※この作品はR-18です。

美女と狼の奇妙な恋愛事情   作:氷野心雫

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 勢いで本日二回目のアップです。


ようやく訪れた幸福の時間

 部屋に響く艶かしい声。声の主は花陽だ。晃太郎はキスを続けながら、器用に花陽の脱がしていく。上半身が晒され、花陽の顔が茹で蛸の様に真っ赤に染まる。

「……恥ずかしいですぅ」

 両手で胸元を隠す花陽。晃太郎は花陽の身体を抱き上げ、ベッドに座らせた。床に座り込み、下から見上げる様にして花陽を見つめる。

「……隠すなよ。ちゃんと見せて」

 そう言って、両手に触れ、ゆっくりと外していく。花陽は真っ赤な顔で、身体から力を抜いた。花陽の肌は色白で、血色も良く、晃太郎が思っていたよりも健康的だ。しかも、小柄な身体なのに、二つの乳房は少し大きい。理想的な大きさだ。花陽の呼吸と共にその乳房が前後している。先端は薄いピンク色。息を飲む晃太郎。膝立ちになると、花陽の肩口に唇を這わせ、指先で乳房にちょこんと立っている尖端を摘まんだ。花陽の身体が小さく跳ねる。何度かそうしていると、花陽の身体が傾き、ベッドに倒れ込む。頬をピンクに染めて、息を吐く花陽。

「……大丈夫か?やっぱり、やめとくか?」

 晃太郎の言葉に無言で首を横に振る花陽。晃太郎はそのまま続ける。首筋に唇を這わせてゆっくりと下へ下りていく。二つの乳房に辿り着くと、尖端を舐め口に含む。まるで赤ちゃんの様に吸っていると、花陽が甘い声で笑う。晃太郎は吸い付いたまま花陽に視線を向ける。

「……んん、何だか。晃太郎君、赤ちゃんみたいです」

 楽しそうに笑う花陽に、晃太郎は軽く甘噛みする。すると、花陽の身体が跳ね。

「……あぁ…」

 声を上げる花陽。意地悪な笑みを見せる晃太郎。油断している花陽に、馬乗りになると自分の上着を脱ぎ捨て、上半身裸になった。初めて男性の裸を見て、花陽の目は釘付け。両手で顔を隠しているものの、指の間からしっかりと見ている。

「……晃太郎君」

 潤んだ瞳で花陽は言う。晃太郎は花陽の唇を塞いだ。何度もキスする。すると、花陽の身体から力が再度抜け、晃太郎の首に腕を回す。その間に、晃太郎は花陽の下の服を脱がして、ショーツのみにする。花陽も抵抗しない。晃太郎の長い指が、ショーツの中に入り込む。

「……んん」

 恥ずかしい場所に指が触れ、その感覚から身を捩る花陽。何度も大事な部分を指が掠める。その度に花陽の腰が震え、腰を浮かす。花陽の声が震える。怖くて震えているのではない。晃太郎の愛撫によって、切なくて震えているのだ。次第に、晃太郎の指が花陽の秘所に触れ、濡れた音を出していく。

「あぁ……や」

 花陽の中に晃太郎の指がゆっくりと入っていく。花陽の目蓋が閉じる。

「怖いか?」

「……だ、大丈夫です」

「ちゃんと解さないと、キツいからな」

 そう言って、晃太郎は何度も指を抜き差しする。その指は、二本に増え中をかき混ぜた。花陽の腰が浮く。花陽の反応に、晃太郎の息遣いも荒くなる。花陽が晃太郎を見つめた。

「……晃太郎君、もう」

 その言葉に、晃太郎は弾かれたように花陽を見つめ、生唾を飲み込みながら、花陽のショーツを脱がし、自分のトランクスも脱ぎ捨てた。花陽の秘所から愛液が垂れ、晃太郎を誘うように濡れている。晃太郎は素早く自分の分身にゴムを装着。花陽の秘所に宛がう。何度か擦り付けた。

「ゆっくり入れるからな」

 そう言って、中に入れていく。花陽の表情が歪み、苦しそうだ。花陽の頭を撫で、何度もキスを落とす。

「力を抜いて」

 晃太郎に言われ、花陽は力を抜いた。徐々に花陽の中に入っていく晃太郎の分身。そして、完全に二人の身体が重なった。花陽の額からは大量の汗が滲んでいる。

「……花陽、大丈夫か?」

「…はい」

 見つめ合う二人。唇を重ね、身体を密着。晃太郎が腰を打ち付ける。花陽の唇から、小さな喘ぎ。最初は速度を緩めたまま腰を動かした。花陽の中が解れ、滑りが良くなる。すると、次第に晃太郎の腰が速く、強く打ち付け始めた。

「……んん、あぁ……やぁ」

 花陽の喘ぐ声も甘く艶が出始める。そして。初めて二人は果てた。荒い息遣いで見つめ合う二人。濃厚なキスをし合い、微笑み合う。今、二人は幸せだった。

 

 

 

 

 数時間後

 

 

 

 

 もう何度目の繋がりか分からない。花陽はあまり体力がないが、晃太郎は違う。やっと花陽と結ばれた嬉しさと、花陽の可愛さに理性は当に切れている。花陽の事を気にしつつも、花陽と繋がりたいという衝動が強く、何度も花陽を抱く。花陽はすでに体力の限界で、声も掠れていた。今はただ、ユラユラと晃太郎に揺さぶられたまま、涙で滲んだ視界で晃太郎を見ている。晃太郎の動きに合わせ、ギシギシと軋むベッド。花陽は小さく微笑み、晃太郎の頭を撫でた。晃太郎は花陽を抱き締める。花陽は目蓋を閉じ、意識を手放した。

 

 

 

 

 数日後『花陽の食卓』にて

 

 

 

 

 賑やかな店内。花陽はいつも通り店内を駆け回っていた。そんな花陽を微笑ましく見つめる二人の視線。視線の主は、勿論絵里と希だ。

「……ふふ、花陽とうとう土井君と」

「せやな。腰辺りが軽やかやな」

 にやりと笑う希。絵里は溜め息混じりに笑うだけだ。そこに花陽が注文を取りに近付き。

「絵里ちゃん、希ちゃん。注文決まった?」

 明るい表情で言う花陽。しかし、絵里と希の表情でその表情が固まった。

「花陽、おめでとう」

「これで、大人の女の仲間入りやね」

 ニヤニヤ顔の二人。

「……恥ずかしい」

 手に持っていたお盆で顔を隠す花陽。絵里と希は笑う。

「花陽、大人の女になった感想を聞かせてね」

 そう言う二人の笑顔が怖い。花陽は涙目になりながら、晃太郎との事を話す事になるのだった。




 まだまだ、しばらく、アップが不定期になります。
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