※この作品はR-18です。

ありがとうMk.Ⅱ   作:アンデッド

10 / 10
完結です。


決着。そして…

これは後々、シンジから聞いた話。

 

 

「鈴木様は…」

 

BANG!

 

 

「受付の子は殺さなくても…」

 

「すみません」

 

油屋からの助っ人、崔(チェ)が

ニコニコ人生センターの本社ビルの

受付嬢を射殺してしまったから

 

pound-pound-pound-pound

 

KTOWKTOWKTOWKTOWKTOW

 

 

「予定変更よ。信者全員、来たら撃つ」

 

「いつも通りだね」ジャカンッ

 

「へい!」

 

 

もう一人の助っ人である安倍は

Mk.48 mod0を持ってきていた。

 

シンジは父が使っていたノリンコ56。

 

 

BABANG!

 

TAKKAKAKAKA!

 

バンバン!!

 

 

次々と男女関係なく平等に

高速徹甲弾を叩き込んでいった

4人は気づけば、信者の過半数を

あの世送りに。

 

 

遂には

 

 

研修センター会場。

 

 

「林さぁん〜コレ返すわね」

 

「えっ?それだけの為に

来たんですか?」

 

「そうよ…それ以外ココに

用なんて無いわよ」

 

 

そう言って、レイヴンさんとシンジは

壁際にBARと56を置く。

 

口笛を吹きながらレイヴンさんは

左懐からMk.18 mod1を取り出し

教祖さまに腰だめ撃ちで構えた。

 

 

「紳士的に…」

 

 

BABABABA!TOTOTOTONK!

 

 

「そんなモン無いわよ」

 

 

SIG552を持ってきていたシンジと

共に教祖さまを蜂の巣にした。

 

その後、ニコニコ人生センターは

銃剣不法所持とかで本部に

警察の強制捜査が入って解散した。

 

そんなことよりも我が家では

 

 

「本日をもって…我が家は解散する」

 

 

夕食時にいきなり父が宣言した。

 

でも、覚悟はしていたけど。

 

拠点から脱出して3日後に

父が倒れ

 

病院に担ぎ込まれた時に

ガンの手術していたことが発覚したり

 

姉がマヤの秘書としてバイトしたりなど

気づけば、みんな一緒にいる機会が

かなり減っていた。

 

さらには

 

 

「5年は…ロシアに」

 

勤めていた会社から父のパイプを利用して

『出向』という形で復職できるチャンスが。

 

そんなワケで

 

 

「1年後に再会しよう。その時どうするか

考えようじゃないか」

 

 

誰も反対意見は言わず、あっさりと

決まった。

 

 

解散する日

 

 

「記念撮影しとけば?」

 

「ああ、そうだな」

 

 

レイヴンさんの何気ない一言で売りに出した

我が家の前で家族?揃っての記念撮影を

おこなった。

 

 

それからは

 

レイヴンさんとシンジは父と一緒に。

 

姉はマヤと共に。

 

千尋とハクは油屋に戻った。

 

1年が経つのは意外と早い。

 

あたしは書原の家に転がり込み

 

父は元の会社には戻らず、レイヴンさんの

会社へコネ入社。

 

再度、かつての我が家へ集合したら

レイヴンさんのモノになった

『死んだ牛』で会食する。

 

 

「受験はどう?」

 

「うん」

 

「シンくんは何してるの?」

 

「相変わらず義母さんの”仕事”を

手伝ってます」

 

「オヤジは邪魔じゃない?」

 

「いやいや〜居てくれて助かってるわ」

 

 

そんな会話が続くなかで

 

 

「どうする?これから」

 

 

最初に姉がきりだす。

 

速攻でレイヴンが

 

 

「いいんじゃない、別々で。

みんな帰(・)る(・)ば(・)し(・)があるみたいだし」

 

 

と当たり前のようにそう言った。

 

父も複雑な表情で頷いた。

 

 

「まあー」

 

「このままが…」

 

「みんなそれぞれで

やっていくのが一番だな」

 

 

それでまた、一年に

一度は集まろうというカタチでまとまった。

 

 

それから二年…四年と過ぎて

5年目の時に

 

 

某病院

 

『一郎さん、見てください。

的に全弾命中しました!』

 

『一郎さん…私のそばに居てくれて

ありがとう』

 

『あなた』

 

『オヤジ』

 

『お父さん』

 

『貴方にウソついてた事があるの。

それはね、私はかつて

オルレアンの乙女って呼ばれていたー』

 

『大丈夫ですよ、二人ともオトナですし』

 

『…もうオトナなのか?』

 

『すっかりオトナですよ』

 

『それじゃあ』

 

『『『いってらっしゃーい』』』

 

 

ピッピッ…ピッピッ

 

 

「一郎さん」

 

「ああ…」

 

いい気持ちだ、眠い。

ああー

 

 

「あなた…」

 

 

ジャンヌ、自分の意思を曲げずに

戦いなさい。

 

 

「一郎さん」

 

 

シンジ…あまり父親らしいことは

出来なくてすまない。ただ

負けないで、戦い続けてくれ。

 

 

「父さん」

 

昌子、男に気つけろ。

マヤさんから護身術を教えてもらいなさい。

 

 

「オヤジ」

 

貴子…おまえは私に似て頑固だ。

だが、誰よりも大人でもある。

 

自分の意志を信じて進みなさい。

 

 

beep

 

 

「父さん?!」

 

peep-peep-peep

 

私は幸せだ。

なんにも悲しいことはない。

 

しっかりやりなさい、お父さんは

できるだけのことはやった。

 

bipー

 

「ー」

 

 

現在、書原家前。

 

 

「そろそろ行きますね」

 

「忙しいのか?」

 

「急用が入っちゃって…」

 

「どうした?」

 

「この言葉ー」

 

「解散する時に言うべきだったんですが」

 

「なんていうか…ハズかしいというか

タイミングが無くて言えませんでした」

 

 

 

 

 

”「ありがとう」”

 

 

 

「ふふっ…」

 

「なんかヘンな事、言いましたか?」

 

「いやっーただ」

 

 

 

「オヤジも死に際のとき

同じ言葉を言ったから」

 

 

レイヴンさんとオヤジの共通点は

『孤高』。

 

2人は護りたいモノの為に戦い

命を張った。

 

誰にも考えが理解されなくても

突き進んだ。

 

側から見たら頭がおかしくみえる

でも

 

その2人の生き方は…

 

 

私たちの精神(ココロ)へ引き継がれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

推薦ED曲:『放たれる』




擬音に始まり、擬音に終わった感じですが…


正直『ありがとう』の魅力を25%程度しか
表現しきれてません。

ステマですけど、原作を読んでください。


自分のクソみたいな2次創作に
お付き合いをいただき
ありがとうございました。

次回作は短編か、テキトーにやります。


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