※この作品はR-18です。

美女と狼の奇妙な恋愛事情   作:氷野心雫

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 前作とは異なる小説になっています。絵里と希が主で、キャラ設定は原作と異なります。又、オリジナル作品を掛け合わせて、ストーリは恋愛官能小説です。



始まりの朝~絢瀬絵里編~

 部屋を明るく照らす朝陽が、少しずつ傾きベッドで眠る人物を優しい光で起こす。ベッドサイドに置かれたデジタル時計が軽快なメロディーを奏で、朝陽と共にベッドで眠る人物に追い討ちする。

「……ん、もう朝……」

 ゆっくりと身体を起こすその人物は、金色の髪を肩からさらりと流した。まだ鉛の様に重たい身体を完全に起こす。しばらくベッドの上で意識を覚醒させ、ようやく重たい目蓋を開ける。瞬間、違和感を覚えた。掛け布団を捲る。身体は一糸纏わぬ状態に、思考が止まった。

 

(……っえ?何?)

 

 女性は狼狽えた。右手に温かい何が当たる。女性はそちらを見た。そこには、女性と同じ金色の髪の男性が寝ている。よく見ると、目鼻立ちはハッキリとしていて、イケメンだとすぐに認識出来る。男性も女性と同じ様に裸で、服は身に付けていない。さらに思考が止まる女性。

 

(……っえ?ちょっと待って……何が起こったの?私、この人と……嘘でしょ?)

 

 混乱する思考で、女性は自分の置かれた状況を整理していく。しかし、一考に思い出せない。ただ、彼女の太股に生暖かな感触が、女性と男性の関係を物語っている。

 

(私、誰とも知らない人と、身体の関係を持ったの?……処女喪失しちゃったの?)

 

 両手で顔を覆い、女性は溜め息をついた。すると、隣で寝ていた男性が目を覚ます。女性の身体を抱き締め、押し倒した。

「おはよう。身体大丈夫か?」

 吸い込まれそうな程澄んだ眼差しで、男性が言う。女性は視線を反らせた。

「ごめんなさい。私、昨日の事、覚えていないの。」

 女性の言葉に、男性は一瞬驚く。しかし、ほんの一瞬だった。すぐに口角を上げ、悪戯っぽい笑みを見せる。

「何だ。覚えてないんだ?昨日、あんなに激しく俺を求めてたくせに」

 そう言って、女性の唇に指を這わせる。女性は真っ赤に顔を染め、男性を見た。

「絵里、どこまでなら覚えてんの?」

「……どうして私の名前」

「昨日、自分から教えてくれたんだけど。それも覚えてない?」

 男性の問いに、絵里は素直に頷いた。男性はクスクス笑い、絵里の身体を撫で回す。男性の愛撫に身体の奥が疼く。

「身体は覚えているんだ。なら、もう一回シたら思い出すかもな」

 言うのが早いか、男性の手が絵里の秘所を撫でる。その愛撫に反応する身体。絵里の口から甘い吐息が溢れる。

「……やだ、やめて」

 抵抗を試みる絵里。しかし、身体は言う事をきかない。一度覚えてしまった快楽は、絵里の意思とは逆に、男性の愛撫を受け入れる。

「ほら、すんなり俺の指が入った。」

 絵里の秘所に、男性の指が二本、三本と入っていく。その指を器用に動かして、絵里の中を掻き回す。

「……あぁ……、本当に…やめて……お願いだから」

 涙目で訴える絵里。その表情に男性はさらに笑みを濃くさせ、絵里の秘所にソレを宛がう。絵里は焦った。身を捩るが、男性が脚の間に身体を入れている為、抵抗にもならない。すぐに絵里の中に、ソレを突き入れた。一瞬、息を止める絵里。

「…………あぁ」

「どうだ?これでも覚えてないか?絵里のココは俺の形になっているみたいだけど?」

 何度が腰を打ち付ける男性。その度に、絵里の中は喜びに蠢き、男性を優しく締め付ける。

「……や…覚えて……ない……ん」

 喘ぎと共にそう答えるだけの絵里。しかし、男性の言葉の通り、絵里の身体は男性を覚えているようだ。絵里の意思とは関係無く、男性のソレを何度も締め付け、射精を促す。男性の動きが速くなり、絵里の奥に打ち付けた。

「中に出すぞ。しっかり受け止めろよ!」

「……ダメ、中はやめて!……抜いて!お願いだから」

「それは無理だな。ほら、イクぞ」

 男性の精液が絵里の中に注がれる。絵里はそれを感じながら絶頂した。絵里の奥でドクドクと注がれる精子。しばらく男性は絵里の中からソレを引き抜かず、絵里を抱き締めたまま横になる。絵里の方は脱力し、男性の温もりを感じながら目蓋を閉じる。そして、そのまま意識を手放した。




 男性の名前は、希の始まり後に出てきます。
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