※この作品はR-18です。

罪ノ光ランデヴー 風香アフター   作:伝野てつ

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甘い夜

「お安い御用で」

 

風香は顔を真っ赤にし、うつむいてしまう。彼女の顎を手にとり、唇を優しく塞ぐ。

 

「んっ……はぁ……あっ……」

 

くぐもった声が塞いだ唇から聞こえる。

熱のこもった呼吸が循環され、風香の想いが全身に駆け巡っていくようだ。

俺はキスだけではなく、舌も彼女の口内へと侵入させる。

 

「んぁ……いっ、ン……はぁ、ゆ、優人……」

「大丈夫、俺に任せて。今日は、こっちから責めてあげる」

 

俺は微笑みながら、口内の舌を縦横無尽に動かす。

歯茎や舌べろ、風香の口という口を味わっていく。

口内愛撫を繰り返すと、風香は腰をピクつかせ、ブルブルと肩を震わせ反応する。

今までこちらが責められる立場だったからか、攻守逆転という未知の快楽が俺の脳内に駆け巡っていく。

 

「ゆ、優人……だめ、これ以上は、ほんと……」

「風香、風香……んっ、んんっ……」

 

深く唇を重ねる。風香の口から出てくる涎も、きっちりの舐め上げる。

甘い味と温もりに下半身の欲望がもたげてくる。もう、我慢の限界だった。

 

「…………」

「俺……って、風香?」

「……ふふふ、よくもやってくれたわね、優人」

 

あれ、なんだ、これ。滅茶苦茶、甘くてエロい空気だったのに。

なんで、風香は不機嫌な感じ? というか、怒ってる?

 

「風香? 風香さん? えっと、どうかした……」

「えぇい!!」

「ちょ! いきなり、な、なに!?」

 

風香は立ち上がると、俺の畳の上に寝転がし、ズボンと下着を脱がす。

風香が勃起したペニスを見下ろす格好になってしまう。

 

「ふふ、生意気よねぇ、ほんと。私を責める、ですって? くくく」

「いやいや、ちょっと待って。なんでこのポジション? 俺が責められる位置になんでなるの」

「そんなの、私が優人を責めるからに決まってるじゃない」

「邪悪な笑みのまま言われても……うっ」

「優人が責めるなんて、百年、いや千年早いんだから……」

 

風香は黒ストッキングのまま、屹立したペニスに足を当ててくる。

敏感な先端部分が細やかな繊維質の布地に擦られ、思わず声を漏らす。

 

「ふふ、そうそう。優人はそういう声だけ出してればいいんだから」

「風香、ちょい待ってって。あぁ、そ、そこ、踏むなよぉ」

「口では否定してても、あんたのここは、嬉しそうにビクビク震えてるわよ」

 

風香に踏まれる度、俺の分身はブルブルし、鈴口から半透明の液体を漏らしていく。

ここ最近、ご無沙汰だったからか、彼女の責めに耐えきれるほどの理性が残ってなかった。

 

「嬉しそうね、優人のおちんちんは。もうこんなにお漏らししちゃって」

「ふふ、こうして足でしてあげるだけで、こんなになっちゃうんだから、面白いわよね」

 

足の指の間にペニスをはさみ、しごきあげられる。

肉竿部分が狭まると、腰に甘い痺れが走り、先走り汁が増量していく。

風香は抵抗なく感じている俺の浅ましい姿を見て、恍惚の表情を浮かべた。

 

「ほらほら、本当に待ってほしいのなら、ちゃんと抵抗してみなさいな」

「そ、それは……」

「できないってことは、こういうことされるの望んでたんじゃない」

 

無言の肯定。

風香は心底嬉しそうに高笑いし、ペニスを挟む刺激から押す刺激に変化させる。

肉棒の先端からは、ぴゅうぴゅうと情けない音が出て、少し白く濁った液体が出てくる。

艶やかな黒い布地に染みを作ってしまい、申し訳なく思うが、気持ち良すぎて、それどころじゃない。

これ以上されてしまうと、あっさりと果ててしまう。これじゃあ、前された時と変わらない。

 

「はぁぁ……こんなにお漏らししちゃって。私の足、また汚したいの?」

「違う、汚したくなんて、んっ、考えてない」

「でも、こうやって踏まれると、噴水のように出てくるわよ? もう、出しちゃいたいんじゃないの?」

「風香の言う通りだけど……でも……」

「でも? なに、言ってごらんなさい」

 

風香は足の動きを止め、妖しく微笑みかけてくる。

魔性の瞳、理性を溶かす女の顔に、俺は屈服し、肉欲を告白してしまう。

 

「してほしい……」

「なによ、そんな小さい声じゃ聞こえないわ。はっきりと言って」

 

出来の悪い弟をあやす姉のように、風香は甘く囁く。

脳内にあった余分な思考が、その一声で溶かされいき、俺は口にする。

 

「優しく、してほしいんだ……こんな、いつものいじめる感じじゃなくて」

「……そうなの?」

「うん、だって、今日は風香の記念日じゃないか。こんないじめるみたいな感じじゃない方がいい」

 

風香は目を丸くし呆気にとられる。俺は泣きそうな声で懇願する。

 

「恋人っぽく、甘くて、優しくて、恥かしい感じがいい。その、足でされるのは問題ないんだ」

「やっぱ変態よね、優人」

 

風香は意地悪そうな笑みを一瞬浮かべると、足の動きに変化を与えてくる。

痛みを追及する粗雑な動きではなく、まるで愛しい人に愛撫するように、優しく丁寧に、足でペニスを刺激する。

 

「こんな感じ? こういうのがいい?」

「う、うん、それ、き、気持ち、いい……」

「そっか、気持ちいいんだ。なら続けてあげる」

「おちんちんの先から、涙出ちゃってるから、拭き取らないとね」

 

さっきまでの乱暴さはなくなり、風香の足の指が亀頭をくすぐる。

先端にこそばゆい刺激が伝わり、熱棒は律動する。

決して痛めつけようとしない動き、微笑み、そして声色。

全てが愛おしく、俺の興奮させていく。

 

「凄い、さっきよりもおちんちん動いてるよ? 気持ちいいの?」

「あぅ、はぁ、んんぁ……う、うん、気持ちいい」

「イカせる動きじゃなくて、こんなじれったい方がいいんだね」

「いいよ、優人の言う通り、ちゃーんと優しくしてあげるから。んっ」

 

風香は指先を使って、鈴口の入口をほじっていく。

痛いはずなのに、優しい動きだからか、刺激で情けない声をあげてしまう。

 

「嬉しいんだね、気持ちいいんだね。いいよ、もっと聞かせて。私だけの優人の甘い声、聞かせて」

「あっ、あぁぁ……風香、あぁぁ……」

「足でされちゃって、気持ちいいんだ。ふふ、大丈夫、そんな変態さんでも、私は大好きだから」

「優人がこんな風に感じてても大好き、愛してる。もっと、もーっと、してあげるからね」

 

淫靡な囁きに身を委ねる。この甘美な刺激がずっと続けばいいと思う。

しかし、さっきまでの快楽の蓄積があだとなり、そろそろ限界が近づいてくる。

呼吸も荒れ、全身から汗が噴き出てくる。少し酸っぱい匂いが部屋中に充満する。

俺だけじゃない、風香も汗が頬を伝っている。

自分と彼女の汗の匂い、そして股間から発するオスの匂いが混じり合っていく。

五感全てで彼女を感じられる悦びに背筋が震えた。

 

「あっ、おちんちんのびくびく止まらなくなってきた。出ちゃいそうなの?」

「うん、ご、ごめん、もう、限界で……」

「いいんだよ、出していいんだから。我慢なんてしないで、いっぱい出してほしい」

「私の足で、射精して? 熱いの、いっぱい出して」

 

風香の一声がとどめになる。ペニスに一瞬甘い痛みが走ると、先端から白濁液が出てきた。

ゼラチン質の液体が、風香の漆黒のストッキングを白く染め上げる。

イカされたというのに、彼女を汚している光景が、倒錯的で、扇情的に映る。

 

「勢い凄い……! こんなにたくさん、んんぅ!」

「はぁ、はぁ、はぁ、んっ……ごめん、こんな出しちゃって」

「謝らなくていいんだから。私だって、優人に気持ちよくなってほしかったんだし」

 

風香は額に汗をにじませながら微笑んでくれる。

胸が熱くなって、股間の物が更に硬くなる。

 

「足で興奮するのって、いじめられたい願望があるからだと思ってたけど、そうでもないのね」

「うっ……そ、それは……まぁ、いじめられたい願望がないわけじゃないけど」

「そういう願望は、また今度やりましょうか、ふふふっ。私としても、そっちの方が楽しいし」

 

風香は加虐的な笑みを浮かべると、ゆっくりとペニスから足を離す。

それはそれで、楽しみではあるのだが……。

 

「でも、まぁ、楽しいと愛おしいは別問題だからね。こんな風に優しくするのは、好き」

「優人にされること、してあげること、全部、なにもかもが愛おしく感じるの」

 

風香は上着を脱ぎ、スカートを脱ぎ、ストッキングに手をかけたところで手を止める。

 

「これ、したままにしておく?」

「……はい」

 

黒の誘惑に勝てるわけもなく、彼女をストッキングと下着姿だけにしてしまう。

我ながら変態性が増していると、苦笑いしてしまう。

だけど、こんな魅力的な恋人がいるんだ。悪魔的な提案を断れるはずがない。

 

「顔真っ赤にしちゃって、もぉ。別に恥ずかしくないわよ、私は」

「俺が恥ずかしいの。はぁ、別に黒ストッキングフェチじゃないんだけどなぁ」

「ふぅん……てっきりそうとばかり思ってたけど」

 

風香はクスクスと笑うと、正面から両手を広げ、俺を真っ直ぐ見据える。

 

「白状するとね、私、今すっごいムラムラしてる。これでもかって言う位、優人に欲情してる」

「足でしてるとき、囁いてるとき、優人の姿を見てるとき、全部、ドキドキしちゃった」

 

風香の股下を見てみると、半透明の液体が太ももを伝っている。

いやらしくて、なおかつ、神秘的な彼女の姿に目が離せなくなっている。

喉はカラカラで痛くなって、心臓がひっきりなしに脈打つ。

 

「私、優人にダメにされちゃった。狂おしいぐらいに、愛してる」

「そんなの、俺もだよ」

 

気が触れていると思う。姉弟同士で愛し合うなんておかしいはずだ。

それでも、愛したいと思う気持ちは嘘偽りがなく、尊いと思ってしまう。

 

「だから……お願い。一つになりましょ? つながりたい」

「風香……」

 

風香の胸に飛び込み、彼女の肩を抱く。

そのまま、ゆっくりと畳へと押し倒し、ストッキングの股間部分を破る。

ブチブチブチ、と繊維が割かれる音がいけないことをしている気分をさらに煽る。

純白のパンティは既に湿り気を帯びていて、なにもしなくても挿入がたやすいことを示していた。

 

「もう、限界なの。これ以上、されないと、私、私……」

 

潤んだ瞳、上気した頬、荒れる息。

正常位の恰好をとると、濡れた下着を横にずらし、やらしい湿地帯に肉棒を差し込んでいった。

 

「あぁっ……! くる、入ってくる……! 私の中に、優人が……!」

「くっ、締め付け、凄いよ、うう」

「だ、だめ、入れられるだけで、イっちゃう、んんっ!」

 

風香の肢体が上下にバタつく。入れただけで絶頂を迎えたのは明白だった。

しかし、こっちの収まりもつかない。痙攣する彼女の膣内に、ペニスを出し入れして、刺激を得ようとする。

 

「あっ、だ、めぇ、今、動かれると、んんっ、私」

「ごめん、止まれない、くっ!」

「あぁっ、んっ、んんっっ!」

 

腰を振ってペニスを膣奥へ抽送する度、風香の身体はビクンと跳ねる。

可愛らしい彼女の姿に欲情し、さらに腰の速度をあげていく。

 

「あぁっ、だ、だめっ、だめなのっ、そんな奥まで突かれちゃうとぉ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ごめん、止まらないし、そろそろ、俺っ!」

「んんぅぅ、いいよ、きて、いいから! 二回目、出していいからぁ」

 

風香は上ずった声で嬌声を漏らし、こちらの絶頂するタイミングを待ってくれる。

まだそんなに繋がって、時間はそんなにたっていないのにも関わらず、射精が始まる予感がしてしまう。

腰を乱暴に動かし、快楽を貪っていく。ぎゅうぎゅうと締め付ける媚肉の心地よさにうっとりする。

そのまま、電流のようなものが下半身を貫き、そのときを迎える。

 

「イク、イクよ、風香……!」

「うん、イって! 私のおまんこで、おちんちん、イってぇ!」

 

蕩けきったおねだりが引き金になり、射精が開始される。

その瞬間に、ペニスを膣内から引き抜き、風香へ精液をかけていく。

 

「んぁぁぁ、熱いっ、かかってるっ、あぁぅ!」

「あぐっ、ご、ごめん、でも、外で出したくて」

「んんっ、いいの、いっぱい、かけて、いいから」

 

二度目の射精。

勢い衰えるどころか、さっきよりも増している。

白濁液は栗の花の香りを放ちながら、最愛の恋人を汚していく。

 

「あぁぁ、まだ、出て……それに、かちこちのまま」

「まだ、俺足りないみたいだ」

「ふふ、うん、そうだよね、全然、したりないよね」

 

勃起した肉棒を見ると、風香は嬉しそうに微笑む。

彼女は上半身だけ起き上がり、俺の唇を奪うと、耳元でささやく。

 

「私も、まだまだ、ぜんぜん、これっぽっちも満足してないから、もっとしよ」

「いっぱい、いーっぱい、愛して」

「風香……!」

「あぁっ、優人、優人ぉ……!」

 

欲望と愛情が入り混じって、なにがなんだかわからなくなる。

そのまま俺たちは再び重なって、愛し合った。

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