※この作品はR-18です。

寝取りはスマートフォンと共に   作:ナツバト

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王宮制圧、そして大上映会。

 マリアは、転移魔法を使用し、ただ1人で王宮に乗り込んだ。

 彼女が引き連れていた姉妹や奴隷達には、街を支配するという重要な役割がある。

 また、王宮で待ち受ける敵がどれほど強くとも、自分には及ばない。

 そう確信して、マリアは支援を求める奴隷達に手を差し伸べた。

 

「お待たせしました。随分と苦戦しているようですね?」

「マリア様!? どうしてここに……!?」

 

 王宮の回廊に突如として現れたマリアに、壊滅寸前まで追い詰められていた奴隷達は驚きを隠せない様子だ。

 しかし、マリアは奴隷達の反応を笑顔で受け流し、奴隷達と対峙する宮廷魔術師や兵士達を見据える。

 その直後、彼女の美貌とサキュバスの魅了により、敵の表情から戦意は抜け落ち、戦闘の構えを解いてしまった。

 

「呆気ないものですね。さあ、わたくしの奴隷達。王宮に残っている鼠達を、全て謁見の間に集めるのです。それとそこのあなた達は、わたくしを王の元まで案内しなさい?」

「畏まりました!」

 

 すっかりマリアの虜になった兵士や宮廷魔術師達は、マリアに敬礼し、命令通りに動き始めた。

 リーンが敗北した段階で、この王国にマリアに勝てる者などいないのだ。

 だが、王国以外に、もしかしたらマリアに一糸報いれるような者がいないとも限らない。

 

「王国を掌握したら、次は他の国もわたくしの楽園に加えて差し上げるとしましょう。全ての者達に等しく幸福を与える事こそが、聖女であるわたくしの務めなのですから。」

 

 その顔に浮かぶのは、慈母の笑み。

 笑顔の裏に秘めたるは、悪魔の姦計。

 悠々とした足取りで王夫妻のいる部屋の前まで案内されたマリアは、野望を実現する道へと続く扉をノックした。

 

 

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

「ご主人様! お待たせしまして申し訳ありません!」

「よく来たな、ユミエルよ。」

 

 俺の指示通り、部下達を囮に自分だけ逃げ延びたユミエルが、俺の元まで戻ってきた。

 彼女の労を讃えつつ、俺はユミエルに問う。

 

「ところで、持って来いと指示した鏡はどうした?」

「はい。エリーゼさんから先程お預かりした、転移魔法が込めてある紫色の魔法石を使い運搬しました。ただ、具体的に何処に設置すれば良いか分からなかったため、冬夜さんの屋敷跡地に一旦運んであります。」

「なるほど。跡地は広いから、仮置きしておくには都合が良いか。分かった、では続きは俺がやるとしよう。」

 

 俺は転移魔法を直接行使し、自分達が今いる街の広場に、鏡を持ってきた。

 鏡のサイズは聞いていた通り巨大で、横幅がおよそ5メートル弱、高さは3メートル程もある。

 その鏡を、ユミエルが来るまでの間に予めモデリングの魔法で作っていた台座の上へ転移させ、改めてモデリングの魔法をかけ直す事で鏡を完全に固定した。

 

「よし、これでOKだな。」

 

 さて、準備は整った。

 では、まず誰の調教風景から上映するとしようか。

 

「やはり、最初から順番で良いだろう。シャルロッテ、ダンスはそこで終わりにしろ。ここからは、俺のショータイムだ。」

 

 シャルロッテを下がらせつつ、俺はスマホを操作する。

 スマホの中には、俺がこの異世界に来てから撮影した調教風景が、動画として保存してあるのだ。

 とはいえ、これまでの全ての調教を記録している訳ではない。

 例えば、ユミナがユミエルというサキュバスへ変貌する道程に関しては、俺が直接調教の手を加えていなかった。

 あの時は、イロハのミルクとホルシュタンの魔法によってユミナを追い詰め、彼女をサキュバス化させたのだ。

 そして、その後に俺の元にやって来たユミナは、既に俺の奴隷としての精神を備えていたので、俺と彼女の交わりは、完全に堕ちて以降のものしか映像が残っていない。

 まあ、それはそれで仕方がないので、そういう奴隷に関しては、堕ちた後の映像を流すとしよう。

 

「まずは、イロハ……いや、九重(ここのえ) 八重(やえ)からだな。」

 

 念写の魔法を使い、スマホの映像を直接鏡に映すのだ。

 但し、この方法は常に魔法を行使し続けていなければ上映が止まってしまう。

 魔力の消耗を考えると、あまり長時間の上映は出来ないな。

 現代日本のテクノロジーをスマホで調べ、情報や技術をこの国の研究者達に流布し、普及させる事も視野に入れておくべきだろう。

 その辺りは、今後女王の座に着くと宣言していたマリアに提案するとして、今は上映会が先だ。

 

「観衆達よ! リーンが復帰するまでの間、俺のこれまでの奴隷達の軌跡を鏡に映し、お前達に見せる! 映像を脳裏に刻め!」

 

 この上映会に名前を付けるとしたら、プロジェクトSEXだろうか。

 それとも調教大陸だろうか。

 まあ、どちらでもいい。

 

「いくぞ! 射精して、いいとも!」

「おおおおおっ!」

 

 俺の掛け声に、観衆達は腕を振り上げて応じる。

 彼らの歓声は、鏡に八重が登場した途端、更に音量を上げた。

 

「何だ、ありゃ! 全く関係ない映像が映ってるぞ!?」

「鏡は過去の出来事を映す事もある、なんて聞いた事があるけど、本当だったんだなぁ!」

 

 映像の八重がまだ着物姿だからか、観衆達の声は、鏡に反射した映像以外の物が映っている事に対するものばかりだ。

 だが、俺が八重の着物をはだけさせた場面で、歓声の内容は一気に変化した。

 

「おおおっ、着物を中途半端に脱がせるのって、超エロいよな!」

「まだ大人じゃないみたいだけど、オッパイ大きいじゃねえか!」

「くそう、オレもむしゃぶりつきてぇ!」

 

 そのオッパイとやらは、今ここにいるイロハが丸出しにしている物と同じだぞ。

 まあ、見た目は変わり果ててしまっているがな。

 今のイロハのオッパイはなかなか人を選ぶ見た目になってしまっているので、元の八重の時の方が万人受けするのだろう。

 

「きゃああああっ! もう、やめて欲しいでござるぅっ!」

 

 八重が絶叫しても、映像の中の俺は調教の手を一切止めない。

 それどころか、より苛烈に、彼女を嬲り、痛めつけ、初心な肉体に快楽を仕込んでいく。

 繰り返される絶叫のお陰か、俺の傍らで意識が飛びかけたままの状態だったリーンが、ようやく目に光を取り戻した。

 

「あなた、八重にこんなひどい事をしていたのね……!」

「仲間のピンチにお目覚めか。仲間思いなものだな。しかし、これは過去の映像。お前の目の前にいるイロハを見ろ。実に愉しそうな顔をしているじゃないか。」

 

 リーンにいつでも母乳を飲ませられるよう待機していたイロハは、かつての自分の調教風景を見て、顔を上気させ微笑んでいる。

 更には、その場で自慰をしている始末だ。

 イロハの指が、股間でクチュクチュと音を立て、淫らな気分を盛り上げてくれる。

 

「俺もたまらなくなってきたな。もう我慢できん!」

 

 だが、リーンにまだイロハのミルクを飲ませていない。

 どうすれば、こいつにミルクを飲ませられるだろうか。

 

「――そうか、その手があったな。」

 

 俺とした事が、こんな単純な方法を見落としていたとは。

 あるじゃないか。

 リーンが俺の命令に従わざるを得なくする方法が。

 

「改めて命令する。リーン、イロハの母乳を飲め。」

「何度も言わせないで。私は、そんな命令には従わない!」

「お前が俺の命令を聞くと言うのなら、イロハ達を元に戻してやっても構わないぞ。どうだ?」

「サキュバスになった人間を、元に戻す事なんて可能なの? まずそこを証明してもらわないと、答えようがないわね。」

 

 なるほどな。

 その証明とやらのために、1人だけではあるがサキュバス化した女を人間に戻す。

 俺がそうするように、リーンも考えてきた訳だ。

 しかし、その考えは、俺とリーンが対等、もしくはリーン側が有利な状況でのみ通用する。

 即ち、現在は通用しない策だ!

 

「お前が俺の命令に従うまで、これから1分毎に、街の住人を殺す。これで従う気になったか?」

「卑怯な……!」

 

 ああ、卑怯だとも。

 だが、卑怯で何が悪い。

 この世の全ては、勝てば正義、負ければ悪なのだ。

 それは、望月冬夜が裁判で敗北した事を知っているお前ならば、充分に理解しているだろう。

 例え罪を犯していなくとも、裁判に負ければ犯罪者として扱われ、「悪」のレッテルを貼られる。

 逆に、裁判に勝てば、本当は犯罪を犯していたとしても、その者は「悪」にはならない。

 そして、今俺は、勝者としてこの場に君臨しているのだ。

 故に、俺の言う事は絶対に正しい。

 俺がルールだ、と言っても差し支えないだろう。

 

「さて、もう1分経ったな。宣言通り、1人殺すぞ。」

 

 ターゲットを求め、俺は観衆の中に視線を泳がす。

 この街はこれから乱交の楽園と化すのだから、そんな場所にあまり需要がない人間を殺せば良い。

 

「よし、あの老婆にしよう。男は何歳でも使えるが、女は熟女までが限度だからな。」

 

 遠くに見える老婆に、俺は狙いを定める。

 

「雷よ、来たれ! サンダー……」

「待って! 分かったわ、あなたの言う通りにするから! 街の人には、手を出さないで!」

 

 俺が魔力を手に集め始めた事から、俺が本気だと悟ったのだろう、リーンは焦った声を上げた。

 これまでの出来事で、彼女が仲間思いな人物であると分かったからこそ、こういった人質は有効だと考えたのだが、当たりだったみたいだな。

 計画通り!

 

「イロハ、お前の母乳をリーンに飲ませてやれ。」

「はい、仰せのままに。」

 

 イロハは、自分の長黒乳首をリーンの口元に近づけた。

 

「くっ……!」

 

 やはり気が進まないのか、リーンは躊躇している。

 しかし、街の住人が人質になっている以上、飲まない選択肢は採れない。

 リーンの逡巡は僅か数秒で終わり、意を決した彼女は、イロハの乳首を咥えた。

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