※この作品はR-18です。

デスとハイエロファントの物語:REBOOT 外伝(R-18)   作:桁石スミオ

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「マジカルドロップⅢ」「マジカルドロップポケット」「マジカルドロップV」デスとハイエロファント主役。本編『目覚めよと、呼ぶ声が聞こえ』ラストシーン内での回想部の物語。2017年10月脱稿。
 登場人物:デスとハイエロファント
 注:台本形式読み物です。R-18作品です。

 フォント調整版は、後日サイトに掲載します。

 pixivにも、同一内容を投稿しております。
 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8734496


【挿絵表示】



洗礼【第1話】(R-18)

デスとハイエロファントの物語:REBOOT

外伝【 洗礼 】

 

★ 神殿・湯殿

 

 満月が昇り始めた、雲一つない夜。

 脱衣所の籠に、ふたり分の衣服。デスの服と、ハイエロファントの法衣。

 防湿加工がされた扉の奥、3メートル四方の湯殿。

 石造りの壁。漆喰で目地埋めされた、石板張りの洗い場の床。

 湯船は大理石、湯殿の半分ほどを占める広さ。

 湯面が洗い場より少し高く、浴槽の縁が白色の天然石で出来ている。

 湯船の底の角、四隅に、桜色の淡い光を放つ水晶玉が備わっている。

 上方の明かり取りの窓より射し込む月光が、湯殿全体を明るくしている。

 壁には、橙色のランプが、扉近くと反対側にひとつずつ。

 洗い場の床に、一糸纏わぬ姿の、デスとハイエロファントの姿。

 横座りで背筋を伸ばすデス。

 その真後ろで膝立ちになり、ざばぁ、と木製の手桶に湯船から湯を汲むハイエロファント。

 

ハイエロファント「お湯、掛けるよ」

デス「ああ、頼む」

 

 ゆっくりと、桶を傾けるハイエロファント。

 ざ、と右肩口から湯を浴びるデス。

 両目を閉じ、湯の温度を全身で感じている。

 デスの背中、胸を、湯が流れ落ちる。

 

ハイエロファント「どう? 沁みる?」

デス「(笑顔で)いや、問題ない」

ハイエロファント「(微笑んで)良かった。じゃあ、流すね」

 

 手桶に残る湯を、ざあ、とデスの肩に掛けるハイエロファント。

 もう一度、湯船から湯を汲み、今度は彼女の左肩口から流す。

 先ほどよりも勢いよく、デスの背中と胸の谷間を、湯が落ちていく。

 

デス「(ふうう、と息を継ぎ)湯を浴びるのは、初めてだ」

ハイエロファント「そうなの?」

デス「(頷いて)ああ。あたしの住居としてた洞窟には、奥に泉が湧いてて、ずっとそこで沐浴してたんだ。血を流すのも、衣服の汚れを落とすのも、そこの泉だった。(ハイエロファントを振り向き)洞窟の居住室とか、安置室には案内したろ? 更にずっと奥にあるんだ」

ハイエロファント「へぇ・・・水、冷たくはないの?」

デス「凍ることはないし、冬場など、泉の方が温いくらいだ」

ハイエロファント「今度、行ってみてもいいかな?」

デス「そうだな・・・案内する」

 

 ハイエロファント、湯船に身体を向け、膝立ちでにじり寄る。

 そして、片足ずつ浴槽の縁から、足を入れていく。

 デス、彼と続いて同様に、浴槽に両足を浸けて、縁に腰を下ろす。

 

デス「(はぁ、と息を吐き)・・・ちょうどいい温度だ」

ハイエロファント「(微笑んで)良かった。じゃあ、浸かろうか」

 

 ゆっくりと、湯船に身体を沈めていく、ふたり。

 浴槽から洗い場に、ざばぁっ・・・と湯が溢れる。

 腰を浴槽の底に落ち着け、並んで座るデスとハイエロファント。

 洗い場を背に、両脚を伸ばして腋の辺りまで湯に浸かる。

 デスの横顔に目線を向けるハイエロファント。

 

ハイエロファント「どうかな? 入ってみて」

デス「(ぶるっ、と一度身体を震わせ)いいな。沐浴とは、また違う」

ハイエロファント「それは何より・・・傷の具合、どう?」

デス「(自分の胸元に視線を下ろし)跡が残ってるが、お前のお陰ですっかり塞がってる。問題ない」

 

 上半身をハイエロファントに向け、左乳房の上部を指差すデス。

 

デス「(傷跡を示し)ここだ。見てくれ」

 

 デスの指差す付近に視界を移すハイエロファント。

 月光の蒼白い光と、浴槽内の水晶玉からの桜色の光に照らし出されてるデスの乳房、乳頭。

 暫くの、間。

 ハイエロファント、瞼を少し閉じ、ごくり、と唾を飲み込む。 

 

ハイエロファント「・・・綺麗、だ・・・」

デス「そうだな、綺麗に治してくれた」

ハイエロファント「傷跡も、だけど・・・(蕩けそうな声で)胸・・・綺麗な・・・形、だな、って・・・」

 

 途端。

 鮮やかな朱に染まる、デスの両頬。

 呼応するように赤くなるハイエロファント。

 眼差しを絡め合う、ふたり。

 そのまま、暫く。

 上半身を戻して、顔を伏せ、やや目線を外すデス。

 

デス「(恥ずかしそうに)・・・お前に気に入ってもらえたなら・・・いい・・・」

 

 ハイエロファント、隣のデスの胸元から下に視線を移動する。

 僅かに波打つ湯面、それを通して見えるデスの腹部、両脚、そして、股から恥丘の付近。

 ただひたすら、それらを瞳に投影している。

 デス、ハイエロファントの目線に気付き、横顔を一度見る。

 その後、彼と同様の動きで、湯面の下側に視界を下ろしていく。

 ハイエロファントの胸、腹部、両脚、そして、雄々しく勃起した男根。

 瞳を艶やかに潤ませ、再度、前に顔を向けるデス。

 

デス「・・・少し、逆上せそうだ・・・」

ハイエロファント「(ハッ、として)じゃあ、上がってもいいよ」

デス「取り敢えず、縁に座っておく。暫く冷ましたら、もう少し湯船に浸かりたい」

 

 頷く、ハイエロファント。

 ふたり、呼吸を合わせたように、ざばあ・・・と腰を上げ、身体を起こす。

 ぺた、と浴槽の縁に並んで座るデスとハイエロファント。拳1つ分くらいの間。

 湯の滴が、ふたりの身体を流れ落ちる。

 

ハイエロファント「(心配げに)大丈夫?」

デス「(ふうう、と長い息をつき)ああ・・・少し、こうしてる」

 

 デスは、座った左右に両掌を着き、少し身体を伸ばす。

 ハイエロファントは、両掌を膝頭に乗せ、両腕を伸ばす。

 正面の壁面を見詰める、ふたり。

 沈黙。

 沈黙。

 沈黙。

 デス、ハイエロファントの横顔に視線を送る。

 

デス「ハイエロファント・・・」

ハイエロファント「(目線を返し)何?」

デス「それ・・・つらくないのか?」

 

 視界の先を、ハイエロファントの男根に向けるデス。

 彼女の視線に気付き、自分の真下に目線を下ろすハイエロファント。

 硬く勃起している自分の男根。脈動に合わせ、微かに震えている。

 薄桃色の亀頭、臍の近くまで下腹部寄りに反り返っている陰茎。

 

ハイエロファント「(目を伏せて)・・・ごめんね・・・こっちは、自分じゃどうしようもなくて・・・」

デス「あたしでも、大体解る・・・反応してしまうんだろ? 気にするな」

 

 ハイエロファントの横顔に視線を戻すデス。

 頬を赤くしたまま、口元を、きゅっ、と結んでいるハイエロファント。

 

デス「むしろ・・・(嬉しそうな声で)あたしを、そういう風に見てくれてるのが、ありがたい。あたしみたいな死神を、そういう対象として見てくれたんだろ? だから、反応してくれたんだ」

ハイエロファント「対象・・・と、言うか・・・(デスを見詰め)君は可愛いし、綺麗だし、その・・・肌も、身体も、全部・・・艶やかで素敵で・・・」

 

 再び絡み合う、眼差し。

 互いの瞳の奥深くを、見詰めているふたり。

 暫くの、間。

 暫くの、間。

 更に、間。

 

ハイエロファント「(湯面に目線を投げ)何か、言い訳してるみたいだけど・・・(自虐気味に)ここを大きくしてる段階で、説得力ないよね・・・」

 

 デス、右手を、そっ、とハイエロファントの左手甲に乗せる。

 そして、きゅっ、と彼の手を握る。

 

デス「(潤んだ瞳で)あたしでいいなら・・・お前の好きにしてくれ・・・」

ハイエロファント「(思わず顔を上げ)でも! それじゃあ・・・」

デス「(頷いて、しっかりとした声で)いいんだ。湯殿に一緒に入る前に、決めてた」

 

 腰を上げて、ざぁ、と湯面を掻き分け、ハイエロファントの正面に立つデス。

 ハッ、として、デスを見上げるハイエロファント。

 デス、半歩分の距離で、柔らかい微笑みを浮かべて彼を見詰める。

 

デス「ちゃんと、見てくれ・・・あたしの、身体・・・」

 

 デスの膝までの湯面から上、蒼白い月光に照らされて、浮かび上がる彼女の裸体。

 ハイエロファントのすぐ目の前に、デスの胸部。

 椀型の美麗な円錐を成す、両の乳房。濃い桃色の乳頭。

 その下、流線型を描く左右の身体の線。

 浅く窪んだ臍。更に下、下腹部から恥丘、陰裂。

 それらを、すべて瞳に焼き付けるように見詰めるハイエロファント。

 

ハイエロファント「(蕩けそうな声で)綺麗だ・・・デス・・・とっても・・・」

 

 顔を上げるハイエロファント。再度、デスと見詰め合う。

 湯面を分け、更に身体を寄らせるデス。

 自分の乳頭が、ハイエロファントの鼻先に接近する。

 はあっ・・・と大きく呼吸をするハイエロファント。

 加速する、鼓動。それに同調して、男根が一際大きく反り上がる。

 

デス「・・・息が、当たってる・・・」

 

 はあっ、はあっ、と段々と呼吸を荒くしていくハイエロファント。

 自分の脈が昂っていくのを感じているデス。

 

デス「何事も、いっつも、お前から言ってくれた・・・だから、こっちは、あたしから言う・・・」

 

 ハイエロファントの両肩に左右の掌を乗せるデス。

 身体を屈め、彼の顔のすぐ前に自分の顔を持ってくる。

 

デス「(甘く囁き)・・・ハイエロファント・・・お前のが、欲しい・・・」

 

 途端。

 丸く目を見開き、潤いで瞳を輝かせるハイエロファント。

 口端が微かに震えた後、瞼を半分閉じて、彼女を見詰める。

 

ハイエロファント「(深く甘い声で)・・・デス・・・君に、挿れたい・・・」

 

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