「んっ、んっ……」
イロハの乳首から、リーンは喉を鳴らして母乳を飲んでいる。
サキュバス化させられた仲間を元に戻すため、そして街の人を守るために、危険を承知で彼女は母乳を飲むという選択肢を採ったのだ。
その勇気は素晴らしく、賞賛されるべきものだと言えよう。
だからこそ、俺はそんなリーンに、最大限のおもてなしを返さねばならない。
日本人たるもの、人への奉仕の心を忘れるべからず。
かくいう俺も、まさに滅私奉公を体現したような人間である。
故に、俺は気付く事が出来た。
さっきからずっとマンコから電流を流してやっているというのに、リーンが最早それに対してほとんど反応していない事に。
まあ、無理もなかろう。
ユミエルが力加減をせずに思い切り電流をぶちまけた後なのだ。
更に、それなりの間、俺が電流を流し続けたため、リーンも電流に慣れてきてしまっているのだろう。
慣れとは本当に恐ろしい。
何事も、慣れてきた頃に思わぬ落とし穴に嵌るものだ。
思いやりに溢れた人物であるとの評判を賜っている俺は、リーンがそのような過ちを犯す事のないよう、警鐘を鳴らす決断をした。
「一瞬だけ、電流の威力を跳ね上げてやろう。」
いけっ、俺!
10万ボルトだ!
「いっぎゃあああああっ!」
きゅうしょ に あたった!
こうか は ばつぐん だ!
「あんっ♡ 痛いぃっですわっ♪」
リーンの悲鳴に紛れて、イロハが喘いでいる。
電流の衝撃で、リーンが思い切りイロハの乳首を噛んだのだろう。
しかし、散々調教され尽くして真っ黒になったイロハの肥大化乳首は、その痛みすらも快楽に変換するのだ。
「しかし、汚いな。」
リーンめ、口からミルクを噴きおって。
お陰様で、イロハの顔や胸はもちろん、リーンのゴスロリ服にまで白濁の液体が飛び散っている。
これは、お仕置きが必要だな!
「母乳を一滴残さず飲めなかった罰だ。シャルロッテ、リーンの貧相な胸にお前のデカパイを擦り付けてやれ。」
「承知しました、ご主人様。」
四つん這いの状態になっているリーンの下に、シャルロッテは仰向けで入り込んだ。
そして、己のデカパイの先端部を、リーンの胸に押し当て、そのまま上下に胸を手で振り始める。
「あっ、あっ! シャ、シャルロッテ、あなた、どういう、あっ、つもりっ、よ!」
「申し訳ありません、師匠。今の私は、ご主人様の忠実なる雌奴隷。例え師匠が相手と言えども、私はご主人様の命令に従います。」
「あなたっ、あとでっ……覚えて……なさい、んん……よ……。はぁ……はぁ……。」
「あら、師匠。どうやら感じておられるようですね?」
「そんな、訳……ない、でしょう……。」
「いつになく、弱気ですね、師匠?」
シャルロッテの指摘通り、リーンの口調に最初の勢いはない。
魔力を失った状態で、イロハの母乳からサキュバスの魔力を直接摂取したのだから、当然の結果ではある。
陥落までのカウントダウンが始まったと見て良いだろう。
「ついでだ。シャルロッテ、リーンのボロボロになった服を脱がしてやれ。」
「はい、畏まりました。」
「や、やめなさいっ!」
ゴスロリ服の破けた穴にシャルロッテの細い指が入り、生地をビリビリと引き裂いていく。
その間も、シャルロッテは自分の乳首をリーンの胸に擦り付けるのを止めない。
リーンとシャルロッテの乳首はそれぞれ勃起してサイズを増し、小指の先程度にまで成長した。
「どうやら、イロハの母乳を通じてホルシュタンの力が流れ込んだ事で、胸への刺激が変化に繋がったようだな。」
リーンだけでなく、シャルロッテの乳首も成長しているのは、彼女が既にサキュバス化しているからなのか、或いは、リーンからホルシュタンの力が伝わっているからなのか。
実に興味深い。
だが、分析は後回しだ。
「貧相ではあるが、なかなか綺麗な身体じゃないか。」
大きく裂けたリーンのゴスロリ服は、シャルロッテによって引っ張られ、あっさりと剥ぎ取られてしまった。
露になったリーンの裸の背中が、俺の顔の下で小刻みに揺れている。
先程引き摺りの刑を執行した事でついた傷があるとはいえ、雪のように真っ白な柔肌は見事としか言いようがない。
どれ、触ってみるか。
「ふむ。滑らかでサラサラしているが、指で押すと弾力があるな。」
実際の年齢はともかく、肌の若さは、やはり10代前半の子供のようだ。
俺はロリコンではないのでこのくらいの外見年齢の女はあまり経験がないのだが、この肌の手触りは悪くない。
やはり、リーンも俺の奴隷コレクション、略して奴コレに加えたいところだな。
「リーン。俺と契約して、サキュバスにならないか?」
「ふざけないでっ……! 誰が、そんな……んんっ!」
「いつまで意地を張っている気だ? 周りを見てみろ。お前の仲間だった者達も、街の住人達も、そして今頃は王宮の人間達も、性の虜になっているんだ。全ての人を、今のお前が逆転して救う手立てがあると思うか?」
「あるわ……! まだ、彼がいる……!」
「彼?」
それは誰だ、誰だ、誰だ?
その答えは、既に俺にも見えている。
調教ショーに沸き立つ観衆を掻き分け、こちらへと歩いてくる1人の少年。
それは紛れも無く、奴さ。
「げえっ! 望月冬夜!?」
ジャーンジャーン……などと、驚きの余り効果音を鳴らしている場合ではない。
何故、刑務所内に閉じ込めたはずの奴がここに現れた!?
「刑務所内の看守に、私の知り合いがいるのよ……! 私からの連絡が暫く途絶えたり、王宮の方で変化があったのを察知したら、私が全責任を持つから彼を解放してと、頼んでおいたのよ!」
くそぅ!くそぅ!
よりにもよって、こんなタイミングで!
計算が狂ったどころでは済まないぞ、これは。
望月冬夜は、俺と同じく神から最高位の魔法の力を与えられた転生者。
その力を以てすれば、サキュバス化した女を救い、街の住人達を正気に戻す事も不可能ではないかもしれない。
また、奴に対抗し得る存在であるマリアは、現在王宮に向かわせているのだ。
今からマリアを呼び戻す連絡をする猶予を、冬夜が俺に与えてくれるとは思えない。
そんな決定的な隙を俺が晒せば、その時点でゲームオーバーは確実。
「あなたが、今回の事件の黒幕だったんだな! 皆は元に戻させてもらうよ!」
「させるかっ! お前達! ショーの邪魔者を、全員で排除しろ!」
冬夜が魔法を行使するよりも早く、俺の号令に応じた観衆達が一斉に飛び掛かる。
しかし、冬夜は目にも止まらぬスピードで、それを避けた。
「アクセル!」
一時的に移動速度を爆発的に上昇させる魔法、アクセル。
奴はそれを使い、観衆を避けると同時に、俺の目の前に迫ってきた。
そして奴の指先から、俺へと魔法が放たれる。
「スリップ!」
「ぐっ……!」
地面と足の間の摩擦抵抗を操作し、対象を躓かせるスリップを冬夜は発動した。
おそらく、接近戦を仕掛けられた事に驚いた俺が距離を取ろうとしたところを、この魔法で躓かせようというのが奴の狙いだろう。
だが、冬夜がスリップを得意とする事は、予め奴隷達から俺も聞いている。
そのお陰で、ギリギリ浮遊魔法での対処が間に合い、俺はスリップから逃れ、空へ飛翔した。
しかし、この俺の一手は、即座に別の問題を生み出してしまう悪手だったのだ。
何故なら、空へ逃れるという事は、リーンのマンコから俺の指が離れる事を意味するのだから。
俺の指が離れれば、彼女のマンコへの電流の供給も絶たれてしまう。
故に、観衆達から俺に向けて一斉に野次が飛んだ。
「おい、賭けはどうなるんだよ!」
「リーンが降参するまで、電流を流すんじゃなかったのか!?」
「電流を止めるんじゃねえぞ……!」
「何やってんだよ! おっさん!」
どいつも、こいつも。
俺が追い詰められているというのに、自分の賭け事の心配ばかり。
ぶっちゃけあり得ない!
でも、俺にはまだ、手がある。
「俺の奴隷達! 力を貸せ!」
この異世界に、俺は1人でやって来た。
そして、出会った奴らと、最初は敵対しながらも分かり合っていき、今、俺の周りには大勢の人がいる。
そんな仲間達と力を合わせて、俺は、強大な力を持った敵に立ち向かうのだ。
まるで主人公だな。
「ご主人様、サポート致しますわ!」
「あたしも、やってやるわよ!」
「私も、冬夜さんにガツンと一発かましてやります!」
イロハ、エリーゼ、ユミエル。
今ここにはいないが、リース。
シャルロッテ。
更に、元宮廷魔術師のサキュバス達。
俺達の力を、1つに!
「淫らな夜を誘いし大いなる魔よ。根源の欲望を束ね、世界に大いなる福音をもたらせ! 色欲の世界!」
奴隷達と、観衆達から、俺の元に力が集まる。
凝縮された力は、俺の唱えた呪文により、世界に変革をもたらした。