電車の降車口から乗客たちが溢れるように降りていく。
その中に彼氏の腕を抱き締めてぴったりと寄り添う一組のカップルの姿があった。
電車の中でエロエロな痴漢プレイを楽しんだ省吾と明日奈の二人である。
省吾は勃起したままのチンポを手に持った荷物で上手に隠し、明日奈は頬を赤く染めておっぱいの間に省吾の腕を抱き締めてくっついている。
(やべぇ……チンポが鎮まらん。これじゃまともに歩けねえ)
(うぅ、省吾君のばかぁ……)
電車の中でエッチなことを楽しんだ罰が、二人を辛い状態に落とし込んでいた。
省吾のチンポはでかいが故に、勃起してしまえば隠すのも大変。明日奈に片方の腕をガッシリと抱き締められていて尚更歩きにくそうにしている。
そして明日奈は演技をしている。周りの人の目を引かないように、ただの仲のいいカップルだと思われるように。
(お願い、誰も気付かないで……)
明日奈は、とある部分を隠すために省吾の腕をしっかり抱き締めている。そこは絶対に誰にも見られたくない、知られたくない恥ずかしい部分。
今、自分がどれだけ恥ずかしい思いをしているのか。明日奈は彼にお仕置きと一緒に文句も言わなきゃと思った。なにしろ――。
――春物セーターの胸の頂点に、乳首ポッチがくっきりと浮かんでしまっているのだから。
(ブラをずらしたままなんてヒドイっ。省吾君のばかっ、変態っ。省吾君以外には見られたくないのに、触るだけ触ってそのままなんて……こんなの……恥ずかしすぎるよ……)
そう、明日奈は電車を降りるギリギリまで省吾におっぱいを痴漢され続け、その結果ブラを直すことも出来ずに電車を降りる羽目になっていた。
ノーブラで外出した経験も無い。そんな明日奈が初めて経験する乳首ポッチというプチ露出。
その破廉恥極まりない乳首ポッチをセーターに浮かせた彼女が歩いていればどうなるのか?
「んっ……、ぁっ……」
(はぁはぁ……んっ……ち、乳首が擦れて感じちゃう……)
電車の中で散々に弄ばれイかされるほど敏感になってしまった乳首が彼女を苛む。
歩いているが故の僅かな服の擦れ。たったそれだけなのに、その部分を意識すればするほど余計に気持ち良く感じてしまう。
明日奈は乳首が気持ち良くてエッチな声が出そうになるのを下唇を噛んで耐えた。
周囲の視線が気になって仕方がない。周りの人にエッチになった乳首を見られているような気がしてしまう。その気持ちに反応したのか、セーターの下で乳首が痛いほど硬くなっていく。
どれほど恥ずかしくてもこんな場所でブラを直せるはずもなく、明日奈は羞恥に身を焦がしながら顔を伏せて歩くしかなかった。
(んっ……、だ、誰にも見られてないよね? ちゃんと隠せてるよね?)
もしも誰かにこんなエッチな自分を見られたら? 知られてしまったら? そう思うと胸がきゅっと締め付けられる。
それなのに……恥ずかしくてたまらないのに――。
(省吾君の腕で乳首が擦れて……気持ちいい……あっ……んっ……)
確実にエロ街道を歩み続けている明日奈がいた。
省吾とエッチしてからの彼女は、これまで知らなかった快感を一つずつ覚え始めている。
だが、時と場所というものがある。明日奈は理性を振り絞って、省吾に小さな声でお願いをした。
「省吾君、お手洗いに行こ?」
「あぁ。うん、そうだね。行こうか」
「うん……」
彼氏の腕を抱き締めて甘えながら小声で何かを言っている女の子。周囲の嫉妬を集めかねないほどの親密さを見せる省吾と明日奈。
そんな二人を周囲の人々が足早に追い越していく。
お手洗いまでの長い、長い道のり。
エッチな二人は他の人の倍ぐらいの時間を掛けて、ようやくお手洗いへと辿り着くのだった。
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人混みの中、さり気なく(明日奈自身にとって)省吾の腕に抱きついてお手洗いまでやって来た明日奈は足早に個室に入りこんだ。
(まさか電車の中であんなエッチなことされるなんて思ってなかったよ……)
電車を降りるギリギリまで彼に触られ続けたおっぱいと乳首。
明日奈はお手洗いに入るまで気が気ではなかった。なにしろ、セーターに乳首ポッチが浮かんでいたのをここまで直すことができなかったのだから。
周りに沢山の人が居る中でセーターに乳首ポッチを浮かせたまま歩く恥ずかしさ。
何十人、いや、百人以上の人々とすれ違いながら、明日奈はここに辿り着くまで前を見ることも出来ずに省吾に縋り付いて歩いてきた。
感じてしまって、エッチな声を少し漏らしながら。
(誰にも見られなかったよね? もうっ、省吾君やりすぎ。絶対にお仕置きするんだから)
駅のお手洗いの個室とは言え、ようやく安心できる場所に着いて明日奈は緊張を解いた。
視界には閉じて鍵を掛けたお手洗いのドア、そして胸には……くっきりと浮かび上がる二つの乳首のポッチ。
自分がどれだけ恥ずかしい姿をしていたのか改めて目にして、電車の中では大丈夫だったのかなとちょっとだけ不安になった。
(でも……気持ち良かった……。ちっ、違うっ。やだっ、あぅぅ……)
明日奈は顔から火が吹き出そうなほどの激しい羞恥を感じ両手で顔を覆って隠した。
暗くなった視界に、電車の中で省吾にされていたエッチな行為が浮かび上がっていく。
よりにもよって満員電車の中であんなエッチな事を許してしまった自分。たくさんの人が居る中で、おっぱいと乳首を弄ばれてイかされてしまった自分。
(だめっ、こんな事を考えてたらおかしくなっちゃう――)
明日奈は頭をブンブンと振ってエッチな考えを頭から振り払った。
そして「よしっ」と気合を入れて、顔を覆っていた両手を下ろしておもむろに服の中に入れると、ずれて役に立っていなかったブラを元に戻し始めた。
そんな明日奈だったが、真っ赤に紅潮した顔で熱い吐息を漏らしていたりする。全くもってエッチな考えを振り払ったようにはとても見えなかった。
(あそこも拭いておかないと……)
明日奈はバッグの中からウェットティッシュを取り出した。
それを一旦棚に置いてから、スカートの中に手を入れてスルスルと大事な場所を覆うショーツを膝の下まで下ろしていく。
そして便座に腰を下ろすと、スカートを捲り上げておずおずと脚を広げていった。
(あぅ……こんなに濡れてる……)
クロッチ部分がびっしょりと濡れて色が濃ゆくなっているショーツ。そしてテラテラと濡れて広がっている卑猥な桜色の割れ目。
それは省吾に痴漢されて気持ち良くなってしまった証明。
明日奈はあんなに恥ずかしい思いをさせるなんてヒドイと思いつつも、それを受け入れて気持ち良くなっていた自分が恨めしかった。
(綺麗に拭かないと……)
そう思い、腫れ物を扱うように大事な場所をウェットティッシュで拭き始める。
「んっ……」
綺麗にする行為に、明日奈は脳が痺れるような気持ち良さを感じてエッチな喘ぎ声を漏らした。
もちろん一度拭いたぐらいでベチョベチョのオマンコが綺麗になるはずもないわけで。
「んっ……んっ……はぁはぁ……んっ」
(やだ……拭いてるだけなのに感じちゃう……んっ)
連休の間、省吾と毎日セックスをして感度が上がってしまっている大事な場所。
そこに桜色のクリトリスが勃起して存在を強く主張していた。
潤んだ瞳がクリトリスをじーっと見詰めて揺れ動く。
「はぁはぁ……」
明日奈は無意識に半開きになった唇を舌でぺろりと舐め、指先をゆっくりとクリトリスへと近づけていく。
彼女は自覚していない。自分が今、何をしようとしているのかを。
そしてフルフルと人差し指を震わせながらクリトリスを――。
「あんっ!」
クリトリスから送られてきた快感に小さな喘ぎ声を漏らし、その声にハッとして明日奈は慌てて口元を押さえた。
(うぅぅ……)
自分がした事に気が付いて、明日奈は羞恥の涙で瞳を潤ませる。
彼にどんどんエッチにさせられていく自分の身体。それを証明するように、桜色のクリトリスが充血してぷっくりと膨らんでいる。
火照った身体が快感を求めてブルっと震える。
それを抑えるようと明日奈は自分の身体を掻き抱いた。
「んぅ……」
潤んだ瞳にしっとりと濡れて半開きになった色っぽい唇。ほんのりと赤く染まった耳に掛かる、ほつれて乱れた亜麻色の髪。
柔らかなおっぱいは腕に押さえられて艶かしく形が歪み、生の太ももの奥では大事な場所が淫猥な蜜を垂らしている。
そこには高校生とは思えないほどの濃密な色気を漂わせた明日奈が居た。
(省吾君……)
彼女の今の姿を、もし男が目にしたらそれだけでチンポが勃起してしまうだろう。女性が見ても頬を染めて見惚れるに違いない。
(省吾君、省吾君……)
明日奈は心の中で何度も省吾の名を呼んだ。
もう彼女は自分が何を求めているのか理解していた。
電車の中で彼のおチンチンがお尻に当たった時から、ずっと、ずっと彼とセックスしたいと、彼のおチンチンが欲しくてたまらなくなってしまっている事を。
(省吾君のおチンチンが欲しいよ……)
もはや明日奈の頭の中には、省吾をお仕置きをしようという考えは残っていなかった。
省吾に痴漢されて乳首でイかされても、あの子宮口を抉じ開けて精液を注いでくる快感には到底及ばない。
彼のおチンチンを挿れてもらわなければ、きっとこの身体は満たされない。そう明日奈は思った。
――早く帰って彼に可愛がってもらおう。
それからの明日奈の行動は早かった。
火照った身体を誤魔化しながら乱れた服装を整え一つ深呼吸をし、そして誰にもエッチな気持ちを知られないように普通の女の子の演技をして、待っているだろう省吾と合流するためにお手洗いの個室から出るのだった。
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省吾はお手洗いから出た後、明日奈が出てくるのを壁に寄りかかって待っていた。
お笑い芸人の不細工な顔を思い出して、無理やり股間を鎮めたのは秘密である。
「お待たせ、省吾君」
省吾は声がした方へ顔を向けた。
そこにはしっかりと身だしなみを整えたいつもの明日奈の姿。そのはずなのに――。
(な、なんか、めっちゃ色っぽいんだが……)
お手洗いに入る前は恥ずかしそうにしていた彼女が、至って普通にしているのにやたらと色っぽい雰囲気を放っていて、その妖しさに省吾は胸がドキッとした。
「どうしたの? どこか変かな?」
省吾に見詰められて、明日奈は焦ったように自分の胸元とスカートを確認した。もしもエッチな部分が残っていたりすると大変な事である。彼にエッチなところを見られるのは許せても、他人に見られたくはなかった。
「あ、いや、ごめん。なんか明日奈に見惚れちゃってさ」
「そっか。省吾君があんまり見るから、おかしいところでもあるのかと思った。ふふっ、そっか、見惚れてくれたんだね。嬉しいな」
唯でさえ発情していた明日奈は、好きな男が自分に見惚れてくれて嬉しく感じ胸がキュンとした。ついでに子宮もキュンとした。
そして明日奈は心の望むままに、省吾へと腕を絡めておっぱいを押し付けた。
まったくエロい女の子である。
二人共、人目につかないようにわざわざ遠出して買い物した事をすっかりと忘れてしまっているようだ。
「んじゃ帰ろうか。荷物もあるし、ちょっと贅沢だけどタクシーを使おう」
「うんっ♪」
タクシーを使えば早く帰れる。明日奈の瞳の奥で情欲という名の炎が揺らめく。
(帰ったら省吾君、すぐにエッチしてくれるかな? きっとしてくれるよね。だって……私の胸を見てくれてるし――)
明日奈さん、本当にエロくなりすぎである。
ついでに言えば、省吾はこっそり見てるつもりだった。しっかりバレてしまっていたが。
女の子は結構、視線には敏感なのである。特に好きな男の視線には。
(くぅ……せっかく鎮めたチンポがやべぇ――)
どうやら明日奈の魅力に省吾もタジタジの模様。まぁ、頑張って帰りやがれこの野郎。
リアルはもうすぐクリスマス。
物語はまだ五月の連休。
何という季節感の乖離。