※この作品はR-18です。

ありがとうMk.Ⅱ   作:アンデッド

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山本直樹先生のネオ・ホームドラマ
『ありがとう』を原作にやっていきます。

擬音祭り注意。


父の帰還、愛人襲来。

墓場。

 

ジャバッ

 

 

「あっ、やっぱいた」

 

「貴子さん」

 

 

「律儀だね〜こんな殆ど赤の他人である

クソオヤジの命日に墓参りへ来るなんて」

 

 

「赤の他人どころか、一郎さんはもはやは

”お父さん”みたいな人だから」

 

 

私たち家族とシンジの”家族”との関係はー

 

複雑。

 

この一言が全てを物語っていた。

 

私の父

 

「おまえも私の家族だ」

 

鈴木一郎と

 

 

「一郎さんためなら…誰でも殺せる」

 

 

その父と愛人関係だった秘密結社LSD

”先代”社長レイヴン。

 

 

この2人が引き起こした数々の”惨事”はー

 

忘れたくても忘れられない。

 

ーーー

 

ーー

 

ー

 

 

「ヒャヒャヒャヒャッ」ホジホジ

 

「どうも〜」

 

とんッ

 

 

「ぎゃああああああああ!!!!!!」

 

 

私の姉である昌子が駅前の花屋で

『サクラ』に騙され、監禁された挙句に

 

『おねがい…おうち帰して…』

 

『これが憧れの鈴木さんの

おまんこだあ!!!』

 

 

まぁ輪姦(マワ)された。

 

 

「一郎さぁん」

 

「なんだ?」

 

「このアホ押さえといて」ビリッ

 

 

ずぼずぼっ

 

 

「なにをするつもりだ、レイヴン」

 

「見せしめよ」ガッ

 

「ああああああああ!!」

暴走族に支配された我が家に長年の

単身赴任から戻った父と赤コートに

身を包んだ金髪ツーサイドアップの

イタリア美女、レイヴンさんが帰還する。

 

 

帰ってそうそうに自分の家のように居座り

耳をほじっていた暴走族メンバーである

ヒロミに耳掻きを押しこんで

 

追い打ちに鼻の両穴に割り箸をさいて

挿しこみそのまま、掌打を食らわせた。

 

貫通して下まぶたに突き刺さりヒロミは

さらに悲鳴をあげてたらしい。

 

私がゾクの頭である角間アツシに自室で

自慰を見られ、なんやかんやあいつの

下半身にぶら下がってる”ムスコ”を

しゃぶれされてる時

 

「ああ…いい気持ち」

 

 

ゴッッッ

 

 

「ぐうううう〜?!」

 

ゴッ、ガッガッ、

 

 

「フゥー大丈夫?貴子ちゃん」

 

「あっ、はい」

 

 

いわゆる小動物系に見える黒の

パンツスーツ着た20歳ぐらいの女性は

 

レイヴンさんの秘書である伊吹マヤ。

 

ガチガチのレズで、私の姉を新しい”世界”へ

導いた人でもある。

 

 

マヤは背後からアツシの後頭部を

蹴り飛ばし私の勉強机に顔を強打した。

 

口から血を流すアツシを右ジャブ、左フック、

右フック、膝蹴り、ローキック、

ニースタンプなどの50連コンボを

叩き込み肩の上にアツシを担ぎ上げて

 

 

階段下まで運ぶとパワースラムで放り投げた。

 

rattle-rattle-rattle-rattle、donk

 

 

「誰だ? アレ」とんとん

 

「バカの頭(ヘッド)よ」VEEEEE

 

 

私がマヤに連れられて下りた時には

状況が大きく変わっていた。

 

オヤジとレイヴンさんが姉のため、誕生日

ケーキを作っていて

 

ゾクの頭脳(ブレイン)である姉の

自称小学校同級生イサムが玄関先で

両膝つき後頭部に両手を回していた。

 

さらによく見るとシンジが軽蔑するように

両目に血を滲ましたタオル巻かれた

ヒロミの頭を椅子にして座り、キンバー

ウォーリアの銃口を向けている

シンジが階段横にいた。

 

母さんは…相変わらず台所で

お酒を飲んでるのだけは変わらないけど。

 

レイヴンさんは穏やかな笑顔のまま

背中から本人曰く『イカす改造』している

コルトM1911を取り出しいきなり

 

DONGDONG!DONGDONG!

 

 

「正気かぁ?!」

 

「ごめんなさいね〜あとで弁償するから」

 

 

笑顔のまま、玄関先に横へ並ばされた2人に

 

「報復するつもりなら…」

 

「殺す気で来なさい。でないと」

 

 

ダンッ

 

 

「えっ」

 

「おお”おおおおおお?!」

 

 

「全員、死ぬわよ」

 

 

アツシの片耳たぶを454カスール弾で

撃ち抜いて2人を外に出した。

 

初めて聴いた重い衝撃音と銃口から

溢れでる火花は薬漬けの姉を

現実に引き戻すには十分だった。

 

「うああああああ!!?」

 

シュルッ

 

 

「だっ…」ガクッ

 

「大丈夫だから、あなたはココにいなさい」

 

〜

 

「「ど、どうも」」

 

 

マヤは錯乱する姉を

前方首固め(フロント・チョーク)で

絞め落とすと抱き抱えて二階へ上がる。

 

私とシンジはとりあえず、挨拶した。

 

そんなこんなで私もシンジと共に

ケーキ作りを手伝うことに。

 

 

「貴女がタカコちゃん?」

 

「あ、はい」

 

「私はレイヴン…お父さんの愛人よ」

 

「堂々と言うな。少しは隠してくれ頼むから」

 

「別にいいじゃない。どうせー隠しても

いつかバレるんだし」

 

「オヤジって…モテるんだ」

 

「なんだその言い草は」

 

「これぐらいの子は普通よ、コレが」

 

「ったく…なんでこんな事に」

 

「ははっなんででしょうね」

 

 

妙な気分だったけど

 

なぜか、もっとこの時間が

続いて欲しいとも願っていた。

 

でも

 

 

ウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォン

 

 

pound-pound-pound-pound

 

 

「来ましたね」

 

「ええ…バカの大盤振舞いがね」キンッ

 

「どっちに投げる?」

 

「右をお願い。私はまえに」

 

ヒュッッ

 

BAOM!

 

 

レイヴンさんとシンジはアツシが連れてきた

暴走族連中に向け、MK3手榴弾を

投げて牽制する。

 

威力が低い攻撃手榴弾なのでそんなに

ゾク連中もビビるぐらいで

引いてなかったけどね。

 

 

「どうします?」

 

きゅきゅっ

 

『電話しろ』

 

RRRRNNN〜

 

ガチャッ

 

 

「はぁ〜い鈴木ですがぁ〜」

 

『どうも…』

 

「アホは返すわ」

 

『えっ?』

 

「なに…」

 

「だからアホは返すって言ってるのよ」

 

『ほんとにヒロミ君を

返してくれるんですか?』

 

「モチのロンよ。ただー」

 

カチッ、ぐるんぐるんぐるん

 

「っ〜!!?」

 

「”ソッチ”がどうなるかは

知らないけどね」

 

 

全身に即席爆弾(IED)とC4を付けられ

『人間爆弾』にされたヒロミは

 

ホロサイトを装着しているG&P M4

MOE CQBRを片手で銃口を

上に向けているマヤと共に外へ出た。

 

その背後でシンジがSIG SG552を

ヒロミの肩越しに立射で構えていた。

 

 

「耳塞いといた方が良いわよ」CASHN

 

「へっ?」

 

Mk.18 Mod1のチャージングハンドルを

引いたレイヴンさんが私にそう注意すると

同時に

 

 

BABABABABABANG

 

 

crash!

 

 

「きゃっ?!」

 

「貴子!」

 

「It's show time〜」ガラガラ

 

 

激しい衝撃音と爆風に続いて庭先の

上下二枚ガラスの引き戸が破れた音と

共に切れ目のない銃声が

真夜中の住宅地へ響く。

 

護るように覆い被さる父が初めて

頼もしく想えた。

 

TOTOTOTOTONK!

 

WOOOOO〜

 

 

『逃げるぞ』

 

「は、はい!?」カチッ

 

ヴォンッ

 

 

「車よ!」BABABABABA

 

TOTOTOTOTOTOTONK!

 

その場から離れようとするアツシとイサムが

乗っていたガラの悪い車をレイヴンさんたちは

一斉射撃するが

 

 

「逃げられた…」

 

穴だらけにするも結局、逃走を

許してしまった。

 

ゾクの黒焦げ死体や爆発でちぎれ飛んだ

手脚やはらわたなどが散乱する道に

複数のパトカーが到着する。

 

父と私は緊張気味にその様子を

眺めていたがすぐに

 

ガラガラ

 

 

「ごめんなさい、大丈夫?」

 

「なんとか」

 

「シンジ、まさこちゃん呼んできて。

ケーキ食べましょ」slash

 

 

レイヴンさんは3分ほど制服警官と喋って

そのまま、何事も無かったように

テーブルにあるケーキナイフで

誕生日ケーキを切り分け始めた。

 

 

これが、私の家族とシンジの

家族の初対面だった。




擬音祭りですみません。

原作であります山本直樹先生の
『ありがとう』だと


大体、1〜8話ぐらいをまとめた感じです。


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