工事を幽々子さまが寝ている時間に済ませてしまえば問題ないとも思っていたのですが・・・・」
幽「で、でも、まだやってるわよ・・・・!?」
妖「・・・・・はい。思った以上に工事が難しく、時間がかかってしまって・・・・・もう少し待っていてもらえますか?」
状況を説明し、妖夢は幽々子にもう少し待っているように言うが、すでに幽々子は待っているだけの余裕を失いつつあった。
幽「ま、待つのはいいけど・・・・た、たとえば、一ヶ所だけでも使えるようにしたりは・・・・できないの・・・・?」
妖「そうしたいのはやまやまなんですが、すでに工事のため以前の便器は取り壊してしまっていて・・・・使えるものはひとつもないんです。なので、工事が終わるまで待っていてもらうしか・・・」
幽「そ、そうなの・・・・わかったわ。じ、じゃあ、工事を続けて・・・・・なるべく早くね・・・・?
」
妖「わかりました。お茶をお持ちしますから、向こうの部屋でお待ちください。」
妖夢に言われた通りの部屋に向かい、そこで幽々子は工事が終わるまで待つこととなった。
お茶と茶菓子を持ってきて、幽々子がくつろげるよう妖夢は計らうが、幽々子にくつろぐほどの余裕は最早なかった。
幽(あ、ありがたいけど、お茶なんか飲めないわよ・・・・!のんだら、もっと大変なことに・・・・)
妖夢の持ってきてくれた茶に口をつけることはなく、座っている様子も落ち着きをなくしていた。
腰をもじもじとくねらせ、服の裾をぎゅっと握り締め、迫り来る尿意に抗う。
刻々と勢いを増して襲い掛かってくる尿意にいつまで対抗できるか、幽々子は不安だった。もし、工事が終わるより早く限界を迎えてしまったら・・・・・また、白玉楼で恥ずかしい姿を晒す羽目になってしまう。それだけは避けなくてはならない。
幽(そ、そうだわ・・・・!時間、きかなくちゃ・・・・!妖夢はどこ・・・・・?)
そこで幽々子は工事が終わるまでにかかると思われる時間を訊くことにした。あとどのくらい待てばいいのかわかれば、このまま我慢するかどうか判断しやすくなる。
そこで幽々子はもう一度妖夢を呼び出し、工事が終わるまでのおおよその時間を聞き出した。
妖「工事が終わるまで、ですか・・・・そうですね・・・・見たところだと、あとニ時間くらいかと思います。」
幽「い、ニ時間・・・・・わかったわ。も、戻っていいわよ・・・・」
ニ時間、それは幽々子にとってはかなり長い時間だった。現時点でもかなり切羽詰っているのに、あとニ時間も耐えられる可能性は、かなり低いといえた。
幽(ニ時間・・・・・ちょっと長すぎるわ・・・・となると、あ、あれをするしか・・・・!も、漏らすよりはずっと・・・・!)
ニ時間という想定よりもはるかに長い時間がかかることを受けて、幽々子は最終手段の決行を決意する。
それは、手洗いではないところで用を足すこと。それができる場所を探すために、幽々子は今まで自分のいた部屋を出た。最初の心当たりへと向かうために。
幽(お、お行儀は・・・・悪いけど、こ、ここでするしか・・・・!)
幽々子が用を足すために向かった場所は、風呂場だった。ここならば、排水口があるため後始末がしやすく、また他の霊たちに見つかる可能性も低い。普通の霊は風呂に入る必要がないためだ。
しかし、ここで済ませるという幽々子の望みはあっけなく打ち砕かれるのだった。
幽「え・・・・・お掃除中・・・・・!?」
幽々子にとって、これは予想だにしていなかったことだった。工事が遅れているというのに、こんなところに割く人手があると思っていなかったためだ。
ここで用を足すという望みが絶たれた幽々子は、仕方なく別の場所を探すことにした。
しかし風呂場に代わる場所はそうそう思い付かず、時間と尿意だけが募っていく。
最早尿意を堪えていることを隠す余裕さえ無く、誰が見てもわかるほど内股になり、足踏みをするなど落ち着きを失っていた。
額には冷や汗が滲み、その顔には苦悶の表情が浮かぶ。
幽(ああ、もう・・・・!はやく・・・・はやく、どこかでしなくちゃ・・・・!どこかで・・・・!!)
いくつもの部屋を見てもこれといって良い場所は見つからず、徐々に幽々子は冷静さを失っていく。
そんな中で訪れた部屋、白玉楼の厨房で幽々子はあるものを見つけた。
幽「・・・・・やかん・・・・・」
それは、熱湯を沸かすための道具、やかん。これを見た瞬間、幽々子の視線は釘付けになった。
ごくりと唾を飲み、幽々子は目の前にある金属の容器に望みを寄せる。
これならば、腹の中で暴れる恥ずかしい熱湯も、受け止めてくれるのではないかと。
幽(で、でも、これはお湯をわかすためのもので、妖夢や、お客さんが来たときにも使うもので・・・・!よごしたらいけなくて・・・・!で、でも、でも・・・・ここでしないと、もう我慢が・・・・!)
幽(し、しかたないの・・・・!お手洗いが使えないから・・・・!がまん、できないから・・・・!しかたないの・・・・・!!だ、だいじょうぶ・・・!使ったあと、ちゃんと洗えば・・・・!)
必死に自分をごまかしながら、良心の呵責をなだめながら、幽々子はやかんを手に腰を下ろす。
やかんのふたを取り、その口を自分の秘部へとあてがう。
幽(あっ・・・・!!で、出ちゃ・・・・でるぅ・・・・!!)
そして、やかんへの放尿を開始した、そのときだった。
妖「幽々子さまー、どこですかー?」
幽「ひああああああ!!?あ、あら・・・・妖夢・・・!ど、どうしたの・・・・?」
ちょぽぽぽ、と幽々子の小便がやかんへと注がれ始めた瞬間、幽々子を呼ぶ妖夢の声が聞こえ、幽々子は慌てて放尿を止めてなんでもなかったかのように装う。
膀胱で渦を巻く恥水を、なんとかなだめすかしながら。
妖「あ、いえ、あれからみんなを急がせたところ少し時間が短縮できたのでそのご報告をと思いまして・・・・ところで、幽々子さまはなぜこんなところに?やかんなど持って・・・・」
幽「い、いえ、あのね・・・・お、お茶・・・・いれようと思って・・・・・」
幽(だめ、だめ、だめ、だめ・・・・!!でちゃうでちゃうでちゃうでちゃう、もれるっ、もれる、もれる、もれちゃうっ!!!だめ、まだだめえぇ!!!)
心の中で悲鳴を挙げ、暴走しそうな尿意を必死の想いでこらえながらも笑顔で妖夢と会話をする。
一度だしかけた小便の勢いはなかなか止まってはくれず、一瞬でも気を抜けばそのまま決壊してしまいそうなほどの力で幽々子の抵抗を押しのけようとしてくる。
幽々子はそれを、妖夢に気取られないようにしながら鎮圧しなければならなかった。
妖「お茶、ですか?言ってくれれば私が・・・・」
幽「い、いえ、あなたはきっと忙しいと思って自分でやったの。それだけよ・・・・・もう用件はおしまいかしら?」
幽(早く、はやくっはやく行ってええ!!!おねがい早くうう!!!)
妖夢と話している間にも幽々子の小便は彼女のふとももを伝い、流れ落ちていく。
耐え切れず溢れ出た幽々子の恥水の流れが、どんどんと勢いを増して流れ出ようとしている。
これ以上妖夢に長居されれば、もう保たない。妖夢のいる前で、股間から小便を溢れさせ、泣きじゃくる・・・・・そんな、最悪の事態になるまで、もう幾許もない。
妖「そうですね、用件はもうありませんが・・・・あ、そういえばこれから厨房の掃除をするそうですよ。まあ、幽々子さまは気にしなくてもいいですが、お茶をいれおわったら立ち去ったほうがいいです。それでは、失礼しますね」
幽々子の必死の想いは実り、最悪の事態になる前に妖夢は立ち去ってくれた。
妖夢がいなくなったことで、幽々子は全力で尿意を我慢することができるようになった。両手を股間に押し込み、その場にしゃがみこんでかかとを股間に押し付ける。
幽「はあ、はあ・・・・!!うううううぅ~~~・・・・・!!!!!」
周りに誰もいないからこそできる、渾身の我慢。幽々子の全霊の頑張りの甲斐あって、決壊寸前だった尿意をなんとかこらえることに成功した。
しかし、状況は好転していない。やかんへの放尿は失敗し、もう一度することは不可能だ。どこか別のところを探さなければ、待ち受けるものは・・・・
幽「はあ・・・・・うう・・・・・どこかべつのところ・・・・どこか・・・・・」
台所で用を足すことに失敗し、もう一度することができなくなってしまった幽々子は、満身創痍の身体を引きずって屋敷をうろつき回る。
もうすでに歩くことさえ辛くなってきているが、それでも幽々子に立ち止まることは許されない。
幽「どこ・・・・か・・・・・!どこか・・・・ないの・・・・っ!!も、もう・・・・・もう・・・・・!!」
限界が近づいてきている。幽々子にはそれがはっきりとわかっていた。今のままでは恐らく、五分と保たないだろう。
一歩を踏み出すごとに下腹部へ耐え難い振動が伝わり、幽々子へ排泄を促してくる。これ以上ないほど膨らんだ膀胱が、悲鳴を上げている。
幽「どこか・・・・!どこか・・・・っどこ・・・・・・あっ・・・・あれは・・・・・」
そんな時、幽々子はあるものを見つけた。それは、白玉楼の庭にある池。庭を飾る観賞用の池である。
その周囲には植え込みもある程度あり、位置取りにさえ気をつければ周りから見られる危険もある程度緩和できそうだった。
幽「み、みつけたっ・・・・・!あそこなら・・・・・」
無論、池ですることは行儀の良いことではなく、いつもの幽々子なら絶対にしないだろうが今はそんな事を気にしている余裕などはない。よちよちと池に向かって歩いていき、急いで腰を下ろして放尿を始めようとしたする。
幽「はあ・・・・やっとできる・・・・・」
ようやく用を足せることに安堵し、幽々子が下腹に力をこめたその時、幽々子の視界にあるものが映った。
それは、池をひらひらと泳ぐ小さな魚。幽々子が祭りで苦労して取った金魚だった。
幽「えっ、う、うそ・・・・!!!な、なんでここに・・・・!!」
奇しくも幽々子が用を足そうとした池は、幽々子が金魚を放した池だったのだ。
店主と霊夢に応援されて、何度も何度も挑戦して取った幽々子の頑張りの証。愛らしい、幽々子の新しい家族たち。
あの時、「大事にしてくれよな」と言って笑っていた店主の顔が脳裏をよぎる。
幽(と、止めなくちゃ・・・・!大事にしなくちゃ・・・・!!こんなところで、漏らしたらぁ・・・・!!!)
歯ぐきが痛むほど歯を食いしばり、袖をきつく握りしめて全身の力を込めて溢れ出そうな小便を止めようとするが、もう幽々子の身体は限界だった。
どんなに頑張っても、どれほど括約筋に力を込めようと足掻いても、身体が動いてくれない。もう、暴走した尿意を止めることが、できない。
ぷしゅっ・・・・・・
幽「ああっあ・・・・・でちゃ・・・・でちゃうぅっ!!漏らし・・・・・ちゃ・・・・!」
しゅいいいいいいいいいい・・・・・じょぼじょぼぼぼぼぼぼ・・・・
幽々子の健闘も空しく、我慢に我慢を重ねた小便が金魚たちのいる池に放たれていく。
突然注がれてきた黄金色の液体。その勢いの凄まじさに金魚たちは驚き、池の中をめちゃくちゃに泳ぎ回る。
幽「ああ・・・・ごめん・・・・ね・・・・・あとでちゃんと・・・・おそうじ・・・・するから・・・・」
黄色く染められていく池の水を見ながら、どこか呆けた表情で幽々子は呟く。
胸を押しつぶしそうな罪悪感と共に、我慢していたものを排出できる心地よさもまた、幽々子は感じていた。
幽(ああ・・・・・すごいたくさん出てる・・・・我慢、してたものね・・・・音もすごい・・・・みんなに聞かれたりしないかしら・・・・)
「あーーーーーーーーっっっ!!!!!」
幽「ふあひゃああああああ!!!?」
放尿の快感にどこか蕩けながら、ぼーっと音などについて考えていたその時、背後から大きな声が聞こえてきた。
その声の主は幽々子の方へ勢いよく駆け寄ってきて、幽々子を乱暴に地面へ引き倒す。
幽「え?あ、きゃああっ・・・・・!!!」
放尿の最中に地面に倒され、幽々子は池ではなく自分の服に小便を放ってしまう。
自分のお気に入りの服が台無しになっていくのを感じて、幽々子は慌てて放尿を止めようとする。
幸か不幸か、引き倒されたために両足の力も我慢に使えるようになったこととある程度排出したことがあり、どうにか小便を止めることができた。
ほとぼりが冷めた後で幽々子は自分を引き倒した者の顔を見上げる。その犯人は、妖夢だった。
妖「何をしているのですか幽々子さま!こんなところで!」
幽「な、なにって、その・・・・・」
妖「庭の池でお小水をするなど、お行儀がなっていません!!西行寺家のお嬢様としてはずかしくないのですか!」
幽「は、恥ずかしくないわけないじゃない・・・・!!お行儀が悪いのだって、わかってるわよ・・・・!でも、でも・・・・・」
幽「でも、私、昨日の晩からずっとしてないのよ・・・・!?昨日からずっとしてなくて、それで二時間もなんて・・・そんなの、我慢できるわけないじゃない・・・・!!」
妖夢に糾弾されて、幽々子は恥ずかしさと罪悪感に苛まれていた。
尿意を我慢できなかった悔しさも相まって、幽々子は泣きそうになってしまう。
そんな幽々子の様子を見て、妖夢も少し口調を和らげる。
妖「・・・・まあ、それはわかりますが・・・・・それでも、やかんにするのは良くないでしょう・・・・それを注意しようとしたらこれですし・・・・幽々子さまはその・・・・少し緩すぎます。この前のあれではありませんけど、もう少し鍛えた方が・・・・」
幽「や、やか・・・・・!?み、見たの・・・・・?」
妖「真っ黄色なお茶が入っていました。匂いもしましたし・・・・少しではありましたから途中で止めたんでしょうが、それでもしようとしたことに違いはありません。我慢できないにしても、していい訳では・・・・」
幽「だ、だって、だって・・・・・!!」
余りの恥ずかしさに、幽々子はふるふると肩を震わせ始める。涙を堪えるのも限界に来ていた。
幽「うう・・・・妖夢が・・・・妖夢が工事なんかするからあ・・・・」
妖「・・・・・すみません、本当ならもっと早くに工事が終わっていて、幽々子さまにこんな大変な思いをさせることもなかったのですが・・・・」
妖「どうしますか?幽々子さま、まだお小水・・・・したいですよね?あれからみんなが過労成仏しかかるほど頑張ってくれたおかげで、どうにか一箇所だけ使えるようになったのですが・・・」
幽「ほ、ほんと!?」
妖「はい。ただ・・・・・少々問題はありますが、用を足すだけならどうにかなりそうです。行きますか?」
もちろん幽々子に断る理由はなく、すぐその場所に行こうとした。だが・・・・
幽「あ、あ・・・・!!立てな・・・・・動けないぃ・・・・・・立ったら、出ちゃ・・・・・!!妖夢ぅ・・・・・」
両手を両足で挟み込むようにして股間に押し付け、どうにか尿意を堪えていた幽々子にとって、立つという行為は自殺に等しい無謀な行いだった。
両足の支えを失えば、今すぐにでも失禁してしまう。かといって立って手洗いに向かわなければどの道待ち受ける結果は変わらない。そんな絶望の淵に幽々子は立たされていた。
そんな状況で、幽々子は泣きそうな顔で妖夢の服の裾に縋りつく。
妖「・・・・・わかりました。」
そんな幽々子の意思を汲み取り、妖夢は幽々子を優しく抱え上げる。
自分で立つことのできない幽々子を、妖夢が抱えることで手洗いに連れて行くことにしたのだ。
幽「あ、あり・・・・がと・・・・・・うぅっ・・・・!!?」
蚊の鳴くような声で、幽々子は妖夢に礼を言おうとするが、最後まで言い切る前に幽々子の口から呻き声が発せられる。
礼を言い切る前に幽々子を抱えた妖夢が一歩を踏み出し、その時生じた振動が耐え難い衝撃となって幽々子を貫いたのだ。
今の幽々子の身体は、歩く衝撃だけでも失禁してしまいかねないほど追い詰められていた。
幽「よ、ようむっ・・・・!!そ、そおっと・・・・・もっと、やさしくぅ・・・・・あ、で、でちゃ・・・・!!くう、ううぅ~~・・・・・!!!」
妖「ゆ、幽々子さま、大丈夫ですか!?」
幽「はー、はー・・・・・だ、だい・・・・じょうぶ・・・・・も、もうとまった・・・・から・・・・でも妖夢・・・・・もっとやさしく・・・・・歩いてくれる・・・・?大変だとおもうけど・・・・・」
妖「大丈夫です、鍛えてますから!幽々子さま一人を抱えるくらいどうということはありません。」
妖夢の腕の中で、幽々子はふるふると小刻みに震え、全霊の力を込めて尿意を押さえつけている。
幽々子の膀胱はぱんぱんに張り詰めていて、ほんの少しの衝撃でも致命傷になりかねない。いまの小康状態を崩さないよう、妖夢は忍者のように慎重な足取りで歩いていく。
もちろんそれは妖夢の歩く速度を遅くさせ、幽々子が手洗いにたどり着くことを遅れさせるが、いまはこうする以外になかった。
そうしてゆっくりと歩いていき、何分か経過して二人は目的の手洗いが見える場所にたどり着いた。
妖「幽々子さま、見えましたよ。あそこです!あそこに行ったらお小水、できますよ。」
幽「あ、あそこ・・・・・?あそこ、まで、我慢したら・・・・・・おしっこ・・・・・・!!」
幽「やっと・・・・・やっと、おしっこ・・・・できる・・・・・!!おしっこ・・・・おしっこぉ・・・・・!」
小さな声で、あまり行儀の良くない言葉を呟く幽々子に、妖夢は何も言わなかった。
額に髪の毛を張り付かせ、顔中汗だくになり疲弊しきった彼女には、もう何の言葉もかけようがなかった。
しかし、手洗いを見つけて希望を見出したことが、幽々子にとって災いとなった。
ぷしゅ・・・・・・
幽「え・・・・・・」
手洗いを見つけて、嬉しいと感じたその気の緩みが、幽々子に破滅をもたらしたのだ。
ぷしゅしゅっ、ぶじゅじゅじゅじゅじゅぅ・・・・・!
幽「あ、や、うそっ・・・!?よ、妖夢!!おろしてっ!はやくっ、はやくぅぅ!!!!」
妖「え・・・・?あっ、はいっ!」
望まぬ排泄が始まってしまったのを感じて、幽々子は慌てて手洗いに駆け込んでいく。
しかしそこで、幽々子はまた新たな災難に巡り会う。
幽「な、なに、これ・・・・?」
幽々子が目にしたのは、彼女が今まで使ってきたものとはまるで異なる形の便座。使い方のまるでわからない代物だった。
幽「ここ、これどうやって使うの!?なんなのこれ、どういう・・・・・あっ、ああ・・・・・!!」
ちょろろろ、ぷしぃぃぃぃぃ・・・・・
幽「あ、だ、だめ!漏れちゃぁ・・・・・こ、こう・・・・なったら・・・・・!!」
悩んでいる間にも小便は漏れていき、自分のお気に入りの服をどんどんと汚していく。
そんな状況に幽々子は、使い方を考えることをやめた。いままでのように便座に乗り上げ、しゃがみこんで放尿する。
ぷしゅしゅしゅしゅうっ、ぷしいいいいいいいいいぃーーー・・・・
幽「はあーーー・・・・・・・・!!」
ようやく手洗いで用を足すことができて、幽々子は満足げにため息をつく。
昨日の夜から今に至るまで、出すことを許されなかった尿意からようやく開放されたのだった。
幽(お手洗いでするのって・・・・こんなに幸せなことだったかしら・・・・・)
長きにわたって我慢していた分その量は多く、実に数十秒に渡って幽々子の放尿は続き、終わる頃には便座に溜まっていた水が黄色く染め上げられていた。
幽「ふう・・・・拭き取り紙は・・・・・これかしら?」
用を足し終え、濡れた秘所を拭こうと幽々子は見慣れないロール状に巻かれた紙へと手を伸ばす。
幽「変わった形の紙ねえ・・・・・なんだかいろいろと変わりすぎててついていけないわ~・・・・」
しみじみと部屋の中を見渡し、白玉楼が変わったことに思いを巡らせる。
見たことのない形の便座に、変わった形の紙など、幽々子にとって目新しいものばかりだ。
幽「・・・・まあ、この辺りのことはあとで妖夢に聞きましょう。さて、そろそろ戻り・・・・ひゃんっ!?」
そろそろ便所から出ようと服装を正したとき、幽々子の口から悲鳴が上がった。
思いがけない冷たく湿った感触が、幽々子の下半身に触れたのだ。
幽「・・・・あー・・・・・これ、どうしようかしら・・・・」
我慢しきれずに漏らしてしまった幽々子の小便で、幽々子の着物は下半身のところだけぐしょぐしょになっていた。濡れて張り付く着物の感触が、とても不快だった。
幽「しょうがない・・・・か」
仕方なく、幽々子はそのまま外に出て行く。そこにはやはり彼女の従者がいた。
なるべく下半身の様子を悟られないよう前かがみになりながら、幽々子は妖夢にある命令を与える。
幽「ああ、妖夢?ちょっと汗かいちゃったから、お風呂を沸かしてくれないかしら?」
妖「はい、わかりました。では行ってきますね。」
幸い何も聞かれることなく、素直に妖夢は風呂を沸かしに行ってくれた。
幽々子も他の幽霊たちに見られないよう、速やかに風呂場へと向かう。
幽「うわあ、びしょびしょ・・・・・大変だったわあ・・・・・」
脱衣所で、自分の脱いだ服の惨状を見て幽々子は今日起きた災難を振り返る。本当に、大変な朝だったと。
幽「温かいお風呂に浸かって、忘れましょう・・・・」
疲れた心も、汚れた体も清めるお湯に浸かり、幽々子はくつろぐのだった。
しかしその頃、幽々子の知らないところである人物の陰謀が動き始めていた。
幽々子の脱いだ服のある脱衣所に銀髪の少女が現れ、幽々子の脱いだ着物をじーっと眺めていた。そして・・・
ぺろっ・・・・
妖「っはぁ・・・・・やっぱり、オシッコだぁ・・・・♡幽々子さま、こんなにたくさんお漏らししたんですねえ・・・・・くんくん、はあ・・・・すごい匂いです・・・・・つんとして、いっぱいガマンしてたことが伝わってきます・・・・・♡」
ちゅく、ちゅく、ぐちゅ・・・・
妖「幽々子さまの入ったお手洗い、防音壁が未完成で音が駄々漏れでしたから、幽々子さまのオシッコの音が丸聞こえでした・・・♡ぷしゃああって・・・んっ♡すごい勢い・・・」
妖「くはぁ・・・・・♡だめ、だめ・・・・幽々子さまが出てきちゃうから、続きはおへやで・・・・くぅンっ・・・・・♡」
そして妖夢は幽々子の新しい着物を籠に入れ、尿に塗れた着物を大事そうに抱えて部屋に戻っていった。
幽「・・・・あら?新しいお服が入ってるわ、妖夢かしら?」
それからしばらくして、湯浴みを終えた幽々子が風呂から出てきて、脱衣所にある新しい服に着替える。
前に着ていた服が今どうなっているのかも知らず、満足げな表情で自分の部屋へと戻っていった。
その頃妖夢は、自分の部屋で濃密な自慰に励んでいた。
妖「くはァっ・・・・・はぁぁ・・・・・幽々子さまのオシッコっ、いーにおいぃ・・・・あたまとろけちゃいますぅ・・・・・んハアあ・・・・・」
妖「ああんっ・・・・ゆゆこひゃまのお・・・・・オシッコガマンしてる姿、かわいかったですぅ・・・・・ぷるぷるしてぇ・・・・小動物みたいでぇ・・・・かわいかったぁあ・・・・・」
妖「おまたぎゅって抑えて、わたしの腕のなかでぷるぷるしてぇ・・・・・それでもガマンできなくておもらしして、着物をこんなにしちゃうなんて、ゆゆこさまはいけない人です・・・・・・おしおき、しなくちゃ・・・・・」
妖「でもまだ、まだです・・・・・もっと材料が揃うまでは・・・・・・だからいまはぁ・・・・ゆゆこさまのオシッコ着物でぇ・・・・・おなにーするんですぅ・・・・・・」
幽々子の与り知らぬところで、淫謀の歯車は回り始める。性に目覚めた生真面目な従者の欲望が主に牙剥く日は、そう遠くはない。
妖「ああ、たのしみだなあ・・・・・・ゆゆこさま・・・・・・」