※この作品はR-18です。

司波姉弟の願い   作:もっち~!

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決断*

---藤林響子---

 

達也君の家を訪れた。リビングに通されて、達也君の事を訊いてみた。

 

「達也君は、兄妹ケンカだって言うんだけど、何が原因でケンカになったの?」

 

「う~ん…難しい問題です。藤林さんには関係の無いことです」

 

うっ?胸が…苦しい…張っている気がする。ブラカップに乳首が当たる。痛い…なんで?急に身体が興奮状態に?

 

「深雪さん…一服盛ったの?」

 

「何の事ですか?そんな面倒なことはしていませんけど」

 

股が開脚していく。熱いモノがほとばしっている。頭の中が悶悶と…マズい、ここから逃げないと。しかし、身体が動かなかった。

 

深雪さんが私に抱きつき、唇を重ねてきた。彼女の舌を受け入れる為、唇を軽く開く。侵入してきた舌は、歯茎、歯、舌など腔内にあるもの総てを舐めていく。横にされると彼女が上に乗り、谷間に顔を埋めてきた。目の前の深雪さん…いつもと何かが違う…

 

体内に何かが蠢く。いつの間にかお互い全裸であった。彼の胸板が私の乳房を押しつぶす…えっ?胸板?目の前の深雪さんと交わっている私。確実に入っている。

 

「あぁ、気づきましたか?初めまして♪深雪の弟で雪夜と申します。響子さんは、僕の下僕です。もう、僕以外と交われませんからね」

 

彼の股間に生えたキノコを、舐めたり、口に含んだりする。彼自体が媚薬なのか?いや、彼の体液が媚薬なのか?彼に接していたい気分である。離れたくない…

 

「うっ!うごっ…」

 

飲み込めないくらいの精液を口に放出された。口からあふれ出たソレは、顎の伝い、鎖骨の間に落下し、谷間を通り、臍でせき止められ、またあふれだし、草原なる丘を越え、滝ツボへと落ちていく。気持ちがいい行為…また、して欲しい。

 

「して欲しいのか?ならば、仕事をしてくれ。褒美にもっと良い快楽を与えて上げるよ」

 

頷く私…

 

 

 

---神代雪夜---

 

大人の女性はタフである。1日に一人が限界な気がする。

 

「響子さんと比べて良いわよ♪」

 

って、姉ちゃん。この前も、真由美にした行為を、僕にしてくれた。献身的というのか、彼女自身が楽しんでいるのか、いや、僕をいじめて愉しんでいるのかな?

 

「比べられないよ~。姉ちゃんは姉ちゃんだし」

 

「私の方が気持ちいい?」

 

激しく頷く僕。僕達の目の前では、響子と真由美のショウが行われている。

 

「女性同士は、貝合わせってプレイらしいわよ」

 

ソッチ系の情報誌を手にして、説明してくれる姉ちゃん。女性を攻略するのに、こうして、勉強をしている。どうすれば、気持ち良くできるのかとか。

 

初めての女性は姉ちゃんな僕。ソレ系の本や雑誌を見たことも無く、ただ儀式の作法だけを学んだだけで、性知識は疎い方である。この度、高校3年生と大人の女性を下僕化出来たので、検証中だったりしている。

 

「真由美、どう?」

 

「雪夜君がいいです。ください…」

 

「ねぇ、雪夜。膣内に術式を描いて、催淫させれば良いんじゃないの?ご褒美がこの先大変でしょ?」

 

下僕が増えれば、ご褒美に僕が交わらないといけない現状。それには体力が無さ過ぎる気がする。

 

「今日は、二人とも帰っていいよ。術式が完成したら、呼び出すから」

 

命令をすると、シャワーを浴びて、帰って行く二人。

 

「じゃ、雪夜。ねよ~♪」

 

姉ちゃんに寝室に連れ込まれる僕。

 

--------

 

翌日、実技の授業。CADより、理解がしやすい。現代魔法師の術式の勉強。これはこれで、有りだ。魔法体系は様々有り、そのうちの1つと捉えれば、問題は無いレベルだし。

 

そして、まったりタイムといつものメンバー。

 

「で、で、でーと…」

 

エリカが僕の隣で、恥ずかしそうに呟いている。

 

「デート?どこへ行くんだ?千葉道場は却下だぞ!」

 

「え…なんで…」

 

必死に出した結論がソレだったのか、涙目のエリカ。誰も、僕とエリカのヤリトリを冷やかす者はいない。みんな、エリカは僕の妹枠ってことで一致したようだ。

 

「剣の打ち合いデートなんて、色気無いじゃん」

 

「色気か?じゃ、道着をはだけるからさぁ~」

 

レオが吹き出し笑いを押し殺している。

 

「怒られるぞ。道場を汚すとさぁ」

 

「じゃじゃじゃ…私の部屋は?」

 

幹比古は苦笑いの真っ盛りである。エリカの部屋にはベッドしか無いのを知っているから。

 

「じゃ、定番の体育館裏は?」

 

「はぁ?覗かれたら、恥ずかしいよ~」

 

真っ赤な顔で俯くエリカ。

 

「何をしたいんだ?」

 

「えっ!えええっと…」

 

エリカの前に音声録音状態のスマホを置いた。

 

「ここまでの会話を修次さんに送ろうと思うのだが」

 

「ダメ!それは、絶対にダメ…ねぇ、何でもいう事を聞くから…」

 

「じゃ、もうバカな事を言うなよ」

 

目の前で音声データを削除した。最近、まったりタイムが、エリカと僕の夫婦漫才ショウになりつつある。にこやかに僕達を見ている姉ちゃん達。

 

--------

 

放課後、生徒会室。

 

「この前の感電させた奴らは、うちの生徒で無かったよ」

 

って、服部先輩。

 

「反魔法師団体のやつらだった。魔法師の女を無茶苦茶にしたかったらしい」

 

迷惑な話だ。姉ちゃんを襲うとは。そうなると反魔法師団体も消す方向にしないと、平和には成らないか?

 

「アジトとかは、吐きましたか?」

 

「警察で調べるそうよ。そこまでは生徒会の仕事では無いから」

 

と、真由美。

 

「それよりも、討論会は2週間後の土曜になったから。警備の布陣は十文字君とはんぞー君に丸投げするから♪」

 

「僕は?」

 

「正門前を頼む」

 

と、十文字先輩。

 

「外から重火器が来る可能性が有るからな。そういうのに対して、お前ほどの適任者はいないだろ?」

 

まぁ、核爆弾すらフルカウンターするらしいから…戦車の砲弾なら訳無い気もする。

 

「校内のやつらは俺達でどうにかするから」

 

先手必勝だと思うんだけど…

 

「雪夜!抜け駆けするなよ!お前は危なっかしいからな」

 

って、服部先輩。心を読まれたのかな?

 

「雪夜君のおかげで、校内での問題発生率も下がっているわよ」

 

って、摩利さん。生徒会の番犬『狂犬』が出てくるのを恐れて、大きな問題は起きていないようだった。

 

「問題と言えば、達也君の退院はそろそろで無いの?」

 

って、真由美。そうだな…どうするよ。達也との同棲生活は…

 

「雪夜…家出するなら、私も一緒だからね」

 

って、姉ちゃん。そうなるよな。どうするかな…

 

 

 

---司波達也----

 

退院をして、家に帰ると…表札には『神代』の文字も入っていた。家に入ると、リビングには深雪とアイツがいた。

 

「深雪…どういうことだ?」

 

「お兄様は知ってしまったのですよね」

 

俺を見ずに話す深雪。

 

「本人達の許可無くDNA検査をするって、どういうことですか?」

 

「一卵性双生児なんだな?」

 

「そうです。私達はお兄様の為の完全調整体です。人間では無く、お兄様の為の道具ですよ」

 

淡々と話す深雪。彼女の口から出る真実を拒否したい俺。

 

「人間で有るお兄様に、道具にされた私達の気持ちがわかりますか?」

 

「深雪…俺達は実の兄妹なんだよな?」

 

「司波真夜の意向で、兄と妹、姉と弟、兄とTSした弟で交わっても、産まれ出る子供に不具合が出ないように完全に調整されています。使った精子と卵子は同じ人物ですから、そういう意味では、実の3兄弟と言っても過言では無いはずだ」

 

アイツの言葉から怒りを感じられる。

 

「俺の為?なんでだ?」

 

「母体にいた時に、精神感応術で、世界を滅ぼせる力を得るように仕向けた、真夜と深夜の姉妹。お前が6歳になった頃、『人造魔法師実験』の被験者にされて、『人工魔法演算領域』を得たんだ。世界を滅ぼせる力を充分に発揮できるようにね。達也、お前も作られた魔法師だよ。人造魔法師、人工魔法師って言っても良い。道具とは言わないまでも、お前も人間から逸脱した存在だ。その逸脱した存在が暴走した時の為に、僕達が作られた。一瞬で達也の脳を凍らせる力を持つ深雪。お前の放った魔法を総てフルカウンターで返せる僕の二人の、いや2体の調整体だよ」

 

俺の暴走時の保険なのか…

 

「事実、この前ので、わかっただろ?感情的になったお前を僕は止めた。そういう役目だよ」

 

そういうことなのか…

 

「いいか?達也、お前一人の為に、何体もの元人間である調整体が作られたんだ。例えば、僕を宿した借り腹の為の女性…青春真っ盛りのこれからって時に、調整体にされたんだ。受精卵時点の調整体と違い、成長した後調整体って、寿命が無いんだよ。彼女は、僕が無事に産まれて、初乳を飲ませている最中に息を引き取ったそうだ。なぁ、僕達の怒りはどこにぶつければ良いんだ?」

 

アイツの怒りの源はわかった。俺と、俺を産み出した四葉家…そして、真夜叔母様が狂気に塗れる原因になった、魔法師による人体実験に対してだ。

 

「お母様は、雪夜に一度も会うこと無く、息を引き取りました。私は、こんなに大きくなるまで、血肉を分けた弟と会うことが出来ませんでした。お兄様だけを見つめて生きるように真夜叔母様の策略かと思いました。でも、違った。雪夜は私に何か遭った時のリペアで有り、私に何か不具合が有れば、私を処分して雪夜をTSして私と置き換える計画だったそうです。そんな身勝手な計画を許せない者の手で、雪夜は安全な場所に隔離されたそうです」

 

「達也様…」

 

この家にはいないはずの者の声がした。声の主を見ると、四葉家の当主専属の執事の葉山さんだった。

 

「どうして…ここに…」

 

「達也様が退院されると聞きまして…」

 

「僕の借り腹の母は、葉山さんのお孫さんだったんだよ」

 

アイツが目に涙を溜めて、俺を見つめて告白した。そんなアイツの頭を優しく抱き締める葉山さん。

 

「達也様、私の孫娘は、四葉家の為になると信じて、人体実験に参加しました。それが、完全調整体を宿ることとは知らずにね。孫娘は、雪夜様を自分の子供だと信じて、息を引き取ったそうです」

 

「お兄様…わかりましたか?あなたの為に何名の者が犠牲になったのかを!」

 

深雪の言葉にも怒りが感じられる。俺のせいなのか…

 

「だから…僕達は決めた。この世から理不尽な魔法師達を消し去ることにした」

 

「僕達?」

 

「そう…僕、深雪姉ちゃん、僕を真夜の手から隔離してくれた葉山さん、そして、神代家だ。作戦が終わった、僕達は神代家で余生を静かに暮らすんだよ。達也!僕達をどうする?ここで消すか?一緒に戦う?傍観しておく?今、三択から選んでよ」

 

たぶん、一緒に戦う以外は、深雪に凍結されるんだろう。先に深雪を倒して、アイツを倒す自信は無い。

 

「答えは出たようだね。そういうことだよ、お爺ちゃん♪」

 

俺に見せていた鋭い刃の視線では無く、とても暖かいな視線で葉山さんを見るアイツ。

 

「わかりました、雪夜様。四葉家次期当主は、司波達也様。神代家次期当主は神代雪夜様、婚約者は司波深雪様と発表します」

 

何?俺が当主だと?

 

「そうだよ。だって、僕と深雪は人間では無いんだよ。人間以外が当主をしたらダメだと思う。それに僕と深雪はこれから悪事をするんだ。そんな者達を四葉家の当主にしたら、深夜母様を哀しませてしまう」

 

この二人は、魔法師を殲滅する為の犠牲になることを厭わないようだ。そんな感じがする。俺の目の前で、アイツによりそう深雪。そこが、お前の居場所なんだな…

 

「わかった。お前達の悔しい気持ちは受け取った。お前達、妹と弟は俺が護る。俺が原因であるなら、俺はお前達を支援する」

 

俺の心は決まった。4人で、今後のことを話し合った。四葉家に関しては葉山さんが、運営する。俺達の3人は一高及び一高周辺にいる危険な魔法師の排除。反魔法師団体も含くむようだ。

 

 

 

---千葉エリカ---

 

登校時に有り得ない光景を目にした。司波3兄弟が仲良く登校していた。病院送りにした相手だろうに?どうした、雪夜…

 

「おっ!エリカ♪ノーパン、ノーブラか?」

 

往来で、私の胸を制服の上から揉む雪夜。どうしたんだ?こんな大胆なヤツだったか?

 

「パンツ履いてます!スポーツブラ付けています!」

 

「なんだ、残念だな…キスするか?」

 

往来で何を言っているんだ?耳が熱いって…

 

「どうしたよ、エリカ♪」

 

不思議そうな顔で私を見つめる雪夜。どうしたで無いだろ?

 

「はぁ?夫婦漫才オン往来か?」

 

って、レオ…誰が夫婦漫才だよ~。

 

「美月…」

 

「えっ?私ですか…私も恥ずかしいですよ~」

 

普通そうだぞ、雪夜…えっ…往来で、濃厚な口づけを交わす深雪さんと雪夜…達也君は、動じずに雫さん達と談笑しているし。そこは、叩く処だろ、おい!達也君…

 

--------

 

放課後、体育館裏に雪夜を呼び出した。

 

「決闘か?」

 

「いや…でーと…」

 

ドン!

 

大外狩りで、私を地面に派手に叩き付け、私の上に馬乗りになった雪夜。

 

「どうされたい?」

 

「え…えええっと…ねぇ…」

 

次の瞬間、雪夜は私から離れた。上体を起こして周囲を見ると、雪夜は、何者かと抗戦していた。

 

「何だと…攻撃手段を持っていないはずじゃ…」

 

「あぁ、魔法師の魔法だとね。剣術は別だよ♪」

 

楽しそうに相手を斬っていく雪夜。あんな雪夜は見た事が無い。

 

「エリカさんは、私が護ります」

 

後ろから深雪さんの声…私は何かの囮だったのか??

 

「大丈夫か?」

 

風紀委員達が駆け寄って来た。あの女もいる。

 

「囮捜査は成功ですよ。摩利さん♪」

 

はぁ?囮捜査?でーと…じゃなかったの…ショック大な私。うっうっ…

 

「エリカ、ありがとう。家まで送るよ♪」

 

泣きじゃくる私を背負い、私を家まで送ってくれた雪夜。

 

「ねぇ、部屋に寄って…」

 

私を背負ったまま、私の部屋へ連れ込む雪夜。勝手知ったる私の家だものな~。私の部屋に入ると、お姫様抱っこに切り替えて、私のベッドに腰掛ける雪夜。そして、私の制服を脱がしていく。あれよあれよの間に全裸にされてしまった。

 

「きれいな乳首だね♪」

 

うっ…雪夜は私の胸に顔を近づけて、臭いを嗅いでいる。何をする気だ?

 

ペロ!

 

うっ!雪夜の舌先が乳首を一舐め、二舐め…柔らかい乳首が固くなっていく。それに伴って、股間が湿っていく。これって…えぇぇぇぇ~!

 

私をベッドの上に優しく置き、自ら全裸になった雪夜が、私の上に載って来た…胸の鼓動が激しき大きくなっていく。いよいよ、大人の女性になるんだ♪

 

「うん?」

 

いきなり何かに気づき、服を着始めた雪夜。どうしたんだ?ここまでしておいて…

 

ガラッ!

 

障子が開き、修次兄上様が…

 

「何をしているんだ?」

 

「エリカ姫様が、裸を見てくれと…修次さん、後頼みますよ」

 

「後って…エリカ…お前なぁ。また、雪夜君に無茶振りか?」

 

最悪だ…修次兄上様から小言を頂いた上、雪夜に後一歩で逃げられるなんて…

 

 

 

---神代雪夜---

 

「おい!雪夜!」

 

今日のエリカは、殺気立っている。

 

「おっ!おはよう、エリカ姫♪」

 

僕の姫呼びに、一瞬怯んだエリカ。

 

「何か遭ったのか?」

 

レオが寄って来た。

 

「あぁ、昨日、エリカの家まで背負っていって、エリカの部屋でお姫様抱っこをして、子守り唄を聞かせて、寝かせてきたんだよ」

 

と、真実半分嘘半分の事を伝えた。

 

「ち、ち、違うだろ!雪夜!お前なぁ…」

 

「修次さんとどうしたんだ?」

 

「え…兄上様と…」

 

修次さんネタで、トーンダウンするエリカ。コイツの弱点のツボは抑えている。

 

「目が泳いでいるけど…何か遭ったのかな?」

 

「な、な、な、何も無い…実の兄妹だぞ…あったらマズいだろ…」

 

『私達は実の姉弟だけど…うふっ♪』

 

姉ちゃんから楽しげな声の念話が届いた。

 

 

 

 

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