桜の花びらが舞う美しい季節。
教室で授業を受けていた男子高校生、最上省吾は大混乱に陥っていた。
(おかしい、今は授業中のはずだ。いったい何が起きているんだ?)
切っ掛けは隣から転がってきた何の変哲もない消しゴム。
彼はそれに気が付き、拾ってあげようと床に手を伸ばした。本当にそれだけだ。
珍しくもない、学生ならば一度は経験するだろう、そんなありふれた授業中の一コマ。
だが――床に落ちている消しゴムを手に取った彼は、予想だにしていなかった光景に出会い、強い衝撃を受けた。
身体を折り曲げたまま全てを忘れてしまったかのように動きを止めてしまった省吾。
省吾の隣の席に座っているのは、アインクラッドで超有名な閃光のアスナ。
100人の男に聞けば100人とも美少女だと認めるであろう結城明日奈だ。
亜麻色の髪をサイドで編み、姿勢良く授業を受ける彼女の姿は美しい。
そんな彼女が落としたはずの消しゴム。それを手に持ったまま省吾はゴクリと息を飲んだ。
(俺は夢でも見ているのか? 真っ昼間から生の太ももを夢見るほどにっ!)
春の温かな日差しに映える生の太ももに、省吾の心臓が破鐘のように激しい鼓動を打ち始める。
童貞の省吾に、彼女の生の太ももは刺激が有りすぎた。
(はははっ、こんなのは
妄想である事を証明しようと、恐る恐る視線を上げる省吾。そこには真面目に授業を受ける彼女が見えるはずだった。そのはずだったのだ。
そこには桃のようにほんのりと染まった横顔。どうやら彼女は自分が何をしているのか自覚しているようだった。
その彼女が誘うようにスカートの横をするすると捲り上げていく。
眩しすぎる健康的な太もも、露わにされた薄いピンクの下着。腰の横には蝶々結びされた紐すら見えているほど。
省吾には何故彼女がそんな事をしているのか分からなかった。だが、一つだけ分かる事は、それはとってもエッチなシチュエーションである事だ。
例え訳が分からなくても、健全な男子高校生には刺激的過ぎる光景である。省吾が彼女の乱れた下半身のエッチさに興奮させられてしまうのも当然の事だ。
視線の先で彼女の指がゆっくりと太ももから紐の結び目まで撫でていく。まるで挑発するように。
省吾はその指の動きを追いかけて見つめざるを得ない。
(紐パン――だと? 何故、結城さんは下着を見せているんだ? そんなに恥ずかしそうな顔をしてまで!)
しかしエッチなシチュエーションは永遠に続かなかった。
終わりを告げるように乱れたスカートが元に戻されていく。
省吾がそれを残念に思ってしまうのは仕方がない事。
夢でも見たような気分になりながら、消しゴムを手に身体を起こす省吾。
そして目眩がしそうなほどの動悸を感じながら、明日奈に拾った消しゴムを差し出した。
「ゆ、結城さん。消しゴム落としたよね? これ」
声を掛けられ明日奈が初めて気が付いたように、省吾に顔を向けた。
羞恥に顔を真っ赤に染め上げた彼女が、少し俯き加減になりながら女の子らしい細い指を震わせて差し出された消しゴムを受け取った。
「あ、ありがとう、最上君」
明日奈が恥ずかしそうな顔をしつつも省吾に微笑んでお礼を言った。
そんな彼女に何故下着を見せたのかと省吾は聞きたくなるが授業中である。ついでに、その細い指で俺のチンポを握ってくれと言ってもみたかった。
しかもその行為は一度では終わらなかった。省吾は彼女がスカートをめくる度に、必死になって眼球をぎょろりと横に向けた。
そして結局その日は何も言えずに、彼は悶々とした一日を過ごす羽目になる。
それが明日奈とのエッチな日々の始まりになるとは、省吾は夢にも思っていなかったわけで。
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翌日、省吾は昨日の事は夢だったに違いないと思いながら授業を受けていた。
結城明日奈と桐ヶ谷和人は誰もが知ってるラブラブなカップル。
昨日の事は閃光のアスナをおかずにオナニーしていた自分の妄想に違いないと、省吾は自分を戒めた。
(結城さんがスカートを捲って下着を俺に見せるわけなんか無いよなぁ。真っ昼間からあんな夢を見るなんて俺は欲求不満か?)
あれだけ明日奈の下着を目にしたというのに、今も夢だ、妄想だと考えてしまう省吾。
だが彼の目には彼女の生の太ももと、薄いピンクの下着がきっちりと目に焼き付いてしまっていた。
それを思い出して省吾のチンポがムクムクと大きくなり始める。
(いかん、チンポが大きくなってきた。静まれ俺のチンポよ!)
あれは夢、夢なんだと思いながらも、省吾は隣の席に座る明日奈の事が気になって仕方がない。
チラッと横に視線を向ければ、いつも通りの彼女がいる。
省吾は考える。夢だと思いながらも、明日奈が下着を見せた理由を考えてしまう。
(結城さんが自ら望んであんな事をするような女の子か? そんな訳はない。それじゃあ何故だ? 必ず理由があるはずだ)
深く深く考え込む省吾。
(実は桐ヶ谷が変態で、結城さんにエッチな事を強要したとか?)
教室の前の方に座る桐ヶ谷に視線を向けた。
だが真面目な顔で授業を受けている桐ヶ谷がそんな変態行為をするようには思えなかった。
何より彼女は可愛い。男なら明日奈のエッチな姿は独り占めしたいに違いない。
(やっぱり夢だ。昨日の事はきっと俺の妄想にすぎない)
省吾はもう一度、隣に座る彼女へこっそりと視線を向けた。
そこにはいつも通り真面目に授業を受ける彼女の姿が見えるはずだった。
そのはずなのに――。
(何故だ? どうして結城さんの顔が赤くなっているんだ?)
省吾は不思議に思いつつも明日奈を見詰めてしまう。
すると、視線を感じたのか彼女がチラッと省吾へと視線を向けた。
(まずい、俺が見ているのがバレた)
省吾は視線を外そうと考えたが――、続く明日奈の行動に目を離す事が出来なくなった。
明日奈が赤く染まった顔を真っ直ぐ前に向けて、手を不自然に動かし始めたからだ。
省吾の心臓がドキッと跳ねる。
彼女の手がゆっくりと胸元へと向かっていく。そして――、ブラウスのボタンに指をかけた。
(ま、まさか……)
彼女の赤く染まった顔が、嫌でも昨日の事を思い出させる。
まるで加速世界に来ているかのように細い指の動きがスローモーションで見えた。
白いブラウスのボタンの上で、しなやかな指が踊るように動く。
再び明日奈がチラッと省吾を見た。それはもう恥ずかしそうに目を潤ませながら。
彼女の細い指がブラウスの生地を引っ掛ける。
そしてその指が静かに動いてブラウスの隙間を広げていき、隠されている秘奥を露わにしていった。
ボタン一つ分の僅かなブラウスの隙間から見える明日奈の柔らかそうな肌、そして黄色いブラに包まれたおっぱいが省吾にはやけに大きく見えた。
羞恥に耐えるように身体を震わせながらブラを見せる彼女は何を思っているのだろうか。
おっぱいと黄色いブラの見事な饗宴に、省吾は興奮を掻き立てられていく。
(ぶはっ、何故っ? 何故だっ? どうして結城さんは俺にそんな姿を見せるんだっ!?)
明日奈の恥ずかしそうな顔、そして隠されていたはずのおっぱいの膨らみ。例えブラに覆われていたとしても、その柔らかさが極上である事を疑いようもない彼女のおっぱい。
それを見て省吾が耐えられるわけがない。
省吾は彼女のおっぱいから視線を外す事も出来ず――、ズボンの中でチンポを痛いほど勃起させるのだった。
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その日の夜、省吾はベッドに寝そべりながら明日奈の事を思い出していた。
昨日のスカート捲り、そして今日のブラウスの隙間からのチラ見せ。
思い出しただけで省吾のチンポは硬く反り返り始めた。
「分からん。考えても分からん。授業が終われば桐ヶ谷と仲良くしてるのに、どうして結城さんは俺にあんな事を……」
省吾の頭の中で様々な事が思い浮かぶ。実は桐ヶ谷に結城さんが調教されている? それとも誰かに脅されてやっているのか?
「そんな風には見えないんだよなぁ。第一、あの閃光のアスナがおとなしく調教されたり脅迫される訳が無い。間違いなく返り討ちにされるはず」
ベッドの上でバタバタしながら、そう断定する省吾。
「あの閃光のアスナの下着を見れたのは嬉しいけど、動機が不明過ぎる。まさか彼女自身が変態だから? 違うだろうなぁ……。うがぁぁ、考えれば考えるほど分からねぇっ」
考えながらも、明日奈のエッチな姿が浮かんでしまって頭から離れない省吾は、勃起してトランクスからはみ出した巨大な砲を握りしめた。
昨日今日と、頭の中を明日奈のエッチな姿で埋め尽くされ過敏になった省吾のチンポは、一発抜かないと治まらなくなっていた。
「はぁはぁ、結城さん。俺に下着を見せるなら、チンポも挿れさせろよ」
閃光のアスナの下着姿を妄想し、チンポを擦ってオナニーの快感に身を任せていく。
妄想の中の省吾が組み伏せた閃光のアスナを貫いていく。
「俺のチンポはでかいだろう? 桐ヶ谷のチンポとどっちが良いんだ? お前のオマンコの奥までチンポが届いてるのが分かるか? このまま子宮に精液を注いでやるからな!」
妄想の中でチンポを突き刺されたアスナが、イヤイヤ言いながらも快感に喘いでいる。
「うっ、あっ――くぅっ」
省吾は妄想の中でアスナに容赦無く中出しをした。
中出しされて都合良く省吾と一緒に絶頂する妄想の中のアスナが、リアルの明日奈と重なっていく。
「はぁはぁ、くぅ……、本物のアスナとセックスしたい……」
昨日、そして今日とエスカレートしていった彼女の行為。
そんな事が起きるわけがないと思いながらも、省吾は彼女への期待をどうしても抑えられないのだった。
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更に続いて翌日。
クラスメイトの朗読する声が響く教室の中で、教室の最後尾の窓際に座る省吾は前を向きながら誰にも気付かれないように、右隣の席に座る明日奈をこっそりと見ていた。
亜麻色の長い髪をサイドで編んだ彼女は、昨日一昨日と省吾に下着を見せたとは思えないほど真面目に授業を受けている。
(この真面目な姿を見ていると、昨日と一昨日のあれが俺の妄想の産物と言われても否定出来ない気がするな……)
省吾は自分の頭がデスゲームでおかしくなったのかと疑った。
実は全部妄想で、もし口に出したら病院送りにされてしまうんじゃないかと考えてしまう省吾。
だが、明日奈の事が気になってしまう省吾は、彼女をこっそり見る事を止められなかった。
何度も見ている内に、とうとう明日奈と省吾の視線が交差する。
(あっ……)
まずいと思って省吾はパッと目を逸らした。
そして再びこっそりと視線を送ると、明日奈の方も省吾にチラチラと視線を送っていた。
再び視線が重なり合うと彼女の顔がゆっくりと朱に染まり始めた。
そんな表情を見せる彼女に、省吾の期待が高まっていく。
昨日、一昨日と、彼女がした行為を思い出して、省吾の胸が激しく鼓動を打ち鳴らす。
明日奈から目を離せなくなってしまった省吾。
すると彼女の手が不自然に動き始めた。躊躇うように時折止まりながら胸元に向かって手が伸びていく。
省吾の視線がその手の動きに惑わされるように追いかけていく。
(ま、まさか今日も……)
ゴクリ……、省吾の喉が音を鳴らす。
彼女の細い指が昨日と同じようにブラウスのボタンにかかる。
そしてボタンが静かに外される。
耳たぶまで赤くしてしまった彼女の横顔は、昨日以上に恥ずかしがっているようだ。
省吾もそんな彼女を見て、興奮して赤くなっていく。
ボタンを外した部分を、彼女の指がブラウスの生地を浮かせてその奥を露わにしていく。
少しずつ、少しずつ覗ける範囲が増えていく。柔らかそうなおっぱい、続いて柔らかそうなおっぱい。
(ブ、ブラはまだかっ。ど、どこまで生おっぱいが続くんだっ!)
そして奥も極まったところで、ようやく黒いブラがその姿を現した。
それはおっぱいの谷間を大胆に露わにし、乳首ギリギリまでカットされたアダルトな黒いブラ。
良い所のお嬢さんであり、美少女の明日奈がそんな大胆な下着を身に着けている事に、省吾のチンポがあっさりと勃起させられていく。
その状態で明日奈は机の上でノートに何かを書くフリを始めた。
3日連続で彼女が見せるエッチな姿に、省吾は鼻の奥にツンと鉄の匂いを感じた。
そんな彼女に省吾は視線を送らずにはいられない。
ブラウスの下のなめらかな肌。省吾は柔らかそうなおっぱいを触りたくてたまらなくなってしまっていた。
制服の上からでは分からなかった明日奈の意外と大きなおっぱいが、省吾の脳みそを熱く揺さぶってくる。
(結城さんはもしかして露出狂なんだろうか? いやいや、これまで彼女はそんな素振りを見せた事はない)
そして再びチラッと省吾を見てきた明日奈の視線が重なり合った。潤んだ瞳が彼女の感じている恥ずかしさを省吾に伝えている。
その彼女の手が再び不自然に動き始めた。
机の上のノートを見ているように顔を伏せ、チラチラと何度も省吾に視線を送りながら、ブラウスの隙間に指先を入れていった。
(ん? ここから何をする気なんだ?)
省吾には彼女が何をしようとしているのか全く思い浮かばない。
それでも妙に興奮してしまっている省吾は彼女から目が離せない――。
明日奈の指が生のおっぱいの上を通り過ぎて奥に進んでいき、その指先が黒いブラに到達し――、そしてブラの下へと指先を潜り込ませた。
ブラの下に潜り込んだ彼女の指が黒いブラをずらし始める。
もともと乳首ギリギリで隠していたブラがずらされてしまえば、どうなってしまうのか分かるだろう。
(まっ、まぢで? これって夢じゃないよな?)
省吾の頭の中が、期待と興奮で何も考えられずに真っ白になっていく。
柔らかそうなおっぱいの頂点、彼女の秘められたおっぱいの先端がブラがずらされた事によって露わになっていく。
それはまさしく明日奈の乳首。小指の先程の大きさの綺麗な桜色の乳首が、事もあろうに授業中の教室の中で省吾の目に晒されたのだ。
(ゆゅ、結城さんの乳首がががっ! 教室で乳首まで見せるなんてっ、いったい何を考えているのっ!)
ブラウスの隙間から垣間見える桜色の乳首。ツンと尖っているのは明日奈が欲情しているからだろうか。
省吾は明日奈の強烈な露出行為に思わず鼻を押さえた。
それでも、必死に眼球を明日奈の胸元に向け、誰にもバレないように乳首を覗き込む省吾がいた。
明日奈は彼がブラウスの隙間に視線を向けているのを感じていた。
乳首を見られている――彼女はその恥ずかしさに悶えてしまいそうだった。
その明日奈がノートに書くフリを始めた。
いや、今度は書くフリではなかった。傍目にも分かるほど震えている手がノートの上で静かに動いて、何かを書き込んでいく。
そして書き終えた彼女がノートを小さく破って丸め、その紙片をそっと省吾の机の上に投げた。
(んっ? これは何だ……)
さり気なく紙片を確保する省吾。
明日奈の乳首を見ていたいが、彼女から送られた紙片に目を通さずにはいられなかった。
手中にした丸まった紙片を静かに広げながら隣を見ると、残念な事に彼女は乱れた胸元を元に戻し始めていた。
明日奈のリップで光る唇が小さく開き、その間から漏れる吐息が省吾には聞こえた気がした。
そして、省吾の手の中でこっそりと広げられた紙片にはこう書かれていた。
――今日の放課後、北校舎の使われていない第二美術室で待ってます。
その文字に省吾はドクンッとチンポを震わせた。
(まぢ? 北校舎って放課後だと人が居なくなる場所だぞ。そんな所に俺を呼び出す? これは、きっ、期待していいのかっ?)
あの閃光のアスナがそんな場所に男を呼び出す。もしかしてと省吾の期待が高まってしまうのは当然だった。
授業中に起きたエッチな出来事。
スカートめくり、ブラチラ、そして今日は乳首まで見せた彼女のエッチな姿。
(これで、何かの罠とか罰ゲームだったら俺は泣いてしまう自信があるぞ)
隣の席のクラスメイト。それ以上の接点がなかった彼女が、何故自分にエッチな姿を見せたのか?
不思議に思いつつも省吾に行かないという選択肢はなかった。
もう一度隣にこっそりと視線を向ければ――。
明日奈が恥ずかしそうに唇の端を軽く上げてはにかみ、省吾にチラッと視線を送っていたのだった。
作品タイトルを悩んで「明日奈テンプテーション!」に。
のんびりと書いていきます。