連休の最終日。
帰省ラッシュの影響で人が溢れた駅のホーム。時間通りに到着した電車に待っていた人々が流れ込んでいく。
その中に腕を組んだ一組の若いカップルが居た。
省吾と明日奈の二人である。
二人は連休の最終日の今日、珍しく外に出て買い物に出掛けていた。知り合いに会わないようにわざわざ電車で遠出してまで。
休みの間、毎日エッチしていた二人が買い物に出た理由は、省吾の住むマンションのリビング部分があまりにも殺風景だったからである。
もともと省吾は一人暮らしが許された3年間をその状態で過ごすつもりだったが、明日奈が毎日訪ねて来るようになって、その殺風景すぎる空間の見た目を少し変えたくなってしまった。
なにしろ彼女が手料理を作ってくれるのだ。ある程度の生活感が欲しくなっても仕方がないだろう。
そんなわけで今日はソファーやテーブル、部屋に飾る観葉植物などを購入していた。
今はその買い物の帰りである。
「今日は人が多いね」
「連休も今日で終わりだからかなぁ?」
電車に乗る前は腕を組んでいた二人だったが、満員となった電車ではそうもいかない。
省吾は腕に当たっていた明日奈のおっぱいの柔らかさが惜しかったが、彼女を上手く誘導し壁際に追い込んだ。いや違う、彼女が痴漢されないように気を付けただけだ。
彼女の正面は壁、その背後を自分の身体できっちり覆い隠す。痴漢避けとして明日奈を庇う立ち位置をしっかりとキープして省吾は安堵した。
そんな省吾の身体を背中に感じ、守ってくれているんだと嬉しく思った明日奈は彼に背中を預けて話しかけた。
「省吾君大丈夫?」
「俺は大丈夫。明日奈こそ狭くて苦しくない?」
「んっ……私は大丈夫だよ」
ギュウギュウ詰めの中で小声で話す二人。流石にこの満員電車の中で人に聞こえるほど大きな声を出す気はなかった。
しかしそこには一つの誤算があった。
(やんっ……省吾君の息が耳にかかって……)
明日奈は妖しい快感にゾクリと身体を震わせた。
ただ耳に息がかかっただけなら、彼女もここまで反応しなかっただろう。
だが、省吾が背後に居るというのがまずかった。そして彼に背中を預けて身を委ねてしまっていたのが追い打ちをかけていた。
そう、明日奈の身体は雌犬としてマウントされて、可愛がられていると錯覚してしまっていた。
(ぁっ、だめっ、こんなところで――)
可愛がってもらえると勘違いした乳首が服の下でぷっくりと硬く尖り始める。
理性で抑えることの出来ない淫らな身体。こんな場所でエッチに反応してしまっている恥ずかしさに明日奈は身体を震わせ、せめて誰にも気が付かれないようにと顔を伏せて隠した。
そして省吾の方も。
――ガタンゴトン。
電車が発車して揺れ始めると、それが明日奈のお尻の揺れへと変わり、密着している股間の気持ち良さにチンポがムクリと頭を起こし始めた。
(やべっ、明日奈のお尻が……)
省吾は獣である。好きな女の子のお尻に股間を擦られたら、勃起してしまうのも当然。
(ちょっ――これはまずいだろっ)
焦った省吾は股間を離そうとしたが、そこは満員電車。離すどころか背後はギュウギュウ詰めで離すことが出来ない。
(えっ? うそ……省吾君だめだよ……電車の中なのに……)
たとえ二人がどう思おうと、若い獣のチンポは理性では鎮まらない。
電車の揺れとともにお尻で擦られて完全に勃起してしまったチンポが、居場所を求めて明日奈のお尻の割れ目にピッタリとはまり込んだ。
(はうっ――気持ちいいっ)
省吾は明日奈のお尻に挟まれたチンポの気持ち良さに、腰を振ってしまいそうな自分を必死に抑え込む。
(くっそ……明日奈のお尻に擦れてたまらんっ。やべぇ、やりたくなってきた……)
しかしここは電車の中、自分の部屋ではない公共の場。どれだけ欲情しても二人がセックスしていい場所ではない。
省吾は意識を逸らすために、そして彼女に勃起してしまったことを謝っておこうと思った。
満員電車の中、もう彼女のお尻にハマってしまったチンポが萎えないと確信したからだ。
省吾は明日奈の耳元に唇を寄せて小さな声で囁いた。それが明日奈にとってどう感じるのかも気が付かずにだ。
「あ~明日奈。ごめん、ちょっと身動きが取れない」
再び、耳にかかった彼の吐息に、明日奈はビクッと身体を震わせた。
「んっ……き、気にしなくても……良いよ……」
明日奈はその囁きに感じてしまっていた。彼のおチンチンがこのまま中に入ってきそうな感覚に、身体が反応して濡れ始めている。
人混みの中で感じてしまっている自分がとても恥ずかしかった。
何度も感じた彼の身体の熱さ、お尻に当たるおチンチンの硬さ。
(あぅ……省吾君とエッチしたいよ……)
しかし、知り合いに見られないようにわざわざ遠出した二人の電車に乗っている時間は長い。
ここから二人はどうなってしまうのか? はてさて。
・
・
・
――ガタンゴトン。
揺れる電車の中で省吾に守ってもらっていたはずの明日奈は、痴漢にその豊かな胸を揉まれて恥ずかしさに身を震わせていた。
服装も良くなかった。春の暖かさに着ている物は春物のセーターの下に、スカートの中に入れないタイプのキャミソールだけ。
痴漢の指先が服の上から乳首をいやらしく撫でてくる。
その指先が与えてくる快感に、雌犬のスイッチが入ってしまっている明日奈は必死になって声を抑えて耐えていた。
明日奈は今まで、痴漢されたことは一度もなかった。もし痴漢されても直ぐに止めさせる自信もあった。
だけど、痴漢に触られることがこんなに恥ずかしいとは思わなかった。
ましてや、それを止めることも出来ないなんて思いもしなかった。
セーターの上からおっぱいを揉んでいた痴漢の手が、お腹の方へ伸びていく。
(や、やめて……お願い……)
声にならない明日奈の抵抗。
そんな彼女を嘲るように、痴漢の手は容赦なくセーターの下、そしてキャミの下へと滑り込んできた。
(いやぁ……)
そこに子宮が有る事を知っているかのように、おへその下の素肌を男の手がゆっくりと押さえるように撫で回す。
その手の動きに呼応するように、明日奈の意志に反して子宮が痴漢のチンポを求めて熱くなり始めた。
明日奈の感じている恥ずかしさが天井知らずに極まっていく。
満員電車の中、人がたくさんいる状態で痴漢におっぱいを揉まれ、今度は服の中に手を入れられてしまっている。
その手が何を目的にしているのか。上へ行くのか下へ行くのか?
(いや、いや、もう許して)
だが、その手は更に彼女を辱めようと動き始めた。
素肌の上を痴漢の手が下へと撫で下りていく。流石に明日奈もスカートの中に手を入れられるのは許容できない。
下手すればスカートが脱げてしまう。明日奈は痴漢の手を先回りして、自分の大事な場所を手で抑えた。
すると痴漢の手が、じゃぁこっちにしようと上へと登り始めた。それを明日奈は止める事が出来ない。
大事な場所のガードをやめれば、もしかしたらまた痴漢の手がスカートの中へ向かうかもしれない。
痴漢の手が素肌を上っていくのを、明日奈は羞恥に震えながら受け入れるしかなかった。
おへそを越え、みぞおちを越えて、ブラに到達した痴漢の手が、スライムが獲物を包むように明日奈のおっぱいを掴んだ。
「あっ……」
明日奈の春物のセーターの胸の部分に、痴漢の手の形がくっきりと浮かび上がる。
顔を伏せている彼女の視界の中で、揉まれているおっぱいがいやらしく形を変えていく。
しかし、抵抗もできない明日奈という獲物を前にして、痴漢がそれだけで許すはずもない。
ブラの縁に掛けられた痴漢の指先が、乳首を露わにする為に生地をずらしていく。
(そんな……)
服の下で明日奈の敏感な乳首が露わにされて空気と触れ合う。
(いやぁ……)
痴漢の手が自分の乳首を好き勝手に弄ぼうとしている。そう感じて明日奈は羞恥の涙を浮かべた。
だが彼女はどんなに恥ずかしくても痴漢の手を止めるという選択肢を選ぶことはできない。
そう、明日奈は雌犬なのだから。
その雌犬の乳首がキュッと摘ままれ――。
「んぅっ――」
乳首から脳へ、そして子宮へと電撃のように走る快感に、明日奈はくもぐった喘ぎ声を漏らした。
(いやぁ、声が出ちゃうっ。やめて、お願い、許してっ――)
そう思っても声に出すことが出来ない。満員電車の中で痴漢されて感じてしまっているのを誰にも知られたくない。
明日奈は痴漢の指先に、剥き出しの乳首を転がされる気持ち良さに必死に声を抑えた。
「んっ、んっ」
それでも漏れてしまう小さな喘ぎ声。明日奈にとって幸いなのは、電車の音が意外と大きくて、そのエッチな喘ぎ声を誰にも聞かれなかったことだろう。
だが、痴漢の手は大胆におっぱいを揉んで乳首をコリコリとこすってくる。
満員電車の中での淫らな行為。
明日奈は乳首を弄ばれて気持ちよくなりながら、お尻にあたっている痴漢のチンポの硬さに反応して、お腹の奥からエッチな液が溢れ出すのを感じるのだった。
・
・
・
――ガタンゴトン。
彼女が降りる駅はまだまだ遠い。そして痴漢の手は一瞬たりともおっぱいから離れてはいなかった。
明日奈は周りに人が居る状況で乳首を弄ばれ続け、痴漢の手が送ってくる快感に蕩けさせられてしまっていた。
(もうだめ……気持いい……。痴漢されて感じちゃってるよぅ……)
この痴漢は、自分がどんな風に乳首を触られると感じてしまうのかを知っている。
指先に乳首を弾かれるだけで、頭がおかしくなりそうなほど感じてしまう。
明日奈のお尻が無意識に痴漢の硬いチンポへ押し付けながら揺れる。その大きなチンポをくださいと強請るように。
明日奈は初めての痴漢に屈してしまった。
揺れる電車の中、沢山の人がいるのに痴漢に感じさせられてしまう恥ずかしさ。
理性が痴漢に抵抗してやめさせようと諭してくる。それなのに明日奈は何もかも痴漢に委ねてしまうのが気持ち良くてたまらなかった。
時折、周囲の声にビクッと震えながら、明日奈は快感に高められていく。
(あっ、やっ、うそっ――私、イっちゃう――)
「あ、あっ、んぅぅっ!」
明日奈は満員電車の中で、密かに身体をブルリと震わせ、とうとう痴漢に絶頂させられてしまう。
(あっ、あっ、イッちゃった。こんな場所で――イっちゃった――)
他人が傍に居るのにイかされる恥ずかしさ。
これが初めてではない。明日奈は図書室でクラスメイトが傍に居るのに、おチンチンを咥えたままイッたことがある。
だけど今回は前回以上の恥ずかしさを明日奈は感じていた。それもそうだろう、この満員電車の中は何十人も人が乗っている。
そんな中で明日奈は痴漢にイかされてしまったのだ。しかも乳首だけでイかされてしまった。
(私の身体……淫乱になっちゃったの……? そんなのは……だめ……だよ……あっ、また……もうイッたから許して……んぅっ)
イッたのに止まらない痴漢の指先に、明日奈はきっと降りる駅に着くまでずっと痴漢され続けるんだと思った。
どれだけ恥ずかしくてもきっとこの痴漢はおっぱいを弄び続ける。快感に蕩けた頭の中で、彼女はそれを理解せざるを得なかった。
そんな彼女が痴漢に全く抵抗していない理由はもちろんある。
明日奈が必死に声を抑えているのを良いことに、おっぱいを密かに弄び続けている痴漢が省吾だからだ。
でなければ、あの閃光のアスナが痴漢ごときに好き勝手にされるわけもない。
しかし、痴漢から明日奈を守ろうとしていた優しい省吾はどこへ行ってしまったのか?
ただ一つ、明日奈が心に決めたことがある。それは――。
(後で絶対に――お仕置きするんだからっ!)
流石に痴漢行為は雌犬となった明日奈でも、恥ずかしすぎてお仕置きが必要だと感じたようだ。
チートも無いのに省吾はやりすぎだった模様――なむぅ。
明日奈、初めての痴漢でした!
痴漢が省吾だと匂わせつつも、最後までそれをはっきり書かなかったことで、明日奈が本当に痴漢にあっているみたいに書いたつもりのお話。
最初から最後まで痴漢プレイしているのは省吾です。
挿入までしてみたかったけど、チート無しの主人公には無理でした。
感想、投票評価、お気に入りを有難うございます。
累計ランキング10位以内にいつの間にやら入っていてビックリ。
まぁ、間違いなく明日奈の人気のおかげなんですけどね。
ちなみにこれを書き終わった後、明日奈の痴漢物の小説が無いか探したのは内緒です。