※この作品はR-18です。

ハイスクールHENTAI×HENTAI「お尻、始めました!」   作:ひきがやもとまち

17 / 24
活動報告にも記しました通り、とんでもないレベルの大ポカやって大恥かきましたので、このさい恥をかきまくって出し切ることにしました。

大分前に一度だけ投稿してダメだし食らって削除した作品です。『D×D』二次創作と言う寄り原作キャラを流用させてもらった別物ファンタジーですけど今更ですので好きなだけ罵られませい!『恥死量を超えた恥ならいくらかいても同じこと』です!


大魔王リアスにお仕置きクエスト

 ーーここは剣と魔法の異世界にある国『駒王皇国』。

 聖と邪、光と闇、人と亜人族が共存して暮らしてきた平和な国。

 

 

 だが、長く続いたその平穏も、伝説の魔王リアス・グレモリーの復活によって終わりをつげる。

 

 以前よりパワーアップして“大”まで付けた大魔王リアス・グレモリーは、光の王女『アーシア姫』を誘拐し自らが居城を構える『オパイ山』へと連れ去ってしまったのだ。

 

 

 姫を失い、駒王皇国は闇に閉ざされた。

 

 しかし、人々が絶望するにはまだ希望が残っていた。伝説の勇者の霊に認められ、勇者の資格をえた若者の存在があったからだ。

 

 元は無力な人間の少年でしかなかった彼だが、長い冒険の中で成長し、仲間も増え、今まさに魔王との決戦を前にしてオパイ山の頂上へと上り詰めたところであった。

 

 

 

 

 

「追いつめたぞ! 魔王リアス・グレモリー!

 諦めて降伏し、姫様を解放するんだ! そうすれば命まで取ろうとは思わない」

 

「うふふ・・・魔王じゃないわ。大!魔王よ。

 それに姫を返すなんて、私にも無理ね。だって浚ってきたアーシア姫を閉じ込めてある牢獄に、鍵穴なんて付けてないもの」

「なに!? では我々が長い冒険の果てにやっと手に入れた『伝説の鍵』は・・・!

「うふふ・・・ええ、そう。ただのガラクタよ。た・だ・の・ね。

 何の役にも立たないガラクタを探すために世界中を旅してる貴方たちの姿は、とっても無様で見物だったわよ? うふふ、あはは、あーはっはっは!」

 

「く・・・、つくづく卑劣で性悪な女め!」

「・・・相も変わらずゲスな手がお好きな方ですわね・・・」

「・・・やっぱり魔王様は悪。裏切って正解」

 

 勇者パーティーの仲間。凛々しい女騎士ゼノヴィア、露出の激しい魔道師『朱乃』、元は魔王軍から送られてきた刺客だった格闘家『小猫』。

 

 自分たちが歩んできた長く険しい冒険を茶番扱いされては、到底黙ってはいられない。

 すぐさま魔王に切りかかろうとするゼノヴィアだが、それではアーシア姫が永久に牢屋の中へ閉じこめられてしまう。何とか鍵を開けるヒントだけでも魔王から手に入れなくてはならなかった。

 

「降伏するのは私ではなく貴方たちだという事が、ようやく理解できたのかしら?

 さぁ、分かったらさっさと服を脱いで土下座しながら罪を詫びなさい。

 お尻フリフリしながら“助けてくださ~い、大魔王リアス・グレモリー様ぁ~”って命乞いできたなら、特別に私のお城でアーシア姫と同じようにペットとして飼ってあげなくもないのだけれど?」

「「「くぅ・・・!!」」」

 

 予想外の展開に窮地に陥り、絶体絶命の勇者パーティ一行。

 

 そんな中、勇者一人だけは静かにうつむき、永久に失われてしまった己の相棒に思いを馳せていた。

 

 自分の弱さが招いた失敗、自分の愚かさが引き起こした必然的な敗北。その結果永遠に失ってしまった自分にとって命よりも大切なモノ。

 

 だが、ソレはもうない。別のモノを手に入れる代わりに失ってしまった。失ったモノが二度と戻ることはない。

 

 

 

 “だからこそ俺はーーいや、“私”は前に出る!”

 

 

 

 決意とともに勇者は一歩、魔王へと近づいた。

 

「鍵なら他にもあるわ・・・これよ!」

「あら? もしかしてそれ、おちんちーーんぅっ!?」

 

 余裕かましてポーズ取ってた大魔王リアス・グレモリーは突然の奇襲に対処できず、その小さくて可憐なお口に鍵を突っ込まれて背後の壁に縫いつけられる屈辱を味あわされてしまった。

 

「鍵穴がないなら、貴女がなりなさい。魔王リアス・グレモリー。

 私の永遠の相棒、人間の少年から選ばれし勇者に転生するため失った、男にとっての宝物ーー『おちんちんの鍵』を差し込まれてね!」

「ふぁふにをふふほ!? ふぁふぁひははいまおうなのをーー!!(がちゃん)んぐりんちょ」

 

 鍵穴の代用品にされた大魔王がなにか喚いていたが、それも差し込んだ鍵を回すまでのことだった。

 人々の思いの形が実体を得た姿ーー概念装具とも呼ばれるマジックアイテムの一種『おちんちんの鍵』は、差し込んだ相手を鍵穴として存在を変換、固定する効果があった。

 鍵を回せば相手の意識と自我を保ったまま、生きる鍵穴の完成だ。鍵と鍵穴に出来る穴さえあれば、どんな物だろうと扉として開けられる。まさに最強にして最高の鍵アイテムと言えるだろう。

 

 当然、存在の概念そのものを書き換えられてしまう訳だから、魔王といえども鍵を差し込まれたら只の鍵穴。張り付けられた壁ごと扉として世界に認識され、それ以降は自らの力だけで脱出することは決してできない。

 

「物扱いされる人の気持ちが少しは分かったかしら? 魔王リアス・グレモリー。

 分かっても分からなくても私は別に構わないけど、償いは後でキッチリしてもらうわよ? お尻をフリフリしながら、命乞いする準備はしておいてね?

 ーーまずは姫様を助け出すまでの間、ソレでもしゃぶって無様をさらしていなさい」

「んにゅ!? ふぁへへ、ふぁにふるほ!? やめははいっへいっへるへひょ!

 あぶ! ほんむ、ぬちゃ、ん~! ん~!」

 

 口内を鍵でかき回されて苦しげに、そしてそれ以上に悔しげに呻き声をあげまくる魔王リアス・グレモリー。

 形こそ本来の姿を微塵も残していない普通の鍵だが、むしろ普通の鍵だからこそ魔王を虐めるには最適ともいえるだろう。

 

 鍵に負けてドアにされた大魔王リアス・グレモリー。

 後世において『おっぱいバカ魔王』の二つ名を奉られ、長く笑い話のネタとして扱われる定番ギャグヒロインの誕生した瞬間であった。

 

 

 

 

 

 

 ーーかつて、故郷の村を魔王軍に襲われて家族を失い、魔王への復讐を果たすために都へ向かった無力な少年イッセーだったが、現実はそれほど甘くはなかった。

 

 鍬しか持ったことのない彼では一般兵としてすら物の役に立たないと言い切られ、王様に会うためにお城に入ることすら許してもらえない。

 いったい自分はどうすればと思い悩む彼の前に、一人の美しい女性の幽霊が舞い降りる。

 

 彼女は言う。ーー君は人類のために男であることを辞められるかい?ーーと。

 

 正直、迷わなかったと言えば嘘になる。男でなくなれば、もう二度と童貞を捨てる機会は得られなくなるのだから当然だ。

 思い悩み、悩み苦しんだ彼が出した答えは『ひと思いに、一気にバッサリ、一片の欠片すら残らないぐらい徹底的に男を消してください』だった。

 

 これには相手の幽霊も驚いたようだったが、やがて理解したというように頷き、了解した。

 

 

 その日から無力な村の少年イッセーは、伝説の勇者に選ばれた“少女”女勇者イッセーになったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁへふぁわはひをはふへははい! ははひははいはおうはおほーっ!」

 

 扉の鍵穴が大声で助けを呼ぶ声をBGMに、勇者一行は囚われの姫様がいる牢獄へと入室していく。

 

 ろうそくの明かりに照らされた廊下を進んでいくと、やがて少しだけ広めの不思議な空間にでる。

 室内には様々な包丁や大鍋、調味料などが置かれており、一見すると台所のようにも見える。しかしその場所が台所ではないことは一目瞭然だった。

 

 なぜなら働いているのが使用人とおぼしきボロをまとった一人きりであり、そのほかの料理人たちがいない。

 オーブンや暖炉はともかく包丁などの調理するのに必須の道具が使われた形跡がない以上、ここが彼女を無理矢理に働かせるためだけに作られた拷問部屋なのであろうことくらい容易に想像できる。

 

 そして何よりの証拠。

 働かされているボロをまとった使用人の少女が、駒王皇国の姫君アーシア・アルジェントその人だったのだから!

 

「姫! アーシア姫様!」

「・・・その声は・・・もしかしてゼノヴィア!? 私を助けにきてくれたんですか!?」

「はい!そうです!遅れて申し訳ありません。

 今すぐ、その忌々しい衣服を綺麗なドレスに交換いたしますから、しばしのお待ちを」

 

 敬愛する主君として、また同じ女としてアーシア姫をこのような惨めな格好でいさせるわけにはいかない。皇国に仕える騎士として、ゼノヴィアは何をおいても今すぐ姫様に相応しい立場に似合った服を取り出さねばと、自らのアイテムボックスを開いてガサゴソやりはじめた。

 

 が、それを見たアーシア姫は一度喜びに満ちた顔を絶望に染め、諦めきった表情で黙々と床の拭き掃除を再開してしまった。これに驚いたゼノヴィアは慌てて駆け寄り、高貴な身分の姫君の手を取り、正すように詰る。

 

「姫様!? 何をなさっているのですか!

 もういいのです、その様なことはおやりにならなくとも平気なのです!

 魔王が倒れた今、姫様はお城に戻って今まで通りに平和で豊かな生活を・・・」

「・・・不可能です、ゼノヴィア。この服には強力な呪いがかけられていて、自らで脱ぐことも、魔王に逆らうことすらも私には出来なくされてしまっているのです」

「な・・・!?

 で、では呪いの大本を倒せばーー!」

「本体が消え、呪いが残る。それだけですよ、私には今まで通りに台所でタダ働きさせられる余生が待っているだけ・・・。

 もう、終わってしまったことなのです・・・」

「そんな・・・」

 

 あまりに無慈悲で残酷な現実を前に為すすべもなく、優秀だが騎士でしかないゼノヴィアは魔法に詳しい仲間に助けを求める。

 

「朱乃! この呪い、なんとかならないのか!?」

「・・・むずかしいですわね。さすがは悪魔族の名門にして貴種中の貴種『紅玉族』最高の魔法の使い手、魔王リアス・グレモリー自らが直接かけた呪いだわ。

 残念ですが、わたくしの力では威力と効果を弱められる程度かと」

「・・・姉様でもたぶん無理。これ、すごく古い呪術の文様。悪魔族でも最近では知ってる人が減ってきてる珍しい術式。

 相当強い霊力の持ち主たちが束になってかかっても、解呪までは出来ない・・・」

「そ、そんな・・・・・・」

 

 くずおれるゼノヴィア。端から分かっていたからなのか、自分の運命を受けれて床掃除にいそしむアーシア姫。

 

 魔法に詳しい二人の仲間が対策を協議してみるが、とうてい今の魔法技術で解決できるレベルの呪いとは思えない。早々に行き詰まった二人だったが、小猫の方が先にある可能性を思い出す。

 

「・・・昔、姫巫女をしていた姉様から聞いたことがあります。駒王皇国には“聖鍵の伝説”があると」

「聖鍵?」

「・・・はい。わたしたち猫又族に古くから伝わる伝承なんだそうです。

 “資格持つ者が現れ、真に我が必要だと感じたならば捧げよ。

  それが相応しき鍵穴であるならば、我はあらゆる願いを成就せん”

 そういう風に伝わっているのだそうです」

「相応しき鍵穴・・・ですか。鍵そのもではないのですね」

「・・・はい、その通りです。鍵は所詮、開けるための道具でしかないからだそうです。

 “開けるのには必要だが、開けた先にある中身にとっては価値を持たないのだ”とも」

「成る程。至極まっとうな道理ですわね。

 では、善は急げです。さっそく伝承に従い、儀式の場へと向かうとしましょう。

 今は藁にも縋る思いなのですから、伝承は藁よりかはマシなはずです」

「・・・わかりました」

 

 小猫はいつも通りに無表情のまま頷いた後、思い出したようにアレのことについて確認をする。

 

「ところで朱乃先輩、色ボケおっぱい魔王はどうしますか?」

「無論、持って行きます。伝承の鍵穴かどうかはともかく、どんなに使って壊れてもいい鍵穴なんて早々簡単には見つかりませんからね。使用限界がくるまで、何回でも使い回してあげましょう」

「・・・そうですね、それがいいです。あの下品な牛には奴隷なんかよりも、穴の方が似合ってます」

「もしも今回使えなかったら、役に立たなかった罰として広場に固定し『50円』とでも書いておきましょう。

 穴でさえあれば何だろうと挿入れたがる物好きな変態は、種族を問わずいるものですから」

「・・・朱乃先輩、エグいです。私は穴のお尻に『料金はこちらへ、紙幣でも可』と書く程度で我慢しておきます」

 

 怖い内容の会話を淡々と、だがいつもの調子で軽く交わす露出魔導師とロリ怪力娘。

 表情ひとつ、顔色ひとつ変えようとはせずに汗一滴流さないあたりが怖すぎると、勇者イッセーは若干どころかドン引きした。

 

 自分たちが愛する勇者様に引かれていることなど露知らず、二人の魔王裁判は淡々と進められていく。

 

「あらあら小猫さんったら。そのような目に遭わせたら、次の日から魔王は恥ずかしくて人前に顔を見せなくなってしまいますよ?」

「・・・大丈夫です。穴に人権はありませんから。私の言うことを、力付くで聞かせます」

「成る程。それもまた、至極通りです。

 挿入れるしか使い道のない穴など、ただのオナホ。オナホを人間と同様に扱えなどと唱える男性は、この広い世の中でも少ないでしょうからね。うふふ」

 

 怖い笑顔で怖い笑い声を立てて続けていた魔道師朱乃のテレポート魔法によって、一行は儀式の場へと転送される。

 以外にもそこは駒王皇国の首都で、勇者たちの帰りを待っていた王様はとても驚き、事情を聞いてさらに驚いた。

 

 が、驚いてばかりもいられない。すぐに儀式に必要なモノが用意されて全国民が見守る中、儀式がはじめられた。

 

 

「☆◇□■★※☆◇□■★※☆◇□■★※・・・・・・」

 

 小猫たち猫又族にのみ伝わっている古い言語による呪文を唱えると、突如として勇者たちの目の前に石碑が現れる。

 

 驚く彼女たちに石碑は、静かな口調で語りかけてきた。

 

 

『我を求め、我を喚んだは汝らとみた。

 願いを叶えたくば願いにふさわしき鍵穴を鍵と一緒に、ココへと入れるがよい』

 

 石碑は告げて儀式の例に則り、挿入用の穴を開く。

 

 が、勇者たちは驚いて硬直してしまう。

 

 彼女たちは魔王戦の時と同じく石碑に魔王を張り付けて鍵穴にすればよいのだろうと思いこんでいたのだ。

 

「・・・どうしたものでしょうか・・・」

 

 普段はおっとりとエロいパーティの知恵袋的存在の朱乃が、困ったように困惑の声を上げる。

 彼女が分からない上に知りもしない事柄を解決できるメンバーなんて、少なくともこのメンツの中に居るはずもない。

 万事休すかーーあきらめかけたその時、奇跡が起きた。

 

「!!!!!!」

 

 女勇者イッセーに天啓が舞い降りたのだ。

 

 彼女はすぐさま天啓に従い、王宮裏の牛小屋で飼われている乳牛の元へと向かった。

 

 魔封じのリード付き首輪をはめられ、牛柄のボディコンスーツに着替えさせられて、鼻輪まで付けられた四つん這いの魔王リアス・グレモリーは、捕虜ではなく完全に牛扱いーー家畜と同じ地位身分を与えられて王宮牧場で働かされる毎日を送っていた。

 

「もうイヤよ!こんな生活! 誰でもいいから助けに来てよー!」

 

 泣いても叫んでも梨の礫で、代わりに返ってくるのは元上司の見張り役を買って出た元部下の小猫による、ありがた~いお仕置き。

 

 動物たちに混じって踊らされ、猿に乳首をつねられて、鳩にお尻を突っつかれ、終いには猿の猿真似をやらされる。

 

「ウッキッキーーっ!

 負けたリアスちゃんのお猿さん的反省ポーズ!」

「・・・心がこもってない。無理矢理やらされてる感がぜんぜん抜けない。

 次はパンツを脱いで同じことやって。ダメだったら町中でも同じのを」

 

 ーー拷問にも等しい毎日だったけど、今日はなんだか街が騒がしい。小猫も来ないみたいだし、久しぶりにゆっくり休めるわ・・・。

 

 そう思っていたのも束の間で、突然なんの断りもなく乱入してきた勇者に問答無用で脇に抱えられ、謎の石碑の前へと拉致される。

 

 

「なに!?なんなの!?何が起こったというの!?

 コラっ、イッセー! 誰でもいいから誰か私に説明しなさい!

 何度も言うけど、私は悪魔族の王にして大魔王のリアス・グレモリー様なのよー!」

 

 もう既に町中の者が聞き飽きているお決まりの台詞を無視して、事は進められていく。

 

 ーーと言っても、実行者である勇者以外に彼女がこれから何をするか全く予想がつかない以上、ただ黙って見ていることしかできないのだがーー。

 

 

「イッセー! どういうつもりなの!? いつも思うのだけど、あなた人間の癖に生意気なのよ! もっと存在として上位の種族に敬意を払うべきーーきゃあっ!?」

 

 途中まで話していたら級に司会が暗闇に包まれ、何事かと焦るリアス。

 

 実際に何が起きたのかは、彼女の背後に居る者たちなら誰もが分かる。

 

 頭から石碑に突っ込まれたリアスの尻がジタバタと暴れている

 スカートは捲れあがり、パンツは丸見え。考えなしに足をバタつかせるものだから、お尻の割れ目に食い込んでいたパンツは急速に食い込む速度を上げていき、わずか数秒の間にエグい黒パンティからTバックに、そしてTフロントへと成り果ててしまった。

 

 リアスお気に入りのオーダーメイド黒パンティではあったが、今やソレは他者の目から局部を隠すという下着本来の使命を全くこなせていない、役立たずの黒い布切れへと価値が暴落してしまっていた。

 

「価値が無くなったのなら、必要ないでしょ? 脱がすわね」

「・・・え? ちょ、やめ・・・・・・き、きゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 石碑が邪魔して後ろが見えないリアスだが、自分の身に起きた異変ぐらい嫌でも気がつく。

 何しろこの勇者、衆目の見つめる中で寄りにもよって人のパンツを、膝下までズリ降ろして見せたのだ!

 

「やめて! 脱がさないで! それから、ここから早く私を出して!

 これは命令よ人間の勇者イッセー! 私の命令が訊けないの!? 悪魔族の支配者である大魔王様の、この私の命令なのよ!?

 ちょっと! 私の話をちゃんと聞いてるのイッセー・・・んほぉ!?」

 

 突然、リアスのマシンガン苦情トークが急停止した。させられたのだ。人間族の女勇者イッセーの性剣『おちんちんの鍵』によって。

 

 あの穴でさえあれば何でもどれでも差し込める魔法の鍵。

 勇者になるために切り離した『男であった頃の少年イッセー』が今、剥き出しのまま突き出されている魔王リアス・グレモリーのアソコに挿入れて黙らせた。

 

 

「・・・・・・」

 

 勇者は一言もしゃべらない。心なしか顔と表情が別人に見える。

 もしかしたらそれは、人生の最後で思いを遂げさせてほしいという漢一生の願いを神が聞き届けた結果なのかもしれない。

 

 どこかの世界で結ばれて、正しい性行為として行われるはずの二人の性器は尋常でないやり方とは言え、こうしてひとつに結実する。

 

 

 がちゃ・・・ぎぎぎ・・・・・・

 

「はお!? ん、あ、あ、そこは、ダメぇぇぇぇ・・・・・・」

 

 先ほどとまでとは異なり、鍵をゆっくり回すスピードに併せて足のバタつきと苦悶の声も穏やかになっていく。

 一方でリアスの下半身には涙のような汗がにじみ出し、足だけでなく剥き出しの下半身全体がピクピクと痙攣しはじめていた。

 

 きぃぃ・・・ぐりん・・・くりぃぃ・・・・・・

 

「んぅ、あ・・・だ、ダメ、ダメよ、ダメなんだって、ばぁ~~あぁぁぁぁっん・・・」

 

 半周が過ぎ去り、時間的にもリアスの穴的にも限界が近づいていることを彼女自身も実感してきているのだろう。反応から激しさが弱まってくる一方で、精神面での激しい葛藤が感じられた。

 

 自身の完全敗北まで後僅かなのだと言う事実を、ムズムズしてきた尿道が正確に教えてくれている。

 一度は征服しかけた国の、価値などないと断じた一般大衆どもの前で、自分は今から女として最大の恥を、下等生物たる人間によって晒させられるのだ。これ以上の恥辱はない。

 

 だが、現実問題として石碑の穴に上半身を突っ込まれて身動きのとれなくなってる今の自分に出来ることなど何も無い。せいぜいが尿道に力を入れて決壊をの時を少しでも先延ばしにする程度が限界だ。

 

 子供らしくて愛らしいとさえ言われそうな、幼稚で稚拙な子供っぽい抵抗でしかないが、今のリアスには本当にそれくらいしかできない。その事実こそが何よりリアスのプライドを傷つけて集中力を乱し、尿道決壊への我慢の堤防を弱めていることを性経験の不足しているリアスは気づかない。

 

 

 ぎぎぎぎぎ・・・・・・

 

 

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ・・・・・・」

 

 

 終わりが、近い。

 リアスのマンコに差し込まれた鍵が、彼女の膣内で一回りしかけている事実を背後から見ている誰もが知っている。

 だが、当の本人であるリアスだけは感覚としてしか知らない。

 だからこそ余計に恐怖する。

 

 いつ来るの? いつ来るの? いつ来ちゃうの? 私が下等生物以下の乳牛に成り下がる瞬間は、いつ頃おとずれちゃうのよぉ!

 

 皆からは顔が見えないことを逆に利用して、リアスは穴の内側で盛大に無様な間抜け面を晒して、最後の栄光を懐かしんでいた。

 

 あの時は自分の方が、あの頃は自分が一番、あの時間違えなければ今の立場は逆転していてーー

 

 

 そう思った瞬間、大まで付けてパワーアップした魔王リアス・グレモリーの自意識は急激な復活を果たす。

 

(そうよ! 私は大魔王リアス・グレモリー! こんな理不尽に従う必要なんて何処にもなーー)

 

 がちゃん

 

「はぅっ!?」

 

 覚醒した。そう思えるほんの一瞬前に止めを刺された。マンコに。鍵によって。

 

 口を大きく開いて眼は上を向き、下を口から突き出してヨダレを垂らし、壁から突き出た尻はビクッと大きく跳ねて、両足は右足それぞれバラバラの方向に数秒間ピーンと延ばしてから動きを止め、そのまま約三十秒間の刻が過ぎ去った。

 

 やがてーー、

 

「ーーあふぅん・・・・・・」

 

 がくり、と。

 延ばしていた両足は尻とともに脱力して重力に従い、身体を支える穴の縁に身を任せる。

 大きく見開いていた両目は焦点を失い、そのまま瞼も閉じて気を失う。

 口からは一筋のヨダレ。マンコからは黄金色のお小水。

 

 

 鍵が一周回って解錠の概念が成立し、リアスの身体の全てが強制的に開け放たれたのだった。

 

 

 

『鍵と鍵穴を認証。我の記録も復活させる。汝等の願いは承認された。

 ーー待ちわびたぜ、相棒。さぁ征くか』

 

 

 どこかの世界で伝説のドラゴンと呼ばれている存在が、捨てられて願いも叶い、満足して成仏しかかっていた少年の魂を掬い上げると、どこかの世界へ共に旅立っていった。

 

 同時に彼を封じていたエネルギーも解放されて、石碑は単なる願望機へと機能を戻し、彼ら勇者たちの願いを叶えてから、

 

『願いは叶えられた。では、さらばだ』

 

 そう言って七つの光となり、世界各地へ飛び散っていった。

 

 

 残されたのは願いが叶いボロ服の呪いが解けて解放されたアーシア姫を迎えに行こうとしている魔道師朱乃と、弱すぎて今まであまり目立たなかった勇者の意外な活躍に目の色変えて飛びつきだした女たちの群。女たちに押しつぶされて悲鳴を上げながら服と処女を奪われていく女勇者イッセー。

 

 

 そして残る後一人は・・・・・・

 

 

「・・・悪い子に必要なのはお仕置きだけです。救いでも願いでもありません。

 とりあえずこれをあげますから、とっとと起きやがれです牛女。

 今日のお仕置きは始まっても居ませんよ?」

 

 そう言って魔王軍時代の得意武器ハンマーを地面に打ち付け、魔法効果によって大地を変質させて作り出した二本の棒をリアスの急所それぞれに向けて撃ち放つ。

 

 

 魔王リアスの地獄は、世界救済後もけっして終わることはない・・・・・・・・・。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。