俺に中出しを決められたシャルロッテは、絶叫し、姿を変化させていく。
背中の小さな羽や頭部の角が急成長して、俺の他の奴隷達のそれと変わらぬサイズとなった。
更に、俺の子を身篭ったために腹がパンパンに膨れ上がり、黒ずんだ乳首からは白いミルクが滴る。
「シャルロッテ、どうだ? 俺の女になった感想は?」
「最高です。今まで生きてきて、これほど幸せを感じた事はありません!」
「そうか。お前がそう言ってくれて、俺も嬉しいぞ。」
これで、シャルロッテは完全に俺の物だ。
極上の美女を自分専用の奴隷に堕とした時の快感は、やはり格別だな。
しかも、まだエンタメショーは終わりではない。
お愉しみは、これからだ!
「さあ、観衆共! いよいよ、本日の調教ショーもクライマックスだ! 俺の奴隷達による、一斉出産を見届けろ!」
「うおおおおおおおおおおお!」
この異世界における、俺の調教目録も遂に終幕を迎える。
随分と長い旅路だったものだ。
一抹の寂しさも感じるが、しかし、別に全てが終わりになる訳ではない。
立ち止まらない限り、俺の道は続く。
「奴隷達よ! そこに横並びで一列になれ!」
「はい!」
命令を受けた奴隷達が、広場の高台に並んでいく。
左から、エリーゼ・リース・ユミエル・イロハ・リーン・シャルロッテの順に整列した彼女らは、がに股の状態で、観衆に大きな腹とマンコを見せ付けた。
「前から思っていたが、リースとリーンは名前が似ていて紛らわしいな。」
そもそも、リンゼとリーンの時点で名前が割りと似ているのだから仕方ない。
とはいえ、同じ奴隷同士で名前が被るのは避けたいな。
リーンにも、新しい名前を付けるべきだろう。
さて、どんな名前が良いか。
「これといった名前が思いつかないな。単純に基の名前を少し弄って、リンにするか。」
リースと名前の区別が付けやすくなる、という目的を果たすだけなら、おそらく充分なはずだ。
よし、早速命じてみるとしよう。
「リーンの名前は、今からリンと呼ぶ事とする! そして命令だ! リン以外の奴隷達は、その場で直ちに出産を開始しろ!」
「畏まりました!」
無論、あとでリンにも出産をさせるつもりだ。
しかし今は、他の奴隷達だけに子を産んでもらう。
ここでリンまで同時に出産させた場合、リンは自身が出産に耐える事ばかりに意識を向け、他の奴隷達の出産を見学してくれなくなる可能性があるからな。
リンの心を折るという意味でも、今はリン以外の奴隷達だけに出産させるべきなのだ。
「ああっ! う、産まれるっ!」
「お腹の赤ちゃんが、暴れてますっ!」
俺の命令で強制的に破水が始まった奴隷達は、顔を引き攣らせ、足をガクガクと震わせている。
その様を見たリンは、俺に対して叫んだ。
「あなたは、こんな事をこの子達にさせて何が面白いの!?」
「お前には面白さが理解できないのか? そんなに物欲しそうな顔で言われてもな。」
「私が、いつ物欲しそうな顔をしたと言うの?」
「今しているだろう? 鏡で見なければ分からんのか?」
俺の反論は、別に嘘でも何でもない。
リンの顔は真っ赤で、目だけは恨めしそうだが、頬は緩みかけているのだ。
さっきのシャルロッテの調教を目の当たりにした事で、リンは性欲を堪え切れなくなりつつあると見える。
それでも、そんな自分を認めまいとリンは俺に反抗し、表情を必死に作って踏ん張っているんだろう。
だが、何も我慢する必要はないのだ。
「まあよく見ておくがいい。お前の仲間達の出産をな。」
リンに笑みを向けてから、俺は他の奴隷達に目をやる。
彼女達の股間からは、一斉に液体が滴り始めていた。
「うっ、で、出てくるぅっ! 赤ちゃん、出てくるよぉっ!」
リースが叫ぶと、彼女の股間から、黒い頭らしき物体が出てきた。
それに呼応するかのように、他の奴隷達も口々に呻く。
「あんっ! あたしとご主人様の赤ちゃんがっ!」
「す、凄く感じますわっ!」
「は、はしたないですけど、私も、出産で感じちゃってますっ!」
エリーゼ・イロハ・ユミエルの股間からも、続々と赤ん坊の頭が姿を見せた。
どの赤ん坊の頭も、墨で塗り潰したみたいに真っ黒だな。
サキュバスの赤ん坊は、魔物扱いだから人間とは異なる外見なのだろうか。
興味深いが、しかし、そんな外見の赤ん坊に俺が愛着など持てるはずもない。
いや、仮に人間の赤ん坊が生まれてきたとしても、俺は愛情など抱く事はないのだがな。
産まれた赤ん坊の処分は、後程考えるとしよう。
「ところでシャルロッテ、お前の赤ん坊はまだ出てこないのか?」
「も、申し訳ございません! 私はつい先程ご主人様の子を授かったばかりですので、産気付いてはいるのですが、まだ出てきませんっ!」
額に汗を滲ませながら、シャルロッテは俺に頭を下げる。
がに股のまま謝罪されるというのは実にシュールだが、別にそこを責める気は今の俺にはない。
ただ、シャルロッテの腹も臨月の状態に設定したのに、他の奴隷達より出産がやや遅れている事が少し目に付いただけなのだ。
ともかく、サキュバスの特性で受精直後に一気に臨月の状態まで持っていけると言っても、出産がすぐに出来るという訳ではないのだな。
しかし、それはそれで価値がある。
何故なら、リンがシャルロッテに向かって必死に呼び掛け始めたからだ。
「しっかりしなさい、シャルロッテ! そんな男の子供を産んでは駄目よ! せめて、あなただけでも正気に戻って!」
「何を言っているのですか、師匠? 私は……うぐっ! ああっ、お腹の赤ちゃんが、動いてっ……!」
「シャルロッテ! 意識を保ちなさい! 昔、あなたに教えたでしょう!?」
「師匠! 私、私は今は、ご主人様の……いっ、う、産まれますっ!」
シャルロッテの股間からも、他の奴隷達と同じ、黒い赤ん坊の頭が出てきている。
その赤ん坊は、徐々に首、肩の順に外界に姿を見せた。
「ああっ! 師匠! ご主人様! 私は、今、母になりますぅっ!」
「シャルロッテッ!」
リンの叫びも虚しく、シャルロッテの股間から半ばまで出ていた赤ん坊は、そのまま重力に引っ張られてズルリと産まれ落ちた。
ついさっきまで処女だった女が、一児の母となったのだ。
「どうだ、リン。お前の仲間も、弟子も、全て俺の奴隷に堕ちた。お前もそろそろ、楽になれ。」
「私は、あなたの言いなりにはならないわ!」
「いつまで意地を張っている気だ? お前は1人ぼっちがそんなにいいのか?」
「どういう意味?」
「600年という年月は、俺達人間からすれば想像もできないほどに長い。数え切れないくらいの別れを、お前は今まで経験してきたはずだ。」
「そうね。でも、それがどうしたと言うの? 私があなたの奴隷になる理由にはならないわ!」
「理由など必要か? 俺の奴隷でいる限り、お前は永遠に仲間達と一緒だ。こいつらはもう人間じゃなくサキュバスだからな。人間とは寿命が違う。そして、お前もサキュバスになれば、こいつらと同じ寿命を得るだろう。最後まで、仲間達と一緒にいられる。俺の元にこそ、真の幸福と繁栄があるのだ。」
「そんな、無茶苦茶な……!」
そう言いながらも、リンの顔には明らかな戸惑いの色がある。
視線はブレているし、口元も何やらモニョモニョしているからな。
ここまでのショーで与えたダメージと俺の言葉が、彼女の心に確実な亀裂を刻んでいるのだろう。
ならば、あと一押しだ。
サキュバスの肉体と、ヒビ割れた心のリンに、決定的な一撃を加える!
「さて、そろそろショーもフィナーレの時間だ。」
産み落とした子を抱えて地面に座り込む奴隷達と、オーディエンス達の注目が俺とリンに集まる。
観衆達の表情は様々だ。
性欲を剥き出しにして盛り上がっている奴もいれば、ショーの終焉を惜しんでくれているのか神妙な顔をしている奴もいる。
サキュバスの性の虜になったとはいえ、彼らは人間であり、俺のショーを愉しんでくれた仲間達。
そんなこいつらに、俺も1人のエンターテイナーとして、最後の一瞬まで全力を尽くしてやろうじゃないか。
確かに、このイベントをもって、異世界での俺の調教目録は一旦終わりを迎える。
しかし、別に俺の人生が終焉を迎える訳ではない。
ショーの終わりは、俺の新たな日々の一歩目となるのだ。
「さあ、始めようか。最後のショーを。お前達、しかとその目に焼き付けろ!」
そして、調教目録の最後の1ページは綴られる。