デスとハイエロファントの物語:REBOOT 外伝(R-18) 作:桁石スミオ
登場人物:デスとハイエロファント
注:台本形式読み物です。R-18作品です。
フォント調整版は、後日サイトに掲載します。
pixivにも、同一内容を投稿しております。
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デスとハイエロファントの物語:REBOOT
外伝【 洗礼 】
★ 神殿・湯殿
満月が昇り始めた、雲一つない夜。
脱衣所の籠に、ふたり分の衣服。デスの服と、ハイエロファントの法衣。
防湿加工がされた扉の奥、3メートル四方の湯殿。
石造りの壁。漆喰で目地埋めされた、石板張りの洗い場の床。
湯船は大理石、湯殿の半分ほどを占める広さ。
湯面が洗い場より少し高く、浴槽の縁が白色の天然石で出来ている。
湯船の底の角、四隅に、桜色の淡い光を放つ水晶玉が備わっている。
上方の明かり取りの窓より射し込む月光が、湯殿全体を明るくしている。
壁には、橙色のランプが、扉近くと反対側にひとつずつ。
洗い場の床に、一糸纏わぬ姿の、デスとハイエロファントの姿。
横座りで背筋を伸ばすデス。
その真後ろで膝立ちになり、ざばぁ、と木製の手桶に湯船から湯を汲むハイエロファント。
ハイエロファント「お湯、掛けるよ」
デス「ああ、頼む」
ゆっくりと、桶を傾けるハイエロファント。
ざ、と右肩口から湯を浴びるデス。
両目を閉じ、湯の温度を全身で感じている。
デスの背中、胸を、湯が流れ落ちる。
ハイエロファント「どう? 沁みる?」
デス「(笑顔で)いや、問題ない」
ハイエロファント「(微笑んで)良かった。じゃあ、流すね」
手桶に残る湯を、ざあ、とデスの肩に掛けるハイエロファント。
もう一度、湯船から湯を汲み、今度は彼女の左肩口から流す。
先ほどよりも勢いよく、デスの背中と胸の谷間を、湯が落ちていく。
デス「(ふうう、と息を継ぎ)湯を浴びるのは、初めてだ」
ハイエロファント「そうなの?」
デス「(頷いて)ああ。あたしの住居としてた洞窟には、奥に泉が湧いてて、ずっとそこで沐浴してたんだ。血を流すのも、衣服の汚れを落とすのも、そこの泉だった。(ハイエロファントを振り向き)洞窟の居住室とか、安置室には案内したろ? 更にずっと奥にあるんだ」
ハイエロファント「へぇ・・・水、冷たくはないの?」
デス「凍ることはないし、冬場など、泉の方が温いくらいだ」
ハイエロファント「今度、行ってみてもいいかな?」
デス「そうだな・・・案内する」
ハイエロファント、湯船に身体を向け、膝立ちでにじり寄る。
そして、片足ずつ浴槽の縁から、足を入れていく。
デス、彼と続いて同様に、浴槽に両足を浸けて、縁に腰を下ろす。
デス「(はぁ、と息を吐き)・・・ちょうどいい温度だ」
ハイエロファント「(微笑んで)良かった。じゃあ、浸かろうか」
ゆっくりと、湯船に身体を沈めていく、ふたり。
浴槽から洗い場に、ざばぁっ・・・と湯が溢れる。
腰を浴槽の底に落ち着け、並んで座るデスとハイエロファント。
洗い場を背に、両脚を伸ばして腋の辺りまで湯に浸かる。
デスの横顔に目線を向けるハイエロファント。
ハイエロファント「どうかな? 入ってみて」
デス「(ぶるっ、と一度身体を震わせ)いいな。沐浴とは、また違う」
ハイエロファント「それは何より・・・傷の具合、どう?」
デス「(自分の胸元に視線を下ろし)跡が残ってるが、お前のお陰ですっかり塞がってる。問題ない」
上半身をハイエロファントに向け、左乳房の上部を指差すデス。
デス「(傷跡を示し)ここだ。見てくれ」
デスの指差す付近に視界を移すハイエロファント。
月光の蒼白い光と、浴槽内の水晶玉からの桜色の光に照らし出されてるデスの乳房、乳頭。
暫くの、間。
ハイエロファント、瞼を少し閉じ、ごくり、と唾を飲み込む。
ハイエロファント「・・・綺麗、だ・・・」
デス「そうだな、綺麗に治してくれた」
ハイエロファント「傷跡も、だけど・・・(蕩けそうな声で)胸・・・綺麗な・・・形、だな、って・・・」
途端。
鮮やかな朱に染まる、デスの両頬。
呼応するように赤くなるハイエロファント。
眼差しを絡め合う、ふたり。
そのまま、暫く。
上半身を戻して、顔を伏せ、やや目線を外すデス。
デス「(恥ずかしそうに)・・・お前に気に入ってもらえたなら・・・いい・・・」
ハイエロファント、隣のデスの胸元から下に視線を移動する。
僅かに波打つ湯面、それを通して見えるデスの腹部、両脚、そして、股から恥丘の付近。
ただひたすら、それらを瞳に投影している。
デス、ハイエロファントの目線に気付き、横顔を一度見る。
その後、彼と同様の動きで、湯面の下側に視界を下ろしていく。
ハイエロファントの胸、腹部、両脚、そして、雄々しく勃起した男根。
瞳を艶やかに潤ませ、再度、前に顔を向けるデス。
デス「・・・少し、逆上せそうだ・・・」
ハイエロファント「(ハッ、として)じゃあ、上がってもいいよ」
デス「取り敢えず、縁に座っておく。暫く冷ましたら、もう少し湯船に浸かりたい」
頷く、ハイエロファント。
ふたり、呼吸を合わせたように、ざばあ・・・と腰を上げ、身体を起こす。
ぺた、と浴槽の縁に並んで座るデスとハイエロファント。拳1つ分くらいの間。
湯の滴が、ふたりの身体を流れ落ちる。
ハイエロファント「(心配げに)大丈夫?」
デス「(ふうう、と長い息をつき)ああ・・・少し、こうしてる」
デスは、座った左右に両掌を着き、少し身体を伸ばす。
ハイエロファントは、両掌を膝頭に乗せ、両腕を伸ばす。
正面の壁面を見詰める、ふたり。
沈黙。
沈黙。
沈黙。
デス、ハイエロファントの横顔に視線を送る。
デス「ハイエロファント・・・」
ハイエロファント「(目線を返し)何?」
デス「それ・・・つらくないのか?」
視界の先を、ハイエロファントの男根に向けるデス。
彼女の視線に気付き、自分の真下に目線を下ろすハイエロファント。
硬く勃起している自分の男根。脈動に合わせ、微かに震えている。
薄桃色の亀頭、臍の近くまで下腹部寄りに反り返っている陰茎。
ハイエロファント「(目を伏せて)・・・ごめんね・・・こっちは、自分じゃどうしようもなくて・・・」
デス「あたしでも、大体解る・・・反応してしまうんだろ? 気にするな」
ハイエロファントの横顔に視線を戻すデス。
頬を赤くしたまま、口元を、きゅっ、と結んでいるハイエロファント。
デス「むしろ・・・(嬉しそうな声で)あたしを、そういう風に見てくれてるのが、ありがたい。あたしみたいな死神を、そういう対象として見てくれたんだろ? だから、反応してくれたんだ」
ハイエロファント「対象・・・と、言うか・・・(デスを見詰め)君は可愛いし、綺麗だし、その・・・肌も、身体も、全部・・・艶やかで素敵で・・・」
再び絡み合う、眼差し。
互いの瞳の奥深くを、見詰めているふたり。
暫くの、間。
暫くの、間。
更に、間。
ハイエロファント「(湯面に目線を投げ)何か、言い訳してるみたいだけど・・・(自虐気味に)ここを大きくしてる段階で、説得力ないよね・・・」
デス、右手を、そっ、とハイエロファントの左手甲に乗せる。
そして、きゅっ、と彼の手を握る。
デス「(潤んだ瞳で)あたしでいいなら・・・お前の好きにしてくれ・・・」
ハイエロファント「(思わず顔を上げ)でも! それじゃあ・・・」
デス「(頷いて、しっかりとした声で)いいんだ。湯殿に一緒に入る前に、決めてた」
腰を上げて、ざぁ、と湯面を掻き分け、ハイエロファントの正面に立つデス。
ハッ、として、デスを見上げるハイエロファント。
デス、半歩分の距離で、柔らかい微笑みを浮かべて彼を見詰める。
デス「ちゃんと、見てくれ・・・あたしの、身体・・・」
デスの膝までの湯面から上、蒼白い月光に照らされて、浮かび上がる彼女の裸体。
ハイエロファントのすぐ目の前に、デスの胸部。
椀型の美麗な円錐を成す、両の乳房。濃い桃色の乳頭。
その下、流線型を描く左右の身体の線。
浅く窪んだ臍。更に下、下腹部から恥丘、陰裂。
それらを、すべて瞳に焼き付けるように見詰めるハイエロファント。
ハイエロファント「(蕩けそうな声で)綺麗だ・・・デス・・・とっても・・・」
顔を上げるハイエロファント。再度、デスと見詰め合う。
湯面を分け、更に身体を寄らせるデス。
自分の乳頭が、ハイエロファントの鼻先に接近する。
はあっ・・・と大きく呼吸をするハイエロファント。
加速する、鼓動。それに同調して、男根が一際大きく反り上がる。
デス「・・・息が、当たってる・・・」
はあっ、はあっ、と段々と呼吸を荒くしていくハイエロファント。
自分の脈が昂っていくのを感じているデス。
デス「何事も、いっつも、お前から言ってくれた・・・だから、こっちは、あたしから言う・・・」
ハイエロファントの両肩に左右の掌を乗せるデス。
身体を屈め、彼の顔のすぐ前に自分の顔を持ってくる。
デス「(甘く囁き)・・・ハイエロファント・・・お前のが、欲しい・・・」
途端。
丸く目を見開き、潤いで瞳を輝かせるハイエロファント。
口端が微かに震えた後、瞼を半分閉じて、彼女を見詰める。
ハイエロファント「(深く甘い声で)・・・デス・・・君に、挿れたい・・・」