※この作品はR-18です。

デスとハイエロファントの物語:REBOOT 外伝(R-18)   作:桁石スミオ

5 / 5
洗礼【第5話】(R-18)

 デスの両太腿に手を添え、ぐいっ、と浮かすように持ち上げるハイエロファント。

 M字型に開脚するような格好になり、思わず自分の股間に目をやるデス。

 ぐうぅっ、と体重が男根と膣の接合部に掛かり、ぴくっ、と身体を跳ねさせる。

 

デス「(吐息を漏らし)ふあっ・・・」

 

 ハイエロファント、両膝を少し立たせ、臀部を軸に、ぐるっ、と身体を回す。

 ベッドの枕側に向き、そのまま前に屈むように膝を着く。

 デスの腹部に左腕をしっかり絡め、右手をベッド上に据えて、腰を突き出すように起こしていく。

 両手をシーツに置き、一度四つん這いの姿勢になり、枕を見詰めるデス。

 そして、ハイエロファントの男根に押されるように、ゆっくりと身体を伏せていく。

 デス、両脚を少し広げて伸ばし、完全にうつ伏せになる。

 ハイエロファント、彼女に挿入したままの状態で、上に覆い被さる。

 背面伏臥位、の体位。

 それから腰を引き、静かに、僅かずつ男根を引き抜いていく。

 ぬるぅ・・・とデスの愛液が溢れ、陰茎から亀頭が露わになる。

 抜き切る瞬間、彼女の腹部に回していた左腕を、ぐい、と持ち上げ、右手を彼女の左側に添える。

 素早く、ぐるん、とデスの身体を反転させ、仰向けにするハイエロファント。

 そして、そっ、と優しく彼女の身体をシーツの上に寝せ、微笑みを見せる。

 無理のない鮮やかな動きに、驚いたような表情を彼に向けるデス。

 ハイエロファント、両膝を着けて身体を起こし、両腕を左右に垂らす。

 デス、力を抜いて身体を伸ばし、両腕も左右に、身体の横に投げる。

 月光の蒼白い光が満ちる、室内。

 浮かび上がる、全裸のふたり。

 少し股を開いているデスの脚の間に、脚を揃えて両膝立ちをするハイエロファント。

 ハイエロファントの男根は、デスの恥丘の真上。

 ぴくん・・・ぴくん・・・と脈を打ち、彼の臍辺りまで反り返っている。

 亀頭、陰茎、陰嚢まで、デスの愛液とハイエロファントの精液が混じり合った、体液塗れ。

 やがてその液が、亀頭の雁首から、とろぉっ・・・たらぁっ・・・と流れ落ちる。

 それはデスの恥丘に着くと、そのまま陰裂まで流れを成し、どろっ・・・と陰唇に注がれる。

 はーっ・・・はーっ・・・と、荒い呼吸を繰り返すデスとハイエロファント。

 ハイエロファント、デスの全身を視界に映す。

 デス、ハイエロファントの全身を視界に映す。

 

ハイエロファント「(感慨深げに目を細め)デス・・・綺麗だよ・・・最高だよ・・・」

デス「(嬉しさで目を細め)ハイエロファント・・・嬉しい・・・」

 

 すっ、と両手をデスの両肩の横に着くハイエロファント。

 自然な動作で腰を下ろしていく。

 男根が、ぴと、とデスの恥丘に当たる。

 ふたりの体液で塗れている男根が、ぬる、と滑り落ち、陰裂を分けていく。

 じっ、とその様子を見詰めているデス。

 亀頭が陰唇に潜り、そのまま割り込み、デスの膣口に当たる。

 次の、瞬間。

 にゅぷううっっっ!!!と、一気に男根を挿入するハイエロファント。

 

デス「(びくっ、と全身を跳ねさせ)うあっ!」

ハイエロファント「(快楽を覚え)ああっ! 入ったっ! デスの中に! また僕のがっ!」

 

 ずん!と、デスの膣の最深部まで達する、ハイエロファントの亀頭。

 きゅうっ、とハイエロファントの陰茎を締め付ける、デスの膣壁。 

 ふたり、両目を閉じて眉を寄せ、互いの性器の感触を確かめている。

 そのまま、暫く。

 更に、暫く。

 ふうう・・・と、同時に長い息を継ぐデスとハイエロファント。

 互いの瞳に視線を固定する。

 ハイエロファント、デスに被さるように身体を沈め、両腕をシーツに潜らせ、彼女の背中に回す。

 デス、ハイエロファントの背中に両腕を回し、ぎゅっ、と抱き寄せる。

 両瞼を閉じ、唇を重ね合うふたり。

 すぐに、舌を互いの口腔内に挿入し、うねらせ始める。

 段々と出し入れと絡みを激しくしていく、舌。

 くちゅ、ちゅぽっ、にゅるん、ぬろっ・・・と、音を立てて唾液を注ぎ合う。

 デス、ハイエロファントの男根が、一層太く硬く、大きくなるのを感じている。

 ハイエロファント、デスの膣内が、一層きつく、滑らかになるのを感じている。

 ぷはぁっ・・・と惜しむように離れる、ふたりの唇。

 

ハイエロファント「デス・・・動くよ・・・」

デス「ハイエロファントぉ・・・来てくれ・・・いっぱい・・・突いてくれ・・・」

 

 改めて、両掌をデスの両肩の脇に置き、腕を突っ張るハイエロファント。

 両手をハイエロファントの襟首に回し、指を組んで握るデス。

 正常位の、体位。

 穏やかで、深い愛情に満ち溢れた微笑みを交わし合う、ふたり。

 眼差しが、絡む。

 直後。

 ハイエロファント、腰を引く。

 ぬるぅ・・・と引き抜かれる、デスの愛液で塗れた男根。

 すぐに、ずん!と、男根を彼女の膣の最深部まで突き入れるハイエロファント。

 目を見開き、びくっ!と身体を弓なりに反らせるデス。

 再度、男根が引かれ、即座に、ずん!と勢い良く突かれる。

 序盤は動きを小さく、段々と大きな一動作となっていく腰の振り幅。

 にゅっ! ずん! ぬぅっ! ずん!・・・と、繰り返し出し入れされる、ハイエロファントの陰茎。

 口元を緩め、快楽を余すことなく表情に出して、ハイエロファントを見詰めているデス。

 男根全体に温かさと快感を覚え、瞼を半分閉じて、デスを見詰めるハイエロファント。

 

デス「うあぅ! はん! いいっ! ああっ!」

ハイエロファント「(蕩けそうな声で)ああ・・・気持ちいい・・・何回出しても・・・何度でも出せそう・・・デスぅ・・・最高だよ・・・あっ・・・ふあっ・・・あっ・・・あっ・・・」

 

 腰の振りは、亀頭が見えそうなまで引かれ、その位置から一気に陰茎の根元まで突き入れられている。

 その度に、ぐちょっ! ぐちゅっ! ぐちゅん!と、淫猥な音が部屋中に響く。

 デスの愛液とハイエロファントの精液が、彼女の膣内で混じり合い、白濁して泡を溢れさせる。

 

ハイエロファント「凄い・・・ぐちゅぐちゅ音がする・・・デスのここ・・・」

デス「あん! ハイエロファントの・・・硬い・・・最高・・・(切なそうに)もう・・・おかしくなるっ・・・」

ハイエロファント「じゃあ・・・一緒に・・・おかしくなろう・・・」

デス「うあっ! 一緒に・・・ハイエロファントと一緒に・・・んっ! ああっ!」

 

 ぴくぴくぴくっ!!!と、同時に脳髄が快感が駆け上がる、ふたり。

 凄まじく、激しく、猛烈な勢いで腰を前後させるハイエロファント。

 

デス「(腰を跳ね上げ)あっ! また来るっ! また・・・いきそうっ・・・」

ハイエロファント「(息を荒げ)はあっ! はあっ! 僕もっ! 出そうっ!」

デス「うあっ! ひゃん! いくっ! もう・・・いくっ! いっちゃうっ!」

ハイエロファント「いこうっ! デスっ! 一緒にいこうっ!」

 

 瞼を全開にし、互いの瞳の奥に視線を繋ぐデスとハイエロファント。

 

ハイエロファント「(一気に昂ぶり)デスぅっ! 愛してるっ!」

デス「(一気に昂ぶり)ハイエロファントぉ! 愛してるぅっ!」

 

 至上の、快感。

 

デス「(絶頂)いくぅっ!!! あああああっ!!!」

ハイエロファント「(絶頂)いくぅっ!!! うあっ!!!」

 

 きゅううっ!!!と、デスの膣壁がハイエロファントの男根を締め付ける。

 びっっっくうううううんんん!!!と、彼の亀頭から、射精。

 ハイエロファントの男根は、デスの膣の最深部に達して動きを止める。

 びっくん! びっくん!・・・と大きく脈動を繰り返し、膣内に大量の精液が注がれる。

 

デス「(絶頂のまま)あ・・・あ・・・あ・・・あ・・・あ・・・」

ハイエロファント(絶頂のまま)あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」

 

 快楽の余り、焦点の覚束ない視線となる、ふたり。

 それでも尚、互いの瞳を見詰めたまま、快感に翻弄される顔を見せ合う。

 20回を超える脈動の末、漸く静かに治まっていく、射精。

 はーっ、はーっ、はーっ・・・と息を荒げ続ける、ふたり。

 デス、快感が持続している顔で、口端から、たらぁ・・・と唾液を零す。

 ハイエロファント、快感の余韻を覚えたまま、顔をデスに被せていく。

 唇が触れた瞬間、両目を閉じ、すぐに舌を絡め合う、ふたり。

 今度は穏やかな動きで、ちゅぱ・・・ちゅうっ・・・と溢れる唾液を拭い取って吸っている、舌と口。

 暫く、そのまま。

 やがて、唇をしっかり密着させ、舌を互いの口腔内に収めた状態となる。

 ハイエロファント、シーツに両手を滑り込ませ、デスの背中に回す。

 デス、ハイエロファントの背中に両腕を回す。

 ぎゅううっ・・・と、抱き締め合う、ふたり。

 暫く、そのまま。

 暫く、そのまま。

 長く、そのまま。

 鼻での呼吸が、段々と落ち着いて静かなものになっていく。

 尚も、舌を互いの口腔内に挿入した状態。

 ハイエロファントの舌が、デスの前歯を裏辺りを擦る。

 デスの舌が、ハイエロファントの奥歯に触れ、まさぐる。

 そして、ゆっくりと、実にゆっくりと、舌を引き抜き、唇を離すふたり。

 唾液が糸を引き、つぅ・・・とデスの下顎に垂れる。

 微笑んで、至近距離で見詰め合うデスとハイエロファント。

 

ハイエロファント「(心底の愛しさを込め)最高だったよ・・・デス・・・」

デス「(心底の愛しさを込め)最高だったぞ・・・ハイエロファント・・・」

 

 ちら、と自分の下腹部に目をやるデス。

 

デス「流石に・・・少し柔らかくなったか?」

ハイエロファント「(笑顔で)ちょっと、ね。5回いっちゃったからね」

デス「(笑顔で)その5回目、物凄かったぞ、精液の量。腹いっぱいだ」

ハイエロファント「自分でもびっくりしてるよ。あんなに出るなんて、思ってなかった」

デス「普通、回数ごとに減るものではないのか?」

ハイエロファント「そう聞くけど・・・多分、君のが良過ぎたんだよ。ぬるぬるで、きゅっ、と絞まってて、本当に気持ち良かったもの」

デス「(頬を染め)いや、そんなことは・・・お前のだって、硬くて、大きくて、その・・・気持ち良過ぎた」

ハイエロファント「良かった、気持ち良くなってくれて・・・嬉しいよ、デス」

デス「こちらこそ、気持ちいいと言ってくれて・・・嬉しいぞ、ハイエロファント」

 

 再度、唇を重ね、ちゅっ、と音を立て、間を置かず離すふたり。

 

ハイエロファント「またお風呂行って、流してこようか?」

 

 少し目線を外し、考えるような表情をするデス。

 

デス「ひとつ、提案していいか?」

ハイエロファント「もちろんだよ。何?」

 

 デス、視線を戻し、ハイエロファントの瞳の奥を見詰める。

 

デス「お前のを、口で舐め取ってみたいんだが・・・」

ハイエロファント「え? 口で?」

デス「(頷いて)ああ・・・さっきも言ったが、お前に中で出してもらうことは、清められることなんだ。今のお前の男性器は、お前の精液で塗れてる。それをまた、あたしが舐めることで、あたしの中に入ってくることになる。さっき湯殿で一度抜いて、流したろ? その時、あたしの性器から、いくらかお前の精液が出てきたのを見て・・・(頬を染め、言いづらそうに)正直話すと、その、何だ・・・もったいない、と思った。流れ出たのをもう一度掬って、中に戻したいくらいだった」

ハイエロファント「デス・・・そこまで・・・」

デス「(微笑んで)ハイエロファントの精液は、一滴残らずあたしの身体の中に入れたい・・・(少し俯いて、上目遣いに)駄目か?」

ハイエロファント「(微笑んで)駄目な訳ないよ・・・それじゃあ、僕からも提案があるんだ」

デス「何だ?」

ハイエロファント「君のも、僕が口で綺麗にしたい」

デス「(驚いて)・・・いいのか? あたしのは、その・・・大したものじゃないし・・・」

ハイエロファント「僕も君の愛液だったら、いっぱい飲めるよ」

 

 パアッ・・・と、明るい笑顔を浮かべるデス。

 にこっ、と満面の笑みを向けるハイエロファント。

 

ハイエロファント「じゃあ、君が上になって、一回騎乗の形に戻ろう。それから僕のを抜いて・・・君のを、僕の顔上に持ってきて。そうすれば、やりやすいと思うんだ」

デス「(頷いて)解った」

 

 ハイエロファント、デスの背中に回した両腕に、ぐいっ、と力を入れる。

 デス、ハイエロファントの背中に回した両腕に力を込め、しがみ付く。

 くりん、と身体を反転させるデスとハイエロファント。

 ハイエロファントがベッドのシーツに横たわり、デスが上に被さった格好。

 上半身を起こし、膝を前に移動し、一旦、対面騎乗位の体位になるデス。

 それから、慎重に、実に慎重な動作でゆっくりと、腰を上げていく。

 ハイエロファントの陰茎が、ぬるぅ・・・と露わになり始める。

 はああああ・・・と感慨深げに溜め息を漏らす、デスとハイエロファント。

 やがて、ちゅぽん、と軽やかな音を立て、亀頭が晒され男根が抜ける。

 ハイエロファントの男根、愛液と精液が混ざり合った白濁の糸を垂らし、ぺたん、と彼の下腹部に寝る。

 惜しむようにそれを見詰め、腰を浮かせたまま、両脚を入れ替えるデス。

 臀部をハイエロファントの顔の方向に向け、両手を彼の腰の左右に着いて、ずいっ、と腰を移動させる。

 陰唇が、ハイエロファントの顔の真上に位置した頃合いで、両腕を曲げて伏せていくデス。

 口内性交(69)の、体位。

 鼻先に来たデスの陰唇を、じっ、と見詰めるハイエロファント。

 自分の口のすぐ下にあるハイエロファントの男根を、じっ、と見詰めるデス。

 どちらも、互いの体液塗れで、月光の蒼白さで艶やかに光っている。

 はあっ・・・はあっ・・・と、再び息を荒くしていく、ふたり。

 デスの膣口に純白の精液が溢れ、零れそうになっている。

 

デス「中は、吸い出さないでくれるか? お前の精液は、そのままにしたい」

ハイエロファント「判ったよ。じゃあ・・・僕からいくね」

デス「(頷いて)ああ、頼む」

 

 ハイエロファント、両手でデスの臀部を、ぐいっ、と引き寄せ、下ろす。

 彼女の陰唇に唇を貼り付け、すかさず舌を這わせる。

 ぴっくん!と、全身を跳ね上げるデス。快楽に、蕩けそうな表情。

 陰唇全体を丁寧に舐め上げ、更に陰裂から潜り込み、陰核と膣口周囲まで蠢くハイエロファントの舌。

 愛液と精液が混じった体液を、自分の口腔内に溜めていくハイエロファント。

 

デス「(融けそうな声で)はああああ・・・ハイエロファントの舌が・・・あたしのを・・・這ってる・・・凄いっ・・・やぁっ・・・いいっ・・・もっと・・・」

ハイエロファント「デスのここ・・・綺麗だ・・・桃色で・・・んむっ・・・はあっ・・・んん・・・」

 

 デス、両手をハイエロファントの腰に添え、唇を彼の亀頭に近寄せる。

 

デス「少し、精液が中に残ってるな・・・ハイエロファント、吸っていいか?」

ハイエロファント「いいよ。好きなようにして」

 

 口を少し開き、ハイエロファントの亀頭に唇を触れさせるデス。

 徐々に口を開けながら、顔を前に迫り出させ、亀頭から陰茎を口腔内に挿入していく。

 ぴっくん!と、全身を跳ねさせるハイエロファント。快楽に、蕩けそうな表情。

 デス、彼の陰茎を根元まで口の中に収め、きゅううう・・・と男根を吸う。

 むにゅっ、と尿道から彼女の口腔内に吸い出される、残った精液。

 それを、ごっくん・・・と喉を鳴らして飲み込むデス。

 続けて、口の中でハイエロファントの男根を舐め回し始める。

 時に強めに吸引し、時に優しく舌を這わせ、亀頭と陰茎の全域を這う、デスの舌。

 

ハイエロファント「(切なげに)ふあっ・・・デスの口の中・・・気持ちいいいよっ・・・歯が当たって・・・こそばゆくて・・・ぞくぞくするっ・・・」

デス「(甘い息を絡め)ぷ・・・はぁ・・・ハイエロファントぉ・・・ん・・・む・・・んんっ・・・」

 

 ハイエロファント、デスの陰唇を、ちゅっ・・・くちゅっ・・・と音を立て舐め続ける。

 デス、ハイエロファントの男根を、ちゅぷっ・・・きゅう・・・と音を立て舐め続ける。

 非常に長い間、そのまま続ける。

 更に、続ける。

 尚も、続ける。

 既に硬さを取り戻し、再びいきり勃っている、ハイエロファントの男根。

 それを、口腔内からゆっくり引き抜くデス。亀頭と彼女の唇が、唾で結ばれる。

 彼の男根を左手で軽く握り、舌を陰茎沿いに這わせて、根元辺りを舐め始める。

 デス、ハイエロファントの下腹部、陰嚢の周りに付着した体液をも、丁寧に舌で舐め取っていく。

 ハイエロファント、デスの下腹部、会陰から肛門近くまで垂れた体液をも、丁寧に舌で舐め取っていく。

 それらがすべて互いの口に収まり、性器には唾液だけが残る。

 確認して、ほぼ同時に上半身を起こし、流れるような動作でシーツに腰を下ろす、ふたり。

 デスは横座り、ハイエロファントは少し膝を立てるような姿勢。

 合図もなく、すーっ、と顔を近付けていくデスとハイエロファント。

 

ハイエロファント「あとは・・・口の周り、だね・・・」

デス「ああ・・・舐め合おう・・・」

 

 両目を閉じ、舌を突き出し合って、互いの唇によっていく。

 くりっ、と鮮やかな動きで、相手の口の周りを這う、ふたりの舌。

 唇とその周囲に残存する、愛液と精液が混ざった体液を削ぎ取る。

 ぴゅちゃ・・・ちゅばっ・・・と、唾液を飛ばして荒っぽく舐め合っているデスとハイエロファント。

 体液を舐め終え、ずいっ・・・と舌を互いの口腔内に突き入れる。

 

デス「(舌を絡め)んん・・・」

ハイエロファント「(舌を絡め)んん・・・」

 

 うねるように絡む、唇。

 自然と、両腕を互いの背中に回して、ぎゅううっ・・・と抱き締め合う、ふたり。

 隙間なく重なった唇を、更に、ぐうっ、と密着させる。

 そのまま、長い間。

 更に、長い間。

 尚も、長い間。

 デスとハイエロファント、顔を離し、ぷっはああ・・・と大きな息を継ぐ。

 鼻先を擦るくらいの距離で、見詰め合う。

 

ハイエロファント「(微笑んで)すっかり綺麗になったね。いつもの君だ」

デス「(微笑んで)ありがとうな。ここまでしてもらえるとは、思ってなかった」

ハイエロファント「君だからこそ、ね。君が喜んでもらえるなら、どんなことでも出来るよ」

デス「本当に・・・ハイエロファント、お前と性交出来るとは、夢みたいだ」

ハイエロファント「夢じゃないよ、デス。だって、明日だって出来るもの」

 

 デス、ハイエロファントの男根に、そっ、と右手を添える。

 一瞬下を見て、それから上目遣いで彼に視線を注ぐ。

 

デス「(甘えたような声で)明日の夜も、これ・・・挿れてくれるか?」

ハイエロファント「(頷いて)君が望むのなら、いつでも」

デス「もうひとつ、我儘言っていいか?」

ハイエロファント「きっと我儘じゃないから、いいよ」

デス「(頬を染め)今日はこのまま、裸のまま・・・抱き合って眠りたい」

ハイエロファント「(笑顔で)喜んで・・・」

 

 ハイエロファント、左手をシーツに着き、右腕でデスを抱いて身体を横たえる。

 デス、右手をシーツに着き、左腕をハイエロファントの背中に回して横になる。

 向かい合ってベッドに身体を伸ばす、ふたり。

 枕にハイエロファントの頭を乗せ、彼の左腕を枕にしてデスが寝た状態。

 デス、左腕を彼の背中に、右手で彼の男根を軽く握っている。

 ハイエロファント、右腕を彼女の背中から臀部まで回している。

 互いの腕に力を込め、抱き寄せ合うふたり。

 

ハイエロファント「(艶やかな声で)愛してるよ、デス・・・おやすみ・・・」

デス「(艶やかな声で)愛してるぞ、ハイエロファント・・・おやすみ・・・」

 

 磁石のように引き寄せ合う、唇。

 ぴったりと重なり、想いを確かめ合うように密着する。

 少し、そのまま。

 ゆっくりと、静かに顔を戻していく。

 ハイエロファント、傍らに寄せてあった掛け布団を右手で引き寄せる。

 手際よく、自分とデスの肩まで覆う。

 見詰め合う、デスとハイエロファント。

 溢れる愛情を、ふんだんに込めて微笑み合う。

 閉じられる、ふたりの瞼。

 高窓から注ぎ込んでいる月光。窓の外は、荘厳な蒼白さ。

 それながらも、部屋に射し込んでいる光は、幾分柔らかい。

 温かい雰囲気を包括し、入眠するデスとハイエロファントを照らし出している。

 

 

 

外伝【 洗礼 : 了 】

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。