ベル・クラネルがモテ過ぎるのは間違っているだろうか 作:ぽちょむきん
他作品をお読みいただいてる方は、いつもありがとうございます。
HDDを漁っていたら、ダンまちのアニメが放送されたときに衝動で書いた物が発掘されたので、手直しして投稿してみようかという事になりました。
因みに今回はアニメ1話冒頭5分ぐらいまでしか進んでないので、このペースで行くとアニメ放送分を終えるまでにどれだけかかるでしょうか……。
気長に読んでいただけますと幸いです。
1話「お仕置き」
********オラリオ・冒険者ギルド~エントランス~********
迷宮都市オラリオ――
広大なダンジョンが聳え立つこの都市では、地上に降り立った神々とその眷属からなる「ファミリア」の冒険者達が数多く暮らしている。
私は神様の恩恵を頂いてはおらず、この『冒険者ギルド』の
そろそろ私が担当する冒険者が、そのダンジョン探索から帰ってくる頃だ。
彼はまだ駆け出しなので、探索できる範囲は限られている。それでもダンジョンでは何があるかわからないので毎日みっちりダンジョンについて、私の指導でお勉強をしている。
あの直向きさと純真さが私の母性やら姉性やらを刺激してしまい、どうにもスパルタ気味というか……過保護気味なくらい彼には慎重さを求めてしまう。
他の冒険者は音を上げてしまうけど、彼は雛鳥のように私の指導に応えてくれるのがまた嬉しい。
なので、彼が勉強の成果を見せたり探索から無事帰還出来た時はたっぷり
溜まった事務仕事を処理するために書類の束を抱えながら、私こと【エイナ・チュール】は今日はどんなご褒美が良いか考えていた。
ウサギの様なふんわりとした白髪に、純朴そうな顔を目の色と同じように真っ赤にして慌てる彼を想像するとお腹の奥がじんわり温かくなってくる。
「エイナさぁーーーん!!」
すると、待ちわびた元気な声が私を呼んでいる。どうやら探索から今日も無事戻ってきたらしい。
彼が無事に帰ってきた、その事実だけで私の胸は幼い少女のようにときめいてしまう。
まるで恋する乙女、って歳でも無いわね……なんて自嘲しながら、私は彼が居るであろう正面に顔を上げて、音色のようなその名前を思い浮かべる。
――今日は、うんと甘やかしてあげようかな。
「ああ、ベル君……ひぃいいいいいいいいいぃぃいいいい!?!?」
私が呼び声に答えようとしたその先には、無垢な白髪を赤黒く染め上げて、濡れた全身から飛沫を撒き散らしている「彼」が居た。
私が帰りを待っていた彼は、血まみれになっていた。なのに元気で手を振り、爛漫とした笑顔でこちらに走ってきている。
あまりの凄惨な光景に、素っ頓狂な叫び声を上げてしまった。
周囲の冒険者からは、駆け出しの冒険者が何か無茶をしたのかが丸わかりで、それだけでもお説教ものなのに。
その当事者が呼ぶ先には書類をバラ撒きながら悲鳴を上げる私。
言い逃れできる訳もなく、私と彼は良い笑いものだった。これは他のギルド職員にしばらくネタにされるだろう。
「アイズ・ヴァレンシュタインさんの事について、教えてくださああああい!!」
――彼には、まず
********冒険者ギルド~案内用個室~********
「もう、駄目じゃない。いきなり5階層まで潜っただなんて……」
ダンジョン5階層で、金髪の綺麗な女性――アイズ・ヴァレンシュタインさんにミノタウロスから命を救ってもらった僕こと【ベル・クラネル】は、彼女の事が知りたくてギルドに駆け込んだ。
しかし、ミノタウロスの血で全身を真っ赤に染めたままだった僕は、エイナさんをカンカンに怒らせてしまった。
血糊を落とすのも兼ねて、僕はエイナさんからギルドの個室にてお説教を受けることに。
何せ5階層への探索許可は貰っていなかったのに、好奇心で潜ったのだから完全に僕の自業自得だ。
その結果、何故か5階層にまで来ていたミノタウロスと遭遇して、命の危機に晒されてしまった。
いつも僕の事を気にかけてくれて、ダンジョン探索のアドバイスをくれるエイナさんに申し訳なく、僕は只々彼女のお説教に落ち込むことしか出来ない。
「いつも言ってるでしょ?『冒険者は冒険しちゃ駄目』だって」
「はい……すいません……」
エイナさんは何も僕に腹を立てている訳じゃない。
ダンジョン探索には危険がつきもの。まだ駆け出しでしかない僕が、いかに注意が足りないかを教えてくれている。
頼りない僕なんかを支えてくれる彼女を失望させてしまう事が、何より僕には辛かった。
「ベル君……君は凄い幸運なんだよ?ダンジョンに潜り始めてまだ半月のレベル1の冒険者が、ミノタウロスに襲われて生きて帰れたなんて」
「……はい」
プンプンと音が出そうな程怒っていたエイナさんの声が、諭すような優しい声音に変わった。
彼女が何より怒っているのは、僕が実力を過信した事でも、言いつけを守らなかった事でも、ましてや血まみれのままエイナさんに恥をかかせた事でも無い。
エイナさんや色んな人に支えられてここに居る僕の命を、軽く扱ってしまっている事に怒っているんだ。
落ち込む僕を今度は励ますようにと、エイナさんの感情が声から伝わり、真っ直ぐ僕の心を包んでくる。
姉のようにお世話をしてくれる彼女が、本当に僕の事を案じてくれてるのが伝わって、立ち直るばかりかどんどん声が小さくなってしまう。
ああ、またやってしまった……。
暗い気分になって沈んでいると、エイナさんに鼻を軽く小突かれた。
びっくりして顔を上げると、そこにはいつもの優しいエイナさんの笑顔があった。
「とにかく、無事でよかった。今度からは気をつけるんだよ?あと、血まみれで街を突っ切るのはやめようね」
「……はい!」
やっぱりエイナさんには叶わないや。
やれやれと僕の失敗を許して、最後は笑顔で背中を押してくれる。
感謝しても仕切れない。仕切れないんだけど……
「――それに、こっちもそろそろでしょ?我慢しないで出しちゃって良いんだよ?」
「だ、駄目ですよっ。もう抜かないと」
「毎日いっぱい私の中に出してるんだから今更じゃない。観念して気持ちよくなりなさい!ほら、ほらっ」
「もう無理……ううっ!?」
「んっ、熱い……。今日も逞しいね、ベル君」
「うう……エイナさぁん」
「安心して?もし出来ちゃっても、ベル君に迷惑はかけないから……」
この行為だけは、未だに慣れないよ……!!
何を隠そう僕とエイナさんは今、お説教の最中もずっと
具体的に言うと……その、男女の営みというか……結婚した男女が愛を育む為の儀式と言うか……。
いわゆる、そういう事をしていた。
「私がちゃんと抜いてあげてるのに、いつも凄い出るのよね。満足させてあげれてないのかなぁ?」
「そ、そんな事は……」
「ふーん、じゃあ私の身体……気持ちいい?」
「あうぅ……」
「うふふ、可愛いなぁ。ベル君は」
さっきまでの真面目なお姉さん然とした雰囲気をどこかにぶん投げた様な彼女の笑顔は淫靡な妖しさを纏っていて、とても潔癖なエルフの血を半分引いている女性とは思えない。
ソファに座る僕の膝に正面から跨り、お互い下半身の服だけ脱いで僕とエイナさんは繋がっていた。
シャツの上からでも柔らかい大きな胸に僕の顔を包んで、髪を優しく撫でながらゆったりと腰を動かすエイナさん。
仄かな石鹸の匂いと子供をあやすような彼女の中の暖かさに包まれて、耳元に息を吹きかけながら甘い声をかけられた僕は、白い欲望を我慢できず彼女の奥を何度も汚してしまう。
身体をお湯で洗っている最中から今に至って既に5回。僕の射精をエイナさんの身体で受け止められている。
情けない気持ちになりながらも、エイナさんの中へ精子を吐き出し続けていた……。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
僕とエイナさんがこんな関係になったのは、半月前の事。
駆け出し冒険者で右も左も解らない僕。それを1番に支えてくれたのは彼女だ。
僕と神様の二人だけのファミリアで、装備も貧弱だった僕が真っ先にダンジョンで帰らぬ存在とならないように、生き残るための知識を授けてくれた。
ある日、僕がボロボロになってダンジョンから帰った日。
パーティも組まずにその日も僕は身の丈に合わない探索をしてしまっていた。
僕はヘトヘトで、エイナさんのお説教中に寝てしまう。
その時エイナさんの見た光景が、
ズボン越しにとんでもないぐらい勃起した僕の男性器だった。
死の淵から帰ってきた僕が、種の保存を担う男性器が少しでも子孫を残す機会を作ろうと、
起こされてその話を聞いた僕は、恥ずかし過ぎて丸1日ホームから出られなかった。
よりにもよって、女の人の目の前で……もし毎回ダンジョンから帰る度にこれじゃあ、もうエイナさんのアドバイスを貰うどころじゃない……。
きっと彼女も、こんな盛ったモンスターみたいな僕を見限るだろう。
そうしてとことん落ち込んだ翌日。エイナさんから、
「その、ね?ベル君さえ良ければ……
「……ゑ?」
きっと担当を変えさせ貰うと宣告されるのかと思いきや、彼女が提案したのはそんな話だった。
そんな事出来ません!と顔が燃えそうになりながら断ろうとすると、
「こんな事、君にしか言わないよ?それに私だって……初めて、なんだから。君が……ベル君が、良いの。私の初めてを……君の初体験に、して貰えないかな?」
僕と同じか、それ以上に顔を長い耳まで朱く染めた彼女は俯きながらそんな事を言っていた。
黒い手袋越しに僕の服を掴むエイナさんの手を見て――
『女子の頼みも聞けないような、情けない男子になぞなるな。ベルよ』
小さい頃に毎日聞いた祖父の声が、何故かよぎった。
そしてその日はダンジョンにも行かず、エイナさんの家で1日中絡み合ってしまった。
ホームにも帰らず、一糸纏わぬ姿で抱き合った状態で朝を迎えた僕が見たのは、エイナさんの暖かな笑顔だった。
ベッドのシーツは二人の汗で湿っていたり、僕の出した汚れでカピカピになっていたり、彼女の純潔を奪ってしまった証の紅い花びらが、昨夜の営みが夢ではないと告げている。
エイナさんが僕との行為を思い出したのか、真っ赤になる。
それを見て僕も恥ずかしくなり、顔が熱くなる。
しかし、朝のせいであれだけ彼女の身体で暴れまわった僕の愚息は、再び膨張してエイナさんの柔らかいお腹を圧迫していた。
「仕事に行く時間まで……しよっか?これじゃあ外に出れないし、ね」
子供の粗相を許す様な笑顔に、僕は弱々しい返事しかできなかった。
しかも結局エイナさんは、体調不良を理由に職に就いてから初めての欠勤。僕は連続しての外泊。
何度も絡み合い、気を失っては起きて愛し合うの繰り返し。
エイナさんの表情、普段は出さない声に匂いや感触、あ、味も含めて全部知ってしまった。
なんやかんやあって、ホームに帰ったのはエイナさんの家に4泊ほどした夕方だ。
帰ったときの神様、見たこと無いくらい怒ってたなぁ……。
丸1日街で一緒に遊ぶことで許してくれたけど、もう二度とあんな心配はかけないようにしよう。
そうした事があって、その日から僕の日課にエイナさんとの「お勉強」が一つ増えた。
ダンジョンでの知識以外に、女性との愛し合い方。
そしてダンジョンでの探索する前後に、僕の動物じみた性欲を解消してもらう。
はたから見れば、僕は彼女に寄生して身体を貪るだけの最低男だ。
それではダメだ。女性とは尊い存在で、守るべき存在なんだから。
僕はエイナさんの純潔を奪ってしまった責任を取る、と意気込んだが……
「何言ってるの?ベル君はまだ冒険者になったばかりで、夢を叶えてる最中じゃない。あれは私からお願いしたことなんだから、君はとにかく立派な冒険者になれるよう余計な事は考えず頑張るの。だから……これからも応援、させて欲しいな」
そんなどこまでも都合の良い女性であり続けている。
いつまでも甘えてはいられない。
だけど駆け出しのままじゃ、エイナさんのような素敵な女性には見合わないし、神様にも申し訳ない。
今は、彼女の優しさに支えて貰っている。
1日でも早く、速く、疾く立派な冒険者になるんだ――
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「ん、ちゅるる……。よし、綺麗になったね」
「口でなんて、いつもすいません……」
「気にしないで。それにベル君のって顔に似合わず凄いサイズだから、お掃除しがいがあるよ?ちゅっ」
エイナさんの中を汚し続けてドロドロになった僕のを、彼女が口で舐め清めてくれた。
根本から先端まで口を下品に窄めて吸い出す姿は、普段の真面目な彼女からは想像もできないが、そのギャップが余計僕を興奮させた。
綺麗にして貰っている最中にまた1回出してしまい、今は2回目の
終わりを告げる合図に、先端の出すところへキスをしてにっこり笑うエイナさん。
あの桜色の唇を通して、僕が出した精液が今は胃の中に収まっている……。
しかもお風呂も入らず下着とパンツを履いたあの中……つまりエイナさんの子宮では、それ以上の子種が泳ぎ回っているだなんて――って何を想像してるんだ僕の馬鹿!!
これじゃあ本当に発情したモンスターと一緒じゃないかぁ!
そ、そうだ。そもそもここに来た1番の目的は……
「それで……アイズさんの情報、なんですけど」
もじもじしながら話題を戻す僕。
するとエイナさんは、目を少し見開いて驚いたような顔をする。
「なぁに?もしかしてベル君、助けてくれたヴァレンシュタイン氏の事……」
勘の良い彼女は何かに気づいたのか、にやっと口元が緩んでいる。
弟の企みに気づいた姉の図だが、僕の陰茎を頬に添え妖しげに微笑む表情はハーフエルフというよりも、淫魔であるサキュバスに近い危なげな魅力を感じる。そんな事言ったら、また家に帰れず朝まで絞られるだろうけど。
「いやぁ、その……へへ」
「好きになっちゃったのね♪」
「ははっはいぃ……ひぃ!?」
図星を突かれて思わずはにかんでしまうが、エイナさんの顔を見て竦んでしまった。
それまで優しさを感じる笑顔だったのに、目が笑ってない……。怒ってる!?
そりゃそうだよ、いつも
で、でも違うんだ。
あの金髪の綺麗な女性、アイズ・ヴァレンシュタインさんに抱いたのは、そんな本能から来る欲望じゃなくて……。
何にも染まらない、洗練されたあの強さ。
冒険者としての彼女の在り方に、憧れてしまったんだ。
僕がそんな事を考えているのを、エイナさんにも伝わったのか据わった目が再び綻ぶ。
一点表情を戻したエイナさんは「フム」と小首を傾げ、右手を顎に添えて思案顔だ。
理知的で素敵な筈なんだけど、空いた左手は僕のモノを上下に擦っているのでシュールだ。
って、もう終わりじゃなかったのか。
手袋を取ったエイナさんのスベスベな細長い指で触られると、とても気持ちいい……じゃなくて!
あっという間に硬さを取り戻した肉の棒を、チュクチュクと水音を立てながら扱かれる。
僕が少し乱暴な扱いに悶えているのも気にせず、サラサラと彼女の脳内にある知識を読み上げていた。
【アイズ・ヴァレンシュタイン】
『ロキ・ファミリア』所属、現在のレベルは5。
剣の腕前はオラリオの1、2を争うとされ、神々から授かった称号は剣の姫――『剣姫』。
エイナさんが挙げていく情報は、オラリオにおいて最早常識の範囲で、流石の僕でも知っていた。
そうではなく、僕が知りたいのは趣味とか、好きな食べ物とか……
って伝えたいのに、エイナさんの手の動きが激しすぎて、射精を我慢するので精一杯だ。
先走りとエイナさんの唾液が彼女の手入れが行き届いた指先と僕の肉棒をヌラヌラとコーティングして、潤滑油を越えて泡立っている。
このままでは彼女の綺麗な相貌と栗色の髪、凛とした黒スーツを汚してしまう……!!
歯を食いしばって我慢し、なんとか目だけで「そうじゃないんです」と伝えてみる。
すると手の動きがピタッと止まり、「わかってるよ♪」とウインクされる。
「知りたいのは、『特定の相手がいるのか』とか?」
「そ、そうです!!」
ズバリ、最も欲しい情報を言い当てたエイナさんに、思わず食い気味で迫ってしまう。
僕の愚息に血が集まっているにも関わらず、今の状況を忘れて彼女の返答に集中する。
「うーん……今までそういう話は聞いたこと無いなぁ」
「本当ですか……?」
色んな意味で興奮している僕に構わず、冷静に自分の記憶を漁っているエイナさん。
今もなお固くなった陰茎を握りしめられてるのも頭から抜けて、頬がだらしなく緩む。
そうか……アイズさん、まだそういう
もしかして、こんな僕でもまだ――
なんて身分不相応な希望は、新たな刺激とエイナさんのメガネのが怪しく反射した事で引き戻される。
「でも、現実的に考えて難しいと思うよ?」
「え……?」
それって、やっぱり――
「あうう!?」
「もうこんなにカチカチ。ベル君ってば私に弄られながら、ヴァレンシュタイン氏でエッチな事想像してたのかなぁ?」
「ち、違いますう……それより、でっ出ちゃいますよエイナさん!?汚れちゃいます!」
「まだ仕事中なのに、駄目だよ?ベル君。我慢してね」
我慢させる気など毛頭ないスピードで手の動きを再開したエイナさん。
しかも今度は手袋嵌めたままの右手で、根本の袋をやんわり揉みほぐされる。
エイナさん、やっぱり怒ってる……!!
「ベル君。私ね、別に君の初恋を諦めろ、なんて言うつもりはないよ?だって私達の関係って恋人って訳でも無いし、私が一方的にベル君のお世話をしてるだけだもん」
「そ、そんな……僕も感謝してて……」
「それにね……もしこのままベル君との子供が出来ちゃっても私はちゃんと産んであげるし、だからといって君に責任を取らせるような事はしないよ?頑張ってる君の枷になんてなりたくないの」
「エイナさん……」
やっぱり僕は最低だ。
こんな素敵な人に支えられているのに、その気持ちを踏みにじる真似をして……。
謝ろう。
そして、それでも僕は彼女に憧れてしまったと素直に伝えて、ふしだらな関係をリセットした後、改めてエイナさんと仲直りを――
「でもね、ベル君……?」
「エイナさんっ僕、あぐぁあ!?」
さあいざ謝罪を、と彼女の目を見つめようとした時。
僕の肛門に、エイナさんの人差し指が根本まで入ってきた。
とんでもない刺激によって、なんとか踏みとどまっていた僕の逸物がいとも簡単に決壊した。
びゅるびゅるびゅる、とどこからこんなに出してるのかと呆れるような量をエイナさんに浴びせてしまう。
「うっわぁ、すごい量だね。これは本当に近いうちに身籠っちゃいそう」
「ちょ、エイっナっさぁん!?おし、お尻っゆびぃい!」
「あ、ごめんね。痛かったかな?ベル君はお尻、初めてだもんね」
「はぐぅう!?」
くいっと指を折り曲げて、いわゆる前立腺の部分を刺激されながら指をぬぽっと引き抜かれた。その際、追い打ちのように再び射精して、先程より濃度が薄めの精液がエイナさんの怖い笑顔を白濁塗れにしていく。
革手袋のザラザラした感触が、今度は陰茎を強く絞り上げて来る。握る手を先程まで扱いていた左手から、肛門を貫いていた右手に持ち替えたらしい。
そして素手である左手は、手のひらで亀頭を握り込むように包みこんだ。
恐怖を感じるくらい敏感になった部分が、エイナさんによって文字通り掌握されてしまった。
「我慢してって言ったのに。これは匂い取れるかなぁ」
「す、すいまぇ……」
「これぐらい我慢できずにぴゅっぴゅしちゃうようなベル君に、ヴァレンシュタイン氏と恋人になるのは難しいんじゃないかなぁ」
「へぅ……」
「……私、ベル君の恋ならもちろん応援するよ。なんなら彼女の情報だって集めてあげる。でもね、ベル君」
「は、はひ……」
まともに見えないくらい、眼鏡を汚しながらも気にした様子の無いエイナさんは、グリグリと先端を掌で圧迫しながらゆっくりと僕に語りかける。
恐怖やら羞恥やら快感やらで定まらない思考をなんとか留めて、汚れたレンズの奥にある彼女の瞳と目が合った。
ああ、やっぱり――
「君のお世話は、絶対に辞めないからね?」
「す、すいません……」
その瞳には、『絶対に逃がさない』という決意の炎が燃え上がっていた。
この後エイナさんの柔らかい掌に亀頭を激しく擦られてしまい、腰が勝手に跳ね上がりながら部屋のいたる部分に透明な汁を撒き散らして、僕は気を失った。
エイナさん曰く、あれが「男の潮吹き」であり、僕を懲らしめるための
どうやら同僚のミィシャさんから男を骨抜きにする手段として知識だけは押さえていたみたいだ。
――エイナさんには、叶わないや……。
お読み頂きありがとうございます。
更新頻度は恐らく遅めかと思います。
もう一方で書いている催眠モノを優先しているので、ご了承下さい。
ただ、原作含めとても好きな作品なので
こうした作品単体の2次創作も投稿してみたかったのです。
それでは、次回の更新もぜひ宜しくお願い致します。